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……後の仲直り
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色々あり久しぶりになってしまったが手伝いにと城へ向かえば、子どもが出来たことを報告していなかったためレオナルドにかなり驚かれた。
「…………君は……あれだな……私を驚かせるのが得意らしい」
「ありがとうございます」
「褒めてはないぞ」
ふふふと笑うと分かっていると頷いておいた。
こうして冗談を言い合うのも久しぶりである。
「じゃあ繋もご挨拶して下さい」
「うんと……こんにちはレオおじちゃん!」
「久しぶりだな。暫く見ない内にまた大きくなったか?」
最近は真たちに身長を抜かれたりしていたため、純粋に大きくなったなと褒められ繋もご機嫌だ。
いっぱいのびたの!と嬉しそうに告げる繋に、そうかとレオナルドも微笑ましそうに笑ってくれる。
ご機嫌なあまり抱っこしていいよとばかりに手を伸ばしていたため、流石にそれは失礼だろうと止めようとしたが意外にもいいのか?と言い抱っこしてくれた。
2回目ともなればレオナルドも慣れたようで、初めの頃よりスムーズに抱っこしていた。
………本当に親戚の叔父さんとでも思っていたらどうしよう。
「今日はアル爺も来ていると聞いたのでこの子も連れて来ました。いい加減仲直りしてもいいかなと」
「私としては一生しなくても構わないが……仕方ないな。行ってきなさい。無事仲直りしたら戻ってきて手伝ってくれ」
レオナルドの了承も得られたため繋を連れアル爺の元へ向かうが、入ろうと扉を叩こうとし何故か繋に止められた。
「繋?どうしました?」
「……………」
今日ここへ来るまでアル爺に会うことは繋には告げていない。
だが何かを感じ取ったのか、躊躇うように引かれた手に微笑むと腕に抱き上げる。
「ママがいますよ。話したくないなら話さなくていいです。だから少しだけアル爺とお話ししてもいいですか?」
「……うん」
肩に顔をうむているため表情は分からなかったが、頷いてくれたためありがとうと礼を言い部屋へ入ると事前に約束もしてあったため、すんなりとアル爺に会わせてもらうことが出来た。
「よう来たな。こっちに来て座りなさい。繋はまた大きくなったのぅ」
「ええ。最近は色々お手伝いもしてくれて私も助かってます」
産まれた時のあの瞬間は今もまだ覚えている。
小さな小さな手で握ってきたあの手は、大人に比べればまだ全然小さいが今は成長ししっかりと縁に抱きついている。
真たちに比べれば遅いかもしれないが、順調に育ちつつある我が子に喜ぶのだった。
「元気に育ってくれて私もすごく嬉しいです」
ね?と背を撫でてやれば漸く俯いていた顔を上げてくれた。
「ご挨拶、出来ますか?」
無理強いするつもりはない。
イヤだと言うならばそれでいいと思っているため確認するだけしてみたが、少し考え込んだかと思えば意外にも頷き小さな声でアル爺に挨拶していた。
よく頑張りましたと抱きしめてやれば嬉しそうに普段通りに笑っていた。
「儂も前は驚かせてすまなんだ。繋が作ってくれたクッキーもとても美味かったぞ」
「……ママとつくったの」
「そうかそうか。あれほど美味いものをもらえて儂は幸せ者じゃのぅ」
まだぎこちないながらも会話しているだけ以前よりはマシだろう。
アル爺もこれが最後の機会だとばかりに優しく繋に語りかけている。
縁自身この2人が仲違いしたままでも問題はないと思っているため、今回ダメならもういいかと思っていた。
「実は今日は繋とのこともそうだったんですがアル爺に一つ頼み事があって来たんです」
「なんじゃ?」
頼むことはあっても縁から頼まれたことはなかったため驚かれたが、ならばこそ何でも聞くぞと笑って頷いてくれたアル爺に感謝する。
「実はまた子どもが出来ました」
「………お主は落ち着くということを知らんなぁ」
呆れるように言いながらもおめでとうと笑って言ってくれた。
縁も落ち着きたいのは山々なのだが、張り切る番たちにそれを止めることも出来ず、家族が増えることが縁も嫌なわけでもないので率先して止めようとも思っていない。
「ジンさんたちにも似たようなことを言われました。あと、産まれたらすぐ見せに来なさいとも」
アル爺と連絡を取るにあたり先にマーガレットたちに妊娠したことを報告したのだが、君はどれだけ頑張るつもりだい?と言われた。
だが次の瞬間には無理をしない事と、手伝えることがあればすぐ言うこと、産まれたら必ず見せ来なさいと約束させられたのだった。
「あやつらは……自分たちだけ狡いぞ!儂にも見せに来てくれ!」
うーん、類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。
あれほど会えばケンカしかしない3人だが、考えていることは然程違いがないのかもしれない。
「じーじおこってる?」
