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第1話 箱根・大人の温泉日帰りツアー編(後編)
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昼食を終えたあと、午後は各自の自由時間になった。
他の参加者たちはお土産屋や美術館へ散っていき、旅館の中庭は静まり返っている。真帆は、その静けさの中で足湯へと向かった。「足湯処」と書かれた木札をくぐると、岩造りの湯船から白い湯気がゆらりと立ち上っていた。湯面には紅葉の葉がいくつか浮かび、秋の光を受けて揺れている。靴を脱ぎ、スカートの裾を少し上げて湯に足を浸ける。
「……あぁ」
思わず、息が漏れた。じんわりと熱が足先から上がってくる。肩の力が抜け、心の奥までゆるむようだった。背もたれに身を預け、真帆は空を見上げた。雲は薄く、陽射しは柔らかい。風が吹くたび、紅葉が一枚、また一枚と湯に落ちる。
「きれい……」
小さく呟いた声が、湯気に吸い込まれて消えていった。鞄の中のスマホが、ふと目に入る。けれど、真帆は手を伸ばさなかった。——今日は誰の予定も、気にしなくていい。誰の時間も、動かさなくていい。湯の中で指先を動かしながら、真帆はぼんやりと思う。いつもなら、この時間は会議が始まる頃だろうな。それを思うと、不思議なほど静かな幸福が胸に満ちた。
そのとき——背後から足音がして、優しい声が届く。
「真帆さん、ここにいたんですね」
振り向くと、遼がいた。
「ほかの方は外へ出られたので、様子を見に来ました。……気持ちよさそうですね」
「ええ。思ってたより、ずっと。……添乗員さんも、どうですか?」
遼は昼の出来事を思い出し、気まずさ半分、ドキドキ半分で彼女の横に座った。
「いい湯ですね」
「ええ……。こんなにのんびりしたの、いつ以来だろう」
「お仕事、かなり忙しいんですね」
「ええ。でも、今日ちょっと変なんです。なんか、息が深く吸えるというか……さっきのこともあって、余計に……」
真帆がそう言って、遼を見た。その目に、昼間よりも熱を帯びた光が宿っている。木漏れ日のように、紅葉の影が彼女の頬をかすめた。淡い赤が光に照らされて、唇の端がほんのり染まって見えた。遼は一瞬、呼吸を忘れた。
「さっきのことは……ハプニングだったんですよね?」
と確認するが、声が上ずる。真帆は小さく笑い、
「ハプニングでも、嫌いじゃなかったですよ」
とささやく。そう言って真帆が足湯から立ち上がろうとした瞬間、バランスを崩して足湯の湯が遼にかかってしまう。
「うわっ!」
と驚いた遼に、真帆が
「ごめんなさい!」
と近づき、濡れたシャツを拭こうとする。だが、その手が胸に触れ、昼の記憶が蘇る。
「真帆さん、近い……」
遼が言うが、彼女の手が止まらない。湯気の立ち込める足湯の縁で、二人の距離がゼロに。真帆の唇が再び遼に触れ、最初よりも激しいキスをする。
「また……しちゃいます?」
真帆の甘くささやくような声に、遼の理性は再び崩壊。二人は足湯のすぐ隣にあるプライベートスペースを兼ねた休憩小屋に移動。障子を閉め、畳の上で再び絡み合う。真帆は自ら服を脱ぎ、昼間と同じ黒いレースの下着姿に。だが今度はすぐに下着も脱ぎ捨て、全裸で遼に抱きつく。
「さっきより大胆ですね……」
遼が驚くと、
「旅の魔法ですよ」
と真帆が笑う。 遼は彼女を畳に押し倒し、首筋から胸、腹部へと舌を這わせる。真帆の肌は熱く、汗と湯の香りが混ざる。彼女の太ももを広げ、秘部に直接キスをする。舌でクリトリスを刺激すると、真帆の体が跳ね、
「あっ、そこっ……!」
と声が漏れる。蜜が溢れ、遼の舌を濡らす。
「もう我慢できない……」
遼は、昼間よりもさらに硬くいきり勃ったペニスを再び彼女に挿入。今度はバックで、深く突き上げる。真帆の腰を掴み、激しく動くと、彼女の喘ぎ声が小屋に響く。
「もっと、もっと激しく……!」
二人の動きがシンクロし、汗と体液が混ざり合う。遼は彼女の背中にキスしながらピストンを加速。
「真帆さん、また……!」
「来て……私も!」
と呻き、遼は真帆の身体を引き寄せ熱いキスをしながら、彼女の一番深いところに熱い精液を注ぎ込み、二人は再び絶頂を迎える。その後、二人は息を整えながら服を着る。
「またやっちゃった……最悪だ!」
遼が頭を抱えると、真帆は
「でも、最高のハプニングでしたね?」
と悪戯っぽく笑う。小屋を出る直前、障子の隙間から他の参加者の声が聞こえ、二人は「やばい!」と顔を見合わせた。
バスが新宿へ戻るころには、夕暮れが街を染めていた。
他の参加者が眠る中、真帆はそっと窓の外を見つめていた。ふと遼と目が合う。お互いに軽く笑って、言葉はなかった。——それでも確かに、旅の途中に“何か”が生まれた気がしていた。次のツアーも、きっとこんなハプニングに見舞われるんだろうな……と、遼は苦笑いを浮かべるのだった。
