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敵の本気

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放送で、「侵入者がいる。区別をするため、ブレスレット   
をつけてくれ。後2日以内に来ないと殺す」

魔王たちは様子を見ることにした。
監視カメラがついているようだ。

春風創真は、タイムフリーズをした。
周りの時を止める。

外したら爆発するそうだが、殊璃愛の変装により、
敵の住民を小さくして、奪ってつけた。

しばらくしてリ-ゼントの男がナイフを投げてきた。
咄嗟にかわす。

「やっぱりお前か。そのみのかわし方」
「何故分かった」
「お前たちのすることは想定内だ。わずかに
監視カメラの映像がずれていた。
上手く同じ場所にしていたがな。
ミリ単位で分かるんだよ」


魔王たちは倒しに行った。
突如として電車のドアが出てきた。
止まったが。吸い込まれる。

「扉が出てきたら、必ず吸い込まれる」
魔王たちはそれぞれ別々の電車に閉じ込められた。

「こんな扉すぐに壊してやる」
「中から外に出れたとしても落下ダメージが無限倍だし、
電車に必ずついていかなくてはいけなくてカラダが摩擦で
なくなるだろう」


魔王は、必ず死ぬ場所の電車で、
春風創真は、行き先が地獄で、
暗殺丸は、火の電車で、
殊璃愛は、無限に真っ直ぐに走り穴がなく
呼吸できなくなる電車だった。

しかもどれも光の速度だ。
リ-ゼント男の名前は鉄渡という。

石炭を食い始めみるみる体がおおきくなりケンタロス
のようになった。

「電車が負ったダメージは代わりに吸収され
電車内で放出される」

式神召喚。電車内に顔がついた電車が現れた。
ゲラゲラ笑っている。

魔王が乗っている電車に鉄渡がパンチした。
ドッカン…轟音が鳴り響いた。

最大出力でガ-ドしたのにもかかわらず、
右手が吹っ飛んだ。HPのストックで回復する。
威力が絶大なうえに衝撃波なので見えない。

春風創真が乗っている電車には、鉄渡が頭突きした。
春風創真は衝撃波をフリーズパンチでぎりぎり止めた。

鉄渡が、連続パンチするがほとんどすべて止めている。
1回食らったが春風創真でも重症を負った。
すぐに時の裁きで治したが…

春風創真は時の巻戻しをつかい、
魔王は略奪で空気を補給したが、
暗殺丸と殊璃愛は、その手段がなく倒れた。

鉄度が自身の身体を電車に巻きつけてしめていく。

魔王は、何かを略奪し続けている。
春風創真は、時をとめて電車を止まらせたが出れない。

魔力砲を魔王が壁に当たるを奪い放つも、
「中に入っている物が代わりにダメージをうける
し、修理できる」と鉄渡が言った。


術式絶殺…これは必ず喰らう奥義だ。
これは、意識があるのに技を食らうまで動けなくなる。
確定でどんな防御や能力でもある程度食らう。

鉄渡が術式絶殺を使った。
春風創真と魔王に電車のビ-ムが放たれる。

鉄渡は暗殺丸が生きていて
弱点化を使って電車を灰にした。
電車がないので引きずれられない。

邪魔は術式絶殺で、できないがタ-ゲットを暗殺丸にした。
ビ-ムにあたり暗殺丸が電車になった。
「移動するたび石炭を使いなくなると死ぬのさ」

運転席にいつの間にか乗っていた。
「さらに能力が使えず、行き先を操れる」
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