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第8章 七魔将軍 ナント編〜後悔を背負って〜
第五十話 アグハード大森林の大調査、困惑迷宮の屋敷を探せ!
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ショウ達は新たに停泊した都市を出て2週間歩いたところで、
「とうとう足を踏み入れるんだな。」
「あぁ、『アグハード大森林』か~」
「必ず行方不明となるという大森林。しかし…」
「通らんと勇者共のいる人間線に行けん。」
「行くしかない。引き返す気もないしな。」
とショウ達は行く気満々だった。しかし、
「怖いよ~薄気味悪くて、気持ち悪い~行きたくない~」
とソレイユは凄く行きたくなさそうにしていた。それをブレイは、
「はぁ~いい歳のおばさんが、縮こまって怖がるなんてね。ただただ気持ち悪いだけだよ。」
とソレイユを挑発した。ソレイユは、
「誰がおばさんだって…」
とゆっくりと立ち上がり、
「私はまだ202歳よ!『妖獣族』じゃ、まだまだ若いほうよ!」
と全身を炎で包み込み、怒りの形相でブレイに言った。
「おぉ、こっわ!早く行きましょうか。」
とアグハード大森林へと入って行った。ソレイユは、
「待て!腐った脳みそを燃えカスにしてやる!」
と追いかけて行った。
「やれやれじゃ、はぐれるんじゃない!」
「今ばらばらになるのは良くないよ!」
とアルキとレンカもブレイとソレイユを追って「アグハード大森林」に足を踏み入れた。ショウ達は、
「僕らも行くよ、今離れるのは面倒ですからね。」
「仕方ないな、急いで追うか。」
「はぁ~『いい歳の…』って言うなら、喧嘩すんなよ。ザギル・オーツじゃねぇんだからよ~」
「おいメルト!今のはどういう意味だ?」
「まぁまぁ、早く追おうよ。」
と言いながら、ショウ達も「アグハード大森林」へと足を踏み入れた。その前にショウは、ある違和感に気付き、
「魔眼 覚醒」
と周囲を見渡した。すると、
『4つの足跡…それに森林の奥から不気味な魔力いや…霊気が微量だけど発せられている。これは…』
と少し考えて、
「時空の主導者:ストップ」
とザギル達を止めた。そして、
「固有スキル:影使い ドッペルゲンガー」
と自身の影武者を置いて、魔力の発せられている方角へと走って行った。
ショウが走り去った頃に、ザギル達は再び歩き始めた。ザギルが「魔眼」を駆使して、レンカ達の魔力や氣を追っていた。
「全くしんどい作業だな。」
「この方角であってんのか?」
「オーツは、黙ってろ。『魔眼』は集中力がかなり必要なんだよ。だから黙ってろ。」
「そうだよ~今の頼りはザギル君だけなんだから。黙ってなきゃね。」
と呑気に話していた。オーツは、ショウ(ドッペルゲンガー)を見て、
「大体、ショウも『魔眼』使えば早くないか?」
と言った。ザギルは、
「それこそ愚策だ。ショウの『魔眼』は、強力で確かに早く合流出来るだろうが、その反動も大きいんだ。」
と言った。ザギルはオーツの方を見て、
「だから、この程度のことで使う必要なんてない。ショウは、『戦闘する時にだけ』使ってもらえれば問題ないだろ。」
と真っ直ぐな目で言った。オーツは、
「そうだな。」
とだけ言って、その後は黙っていた。
ザギル達が歩いてしばらくすると、
「囲まれたな。」
「霧のせいで気配が感じづらいとはいえ、こうなる迄気付かなかったとはな。まだまだ未熟だな。」
「まぁとにかく、すぐに終わらせよ。ザギル君は、少し休んでて良いよ。」
「ふざけるな、俺も闘う。目のコリを治すには適度な運動に限る。」
と言ってザギル達が構えた。しかし、
「火玉の流星群」
「サンダースネーク」
と魔法で周囲の敵を倒した。そして、
「大丈夫か?」
「お、お、おおけけ怪我は、あ、ありませんか?って…あれ?」
と聞いたことのある声が聞こえた。ザギルは、
「久しぶりじゃないか。ボークンにテンクウ」
とボークンとテンクウに言った。ボークンは、
「久しぶりだな、旅は今のところ順調のようだな。」
