召喚先は腕の中〜異世界の花嫁〜

クリム

文字の大きさ
17 / 27
二章 死に至る

16 僕は離れない

しおりを挟む
「中、すごくうねる。感じているね。中でイけそうだ。結腸が開いている。アキラ、赤ちゃんを望んで」

 ジーンがそう囁き腰を揺さぶってくる。中だけって言われてものすごく恥ずかしくなって腰を震わせた。ジーンは本当に中だけしか越すってくれなかった。

「や、あっ、ひゃっ、うあっ……っ」

 浅い部分を突き上げてきたと思えば、奥の奥を暴いて抉る。繋がった部分はすごく熱くて溶けそうで、悲鳴のような声が出てしまった。

「あーー、ジーンっ!も、やっ、赤ちゃん、出来ちゃうっ」

 びくびく勝手に腰が動いて、涙が出た。中だけを突かれ続けて重い波が身体の奥に溜まる。身体中が疼いて震えている。

「ひっ、や、やだあ」

 声を出したと同時にずんっと腰を打上げられ、精液も出ないのに腰の奥が気持ちよすぎて息が止まった。

「あ、はあっ、はあっ、あーーっ!」

「中でイけたね。またイけるかな。ここに赤ちゃんの実がつくんだ」

 続けて腰を深く入れてこられ、僕は気持ちよさが続きすぎて足を突っ張らせた。精液を出してないのに中が、奥が、重く響くくらい気持ちいい。

「はっ、はあっ、ぐっ……」

 ジーンが息を殺して激しく突き上げてぐっと動きが止まる。中に精液が出されてた感触が裏筋から伝わってくる。

「はあっ……はっ……アキラ、アキラ……赤ちゃんを望んで……っ」

 息を荒げるジーンが僕にキスをしながら背中に手を回してくる。

「アキラは可愛いね。気持ちよかったといいな。私には番いが喜んでいる姿が一番なんだよ。もう少し頑張ってくれないかな」

 繋がったままジーンが再びキスをしてくる。それから僕の出した精液を指で掬っで舐められ、乳首や性器を弄りあちこち撫でられた。再び息が乱れて甘い声が出てしまう。声を上げ過ぎて喉がおかしいです、ジーン。

 それから身体も頭の中もおかしくなっている。何度も精液を出して中でイって……それに恥ずかしくなっていると、ジーンが耳朶を噛んできて笑う。やっと普通のジーンの笑顔が見られた。

 再びジーンの性器が大きくなり、僕はそれで擦られるとあっさり中でイってしまった。もう性器からは何も出てこない、はず。

「あ、あ、あっ、んあっ」

「もう、少し付き合ってくれるかな」

 僕は揺さぶられながら小さく頷いた。それからベッドに連れていかれ、多分丸一日はジーンに中を掻き回されて甘い声を上げさせられた。ジーンは何度も僕の中に精液を出し、僕は

「も、もう、やらっ、やーーっ!」

と泣いて頼んでしまった。けれど、発情期のジーンはやめてくれなった。大量に精液が出されてお腹の奥が重くて苦しいし、ジーンが入っている場所はもう感覚がない。僕は揺さぶられながら意識がぼんやりしていて、優しい顔のジーンが耳元で

「もう離したくない」

と囁いたのを聞いて

「僕も離れません」

と呟き、僕は初めての発情期のセックスの果て意識を手放した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜

レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」 魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。 彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

記憶喪失のフリをしたあざといスパイですが、全部お見通しの皇帝陛下に「嘘の婚約者」として閉じ込められています

たら昆布
BL
処刑寸前のスパイが事故にあった後、記憶喪失のフリをして皇帝の婚約者だと偽る話

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜

たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

朝目覚めたら横に悪魔がいたんだが・・・告白されても困る!

渋川宙
BL
目覚めたら横に悪魔がいた! しかもそいつは自分に惚れたと言いだし、悪魔になれと囁いてくる!さらに魔界で結婚しようと言い出す!! 至って普通の大学生だったというのに、一体どうなってしまうんだ!?

処理中です...