15 / 84
第15話~え?嫌な気配?~
しおりを挟む
元人間の変なアライグマ改め翼と一緒に旅をする事になった俺だが、1つ問題がある。
どこに行けばいいかわからない…
土地勘もないし場所もわからない…川沿いを進んでいるが全く見当たらない。
どうしよう、このままでは本当に野宿確定だ。
正直野宿はまだいい、問題は寝てる間に魔物に襲われる事だ。
この辺りはたいした魔物がいないとは言っても安全とは言い切れない。
寝てる間にやられましたなんて洒落にならない。
そんなことを俺が頭の中で考えている時にこのアライグマは俺の右肩に乗っかり欠伸をしながら寝ていやがる、
思いっきりぶん投げてやろうかこいつと何度も思っては抑えてを繰り返し歩いていた。
「なあ、翼お前さっきから人の肩で寝てるけど自分で歩けよ」
「んぁ?何でやねん?こんな丁度いい場所があるのにどうして歩かなあかんねん?」
「丁度いいって…乗っかられてる方の身にもなれよ」
「別にええやんけ!それに歩くと肩もこるし寧ろ揉んでほしいわ!それに肩に動物が乗っかってるなんてアニメの主人公みたいやろ?」
アニメの主人公って…
うん、こいつは絶対にいつかどこかに捨てよう
そう静かに心から誓った。
そもそもアライグマが肩こるのかよ!いや、厳密には魔物だけどさ…
そんなやり取りをしながら翼と話しながら歩いていたが翼はアニメや漫画、読書をするのが趣味で小説というより文献とか歴史を調べるのが好きだったらしい、
仕事で色々な人間や話しをするから知識は持っていた方がいいと思って色々調べてたらしい。
確かに翼の話しは聞いていて興味があるし面白くて惹かれる所があるが、アライグマが話してるって言うシュールさが何とも言えないが。
そうやって話しながら進んでいったが結局街は見つからないまま、日が沈んでしまいこれ以上進むのは危険なので結局野宿をすることになった。
とりあえず焚き火をしなくちゃいけないが薪は歩きながら少しずつ拾ってアイテムボックスに収納していたから問題ない。
こういう時にアイテムボックスがあると非常にありがたい。
因みに万が一用に武器用の木も拾ってあるがそれでもちょっと固めの頼りなさそうな木ではあるが…出ないことを祈るしかない。
師匠は持っていたが翼は持っていなかったのは魔物の身体だからだろうか?そこはよくわからない。とりあえず薪用の木と火打ち石を出し火をつけた。
この火打ち石はこの国(ケルン王国)に向かうまでの間の野営地で師匠に絡んできた人達から奪った…もとい、いただいた物資の中に入っていた。師匠が俺のアイテムボックスに入れておけと言った物の中にあったのだが、ここで役に立つなんて師匠には感謝だな。他にもポーションとか簡単な食料もありもしかしたら師匠は最初から渡そうと思ってたのかな?いや…まさかね、
時間がかかってしまったが火も何とかついた。元の世界ならライターやマッチで簡単に出来るがこの世界にそんなのはないから文明の利器というのは有り難いものだと改めて感じたし、夜になると冷えるから火があるのは暖まるし落ち着く。
次は飯にしようと思うが食べるのはこの世界ではポピュラーな携帯食の干し肉だが元いた世界に似ているジャーキーとは違いシンプルに塩漬けで硬い。
そのまま喰う事も出来るがスープやお湯に入れて少し柔らかくしてから喰うのがこの世界では普通らしい。
俺も噛みきれないので湯の中に入れて柔らかくしながら食べた。シンプルな味だが身体も暖まりそこそこ満足だ。
隣にいる翼は顎が強いのかそのまま食べている。
一応腹も膨れて俺たちは横になりながらこれからの事を話していた。
「とりあえずこのまま川沿いに進んでみようと思うけど翼はどう思う?」
「それでええんちゃう?下手に進路を変えるよりかは川沿いを進んだ方がまだ可能性はあるやろ」
「だよな。ところでお前一応魔物でアライグマなんだから遠くの声や音が聞こえないのか?」
「んな無茶言うなや!今まで人間やったんやぞ、そこからすぐに耳がよくなるわけないやんけ!聞こえてもこの辺りの音や気配がなんとなく聞こえる位や!」