と感情を全く出すことなく言った。テンクウは、
「レンカ先生は、元気ですか?」
とザギルに聞いた。ザギルは、
「今ははぐれているが、相変わらず元気だよ。」
と答えた。
「やはりか…」
「やはり?なにか知ってんのか?」
「あぁ、俺達はここの調査をしに来たんだ。その途中で、シランとヨナギ先生とはぐれてしまってな。」
「そうだったーー!ど~しよ~」
とレンカはとてもでかい声で叫んだ。ボークンはショウを見て、
「それで、お前達は何で『ドッペルゲンガー』と行動しているんだ?」
と言った。ザギル達は、
「えっ…今なんて言った。」
「ドッペルゲンガーって…言ったのか?」
「嘘だろ?」
と凄く驚いていた。するとショウ(ドッペルゲンガー)は、姿を消していった。ザギル達は、
「「「「ショウ」様はどこ行ったんだよーーー!」」」
と叫んだ。
一方ブレイ達はと言うと、ブレイとソレイユはアルキからのゲンコツをくらい、
「貴様らは、若造共に飽きられては元とはいえ『七魔将軍』の名が泣くぞ!」
「「はい…すみませんでした…」」
と説教を受けて、身体を小さくしていた。レンカは、
「まぁまぁ、もうその辺で…」
とアルキを止めようとしたが、
「何か言ったか?レンカ?」
とただでさえ怖い顔をさらにしかめて、怒りの形相でレンカに言った。レンカは、
「な、何でもありません、アルキさん」
とブレイとソレイユ同様に縮こまっていった。するとアルキ達は、
「客が来たようだな。」
「え…あぁ~数は少ないけどかなりの手練れだね。」
「それが20か~悪くないかな。」
「ストレスは発散だね~」
と言って戦闘態勢に入った。
「「「「ぐぅ~~」」」」
「こい!返り討ちにしてくれるは!」
「「「「ガァ!!」」」」
とアルキ達に襲い掛かった。しかし、
「神速・エンチャント」
ととんでもない速度で、敵を一瞬で全滅させた。そして、
「な~んで、レンカ達がいんだよ~」
と頭を掻きながら気怠そうに言い、レンカ達に近付いた。
「久しぶりじゃねぇか~レンカ。元気にしてっか~」
「ヨナギ君、何でここにいるの?」
「それはこっちのセリフだ。何でいんだよ?勇者共の復讐の旅は?」
「それは途中だよ。」
「あ~そ」
とヨナギは普段と変わらない様子でレンカと話していた。ヨナギは、
「それより、ここは危険だぞ。人間線目指すんなら、下山してぐるっと一周して目指せ。多分1日位しか差はねぇから。さっさと下山しろ~」
と頭を掻きながら言った。レンカは、
「ヨナギ君こそ、なんでいるの?」
と質問をし返した。ヨナギは、
「調査だよ。」
「調査?」
「といっても、俺主導ではなくて『生徒主導』だけどな~」
と答えた。アルキは、
「生徒主導?生徒にそんな事させていいのか?命の危険を考えてないのか?」
とヨナギは言われた。ヨナギは、
「『イマージ』では、高校2年から簡単な任務をこなしてもらい始める。立派な魔導士に育てる為にな。だからさせてんだよ。」
と怖気ずに言った。そして、
「でも、今はハグレているから探してる。その途中で、レンカ達を見つけたんだ。」
と言った。レンカ達は、
「「「はぁ~~!なに呑気にしてんだよ!」」」
と一斉に言われた。しかしヨナギは、
「心配するな、あいつ等なら平気だからよ。1体を除いてな。」
と冷静に言った。
「へ、平気って…自分の生徒でしょ。」
「あぁ、けどあいつ等に渡している『コンタクトホン』で位置情報は俺にはわかる。危険ならすぐ様行ける。」
「それでも…それに1体を除いてって言ってなかった?」
「あぁ、シランの位置だけが、何故かわからなくなった。」
「えぇ!シラン君が!」
と我が生徒のピンチを聞いて、レンカは凄く焦っていた。ヨナギは、
「あぁ…勝手に突っ走って行きやがったからな。ったく、あれほど『はぐれんな』って強く言っておいたんだがな~」
と頭を掻きながら言った。するとレンカは、
「早く探しに行こ!すぐに行こう!今行こう!さぁー急いで!」
とアルキ達を置いて行く勢いで走って行った。ヨナギは、
「レンカ、ちょっと待て。」
と冷静な声で言った。するとレンカは、急ブレーキをかけてUターンして、