他の参加者たちはお土産屋や美術館へ散っていき、旅館の中庭は静まり返っている。真帆は、その静けさの中で足湯へと向かった。「足湯処」と書かれた木札をくぐると、岩造りの湯船から白い湯気がゆらりと立ち上っていた。湯面には紅葉の葉がいくつか浮かび、秋の光を受けて揺れている。靴を脱ぎ、スカートの裾を少し上げて湯に足を浸ける。
「……あぁ」
思わず、息が漏れた。じんわりと熱が足先から上がってくる。肩の力が抜け、心の奥までゆるむようだった。背もたれに身を預け、真帆は空を見上げた。雲は薄く、陽射しは柔らかい。風が吹くたび、紅葉が一枚、また一枚と湯に落ちる。
「きれい……」
小さく呟いた声が、湯気に吸い込まれて消えていった。鞄の中のスマホが、ふと目に入る。けれど、真帆は手を伸ばさなかった。——今日は誰の予定も、気にしなくていい。誰の時間も、動かさなくていい。湯の中で指先を動かしながら、真帆はぼんやりと思う。いつもなら、この時間は会議が始まる頃だろうな。それを思うと、不思議なほど静かな幸福が胸に満ちた。
そのとき——背後から足音がして、優しい声が届く。
「真帆さん、ここにいたんですね」
振り向くと、遼がいた。
「ほかの方は外へ出られたので、様子を見に来ました。……気持ちよさそうですね」
「ええ。思ってたより、ずっと。……添乗員さんも、どうですか?」
遼は昼の出来事を思い出し、気まずさ半分、ドキドキ半分で彼女の横に座った。
「いい湯ですね」
「ええ……。こんなにのんびりしたの、いつ以来だろう」
「お仕事、かなり忙しいんですね」
「ええ。でも、今日ちょっと変なんです。なんか、息が深く吸えるというか……さっきのこともあって、余計に……」
真帆がそう言って、遼を見た。その目に、昼間よりも熱を帯びた光が宿っている。木漏れ日のように、紅葉の影が彼女の頬をかすめた。淡い赤が光に照らされて、唇の端がほんのり染まって見えた。遼は一瞬、呼吸を忘れた。
「さっきのことは……ハプニングだったんですよね?」
と確認するが、声が上ずる。真帆は小さく笑い、
「ハプニングでも、嫌いじゃなかったですよ」
とささやく。そう言って真帆が足湯から立ち上がろうとした瞬間、バランスを崩して足湯の湯が遼にかかってしまう。
「うわっ!」
と驚いた遼に、真帆が
「ごめんなさい!」
と近づき、濡れたシャツを拭こうとする。だが、その手が胸に触れ、昼の記憶が蘇る。
「真帆さん、近い……」
遼が言うが、彼女の手が止まらない。湯気の立ち込める足湯の縁で、二人の距離がゼロに。真帆の唇が再び遼に触れ、最初よりも激しいキスをする。
「また……しちゃいます?」
真帆の甘くささやくような声に、遼の理性は再び崩壊。二人は足湯のすぐ隣にあるプライベートスペースを兼ねた休憩小屋に移動。障子を閉め、畳の上で再び絡み合う。真帆は自ら服を脱ぎ、昼間と同じ黒いレースの下着姿に。だが今度はすぐに下着も脱ぎ捨て、全裸で遼に抱きつく。
「さっきより大胆ですね……」
遼が驚くと、
「旅の魔法ですよ」
と真帆が笑う。 遼は彼女を畳に押し倒し、首筋から胸、腹部へと舌を這わせる。真帆の肌は熱く、汗と湯の香りが混ざる。彼女の太ももを広げ、秘部に直接キスをする。舌でクリトリスを刺激すると、真帆の体が跳ね、
「あっ、そこっ……!」
と声が漏れる。蜜が溢れ、遼の舌を濡らす。
「もう我慢できない……」
遼は、昼間よりもさらに硬くいきり勃ったペニスを再び彼女に挿入。今度はバックで、深く突き上げる。真帆の腰を掴み、激しく動くと、彼女の喘ぎ声が小屋に響く。
「もっと、もっと激しく……!」
二人の動きがシンクロし、汗と体液が混ざり合う。遼は彼女の背中にキスしながらピストンを加速。
「真帆さん、また……!」
「来て……私も!」
と呻き、遼は真帆の身体を引き寄せ熱いキスをしながら、彼女の一番深いところに熱い精液を注ぎ込み、二人は再び絶頂を迎える。その後、二人は息を整えながら服を着る。
「またやっちゃった……最悪だ!」
遼が頭を抱えると、真帆は
「でも、最高のハプニングでしたね?」
と悪戯っぽく笑う。小屋を出る直前、障子の隙間から他の参加者の声が聞こえ、二人は「やばい!」と顔を見合わせた。
バスが新宿へ戻るころには、夕暮れが街を染めていた。
他の参加者が眠る中、真帆はそっと窓の外を見つめていた。ふと遼と目が合う。お互いに軽く笑って、言葉はなかった。——それでも確かに、旅の途中に“何か”が生まれた気がしていた。次のツアーも、きっとこんなハプニングに見舞われるんだろうな……と、遼は苦笑いを浮かべるのだった。
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