438 / 475
愛しいバカ
しおりを挟む
優しいが故に迷い傷付く縁に大丈夫だからと抱き寄せる。
「縁が言いたいことも分かる。けどな、今やっと人として生活できるようになったアイツらにそれはいらん心配だ。そもそも誰かがそんなこと言ったのか?お前は最低な人間だって」
鼻を啜りながらも違うと首を振るのをそうだろうと微笑む。
お婆さんは別として、ジークはあの場所に住む彼らに会ったことは一度もない。
会いたいと思ったことも、見に行きたいと思ったこともない。
それでも自分が彼らと同じ立場だったらと考えることはある。
「唆したって言ったがそれでも選ぶ機会はちゃんとあったんだろ?そのサウルってガキが本当にお前のこと信じられねぇってなら逃げることも出来たんだ。でもそうしないことを選んだんだ」
殆どそう選ぶよう促していたとしても、本当に嫌だと思えば拒否することも出来たのだ。
それでも選び、信じたのは、信じてもらえるよう縁が行動したからのはずだ。
「一緒に住むよう強要したってのも最初だけだろ?その2人を買ってから何日経った?今も嫌がってんのか?」
無言で首を振る姿は予想通り。
本当に彼女たちが嫌がっていたならば、縁は違う場所を彼女たちに提案していただろう。
「怪我を治してやらなかったのも逆に言えば、それでも見捨てることはしないって周りに分かってもらう意味もあったんだろ?大体、怪我してっからって誰でも治してやってたら切りがねぇ。今治してやって、次もまた治してやんのか?その次は?いつもいつもお前が駆け付けられるわけでもねぇだろ」
縁はあくまでも彼らの手助けをしているだけなのだ。
大切に想ってはいるだろうが、ジークたちと比べれば自分たちに比重が傾く。
「あと、なんだ?人質だったか?あれで人質ってんなら贅沢なもんだな。いくら失敗しても食うにも寝るにも困ることはねぇんだ。それで人質だってんなら、他にもなりたいって奴は山程いんだろ」
見返りに働けと言うなど当たり前のことだ。
いくら働けど給金もなく、生きていくのもやっとの獣人とは比べれば幸せなものだ。
「お前がどう思おうと、そいつらにしたらお前は全てを与えてくれた人間なんだよ。本当にそう思ってっからありがとうなんだろ?」
それだけの生活を与えておきながら、では縁にどんな見返りがあるかと言えばそんなものはない。
獣人と人間が手を取り合ってほしいから?そうなったところで縁にどう旨みがあるというのか。
「俺はそのガキ共に会ったことはねぇが、もし同じ立場だったら俺も縁に感謝してると思うぞ」
獣人もそうだが、孤児が1人で生きていくなどそう保たないはずだ。
運良く生きていけてたとしても碌にとれない食事に身体は弱り、生きるために盗みを働かなければならない時もあるだろう。
身体を壊し、明日への希望もない毎日に心は壊れ生きていけるわけがない。
「それともあれか?もっと自分よりいい人間がいたんじゃねぇかとでも思ってんのか?そんなもんいるわけねぇだろ」
そんな人間がいればそもそも孤児なぞ存在していないだろう。
縁が彼らに与えたものを他の人間が与えようとすればどれだけの力と時間、金が必要になってくるのか。
それだけではなく、そこに導くまでの信頼を得るための努力と愛情を注げるだけの心の広さと深さが必要なのだ。
はっきり言ってそんな人間いるわけがない。勿論縁を除いて。
「お前だから出来た。お前だからガキ共も付いてきた。お前だから信用した。お前だからーーみんな幸せだって笑ってられんだ」
「………本当に?」
「俺はお前の番だぞ。信用しろよ」
漸く顔を上げた顔にコツンと額を合わせると笑って幸せだと囁いてやる。
「俺たちが縁といて幸せだって思ってるみてぇにガキ共もきっとそう思ってる。何も関係ねぇ他人にあれだけ与えてやってんだ、少しぐらいこっちの思う通り動いてもらって何が悪ぃんだよ」
それでさえ選ぶ決定権を与えている。
いくら縁が唆したと言っても最終的に選んだのは彼らなのだ。
少なからず下心があっての優しさとはいえ、それ以上のものを縁は彼らに与えている。
縁の愛情に嘘はない。言っていることも嘘ではない。ただ全てを話してはいないというだけなのだ。