「ん~!早く~!」
とヨナギに言った。ヨナギは、
「まずは、ボークンとテンクウと合流してからだ。じゃないと、余計ハグレる奴が増えるだろうが。」
とレンカに釘をさした。レンカは、やっと落ち着いたようで、
「確かにそうだね。ごめんね、ヨナギ君」
「気にするな、気持ちはわかる。だが、焦るのは良くない。」
「うん、それでどうすればいいかな?」
「まずは、『コンタクトホン』を使って、ボークンとテンクウと合流する。『コンタクトホン、ボークンとテンクウの位置を教えろ。』」
と唱えると、スクリーンが投影され、赤く光る点が発生した。
「そう遠い場所じゃねぇな。すぐ合流するぞ。」
「急ごう!急ごう!」
「焦んなって言っただろ~」
と言いながら、レンカに言いながらボークンの下へと歩いて行った。
そしてボークンとテンクウと合流すると、
「お主等もいたのか?」
「あぁ、とにかく無事で良かった…と言いたいところだが…」
「どうした?」
「いや…実はな…」
とショウが消えてしまった事を話した。
「はぁ?」
「ナントがいたにも関わらず、まんまとやられたというのか!」
「それよりも、ショウ様は一体どこに行ったんでしょうか?」
とザギル達の話を聞いていたヨナギは、
「もしかしたら、『困惑迷宮の屋敷:デッドループ』に踏み込んだかもしれないな。」
と言った。ザギルは、
「何だ、それは?」
とヨナギに聞いた。ヨナギは、
「アグハード大森林にある立入禁止区域にある屋敷だ。そこを調査した冒険者達が、行方不明になっていてる。それも『全て』屋敷に入ってからだ。だから、俺達が調査に来たんだ。」
『他にも要因はありそうだが…これは、こいつ等に言うべきことじゃないな。』
とザギル達に言った。レンカは、
「だとしたら、シラン君達が『受ける依頼』としては高過ぎるでしょ!」
とヨナギの胸ぐらを掴んで、怒鳴りつけた。ヨナギは、
「知ってるよ。だが、これは『都市指名の依頼』だから断れなかったんだよ。」
と静かな怒りの形相で言った。
「で、でも…」
「だから、俺がいるんだよ。本来は『シラン達3体でやるのが前提』だったんだが、俺が進言して同行者としてついて来てるんだよ。勿論、危険なら俺だけで終わらせる予定だ。」
「ん…ヨナギ君らしくて、安心した。」
「あっそ…」
とヨナギとレンカの話が終わると、
「それでシランは?」
「そうだ、ショウを探しに行くぞ。」
「とりあえず、困惑…迷宮?とかに行ってみようぜ!」
とザギル達がショウとシランを探しに行こうとしていた。ヨナギは、
「わかってるよ。そんじゃ、行くとするか~それと、もうハグレんじゃねぇぞ~」
と言いながら歩き始めた。
その頃ショウは、「困惑迷宮の屋敷:デッドループ」の入口前にいた。
「ここか…ん?」
ショウは扉に1と書かれていた。そこから少し考えて、
「そうか…なら丁度いいか。」
と屋敷の中に足を踏み入れた。すると外で書かれていた数字が0に変わり、結界が張られた。
ショウが足を踏み入れると、
「いや~な気配が凄くする。」
とショウは警戒しながら歩いていた。すると、
「グァァァ!」
と後ろから矛を持ったオークに攻撃を仕掛けられた。ショウはそれを避けて、
「ぐぁぁぁぁ!!」
「ちょっと寝ていて下さい。」
「ぐっ……」
とみぞおちを狙って、オークを気絶させた。ショウは、再度歩き始めた。しかし、オークに足を掴まれた。オークは目を赤くして、途轍もない力で掴まれていた。
「なんて馬鹿力ですか。」
「グゥゥゥ!!」
「嫌だけど…殺るしかないか!」
と腹をくくり、オークの命を取ろうとした。すると、
「火の妖術:第四式 火盧渡」
とオークにのみ火が周り、
「ぐっ……ぐぁぁぁ!」
とオークは床で転がり回ってる間に、
「早く逃げるぞ!」
と言われ、それに反応してショウは走って逃げた。
「全く、相変わらず優しいね。ショウ」
「久しぶりですね、シラン君」
「あぁ、それよりなんでここに居るんだよ。ここは危険だ。早く出た方が良い。」
「そうしたいのは、山々なんだけど…結界が張られているから。脱出するには、あの結界の主を倒すしかない。」
