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どうしたの?
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それから魔法の練習をアズたちと繰り返しながら、ある程度の防衛術と攻撃法を学んだ。
流石に人間相手に使うわけにはいかないのでエルたちとも話し合いギルドの依頼を兼ねて魔物退治をしつつ、狩りなどで練習していこうということになった。
「魔物狩りって冒険者っぽいですね」
「……そう?」
エルたちには日常茶飯事かもしれないが、縁からすればお伽話や映画の世界でしかみたことがないものばかりで、年甲斐もなくワクワクしてしまう。
「冒険者というか、勇者ですかね?大きなドラゴンとかいないんですか?」
「いるよ」
「ですよね。流石にそんなのいるわけ……いるんですか!?」
まさかのまさか。
本当にお伽話のような話しに驚き、ぜひ見てみたいと言えば笑顔で断られた。
「なんでですか!」
「バカなの?危ないからに決まってんじゃん!目が合ったが最後パックリいかれるがオチだよ」
「………」
それはダメだ。
是非とも見てみたいが、死を覚悟してまでの意欲はない。
しかし、伝説の生き物で男の子憧れであるドラゴンには会ってみたい。
「安全なドラゴンっていないんですか?」
「逆に安全なドラゴンってなんなのよ。そんなこと聞いてくるヤツ初めて見たわ」
呆れたように言うエルに自分でもおかしいことを言ったなという自覚はある。
「どらごん、なに?」
それまで側で話しを聞いていたアズが何のことかと首を傾げている。
「なに……そう言われれば何なんですかね?鳥?恐竜?」
「ドラゴンはドラゴンでしょ。こう…デッカい図体に羽が生えて……」
「あ、絵上手いですね」
分からないというアズに地面に絵を描き始めたエルだが、意外にも(失礼w)上手かった。
「ママみたい?」
「そうですね。是非とも見てみたいですが食べられるのはちょっと遠慮したいですねぇ」
「いや、ちょっとじゃないでしょ。全力で遠慮してよ!」
エルのツッコミに笑い返せば、もうオレ知らないとばかりにその場に寝っ転がってしまう。
「ドラゴンって倒せるんですか?」
「そりゃあね。でも、そんなの魔界でも一握りだよ。人間ならそれこそ勇者様とやらにしかできないんじゃない?」
「勇者って本当にいるんですね」
物語りの中でしか知らない勇者という存在に、本当にいるんだなと感心していればまたもやエルに呆れた顔をされてしまった。
「まぁ、機会があれば会えるでしょ」
「勇者に?」
会いたいの?と聞いてくるエルに首を振る。
「ドラゴンにですよ。危険は避けた方がいいとは思いますが、好奇心は捨てられませんからね。いつか会えたら、じっくり観察してみたいです」
どれだけの大きさで、どれだけ高く飛べるのか。
羽はどうなっているのか、皮膚はどれだけ固いのかなど是非とも見せてほしいものだ。
「アズもみたい」
「そうですね。安全そうなら一緒に見ましょう」
嬉しそうに頷くアズに縁も微笑むが、そんな2人にエルは頬を引きつらせていた。
「そういえばアズは昨日から随分甘えん坊ですね。何かありましたか?」
「ポワポワするの」
「ん?」
昨夜からくっついて中々離れようとしないアズに不思議ではあったが、その理由がポワポワとはこれいかに?
「ママ、ポワポワするの」
「ん~~?」
ポワポワというのは昨日にも聞いたので分かるのだが、それと今の答えが結びつかない。
「魔力を流してる…つもりはありませんが……エルは何か感じますか?」
「オレは感じない、けど。もしかしたらまだ昨日のエニシの魔力がアズライトの中に残って……たりするの、かな?どうなんだろ?」
エルにも分からないようなので、アズには身体に異常がないか確認しつつ今日は早めに練習を切り上げることにした。
その内治るだろうと思っていたのだが、夜になってもアズは離れることはなくポワポワすると言っては縁にくっついてくる。
「熱は?」
「ありません。エルにも確認しましたが、体調を崩している様子はないと言われたんですが…」
夕食の席でやはりアズの様子がおかしいと気付いたジークが縁に尋ねてくる。
「ならいいが。ほら、さっさと飯食って寝ちまえ」
縁から離れないアズではあるが、素直にジークに言われるままご飯を食べる。
そしてーー
「スノーもほら、一緒に食べしょう?」
アズに続きスノーまで縁の首に巻き付き離れないでいた。
練習中も離れたがらないため、ポケットに潜りこんでいたが珍しい行動にみんな驚いていた。
「スノーまでとか珍しいな。幼児返り、とは違うと思うがどうしちまったんだ?」
「うーん、どうなんですかね。側にいるだけで我儘を言うわけではないですし…」
基本縁の側にいられれば2人は何も言わない。
あれして、これしてくれと駄々をこねるわけではなく、まるで縁を守るかのように側について離れない。
「立派な護衛だな。確かにこれじゃ誰も手を出せねぇ」
苦笑いするジークに縁も笑うしかない。