「もしそれでもお前を悪いと言う奴がいりゃあ俺に言え。そいつの横っ面張り倒してやるよ。それまでして面倒みてやる必要もねぇしな」
そんなこと言う人間が1人でもいたなら縁の意思とは関係なく、彼らとはもう関わるなと自分は言うだろう。
じゃあ後は自分たちだけでさっさとのたれ死ねと鼻で笑い死ぬのを指折り数えてやる。
「…………ない……すか?」
「ん?」
「こんな私でも…ジークは嫌い、にならないですか?」
バカだ。とんでもなくバカだ。だが愛しいバカだ。
そんなわけあるはずがないのに。
「バカヤロウ。それぐらいで嫌いになるなら番になりてぇなんて初めっから言ってねぇよ」
エリー以上に度胸があり、突拍子もない言動にジークたちも常々振り回されっぱなしではあるが、それが嫌だと思ったことは一度もない。
むしろ楽しいとさえ思えるのだから自分も大概であり、お似合いじゃないか。
「前に言ったろ?俺の全てはお前のもんだって」
いい加減分かれよと笑うとバカを言うその口に噛み付くのだった。
「縁が言いたいことも分かる。けどな、今やっと人として生活できるようになったアイツらにそれはいらん心配だ。そもそも誰かがそんなこと言ったのか?お前は最低な人間だって」
鼻を啜りながらも違うと首を振るのをそうだろうと微笑む。
お婆さんは別として、ジークはあの場所に住む彼らに会ったことは一度もない。
会いたいと思ったことも、見に行きたいと思ったこともない。
それでも自分が彼らと同じ立場だったらと考えることはある。
「唆したって言ったがそれでも選ぶ機会はちゃんとあったんだろ?そのサウルってガキが本当にお前のこと信じられねぇってなら逃げることも出来たんだ。でもそうしないことを選んだんだ」
殆どそう選ぶよう促していたとしても、本当に嫌だと思えば拒否することも出来たのだ。
それでも選び、信じたのは、信じてもらえるよう縁が行動したからのはずだ。
「一緒に住むよう強要したってのも最初だけだろ?その2人を買ってから何日経った?今も嫌がってんのか?」
無言で首を振る姿は予想通り。
本当に彼女たちが嫌がっていたならば、縁は違う場所を彼女たちに提案していただろう。
「怪我を治してやらなかったのも逆に言えば、それでも見捨てることはしないって周りに分かってもらう意味もあったんだろ?大体、怪我してっからって誰でも治してやってたら切りがねぇ。今治してやって、次もまた治してやんのか?その次は?いつもいつもお前が駆け付けられるわけでもねぇだろ」
縁はあくまでも彼らの手助けをしているだけなのだ。
大切に想ってはいるだろうが、ジークたちと比べれば自分たちに比重が傾く。
「あと、なんだ?人質だったか?あれで人質ってんなら贅沢なもんだな。いくら失敗しても食うにも寝るにも困ることはねぇんだ。それで人質だってんなら、他にもなりたいって奴は山程いんだろ」
見返りに働けと言うなど当たり前のことだ。
いくら働けど給金もなく、生きていくのもやっとの獣人とは比べれば幸せなものだ。
「お前がどう思おうと、そいつらにしたらお前は全てを与えてくれた人間なんだよ。本当にそう思ってっからありがとうなんだろ?」
それだけの生活を与えておきながら、では縁にどんな見返りがあるかと言えばそんなものはない。
獣人と人間が手を取り合ってほしいから?そうなったところで縁にどう旨みがあるというのか。
「俺はそのガキ共に会ったことはねぇが、もし同じ立場だったら俺も縁に感謝してると思うぞ」
獣人もそうだが、孤児が1人で生きていくなどそう保たないはずだ。
運良く生きていけてたとしても碌にとれない食事に身体は弱り、生きるために盗みを働かなければならない時もあるだろう。
身体を壊し、明日への希望もない毎日に心は壊れ生きていけるわけがない。
「それともあれか?もっと自分よりいい人間がいたんじゃねぇかとでも思ってんのか?そんなもんいるわけねぇだろ」
そんな人間がいればそもそも孤児なぞ存在していないだろう。
縁が彼らに与えたものを他の人間が与えようとすればどれだけの力と時間、金が必要になってくるのか。
それだけではなく、そこに導くまでの信頼を得るための努力と愛情を注げるだけの心の広さと深さが必要なのだ。
はっきり言ってそんな人間いるわけがない。勿論縁を除いて。