「なるほど、なら一緒にたおしますか!」
とシランは腕を鳴らして言った。ショウは、
「もちろんだ。」
とシランと共に屋敷の中を探索し始めた。
「とうとう足を踏み入れるんだな。」
「あぁ、『アグハード大森林』か~」
「必ず行方不明となるという大森林。しかし…」
「通らんと勇者共のいる人間線に行けん。」
「行くしかない。引き返す気もないしな。」
とショウ達は行く気満々だった。しかし、
「怖いよ~薄気味悪くて、気持ち悪い~行きたくない~」
とソレイユは凄く行きたくなさそうにしていた。それをブレイは、
「はぁ~いい歳のおばさんが、縮こまって怖がるなんてね。ただただ気持ち悪いだけだよ。」
とソレイユを挑発した。ソレイユは、
「誰がおばさんだって…」
とゆっくりと立ち上がり、
「私はまだ202歳よ!『妖獣族』じゃ、まだまだ若いほうよ!」
と全身を炎で包み込み、怒りの形相でブレイに言った。
「おぉ、こっわ!早く行きましょうか。」
とアグハード大森林へと入って行った。ソレイユは、
「待て!腐った脳みそを燃えカスにしてやる!」
と追いかけて行った。
「やれやれじゃ、はぐれるんじゃない!」
「今ばらばらになるのは良くないよ!」
とアルキとレンカもブレイとソレイユを追って「アグハード大森林」に足を踏み入れた。ショウ達は、
「僕らも行くよ、今離れるのは面倒ですからね。」
「仕方ないな、急いで追うか。」
「はぁ~『いい歳の…』って言うなら、喧嘩すんなよ。ザギル・オーツじゃねぇんだからよ~」
「おいメルト!今のはどういう意味だ?」
「まぁまぁ、早く追おうよ。」
と言いながら、ショウ達も「アグハード大森林」へと足を踏み入れた。その前にショウは、ある違和感に気付き、
「魔眼 覚醒」
と周囲を見渡した。すると、
『4つの足跡…それに森林の奥から不気味な魔力いや…霊気が微量だけど発せられている。これは…』
と少し考えて、
「時空の主導者:ストップ」
とザギル達を止めた。そして、
「固有スキル:影使い ドッペルゲンガー」
と自身の影武者を置いて、魔力の発せられている方角へと走って行った。
ショウが走り去った頃に、ザギル達は再び歩き始めた。ザギルが「魔眼」を駆使して、レンカ達の魔力や氣を追っていた。
「全くしんどい作業だな。」
「この方角であってんのか?」
「オーツは、黙ってろ。『魔眼』は集中力がかなり必要なんだよ。だから黙ってろ。」
「そうだよ~今の頼りはザギル君だけなんだから。黙ってなきゃね。」
と呑気に話していた。オーツは、ショウ(ドッペルゲンガー)を見て、
「大体、ショウも『魔眼』使えば早くないか?」
と言った。ザギルは、
「それこそ愚策だ。ショウの『魔眼』は、強力で確かに早く合流出来るだろうが、その反動も大きいんだ。」
と言った。ザギルはオーツの方を見て、
「だから、この程度のことで使う必要なんてない。ショウは、『戦闘する時にだけ』使ってもらえれば問題ないだろ。」
と真っ直ぐな目で言った。オーツは、
「そうだな。」
とだけ言って、その後は黙っていた。
ザギル達が歩いてしばらくすると、
「囲まれたな。」
「霧のせいで気配が感じづらいとはいえ、こうなる迄気付かなかったとはな。まだまだ未熟だな。」
「まぁとにかく、すぐに終わらせよ。ザギル君は、少し休んでて良いよ。」
「ふざけるな、俺も闘う。目のコリを治すには適度な運動に限る。」
と言ってザギル達が構えた。しかし、
「火玉の流星群」
「サンダースネーク」
と魔法で周囲の敵を倒した。そして、
「大丈夫か?」
「お、お、おおけけ怪我は、あ、ありませんか?って…あれ?」
と聞いたことのある声が聞こえた。ザギルは、
「久しぶりじゃないか。ボークンにテンクウ」
とボークンとテンクウに言った。ボークンは、
「久しぶりだな、旅は今のところ順調のようだな。」
と感情を全く出すことなく言った。テンクウは、
「レンカ先生は、元気ですか?」
とザギルに聞いた。ザギルは、
「今ははぐれているが、相変わらず元気だよ。」
と答えた。
「やはりか…」
「やはり?なにか知ってんのか?」
