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第三章 デビュー編
第5話‐2 デビューライブ決定
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会場には多くの観客たちが集まっていた。
主神のための特別なVIP席に、アポロンとヘルメスは並んで着席していた。
「いや~、ラッキーだね!まさか、噂のあの美少年達がこのイベントの前座に出演するなんてね」
ヘルメスは半ば興奮気味にそうアポロンに話しかけた。
情報が早いヘルメスは事前にその情報を知り、すでにアポロンにも伝えていた。
「ふん、美少年は期待してないが、得体の知れない者たちをこんな格式高いステージに上げるとは…。しかも君の話によれば、地球の音楽が由来だそうじゃないか。地球の音楽など低俗で三流ばかりだというのに…耳が汚れるだけだ。まったく、天界では地球の文化の流用が流行り出しているそうだが嘆かわしいことだ」
嫌悪感を露わにして、アポロンはそう吐き捨てるように言った。
(あ~…彼は音楽には本当に厳しいからねぇ…)
「まあ、いい。どうせお遊戯レベルだと思うが、ただの前座だ。前座は無視でもいいだろう」
全く期待しない様子でアポロンはそう言い放った。
(やれやれ、相変わらずだなぁ……)
2人が雑談をしていた時、舞台裏では、美少年達がそっと観客席を覗いていた。
ヒュアキントスとアドニスは緊張した面持ちで互いに顔を見合わせた。
「うわあ~……、す、すごい観客数。こんなに広い会場に大勢の人が座ってるなんて」
「この前に出るのか…さすがに緊張するよな」
「う~、どうしよ、緊張するよぉ~!落ち着かないから僕、ちょっとその辺走ってくる!!」
「お前、今から踊るってのに走るの…?無駄な体力使うなよ。あ~、だったら最後に合わせる練習しようぜ」
仕方なさそうにアドニスは言った。
他の2人は、ガニュメデスはいつも通り冷静で、ナルキッソスはいつも通り鏡を見つめていた。
(あの2人は平常運転ですごいなぁ…)
アドニスとダンスの最終練習をしながらヒュアキントスは、ふと思ったことを口にした。
「このイベントには主神たちも観に来てる…。だったら、オリンポス12神である『あの方』も来てるかもしれないんだよね……」
「……そうだな。あの方も…来てるといいな」
「うん…」
「B-PROJECTの皆さん、そろそろステージに上がる準備をお願いしまーす!!」
スタッフの声が響き渡り、4人は覚悟を決めて立ち上がった。互いに見つめ合い、力強く頷き合った。
(いつも通り、全力でやるだけだよね!!)
そして彼らはステージへと上がっていったーーー
第6話に続く・・・
主神のための特別なVIP席に、アポロンとヘルメスは並んで着席していた。
「いや~、ラッキーだね!まさか、噂のあの美少年達がこのイベントの前座に出演するなんてね」
ヘルメスは半ば興奮気味にそうアポロンに話しかけた。
情報が早いヘルメスは事前にその情報を知り、すでにアポロンにも伝えていた。
「ふん、美少年は期待してないが、得体の知れない者たちをこんな格式高いステージに上げるとは…。しかも君の話によれば、地球の音楽が由来だそうじゃないか。地球の音楽など低俗で三流ばかりだというのに…耳が汚れるだけだ。まったく、天界では地球の文化の流用が流行り出しているそうだが嘆かわしいことだ」
嫌悪感を露わにして、アポロンはそう吐き捨てるように言った。
(あ~…彼は音楽には本当に厳しいからねぇ…)
「まあ、いい。どうせお遊戯レベルだと思うが、ただの前座だ。前座は無視でもいいだろう」
全く期待しない様子でアポロンはそう言い放った。
(やれやれ、相変わらずだなぁ……)
2人が雑談をしていた時、舞台裏では、美少年達がそっと観客席を覗いていた。
ヒュアキントスとアドニスは緊張した面持ちで互いに顔を見合わせた。
「うわあ~……、す、すごい観客数。こんなに広い会場に大勢の人が座ってるなんて」
「この前に出るのか…さすがに緊張するよな」
「う~、どうしよ、緊張するよぉ~!落ち着かないから僕、ちょっとその辺走ってくる!!」
「お前、今から踊るってのに走るの…?無駄な体力使うなよ。あ~、だったら最後に合わせる練習しようぜ」
仕方なさそうにアドニスは言った。
他の2人は、ガニュメデスはいつも通り冷静で、ナルキッソスはいつも通り鏡を見つめていた。
(あの2人は平常運転ですごいなぁ…)
アドニスとダンスの最終練習をしながらヒュアキントスは、ふと思ったことを口にした。
「このイベントには主神たちも観に来てる…。だったら、オリンポス12神である『あの方』も来てるかもしれないんだよね……」
「……そうだな。あの方も…来てるといいな」
「うん…」
「B-PROJECTの皆さん、そろそろステージに上がる準備をお願いしまーす!!」
スタッフの声が響き渡り、4人は覚悟を決めて立ち上がった。互いに見つめ合い、力強く頷き合った。
(いつも通り、全力でやるだけだよね!!)
そして彼らはステージへと上がっていったーーー
第6話に続く・・・
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