スモールランド

anasan

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他の招待客

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ハーパーとエマは大勢の人達が作る道を進むと
人々に写真やサイン、コメントを求められながら門へ近づいていくと
3ペアの招待客が見えてきた。

ハーパーとエマはどうやら最年少のようである。

1組目のペアは怖そうな見た目のおじさん2人、
年はハーパーの父親より少し下といったところだろう。
ハーパー達と目が合うと少し会釈をして
ニコッと笑ってくれた。
どうやら怖いのは見た目だけなのだろうと心で思い無邪気に笑い返した。

2組目のペアは少し年上に見える女性と男性。
カップルでは無さそうで緊張している様子もなく、おちゃらけているという表現が一番合っている雰囲気である。
こちらのペアもまた挨拶を気さくにしてくれて
ハーパーとエマは少し安心した。

ところが3組目のペアは
ハーパーとエマと同じ女性の2人組で
年も同じ位だろう。
ハーパーとエマが
「「よろしくねっ!」」
と無邪気に挨拶をしたが
何も言わずそっぽを向き二人で何かを話している。

「嫌な感じ」
エマは挨拶を返さない人間が大嫌いだ。


「まあまあ、皆緊張してるんでしょ!今日は細かいこと気にせず門が開くのを待とう!」
とっさにエマの機嫌を戻す。


今回招待されて参加を決めたのは
4ペアの8人である。
共通点もなくみな重要な職業そうでもない。
どうやら招待はランダムのようだ。


8人は一言も話さずずっと門を見て何か心で思っている様子だった。
ハーパーは少し不安になってきていたが
エマはそれを察したのか大丈夫大丈夫と方を叩いてくれた。


いったい彼女達はどんなテーマパークでどんな体験をするのであろうか
まだ誰も知らないのである。

もちろん。筆者である私もね
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