「あぁ、俺達はここの調査をしに来たんだ。その途中で、シランとヨナギ先生とはぐれてしまってな。」
「そうだったーー!ど~しよ~」
とレンカはとてもでかい声で叫んだ。ボークンはショウを見て、
「それで、お前達は何で『ドッペルゲンガー』と行動しているんだ?」
と言った。ザギル達は、
「えっ…今なんて言った。」
「ドッペルゲンガーって…言ったのか?」
「嘘だろ?」
と凄く驚いていた。するとショウ(ドッペルゲンガー)は、姿を消していった。ザギル達は、
「「「「ショウ」様はどこ行ったんだよーーー!」」」
と叫んだ。
一方ブレイ達はと言うと、ブレイとソレイユはアルキからのゲンコツをくらい、
「貴様らは、若造共に飽きられては元とはいえ『七魔将軍』の名が泣くぞ!」
「「はい…すみませんでした…」」
と説教を受けて、身体を小さくしていた。レンカは、
「まぁまぁ、もうその辺で…」
とアルキを止めようとしたが、
「何か言ったか?レンカ?」
とただでさえ怖い顔をさらにしかめて、怒りの形相でレンカに言った。レンカは、
「な、何でもありません、アルキさん」
とブレイとソレイユ同様に縮こまっていった。するとアルキ達は、
「客が来たようだな。」
「え…あぁ~数は少ないけどかなりの手練れだね。」
「それが20か~悪くないかな。」
「ストレスは発散だね~」
と言って戦闘態勢に入った。
「「「「ぐぅ~~」」」」
「こい!返り討ちにしてくれるは!」
「「「「ガァ!!」」」」
とアルキ達に襲い掛かった。しかし、
「神速・エンチャント」
ととんでもない速度で、敵を一瞬で全滅させた。そして、
「な~んで、レンカ達がいんだよ~」
と頭を掻きながら気怠そうに言い、レンカ達に近付いた。
「久しぶりじゃねぇか~レンカ。元気にしてっか~」
「ヨナギ君、何でここにいるの?」
「それはこっちのセリフだ。何でいんだよ?勇者共の復讐の旅は?」
「それは途中だよ。」
「あ~そ」
とヨナギは普段と変わらない様子でレンカと話していた。ヨナギは、
「それより、ここは危険だぞ。人間線目指すんなら、下山してぐるっと一周して目指せ。多分1日位しか差はねぇから。さっさと下山しろ~」
と頭を掻きながら言った。レンカは、
「ヨナギ君こそ、なんでいるの?」
と質問をし返した。ヨナギは、
「調査だよ。」
「調査?」
「といっても、俺主導ではなくて『生徒主導』だけどな~」
と答えた。アルキは、
「生徒主導?生徒にそんな事させていいのか?命の危険を考えてないのか?」
とヨナギは言われた。ヨナギは、
「『イマージ』では、高校2年から簡単な任務をこなしてもらい始める。立派な魔導士に育てる為にな。だからさせてんだよ。」
と怖気ずに言った。そして、
「でも、今はハグレているから探してる。その途中で、レンカ達を見つけたんだ。」
と言った。レンカ達は、
「「「はぁ~~!なに呑気にしてんだよ!」」」
と一斉に言われた。しかしヨナギは、
「心配するな、あいつ等なら平気だからよ。1体を除いてな。」
と冷静に言った。
「へ、平気って…自分の生徒でしょ。」
「あぁ、けどあいつ等に渡している『コンタクトホン』で位置情報は俺にはわかる。危険ならすぐ様行ける。」
「それでも…それに1体を除いてって言ってなかった?」
「あぁ、シランの位置だけが、何故かわからなくなった。」
「えぇ!シラン君が!」
と我が生徒のピンチを聞いて、レンカは凄く焦っていた。ヨナギは、
「あぁ…勝手に突っ走って行きやがったからな。ったく、あれほど『はぐれんな』って強く言っておいたんだがな~」
と頭を掻きながら言った。するとレンカは、
「早く探しに行こ!すぐに行こう!今行こう!さぁー急いで!」
とアルキ達を置いて行く勢いで走って行った。ヨナギは、
「レンカ、ちょっと待て。」
と冷静な声で言った。するとレンカは、急ブレーキをかけてUターンして、
「ん~!早く~!」
とヨナギに言った。ヨナギは、
「まずは、ボークンとテンクウと合流してからだ。じゃないと、余計ハグレる奴が増えるだろうが。」
とレンカに釘をさした。レンカは、やっと落ち着いたようで、
「確かにそうだね。ごめんね、ヨナギ君」