「いいえ。ママに子どもが出来ておめでとうと喜んでくれているんですよ」
これ以上うるさくされては堪らないと少々強引ではあったが笑って繋に説明しておくのだった。
「…………君は……あれだな……私を驚かせるのが得意らしい」
「ありがとうございます」
「褒めてはないぞ」
ふふふと笑うと分かっていると頷いておいた。
こうして冗談を言い合うのも久しぶりである。
「じゃあ繋もご挨拶して下さい」
「うんと……こんにちはレオおじちゃん!」
「久しぶりだな。暫く見ない内にまた大きくなったか?」
最近は真たちに身長を抜かれたりしていたため、純粋に大きくなったなと褒められ繋もご機嫌だ。
いっぱいのびたの!と嬉しそうに告げる繋に、そうかとレオナルドも微笑ましそうに笑ってくれる。
ご機嫌なあまり抱っこしていいよとばかりに手を伸ばしていたため、流石にそれは失礼だろうと止めようとしたが意外にもいいのか?と言い抱っこしてくれた。
2回目ともなればレオナルドも慣れたようで、初めの頃よりスムーズに抱っこしていた。
………本当に親戚の叔父さんとでも思っていたらどうしよう。
「今日はアル爺も来ていると聞いたのでこの子も連れて来ました。いい加減仲直りしてもいいかなと」
「私としては一生しなくても構わないが……仕方ないな。行ってきなさい。無事仲直りしたら戻ってきて手伝ってくれ」
レオナルドの了承も得られたため繋を連れアル爺の元へ向かうが、入ろうと扉を叩こうとし何故か繋に止められた。
「繋?どうしました?」
「……………」
今日ここへ来るまでアル爺に会うことは繋には告げていない。
だが何かを感じ取ったのか、躊躇うように引かれた手に微笑むと腕に抱き上げる。
「ママがいますよ。話したくないなら話さなくていいです。だから少しだけアル爺とお話ししてもいいですか?」
「……うん」
肩に顔をうむているため表情は分からなかったが、頷いてくれたためありがとうと礼を言い部屋へ入ると事前に約束もしてあったため、すんなりとアル爺に会わせてもらうことが出来た。
「よう来たな。こっちに来て座りなさい。繋はまた大きくなったのぅ」
「ええ。最近は色々お手伝いもしてくれて私も助かってます」
産まれた時のあの瞬間は今もまだ覚えている。
小さな小さな手で握ってきたあの手は、大人に比べればまだ全然小さいが今は成長ししっかりと縁に抱きついている。
真たちに比べれば遅いかもしれないが、順調に育ちつつある我が子に喜ぶのだった。
「元気に育ってくれて私もすごく嬉しいです」
ね?と背を撫でてやれば漸く俯いていた顔を上げてくれた。
「ご挨拶、出来ますか?」
無理強いするつもりはない。
イヤだと言うならばそれでいいと思っているため確認するだけしてみたが、少し考え込んだかと思えば意外にも頷き小さな声でアル爺に挨拶していた。
よく頑張りましたと抱きしめてやれば嬉しそうに普段通りに笑っていた。
「儂も前は驚かせてすまなんだ。繋が作ってくれたクッキーもとても美味かったぞ」
「……ママとつくったの」
「そうかそうか。あれほど美味いものをもらえて儂は幸せ者じゃのぅ」
まだぎこちないながらも会話しているだけ以前よりはマシだろう。
アル爺もこれが最後の機会だとばかりに優しく繋に語りかけている。
縁自身この2人が仲違いしたままでも問題はないと思っているため、今回ダメならもういいかと思っていた。
「実は今日は繋とのこともそうだったんですがアル爺に一つ頼み事があって来たんです」
「なんじゃ?」
頼むことはあっても縁から頼まれたことはなかったため驚かれたが、ならばこそ何でも聞くぞと笑って頷いてくれたアル爺に感謝する。
「実はまた子どもが出来ました」
「………お主は落ち着くということを知らんなぁ」
呆れるように言いながらもおめでとうと笑って言ってくれた。
縁も落ち着きたいのは山々なのだが、張り切る番たちにそれを止めることも出来ず、家族が増えることが縁も嫌なわけでもないので率先して止めようとも思っていない。
「ジンさんたちにも似たようなことを言われました。あと、産まれたらすぐ見せに来なさいとも」
アル爺と連絡を取るにあたり先にマーガレットたちに妊娠したことを報告したのだが、君はどれだけ頑張るつもりだい?と言われた。
だが次の瞬間には無理をしない事と、手伝えることがあればすぐ言うこと、産まれたら必ず見せ来なさいと約束させられたのだった。
「あやつらは……自分たちだけ狡いぞ!儂にも見せに来てくれ!」
うーん、類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。
あれほど会えばケンカしかしない3人だが、考えていることは然程違いがないのかもしれない。
「じーじおこってる?」
「いいえ。ママに子どもが出来ておめでとうと喜んでくれているんですよ」
これ以上うるさくされては堪らないと少々強引ではあったが笑って繋に説明しておくのだった。
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