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第11話『神子を産み落としたその夜、私はまた抱かれた』(R18)
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◆ 聖域・神産の間
「――おめでとうございます。お二人とも、無事にお生まれになりました」
産声が、静かな氷の神殿に響く。
アリシアの腕には、透き通るような白い肌と金の瞳を持つ双子の赤子が抱かれていた。
その姿は、まるで神々の写し身。
「……綺麗……この子たちが……私の……」
涙を浮かべるアリシアの隣で、セイグランが静かに子を覗き込む。
「よくやった、アリシア。……これが、俺たちの神子だ」
魔力を持つ者たちは皆、ひれ伏した。
“神妃アリシア”の名は、この瞬間、完全に神格化されたのだった。
だが――
◆ 同夜・私室
「……我慢していたんだ、ずっと。妊娠中の身体に手を出すのは、自制が必要だった」
アリシアが寝台に横たわると、セイグランは衣を脱ぎながら、静かに言った。
「ま、待って……出産したばかりなのに……身体がまだ……」
「わかっている。だから、優しくする。だが、入れることは――やめない」
そう言って、彼はアリシアの足を布の上から優しく開く。
「セイグラン……でも、赤ちゃんたちが……隣に……っ」
「寝ている。……俺たちの時間だ」
唇が重なり、首筋を辿る舌先が体温をじんわり上げていく。
「産後の身体は、とても敏感だろう? ……なら、少しずつ慣らしていこうか」
布越しに愛撫され、乳房を包まれるたび、甘く締めつけられるような快感が戻ってくる。
「ぅ……ん、あっ……! だめ、まだ……っ、奥までなんて……!」
「優しく擦るだけだ。……ほら、もうとろけてる」
浅く浅く、膣口を撫でるように挿れられ、それでも身体は火照って反応してしまう。
「出産を乗り越えたご褒美だ。たっぷり、慈しんでやるよ」
「そんなの、ご褒美じゃな……あっ、あ、んぁ……!」
何度も浅く突かれ、やがて深く、満たされる感覚が戻ってくる。
「おまえは、俺の妃であり、俺の聖女であり……俺だけの女だ。
だから、産後でも孕んでも、何度でも抱く。愛しているからだ」
「っ、セイグラ……んあぁぁっ……!」
セイグランの熱が奥まで届くたびに、涙がにじんで視界が揺れる。
痛みではない。
快楽と、愛しさと、支配に似た甘さが、アリシアを包み込む。
「次は、もうひとり。……いや、また双子を狙ってもいいな」
「……ちょ、っと待って……さすがに……!」
「その身体が孕む限り、俺は止まらない。……好きだからな、おまえの全部が」
抱かれながら、孕まされながら、アリシアは思う。
あの頃の私に教えてあげたい――
地獄に落とされた果てに、こんな甘い天国が待っているなんて、と。
「――おめでとうございます。お二人とも、無事にお生まれになりました」
産声が、静かな氷の神殿に響く。
アリシアの腕には、透き通るような白い肌と金の瞳を持つ双子の赤子が抱かれていた。
その姿は、まるで神々の写し身。
「……綺麗……この子たちが……私の……」
涙を浮かべるアリシアの隣で、セイグランが静かに子を覗き込む。
「よくやった、アリシア。……これが、俺たちの神子だ」
魔力を持つ者たちは皆、ひれ伏した。
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だが――
◆ 同夜・私室
「……我慢していたんだ、ずっと。妊娠中の身体に手を出すのは、自制が必要だった」
アリシアが寝台に横たわると、セイグランは衣を脱ぎながら、静かに言った。
「ま、待って……出産したばかりなのに……身体がまだ……」
「わかっている。だから、優しくする。だが、入れることは――やめない」
そう言って、彼はアリシアの足を布の上から優しく開く。
「セイグラン……でも、赤ちゃんたちが……隣に……っ」
「寝ている。……俺たちの時間だ」
唇が重なり、首筋を辿る舌先が体温をじんわり上げていく。
「産後の身体は、とても敏感だろう? ……なら、少しずつ慣らしていこうか」
布越しに愛撫され、乳房を包まれるたび、甘く締めつけられるような快感が戻ってくる。
「ぅ……ん、あっ……! だめ、まだ……っ、奥までなんて……!」
「優しく擦るだけだ。……ほら、もうとろけてる」
浅く浅く、膣口を撫でるように挿れられ、それでも身体は火照って反応してしまう。
「出産を乗り越えたご褒美だ。たっぷり、慈しんでやるよ」
「そんなの、ご褒美じゃな……あっ、あ、んぁ……!」
何度も浅く突かれ、やがて深く、満たされる感覚が戻ってくる。
「おまえは、俺の妃であり、俺の聖女であり……俺だけの女だ。
だから、産後でも孕んでも、何度でも抱く。愛しているからだ」
「っ、セイグラ……んあぁぁっ……!」
セイグランの熱が奥まで届くたびに、涙がにじんで視界が揺れる。
痛みではない。
快楽と、愛しさと、支配に似た甘さが、アリシアを包み込む。
「次は、もうひとり。……いや、また双子を狙ってもいいな」
「……ちょ、っと待って……さすがに……!」
「その身体が孕む限り、俺は止まらない。……好きだからな、おまえの全部が」
抱かれながら、孕まされながら、アリシアは思う。
あの頃の私に教えてあげたい――
地獄に落とされた果てに、こんな甘い天国が待っているなんて、と。
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