アズたちが何をしたいのか分からないが、縁を守ろうとしての行動なのであれば、それほど好かれてるいることを嬉しく思うのであった。
流石に人間相手に使うわけにはいかないのでエルたちとも話し合いギルドの依頼を兼ねて魔物退治をしつつ、狩りなどで練習していこうということになった。
「魔物狩りって冒険者っぽいですね」
「……そう?」
エルたちには日常茶飯事かもしれないが、縁からすればお伽話や映画の世界でしかみたことがないものばかりで、年甲斐もなくワクワクしてしまう。
「冒険者というか、勇者ですかね?大きなドラゴンとかいないんですか?」
「いるよ」
「ですよね。流石にそんなのいるわけ……いるんですか!?」
まさかのまさか。
本当にお伽話のような話しに驚き、ぜひ見てみたいと言えば笑顔で断られた。
「なんでですか!」
「バカなの?危ないからに決まってんじゃん!目が合ったが最後パックリいかれるがオチだよ」
「………」
それはダメだ。
是非とも見てみたいが、死を覚悟してまでの意欲はない。
しかし、伝説の生き物で男の子憧れであるドラゴンには会ってみたい。
「安全なドラゴンっていないんですか?」
「逆に安全なドラゴンってなんなのよ。そんなこと聞いてくるヤツ初めて見たわ」
呆れたように言うエルに自分でもおかしいことを言ったなという自覚はある。
「どらごん、なに?」
それまで側で話しを聞いていたアズが何のことかと首を傾げている。
「なに……そう言われれば何なんですかね?鳥?恐竜?」
「ドラゴンはドラゴンでしょ。こう…デッカい図体に羽が生えて……」
「あ、絵上手いですね」
分からないというアズに地面に絵を描き始めたエルだが、意外にも(失礼w)上手かった。
「ママみたい?」
「そうですね。是非とも見てみたいですが食べられるのはちょっと遠慮したいですねぇ」
「いや、ちょっとじゃないでしょ。全力で遠慮してよ!」
エルのツッコミに笑い返せば、もうオレ知らないとばかりにその場に寝っ転がってしまう。
「ドラゴンって倒せるんですか?」
「そりゃあね。でも、そんなの魔界でも一握りだよ。人間ならそれこそ勇者様とやらにしかできないんじゃない?」
「勇者って本当にいるんですね」
物語りの中でしか知らない勇者という存在に、本当にいるんだなと感心していればまたもやエルに呆れた顔をされてしまった。
「まぁ、機会があれば会えるでしょ」
「勇者に?」
会いたいの?と聞いてくるエルに首を振る。
「ドラゴンにですよ。危険は避けた方がいいとは思いますが、好奇心は捨てられませんからね。いつか会えたら、じっくり観察してみたいです」
どれだけの大きさで、どれだけ高く飛べるのか。
羽はどうなっているのか、皮膚はどれだけ固いのかなど是非とも見せてほしいものだ。
「アズもみたい」
「そうですね。安全そうなら一緒に見ましょう」
嬉しそうに頷くアズに縁も微笑むが、そんな2人にエルは頬を引きつらせていた。
「そういえばアズは昨日から随分甘えん坊ですね。何かありましたか?」
「ポワポワするの」
「ん?」
昨夜からくっついて中々離れようとしないアズに不思議ではあったが、その理由がポワポワとはこれいかに?
「ママ、ポワポワするの」
「ん~~?」
ポワポワというのは昨日にも聞いたので分かるのだが、それと今の答えが結びつかない。
「魔力を流してる…つもりはありませんが……エルは何か感じますか?」
「オレは感じない、けど。もしかしたらまだ昨日のエニシの魔力がアズライトの中に残って……たりするの、かな?どうなんだろ?」
エルにも分からないようなので、アズには身体に異常がないか確認しつつ今日は早めに練習を切り上げることにした。
その内治るだろうと思っていたのだが、夜になってもアズは離れることはなくポワポワすると言っては縁にくっついてくる。
「熱は?」
「ありません。エルにも確認しましたが、体調を崩している様子はないと言われたんですが…」
夕食の席でやはりアズの様子がおかしいと気付いたジークが縁に尋ねてくる。
「ならいいが。ほら、さっさと飯食って寝ちまえ」
縁から離れないアズではあるが、素直にジークに言われるままご飯を食べる。
そしてーー
「スノーもほら、一緒に食べしょう?」
アズに続きスノーまで縁の首に巻き付き離れないでいた。
練習中も離れたがらないため、ポケットに潜りこんでいたが珍しい行動にみんな驚いていた。
「スノーまでとか珍しいな。幼児返り、とは違うと思うがどうしちまったんだ?」
「うーん、どうなんですかね。側にいるだけで我儘を言うわけではないですし…」
基本縁の側にいられれば2人は何も言わない。
あれして、これしてくれと駄々をこねるわけではなく、まるで縁を守るかのように側について離れない。
「立派な護衛だな。確かにこれじゃ誰も手を出せねぇ」
苦笑いするジークに縁も笑うしかない。
アズたちが何をしたいのか分からないが、縁を守ろうとしての行動なのであれば、それほど好かれてるいることを嬉しく思うのであった。
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