「気にするな、気持ちはわかる。だが、焦るのは良くない。」
「うん、それでどうすればいいかな?」
「まずは、『コンタクトホン』を使って、ボークンとテンクウと合流する。『コンタクトホン、ボークンとテンクウの位置を教えろ。』」
と唱えると、スクリーンが投影され、赤く光る点が発生した。
「そう遠い場所じゃねぇな。すぐ合流するぞ。」
「急ごう!急ごう!」
「焦んなって言っただろ~」
と言いながら、レンカに言いながらボークンの下へと歩いて行った。
そしてボークンとテンクウと合流すると、
「お主等もいたのか?」
「あぁ、とにかく無事で良かった…と言いたいところだが…」
「どうした?」
「いや…実はな…」
とショウが消えてしまった事を話した。
「はぁ?」
「ナントがいたにも関わらず、まんまとやられたというのか!」
「それよりも、ショウ様は一体どこに行ったんでしょうか?」
とザギル達の話を聞いていたヨナギは、
「もしかしたら、『困惑迷宮の屋敷:デッドループ』に踏み込んだかもしれないな。」
と言った。ザギルは、
「何だ、それは?」
とヨナギに聞いた。ヨナギは、
「アグハード大森林にある立入禁止区域にある屋敷だ。そこを調査した冒険者達が、行方不明になっていてる。それも『全て』屋敷に入ってからだ。だから、俺達が調査に来たんだ。」
『他にも要因はありそうだが…これは、こいつ等に言うべきことじゃないな。』
とザギル達に言った。レンカは、
「だとしたら、シラン君達が『受ける依頼』としては高過ぎるでしょ!」
とヨナギの胸ぐらを掴んで、怒鳴りつけた。ヨナギは、
「知ってるよ。だが、これは『都市指名の依頼』だから断れなかったんだよ。」
と静かな怒りの形相で言った。
「で、でも…」
「だから、俺がいるんだよ。本来は『シラン達3体でやるのが前提』だったんだが、俺が進言して同行者としてついて来てるんだよ。勿論、危険なら俺だけで終わらせる予定だ。」
「ん…ヨナギ君らしくて、安心した。」
「あっそ…」
とヨナギとレンカの話が終わると、
「それでシランは?」
「そうだ、ショウを探しに行くぞ。」
「とりあえず、困惑…迷宮?とかに行ってみようぜ!」
とザギル達がショウとシランを探しに行こうとしていた。ヨナギは、
「わかってるよ。そんじゃ、行くとするか~それと、もうハグレんじゃねぇぞ~」
と言いながら歩き始めた。
その頃ショウは、「困惑迷宮の屋敷:デッドループ」の入口前にいた。
「ここか…ん?」
ショウは扉に1と書かれていた。そこから少し考えて、
「そうか…なら丁度いいか。」
と屋敷の中に足を踏み入れた。すると外で書かれていた数字が0に変わり、結界が張られた。
ショウが足を踏み入れると、
「いや~な気配が凄くする。」
とショウは警戒しながら歩いていた。すると、
「グァァァ!」
と後ろから矛を持ったオークに攻撃を仕掛けられた。ショウはそれを避けて、
「ぐぁぁぁぁ!!」
「ちょっと寝ていて下さい。」
「ぐっ……」
とみぞおちを狙って、オークを気絶させた。ショウは、再度歩き始めた。しかし、オークに足を掴まれた。オークは目を赤くして、途轍もない力で掴まれていた。
「なんて馬鹿力ですか。」
「グゥゥゥ!!」
「嫌だけど…殺るしかないか!」
と腹をくくり、オークの命を取ろうとした。すると、
「火の妖術:第四式 火盧渡」
とオークにのみ火が周り、
「ぐっ……ぐぁぁぁ!」
とオークは床で転がり回ってる間に、
「早く逃げるぞ!」
と言われ、それに反応してショウは走って逃げた。
「全く、相変わらず優しいね。ショウ」
「久しぶりですね、シラン君」
「あぁ、それよりなんでここに居るんだよ。ここは危険だ。早く出た方が良い。」
「そうしたいのは、山々なんだけど…結界が張られているから。脱出するには、あの結界の主を倒すしかない。」
「なるほど、なら一緒にたおしますか!」
とシランは腕を鳴らして言った。ショウは、
「もちろんだ。」
とシランと共に屋敷の中を探索し始めた。
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