天界アイドル~ギリシャ神話の美少年達が天界でアイドルになったら~

B-pro@神話創作してます

文字の大きさ
211 / 295
第二十四章 ユニット対決開始編

第74話‐2 ユニット対決開始!

しおりを挟む
いよいよ、美少年達のユニット対決第一段である、ミニライブ対決の日がやってきた。

ドーム球場のような会場で開催され、観客の熱気と興奮に包まれていた。
デビューライブを行った会場に引けを取らない規模の大きさで、ここまで来たのかと感慨深い気持ちになるヒュアキントスだった。

だが、彼は緊張だけでなく、浮足立つ気持ちがあった。
なぜなら、ずっと会えずにいたアドニスとガニュメデスに会えるからだ。

さっそく彼らに会いに行こうと2人を探しに行く。
すると、廊下を歩くアドニスを見つけたので声をかけることにした。

「おーい、アドニス!」

無邪気に声をかけながら近づくと、振り返った彼と目が合った。
だがーーー

アドニスはすぐに目を反らし、そのまま通り過ぎて行った。


「……え……?」
予想外の反応に戸惑うヒュアキントスだったが、続けてガニュメデスにも声をかけた。
しかしこちらも同様で、目も合わせてもらえなかった。

2人とも明らかに様子がおかしいことに気付き、不安になるヒュアキントス。


(どうしたんだろう……?何か嫌われるようなことしちゃったのかな……?何も覚えがないんだけど…)

《アドニス!どうしたの?》
ヒュアキントスはテレパシーを使い、話しかけてみた。

だが、返事はない。



戸惑って立ち尽くしていたヒュアキントスに、背後から声がかけられた。

「ヒュアキントス。大丈夫か?」
振り返るとそこには、アポロンが立っていた。


「あ、あの……アポロン様……僕の仲間が、なんだか様子がおかしくて……」
「……。ああ、あの2人か。私も個別指導で会っているが…あの2人は急成長している。何か意識が変わったようだな」
「そ、そうですか……」

(ヒュアキントス…。君は確かに仲間想いで良い子だ。そして努力も怠っていない。だが…君には大きな弱点がある)
アポロンは内心そう思っていた。

(この対決は、君には試練になるかもしれない。だが、君の成長には必要な試練だ…)
心を鬼にして、敢えて見守ることに決めたアポロンだった。


「さあ、準備の時間だぞ。行っておいで」
「は、はい……!行ってきます」

ヒュアキントスは慌ててステージ裏に向かった。
その様子を見届けてから、アポロンは呟いた。

「頑張れよ、ヒュアキントス」


第75話に続く・・・
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...