「お前だから出来た。お前だからガキ共も付いてきた。お前だから信用した。お前だからーーみんな幸せだって笑ってられんだ」
「………本当に?」
「俺はお前の番だぞ。信用しろよ」
漸く顔を上げた顔にコツンと額を合わせると笑って幸せだと囁いてやる。
「俺たちが縁といて幸せだって思ってるみてぇにガキ共もきっとそう思ってる。何も関係ねぇ他人にあれだけ与えてやってんだ、少しぐらいこっちの思う通り動いてもらって何が悪ぃんだよ」
それでさえ選ぶ決定権を与えている。
いくら縁が唆したと言っても最終的に選んだのは彼らなのだ。
少なからず下心があっての優しさとはいえ、それ以上のものを縁は彼らに与えている。
縁の愛情に嘘はない。言っていることも嘘ではない。ただ全てを話してはいないというだけなのだ。
「もしそれでもお前を悪いと言う奴がいりゃあ俺に言え。そいつの横っ面張り倒してやるよ。それまでして面倒みてやる必要もねぇしな」
そんなこと言う人間が1人でもいたなら縁の意思とは関係なく、彼らとはもう関わるなと自分は言うだろう。
じゃあ後は自分たちだけでさっさとのたれ死ねと鼻で笑い死ぬのを指折り数えてやる。
「…………ない……すか?」
「ん?」
「こんな私でも…ジークは嫌い、にならないですか?」
バカだ。とんでもなくバカだ。だが愛しいバカだ。
そんなわけあるはずがないのに。
「バカヤロウ。それぐらいで嫌いになるなら番になりてぇなんて初めっから言ってねぇよ」
エリー以上に度胸があり、突拍子もない言動にジークたちも常々振り回されっぱなしではあるが、それが嫌だと思ったことは一度もない。
むしろ楽しいとさえ思えるのだから自分も大概であり、お似合いじゃないか。
「前に言ったろ?俺の全てはお前のもんだって」
いい加減分かれよと笑うとバカを言うその口に噛み付くのだった。
42
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
愛を知らない少年たちの番物語。
あゆみん
BL
親から愛されることなく育った不憫な三兄弟が異世界で番に待ち焦がれた獣たちから愛を注がれ、一途な愛に戸惑いながらも幸せになる物語。
*触れ合いシーンは★マークをつけます。
僕だけの番
五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。
その中の獣人族にだけ存在する番。
でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。
僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。
それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。
出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。
そのうえ、彼には恋人もいて……。
後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。
小学生のゲーム攻略相談にのっていたつもりだったのに、小学生じゃなく異世界の王子さま(イケメン)でした(涙)
九重
BL
大学院修了の年になったが就職できない今どきの学生 坂上 由(ゆう) 男 24歳。
半引きこもり状態となりネットに逃げた彼が見つけたのは【よろず相談サイト】という相談サイトだった。
そこで出会ったアディという小学生? の相談に乗っている間に、由はとんでもない状態に引きずり込まれていく。
これは、知らない間に異世界の国家育成にかかわり、あげく異世界に召喚され、そこで様々な国家の問題に突っ込みたくない足を突っ込み、思いもよらぬ『好意』を得てしまった男の奮闘記である。
注:主人公は女の子が大好きです。それが苦手な方はバックしてください。
*ずいぶん前に、他サイトで公開していた作品の再掲載です。(当時のタイトル「よろず相談サイト」)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる