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前編
しおりを挟む「これだけ君を愛する私が、なぜ君の目を潰さないと思う?」
ゆったりとした口調で、男が——ヴィルヘルムが囁き始めた。
「君の瞳に私以外の男が映るなんて、考えただけで腑(はらわた)が煮え繰り返る。もちろん君の父とて例外ではない。そうまで君を想っているのに、なぜ目を潰さないと思う?」
問いを投げかけられた令嬢——クラウディアは、しかし快楽に咽び泣きながら、わからないと言いたげに首を横に振る。
「君の瞳が快楽で蕩けているところを見たいからだよ。では、なぜ私が君の腕や足の腱を切らないかはわかるか?舌を引き抜かない理由がわかるか?」
しかし。やはりクラウディアは首を横に振るだけだ。
「君が私を求めて必死に腕を伸ばすのを見るのが、君が私の姿を見て駆けつけるのが、君の可愛らしい声が私の名を呼ぶのが、なによりも好きだからだ」
ヴィルヘルムは笑う。
「でも、そうだな、その瞳が私以外の男を映して、その足が私以外の男に向けて駆け出し、その腕が私以外の男を求め、その舌が私以外の男の名を紡いだらどうしようか」
悩ましげに、けれどどこか楽しげに笑う。
「……、……なぁ、クラウディア。私からしてみればね、君の目を潰すことも、足と腕の腱を切るのも、舌を引き抜くのも、別に造作もないことなんだよ」
言いながら、ヴィルヘルムがクラウディアの耳朶を噛んだ。
「だからクラウディア、……五体満足でいたいのなら……私から逃げられると思うなよ」
ヴィルヘルムが、クラウディアの柔らかな耳たぶを前歯で噛んだ。それから耳の形をなぞるように舌先でなぞりあげる。クラウディアの細い体が跳ねた。散々暴かれた体は、それっぽっちの刺激すら快楽へと変換してしまうのだ。
「逃げると言うのなら、地の果てまで追ってやる。君がどこに隠れていようと必ず見つけ出す。どんな手を使ってでも君を奪い返す。君がどんなに嫌だと言っても、君を必ず捕らえてみせる」
ヴィルヘルムが口にする言葉は物騒なことこの上ない。だがその声色はどこまでも優しく、あまりに甘い。クラウディアを見つめるヴィルヘルムの瞳も同じで、うっとりと陶酔しながら、黒い目を細くした。
「愛しているよ、クラウディア」
*
クラウディア・ペテルセン。
腰まで伸びた銀の髪。いつも伏目がちな濃いグレーの瞳。彼女は、ペテルセン男爵の婚外子だった。
父たるペテルセン男爵が娼婦の1人に手を出して出来た不義の子がクラウディア。婚外子とはいえ、当時まだペテルセン夫妻の間に子供は産まれていなかった。だからクラウディアはそのまま男爵の子供として引き取られた。
間も無くして夫人の妊娠が判明し、妹が産まれた。しかし男爵は今更クラウディアを捨てることもできず、そのまま屋敷に置いてもらっている。
とのことらしい。
らしい、というのは、話の全てを侍女達の噂で知ったからだ。父親たる男爵はクラウディアをいない者として扱っていたし、義母も、妹も、クラウディアをいじめていたから。だから自身の出自に関する詳細なことは、誰からも、なにも、聞かされていなかったのだ。
クラウディアの1日は掃除から始まる。
クラウディアは侍女の誰よりも早く起きて掃除を始めなければならない。破ってしまえば義母から鞭打ちが待っている。夏はまだ良いが、冬場は凍える体を叱咤しながら、水を汲み、床を磨き、部屋をひとつひとつ整えていく。少しでも汚れが残っていたなら、義母と、それに義妹からも叱責されるのが確定だからだ。
掃除が終われば食事。しかしその食事の内容も、カビの生えた部分を削り取って、どうにか食べられるようになった乾いたパンだけ。そのままではとても食べられないので、水に浸して食べる。
粗末な食事が終わると、家事をこなしながら今度は義母と義妹の相手が始まる。なんの相手か、義母と義妹のストレスの捌け口の相手だ。
窓を拭きながら詰られる。暖炉の灰を掻き出しながら悪口を言われる。そうしているうちに1日が終わり、また同じ毎日が始まる。
クラウディアの日常は静かな絶望に満ちていた。
しかしそんなクラウディアにも、楽しみはあった。
それは、
「やぁクラウディア。久しぶりだね」
夜の闇を思わせる黒い髪に、巷では黒曜石のようだと讃えられる、髪と同じ真っ黒な瞳。涼やかな目元に、軽薄ささえ感じられる薄い唇。すらりと伸びた長身。特段目立った特徴はないはずなのに、誰もが一度は目を奪われてしまう美丈夫——ヴィルヘルム・リヒター侯爵の存在だ。
「ヴィルヘルム様!」
庭で雑草を抜いていたクラウディアは、ヴィルヘルムの存在に気付と目をぱっと輝かせた。
「今日は以前話していた、令嬢たちに人気のケーキを持ってきたんだよ。一緒に食べようじゃないか」
「本当ですか……!あ、でも、まだお義母様に言いつけられた仕事が終わっていなくて……」
「夫人には私の方から言っておこう。ほらクラウディア、手を洗っておいで」
ヴィルヘルム・リヒター。
クラウディアが10歳になる頃だったか。月に一度だけ屋敷を訪ねてくるようになった、クラウディアより8歳年上の若き侯爵。
しかしクラウディアは不義の子。本来であれば侯爵と接点を持つなど御法度——のはずが、侯爵自らクラウディアに近付いてきたのだ。
——君がクラウディアだね?
——私はヴィルヘルム・リヒター。名ばかりの侯爵を持つ人間だ。
——なにをそんなに怖がる必要がある?……あぁ、もちろん君の出自は知っているよ。不義の子?それがどうした。君はお父上の血を引く、立派な貴族の令嬢じゃないか。
——女性には須く優しくあれ、と言うのが死んだ両親からの教えでね。……、……あぁ、クラウディア、初めて笑ってくれたね。君には笑った顔の方が似合う。
——クラウディア。簡単なものなんだが手土産を持ってきたんだ。良ければ一緒にどうだい?
ヴィルヘルムがクラウディアに良い顔をすることを、義母と義妹はもちろん良くは思っていなかった。しかし相手は腐っても侯爵なのだ。男爵位の人間が侯爵に歯向かうわけにもいかず、ヴィルヘルムが訪問するそのときだけは、クラウディアは義母や義妹に怯えることなく過ごすことができた。
そしてヴィルヘルムは、クラウディアが義母や義妹に虐げれていることにすぐに気が付いた。というより、令嬢とは思えないぼろを纏い、赤切れだらけの手をしたクラウディアを前に、気付くなと言うほうが難しいかもしれない。
君の家のことだから無闇に口出しはできないけれど、と一線引きながらも、ヴィルヘルムは、義母と義妹に虐げられているクラウディアをなにかと気にかけてくれた。それを表すように、屋敷に訪れる際には、必ずクラウディアに手土産を持参してくれた。
月に一度のヴィルヘルムとの逢瀬。
それが、虐げられて生きるクラウディアの唯一の楽しみだった。
*
ヴィルヘルムとの面会はいつも庭の東屋で行われる。
ヴィルヘルムが持参した手土産と、侍女たちの給仕してくれる紅茶。やはり義母、義妹も、侯爵に口出しはできないらしく、このときばかりはクラウディアも、令嬢らしくお茶を楽しむことができた。
「最近の調子はどうだい?なにか困ってることは?」
対面の形に座りながら、ヴィルヘルムは心配そうにクラウディアを見つめる。クラウディアの身を案じてくれるのはヴィルヘルムただひとりなので、クラウディアはその言葉だけでいつも胸が温かくなってしまう。
「特に変わりありません」
「本当に?」
「はい。いつものように家事をこなして、いつもと同じ毎日を送っています」
「そうか。……あぁ、でもクラウディア、」
テーブルの上に置かれていたクラウディアの小さな手。黒曜石の瞳が、痛ましげにその手を見つめた。
「……君のその手は、見ていてとても心が痛む」
ヴィルヘルムの手が伸びる。東屋に置かれたテーブルは狭い。だからヴィルヘルムの手は、生傷の絶えないクラウディアの手に簡単に触れることができる。
「……傷ばかりだ。ちゃんと手当はできているのかい?」
ヴィルヘルムの大きな手が、生傷ばかりのクラウディアの手をすっぽり覆ってしまった。労わるようにゆるく撫で、そのまま、クラウディアの手から離れようとしない。
「っ……、だ、大丈夫です、あんまりひどい時は侍女長から薬をいただいているのでっ……」
突然重ねられたヴィルヘルムの手が熱くて、クラウディアの体温も上がってしまう。手を振り払う理由もないクラウディアは、ヴィルヘルムにされるがままだ。
「っ、あ、あの、ヴィルヘルム様、今日持ってこられたケーキもとっても美味しいですね」
どうにかヴィルヘルムの手から意識を逸らしたくて、クラウディアはケーキを見つめながらしどろもどろに話し始める。
「生地もとってもふわふわでクリームも甘くて、」
今日のヴィルヘルムの手土産は苺のケーキだった。普段硬いパンしか食べていないクラウディアにはとても贅沢に思えたし、ヴィルヘルムの気遣いがなにより嬉しかった。
「ヴィルヘルム様のお土産はいつもとっても美味しく、て、」
手は握られたままだが、どうにかケーキに意識を逸らすことができた。だからクラウディアはケーキからヴィルヘルムに視線を移して——、
「それはよかった」
——ケーキの話しをしていたのに、ヴィルヘルムはクラウディアだけを見つめていた。真っ黒な瞳にはクラウディアだけが映っている。
「いつも悩んでいるんだよ。クラウディアはどんなものなら喜ぶだろうかと」
「あっ、……ありがとう、ございます……」
ヴィルヘルムの、クラウディアの手を握る力が強くなった。傷に障らないよう気遣いは感じられたが、クラウディアは手の力の強さに胸が高まってしまう。
「あ、あの、ヴィルヘルム様、」
「うん?」
「あの、手、」
「あぁ、こうされるのは嫌だった?」
「い、いえ、そうではなくて、」
「もしかして私に触れられて傷が痛む?」
「あっ、ええと、そう、そうなんです。今朝、雑巾を絞っていた時に切れた箇所があって、」
「それはよくないね。どれ、見せてごらん」
今朝、雑巾を絞ったときに手が切れたのは本当だ。だがその話は、ヴィルヘルムと手を離したくて言ったことだったのに。ヴィルヘルムは手を離そうとせず、クラウディアの手をまじまじと観察し始めた。
「どの傷だい?」
「えっ……と、……手のひらにあるんですけど……」
「どれ」
言われるがまま、ヴィルヘルムはクラウディアの手のひらを見つめだした。黒曜石のような、或いは井戸の底のような、感情の読めない暗い瞳がクラウディアの手をしげしげと見つめている。
「……あぁ、」
黒い瞳が細くなった。
「……これかな?確かに新しい傷があるね」
「あっ、そ、そうなんです」
「これは痛そうだ」
言いながら、ヴィルヘルムが、クラウディアの手のひらに唇を寄せた。湿った吐息を感じて、クラウディアの体は驚きで跳ねる。
「あの、ヴィルヘルム様、……っ……!?」
クラウディアが呼んだのとほぼ同時。ヴィルヘルムがクラウディアの手のひらに口付けを落として、傷をねっとり舐め上げた。
「っ、なにをっ……!?」
舌先が、塞がり始めていた傷をなぞる。つつ、と舐め上げたかと思えば、今度は舌全体でべろりと舐められてしまった。
さすがのクラウディアも驚いて手を引こうとする、が、ヴィルヘルムは存外強い力でクラウディアの手を握っており、それもできない。何度か傷を舐め、ようやくヴィルヘルムはクラウディアの手を離した。
「傷は舐めて治せば良いと母から言われてね」
しかし何事もなかったかのように、ヴィルヘルムはいつも通りだ。
「侯爵家らしからぬその教えがずっと残っていたんだ。まさかこんなところで役に立つとは」
ヴィルヘルムはそれは機嫌良さそうに笑っているものだから、クラウディアもそれに合わせて笑うしかなかった。
そもヴィルヘルムは、なにかにつけてクラウディアに接触したがった。
以前にも、重いものを持ったせいで腰が痛くて、と言えば腰をさすられ、義母の暴言が酷くて泣き腫らした目で会ったときには、慈しむようにまなじりをゆったり撫でられた。
ヴィルヘルムとの触れ合いは、常識のそれから外れたものだということは、クラウディアも薄々気付いていた。けれど家族から虐げられているクラウディアにとって、ヴィルヘルムだけが唯一の拠り所だったのだ。だからヴィルヘルムを拒むことはできなかったし、なんだったらヴィルヘルムから『そういう風に』触られるのを期待している部分もあった。
だがそれでも、今日はいつもに増して直接的な接触だったと思う。ヴィルヘルムに舐められた手のひらが熱くて、クラウディアは所在投げに膝の上で遊ばせた。
それからしばらくお茶にケーキに舌鼓を打ち、2人の時間は終わった。これからヴィルヘルムは、クラウディアの父と仕事の話を行う予定だ。ヴィルヘルムと会う時はいつもこの流れで、ヴィルヘルム曰く、「君の父と仕事の話があるんだ。侯爵である私が、自ら男爵家に来なければならない仕事が、ね」ということらしい。
月に一度、それも侯爵自ら訪ねてくるなんてお父様はどんな仕事をしているのだろうか。疑問に思いながらも、ヴィルヘルムにも、義母にも義妹にも聞けずじまいだった。
*
「結婚……ですか?」
ヴィルヘルムが屋敷に訪れてから2週間。いつものように家事をこなしていたクラウディアは、父の執務室に呼び出されていた。
「あぁ。なんでも辺境に住む伯爵から、ぜひお前と結婚したいとの申し出があってな」
父と言葉を交わしたのはいつぶりだろうか。しかし会話の内容はあまり楽しいものではなく、疑問符ばかりがクラウディアの脳裏に浮かぶ。
「伯爵様ですか……?」
クラウディアは首を傾げる。
それもそのはず、不義の子であるクラウディアは、デビュタントはおろか他の貴族とのお茶会や夜会にも参加したことがない。かといってヴィルヘルムを除く他の貴族が屋敷に来訪していても、やはり不義の子であるクラウディアはいつも蚊帳の外にいたのだ。
「そうだ。お前に一目惚れしたらしく、どうしてもということらしい」
「ですがお父様、私は、ヴィルヘルム様以外の貴族の方とは面識が……」
「クラウディア。この結婚が成功すれば、我が家は男爵家として更に地位を盤石にするだろう。お前が伯爵の元に嫁いでくれれば、それは私にとってどんなことより親孝行になるだろう」
親孝行。その言葉に、クラウディアは目を見張った。
「……親孝行……」
「そうだ。お前が伯爵の元に嫁いでくれたなら、こんなに誇らしいことはない」
「……本当ですか?」
「本当だとも」
いつもクラウディアを無き者として扱ってきた父が、今だけはクラウディアを真正面から見ていてくれた。だからだろうか、父の言葉に嘘偽りはない——少なくともクラウディアにはそう思えた。
「……、……わかりました。私が伯爵の元に嫁ぐことで親孝行になるのなら、喜んで伯爵の元に馳せ参じます」
「よく言った。お前は自慢の娘だよ」
そこからの話はとんとん拍子に進んだ。
伯爵は一刻も早くお前と結婚したいらしい。ドレスや身の回りの品、それに侍女も伯爵が用意してくれている。だからとにもかくにも、早く伯爵の元に迎え、とろくな準備もせず馬車に押し込められてしまった。
クラウディアとしても、自分を虐めていた義母や義妹と決別できるのは正直ありがたかった。誰からも見送られることなく、クラウディアは屋敷を後にすることになった。親孝行だ、と言ってくれた父の見送りがなかったのは気がかりだったが、クラウディアの心境をよそに馬車は走り出した。
*
馬車に揺られながら、クラウディアは考え込んでいた。
父に言われるがままここまで来たが、そもそも自分は伯爵の名前すら教えられていなかった、と。
せめて名前だけでも教えてもらえれば良かった。伯爵はどんな方なんだろう、貴族の男性……とクラウディアは考えて、思い浮かんだのはヴィルヘルムの顔だった。
仕様のない話だ、クラウディアの知る貴族の男性といえば、父かヴィルヘルムしかいない。その父とて関係はずっと希薄だったし、だから思い浮かぶのはヴィルヘルムのことだったのだ。
「……ヴィルヘルム様……」
最後にきちんとお別れぐらいしたかった、と今になってクラウディアは思う。
義母と義妹からの仕打ちを乗り越えることができたのはヴィルヘルムのおかげだ。今までありがとうございました、私は、伯爵様の元で幸せになってきます、挨拶したかった——と、クラウディアはぼんやり思考して——突然、どすん、と馬車が盛大揺れた。
「きゃっ……!?」
それまで平行を保っていた馬車が横転した。突然のことで受け身すら取れず、馬車が横転した拍子に、クラウディアは頭を強打してしまった。そして不幸なことに、そこで、クラウディアの意識は途切れてしまったのだった。
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