「なんとなくかよ、聞こえたら人がいるとか分かるし、街の場所とかもわかると思ったのに、これで実は魔物が近づいてましたってなっても気づかずにやられちゃうじゃないか」
「そんな事言うても出来んもんはしゃあないやろ。後なアライグマは犬よりも聞こえる音は低いから犬みたいに期待しても無駄やで?」
「え?そうなのか?ってか何でそんなことまで知ってるんだよ?」
「そんなん、相手と話す時何の話で盛り上がるかわからんやろ?覚えてても損はないわ」
「まぁ確かにそうだけどな、じゃああまり期待はしない方がいいって事か。一応聞くけど今周りに何かいるとかないよな?」
「さっきも言うたやろ?なんとなくしか聞こえへんって。それにこの辺りはヤバそうな気配はないってお前が言うとっ、た…や、ろ…」
話してた翼が急に黙った
「?翼どうしたん…」
「うるさい!」
静かな声でそれでもはっきり聞こえるように近くの森の方を見つめながら翼が喋った
「何か来るで」
「!何かって何だ?」
「それは分からん!せやけどなんとなくしか感じない俺が感じるほどの嫌な気配やで!明らかにヤバそうなやつや!」
翼がそう言うので俺はアイテムボックスから武器用に用意してた木の棒を持つ。
正直こんなんで戦えるかは分からないけど無いよりマシだし、最悪逃げるしかない。
翼も気配を感じる森の方をずっと見ている。
俺も森の方を見ていたが、その気配の正体が森の方から静かに出てきた。
それは暗い森の中から赤い不気味な2つの光が見えてきた。
だがその光は1つ2つと増えていき、月明かりの光でその全体像が見えてきた。
それは全身が黒い毛並みに覆われた狼…いや狼のような魔物だった。
その数は10体以上いたが全ての目が俺達を見つめていた。
これはまずい。逃げるしかないと考えたが俺はあのファングベアの時のように恐怖で足が震えて動けなかった…。
どこに行けばいいかわからない…
土地勘もないし場所もわからない…川沿いを進んでいるが全く見当たらない。
どうしよう、このままでは本当に野宿確定だ。
正直野宿はまだいい、問題は寝てる間に魔物に襲われる事だ。
この辺りはたいした魔物がいないとは言っても安全とは言い切れない。
寝てる間にやられましたなんて洒落にならない。
そんなことを俺が頭の中で考えている時にこのアライグマは俺の右肩に乗っかり欠伸をしながら寝ていやがる、
思いっきりぶん投げてやろうかこいつと何度も思っては抑えてを繰り返し歩いていた。
「なあ、翼お前さっきから人の肩で寝てるけど自分で歩けよ」
「んぁ?何でやねん?こんな丁度いい場所があるのにどうして歩かなあかんねん?」
「丁度いいって…乗っかられてる方の身にもなれよ」
「別にええやんけ!それに歩くと肩もこるし寧ろ揉んでほしいわ!それに肩に動物が乗っかってるなんてアニメの主人公みたいやろ?」
アニメの主人公って…
うん、こいつは絶対にいつかどこかに捨てよう
そう静かに心から誓った。
そもそもアライグマが肩こるのかよ!いや、厳密には魔物だけどさ…
そんなやり取りをしながら翼と話しながら歩いていたが翼はアニメや漫画、読書をするのが趣味で小説というより文献とか歴史を調べるのが好きだったらしい、
仕事で色々な人間や話しをするから知識は持っていた方がいいと思って色々調べてたらしい。
確かに翼の話しは聞いていて興味があるし面白くて惹かれる所があるが、アライグマが話してるって言うシュールさが何とも言えないが。
そうやって話しながら進んでいったが結局街は見つからないまま、日が沈んでしまいこれ以上進むのは危険なので結局野宿をすることになった。
とりあえず焚き火をしなくちゃいけないが薪は歩きながら少しずつ拾ってアイテムボックスに収納していたから問題ない。
こういう時にアイテムボックスがあると非常にありがたい。
因みに万が一用に武器用の木も拾ってあるがそれでもちょっと固めの頼りなさそうな木ではあるが…出ないことを祈るしかない。
師匠は持っていたが翼は持っていなかったのは魔物の身体だからだろうか?そこはよくわからない。とりあえず薪用の木と火打ち石を出し火をつけた。
この火打ち石はこの国(ケルン王国)に向かうまでの間の野営地で師匠に絡んできた人達から奪った…もとい、いただいた物資の中に入っていた。師匠が俺のアイテムボックスに入れておけと言った物の中にあったのだが、ここで役に立つなんて師匠には感謝だな。他にもポーションとか簡単な食料もありもしかしたら師匠は最初から渡そうと思ってたのかな?いや…まさかね、
時間がかかってしまったが火も何とかついた。元の世界ならライターやマッチで簡単に出来るがこの世界にそんなのはないから文明の利器というのは有り難いものだと改めて感じたし、夜になると冷えるから火があるのは暖まるし落ち着く。
次は飯にしようと思うが食べるのはこの世界ではポピュラーな携帯食の干し肉だが元いた世界に似ているジャーキーとは違いシンプルに塩漬けで硬い。
そのまま喰う事も出来るがスープやお湯に入れて少し柔らかくしてから喰うのがこの世界では普通らしい。
俺も噛みきれないので湯の中に入れて柔らかくしながら食べた。シンプルな味だが身体も暖まりそこそこ満足だ。
隣にいる翼は顎が強いのかそのまま食べている。
一応腹も膨れて俺たちは横になりながらこれからの事を話していた。
「とりあえずこのまま川沿いに進んでみようと思うけど翼はどう思う?」
「それでええんちゃう?下手に進路を変えるよりかは川沿いを進んだ方がまだ可能性はあるやろ」
「だよな。ところでお前一応魔物でアライグマなんだから遠くの声や音が聞こえないのか?」
「んな無茶言うなや!今まで人間やったんやぞ、そこからすぐに耳がよくなるわけないやんけ!聞こえてもこの辺りの音や気配がなんとなく聞こえる位や!」
「なんとなくかよ、聞こえたら人がいるとか分かるし、街の場所とかもわかると思ったのに、これで実は魔物が近づいてましたってなっても気づかずにやられちゃうじゃないか」
「そんな事言うても出来んもんはしゃあないやろ。後なアライグマは犬よりも聞こえる音は低いから犬みたいに期待しても無駄やで?」
「え?そうなのか?ってか何でそんなことまで知ってるんだよ?」
「そんなん、相手と話す時何の話で盛り上がるかわからんやろ?覚えてても損はないわ」
「まぁ確かにそうだけどな、じゃああまり期待はしない方がいいって事か。一応聞くけど今周りに何かいるとかないよな?」
「さっきも言うたやろ?なんとなくしか聞こえへんって。それにこの辺りはヤバそうな気配はないってお前が言うとっ、た…や、ろ…」
話してた翼が急に黙った
「?翼どうしたん…」
「うるさい!」
静かな声でそれでもはっきり聞こえるように近くの森の方を見つめながら翼が喋った
「何か来るで」
「!何かって何だ?」
「それは分からん!せやけどなんとなくしか感じない俺が感じるほどの嫌な気配やで!明らかにヤバそうなやつや!」
翼がそう言うので俺はアイテムボックスから武器用に用意してた木の棒を持つ。
正直こんなんで戦えるかは分からないけど無いよりマシだし、最悪逃げるしかない。
翼も気配を感じる森の方をずっと見ている。
俺も森の方を見ていたが、その気配の正体が森の方から静かに出てきた。
それは暗い森の中から赤い不気味な2つの光が見えてきた。
だがその光は1つ2つと増えていき、月明かりの光でその全体像が見えてきた。
それは全身が黒い毛並みに覆われた狼…いや狼のような魔物だった。
その数は10体以上いたが全ての目が俺達を見つめていた。
これはまずい。逃げるしかないと考えたが俺はあのファングベアの時のように恐怖で足が震えて動けなかった…。
0
あなたにおすすめの小説
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』
宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる