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招かざるお客様。
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コンコンコン。
来客を告げる音がし、はいはーい、と小走りに玄関へと向かったリリアは、勢いよく開けた扉を、勢いよく閉めた。
いや、閉めたつもりだったが、閉めるより先にするりと滑り込んだ人物がいた。
「いやあ、探しましたよ、カロリーナさん! 突然いなくなっちゃうんですもん。カロリーナさんに限ってと思いつつも心配したんですよー」
おじゃましまーす、なんて言いながら勝手に上がり込もうとする元同僚に、慌てて待ったをかける。
「ちょ、何勝手に上がろうとしてんのよ! というか、なんでここが…!?」
「だからー探したって言ったじゃないですかー。もう人海戦術ですよー。仲間内はもちろん使い魔やら魔物達まで総動員です」
それでも10年も見つからなかったんですから、正直諦めかけてたんですけどねー、と続ける来訪者に諦めてくれたらよかったのに、と内心毒づきながら改めて来訪者に向き直った。これだけは、これだけは言っておかないといけない。
「私が元勇者だって事は、旦那も子どもも知らないから! ぜーーーーーーったい言うなよ? 内緒にすると約束するなら、入れてやる」
「イエス、サー!」
わかってるんだかわかってないんだかよくわからない適当な返事を返してきた来訪者はさっさと家の中に上がり込んだ。リリアも慌てて後を追う。
「ママ、このおじちゃん誰?」
突然入って来た見知らぬ男性に子どもは驚いて母親を見た。
「おじちゃんじゃないですよーお兄さんですよー、こんにちわー」
「あ、あのね! ママが昔一緒に働いてた人なんだー。ちょっとママこのおじちゃんとお話あるから、いい子で遊んで待っててねー?」
「はーい!」
こどものおもちゃとおやつや飲み物、ついでに自分と招かざる客の分の飲み物を手早く用意し、おやつここ置いとくねー、子どもに声をかけると、来訪者を促し客間へと足を向けた。
来客を告げる音がし、はいはーい、と小走りに玄関へと向かったリリアは、勢いよく開けた扉を、勢いよく閉めた。
いや、閉めたつもりだったが、閉めるより先にするりと滑り込んだ人物がいた。
「いやあ、探しましたよ、カロリーナさん! 突然いなくなっちゃうんですもん。カロリーナさんに限ってと思いつつも心配したんですよー」
おじゃましまーす、なんて言いながら勝手に上がり込もうとする元同僚に、慌てて待ったをかける。
「ちょ、何勝手に上がろうとしてんのよ! というか、なんでここが…!?」
「だからー探したって言ったじゃないですかー。もう人海戦術ですよー。仲間内はもちろん使い魔やら魔物達まで総動員です」
それでも10年も見つからなかったんですから、正直諦めかけてたんですけどねー、と続ける来訪者に諦めてくれたらよかったのに、と内心毒づきながら改めて来訪者に向き直った。これだけは、これだけは言っておかないといけない。
「私が元勇者だって事は、旦那も子どもも知らないから! ぜーーーーーーったい言うなよ? 内緒にすると約束するなら、入れてやる」
「イエス、サー!」
わかってるんだかわかってないんだかよくわからない適当な返事を返してきた来訪者はさっさと家の中に上がり込んだ。リリアも慌てて後を追う。
「ママ、このおじちゃん誰?」
突然入って来た見知らぬ男性に子どもは驚いて母親を見た。
「おじちゃんじゃないですよーお兄さんですよー、こんにちわー」
「あ、あのね! ママが昔一緒に働いてた人なんだー。ちょっとママこのおじちゃんとお話あるから、いい子で遊んで待っててねー?」
「はーい!」
こどものおもちゃとおやつや飲み物、ついでに自分と招かざる客の分の飲み物を手早く用意し、おやつここ置いとくねー、子どもに声をかけると、来訪者を促し客間へと足を向けた。
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