13 / 13
13
しおりを挟む
(志麻視点)
教室を開けると、
そこには誰もいなかった。
窓の外を見るともう日が沈みかかっていた。
ここが最後の教室なのに結季は一体どこに行ったんだ、まさk連れて行かれた?
探しながらスレンダーマンのことを思い出す。子供を連れさらう変態野郎で、運良く連れ去られなかった者は酷いトラウマを植え付けられて精神が崩壊する…。
本当に結季は、連れて行かれたのだろうか、…
反対側の扉を開けて廊下に出る。
?
扉を通る時微かに視界が歪んだ気がした。
なんだ?
後ろを振り返ると開けたはずの扉が閉まっている。
……
「ぁ、……ぅ」
扉の向こうから微かに何かの声が響いていた。
……結季!?
「…ぁ」
「結季!」
扉を力一杯開けようとする、が接着剤でくっついたかのように開かない
なんで開かないんだよ、クソ
「結季!無事でいてくれよ…」
さっきよりももっと力を入れて扉を引く。
ギギギギ、と鈍い音がして隙間ができる、咄嗟に手を入れ一気に扉をこじ開けたっ
「結季っ!!!」
いつも結季が座っている机に見える肌色を見て息を呑む
なんで、そんな格好をしているんだっ
ガタンっ
目の前の結季が視界から消える
立ちあがろうとして倒れ込んでしまったようだ。
「結季!!大丈夫か!?」
急いで教室の中に入り、結季のそばに駆け込む。
身体に外傷がないかどうかを確認しようと結季を見るとゆっくりと結季の顔がこちらに向いた。
白い顔が一層白くなる
「あ、ぁぁぁ、ゔっ」
ガタガタと身体が震え出し、顔を横に振っている。
なんだ?結季の様子がおかしい。段々と目が合わなくなり結季の目はキョロキョロと色んなところを見るかのように周り出す。
「結季!」
声をかけると結季の口から
「ヒュッ、」
と音がして痙攣していた身体がこちらに倒れ込んできた。
「結季…?おいっ、結季!」
肩を軽く揺さぶり声をかけるも反応しない結季を見て慌てる、青白い顔を見て嫌なことが思いつき急いで口元に耳を当てた。
スゥ………スゥ………
微かに息をする音が聞こえ最悪の状況ではないことに少しだけ落ち着く、が、倒れていることには変わりなく。
俺は急いで結季にジャージを着せて職員室へと走った。
その後結季は救急車に運ばれて行った。
身体に特に異常はないらしく、唯一おかしなところと言えば足の付け根にタコのような吸盤の音がベッタリとあること。
しかし、結季は3日間目覚めなかった。
教室を開けると、
そこには誰もいなかった。
窓の外を見るともう日が沈みかかっていた。
ここが最後の教室なのに結季は一体どこに行ったんだ、まさk連れて行かれた?
探しながらスレンダーマンのことを思い出す。子供を連れさらう変態野郎で、運良く連れ去られなかった者は酷いトラウマを植え付けられて精神が崩壊する…。
本当に結季は、連れて行かれたのだろうか、…
反対側の扉を開けて廊下に出る。
?
扉を通る時微かに視界が歪んだ気がした。
なんだ?
後ろを振り返ると開けたはずの扉が閉まっている。
……
「ぁ、……ぅ」
扉の向こうから微かに何かの声が響いていた。
……結季!?
「…ぁ」
「結季!」
扉を力一杯開けようとする、が接着剤でくっついたかのように開かない
なんで開かないんだよ、クソ
「結季!無事でいてくれよ…」
さっきよりももっと力を入れて扉を引く。
ギギギギ、と鈍い音がして隙間ができる、咄嗟に手を入れ一気に扉をこじ開けたっ
「結季っ!!!」
いつも結季が座っている机に見える肌色を見て息を呑む
なんで、そんな格好をしているんだっ
ガタンっ
目の前の結季が視界から消える
立ちあがろうとして倒れ込んでしまったようだ。
「結季!!大丈夫か!?」
急いで教室の中に入り、結季のそばに駆け込む。
身体に外傷がないかどうかを確認しようと結季を見るとゆっくりと結季の顔がこちらに向いた。
白い顔が一層白くなる
「あ、ぁぁぁ、ゔっ」
ガタガタと身体が震え出し、顔を横に振っている。
なんだ?結季の様子がおかしい。段々と目が合わなくなり結季の目はキョロキョロと色んなところを見るかのように周り出す。
「結季!」
声をかけると結季の口から
「ヒュッ、」
と音がして痙攣していた身体がこちらに倒れ込んできた。
「結季…?おいっ、結季!」
肩を軽く揺さぶり声をかけるも反応しない結季を見て慌てる、青白い顔を見て嫌なことが思いつき急いで口元に耳を当てた。
スゥ………スゥ………
微かに息をする音が聞こえ最悪の状況ではないことに少しだけ落ち着く、が、倒れていることには変わりなく。
俺は急いで結季にジャージを着せて職員室へと走った。
その後結季は救急車に運ばれて行った。
身体に特に異常はないらしく、唯一おかしなところと言えば足の付け根にタコのような吸盤の音がベッタリとあること。
しかし、結季は3日間目覚めなかった。
15
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる