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三. セトの章
20. 災厄から二年目の彼らの目的 ―回想―
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「セト。ちまちまところすだけなのは、じょうかになりません」
災厄から二年後、ちっとも変化のない行商人はニコニコと笑顔を張り付かせたまま、そう言った。
「君は人間を滅ぼしたいのかい?君が今、面と向かって話す僕だって、人間だよ」
行商人は言う。僕のような彼らの協力者は他にもいるのだと。
それらに同じ質問を投げかけたのだそうだ。だけど大した回答を得られなかったと嘆き、僕の所に現れたようである。
「白いモヤのあれは、人の世界で怒れる神と呼ばれているよ。まさに天から墜ちてきた異形の神。人如きの力ではどうにもできない存在だ」
「にんげんのよびななんてどうでもいいことです。わたしはじょうかをすすめたい」
グレフはまさしく人の脅威となった。
剣も斧も槍も弓も、魔法ですら通じない。
あんなのがそこら辺をウロウロしていて、思うように復興が進まないのも当たり前だろう。
僕は行商人の言う「浄化」とは、マナを保持する人間の滅亡だと捉えていたけれど、どうやら本意は違うようである。
相変わらず間延びした舌足らずで喋るし、的を得ずに大事な事は言わないしで真意を探るのが難しいのだ。
「この世界にマナは充満しているよ。いくらマナを循環させていた創造神を殺したとしてもね」
人間だけではない。この世の全てにマナは宿っている。
生き物は全部だ。
大地、水、天。
動物、植物。その辺の石ころにでさえも。
彼らと付き合って二年。
ヴァレリの町は今、労働者階級の移住者を受け入れている。厳選して、だけどね。
そろそろグレフの特性を掴み、上手く掻い潜ってこの町に自力でやってくる人達が増え始めてきたからだ。
「旅人は受け入れる。いずれ騎士団も《王都》を目指してやってくるだろうしね。彼らから外貨を得るのさ。それには労働力がいる。元々僕らがやっていたアコギな商売を再開するんだよ」
「さばくにひとをいれるのですか」
「うん。どうせ越える事は出来ないんだ。何度でもチャレンジすればいい。それは僕の知った事じゃないよ」
「さばくはじょうかがすすんでいます。あまりけがれをもちこみたくありません」
「万が一、砂漠を越えて《王都》に辿り着く不穏分子が現れるかもしれないから?砂漠は君たちの最終防衛線だものね」
「ひとのこうどうはよめなせん。たんじゅんなようでふくざつです」
「違う違う、単純さ。人はただ『欲』の赴くまま、生きているだけだよ」
行商人の目的は『浄化』である。
この世界の真たるエネルギーである真霊力は、彼らにとっては毒らしい。
人間はそこに生きる原住民。彼らからしてみれば、生殺与奪すらどうでもいい存在なのだと。
僕らで例えるならば、虫のようなものか。
ウザいし気持ち悪いけど、そこらへんにいてもどうでもいい存在だ。
つまり、彼らにとって人間の生き死には関係ない。世界に漂う「マナ」さえなくせばそれでいいのだったのだ。
「さばくにいたもうひとつのクズはひつようありませんね」
「ああ、あの蛮族ね。まだ砂漠にいたんだ」
「はい。やくにたたないのでほうちしていました」
「砂漠から出られず、食料も尽きる。彼らが襲っていた遊牧民や旅人ももういないだろうし、もっと凶悪化しているかもね」
ならばこのまま継続して放置だ。いずれ自滅するだろう。
一応、様子を見に行ってもいいかもしれないね。あの時、僕らを襲った恐怖は未だ忘れていないのだから。
ところで《王都》を占拠した行商人らが、都で何をしているのか、中の様子がどうなっているのか等は分からない。当の行商人も言わないからだ。
もしかすると知らない可能性もある。
ただ浄化せよと、彼らの本当の雇い主から厳命されているだけで。
「ならばおしえなさい。すみやかにじょうかするにはどうすればいいか」
「そうだね…」
僕は考える。
全ての物にマナが宿るのなら、マナを根本から失くしてしまえばいい。
領民と他の人たちを区別するために僕らが飲み込んだ黒い粒の塊は、僕らのマナを吸収する効果がある。
それを飲んで2年。僕らは普通に暮らし、別段不都合は感じていないのだ。
「あの粒、グレフの一部って言ってたよね。それ、利用できないかな」
人間はマナが無くても順応した。それは僕らが証明している。
彼らがこの世からマナというエネルギーをゼロにしても、僕らは共存できる道があるのだ。
「思い出してごらん。人の最初の欲を。人が…そして生き物が絶対に必要とするのものだよ」
「さいしょのよく…たべものですね」
「そうだよ、よくできたね。その通り、一から食べ物を造ればいいのさ。それも《中央》から離れた、まだ復興のままならない田舎村なんか丁度いいね」
「ほう」
「マナを最初から宿していない作物だよ。君らの核を栄養にしてね」
マナを宿さない作物を食し、人の中身を徐々に入れ換えていけばいい。
長い年月はかかるだろう。作物をゼロの状態から育てるのだから当たり前である。
「地震と黒い雨は、大地を変えた。復興できずに死にゆく田舎の村は、救済を待ち望んでいるはずだ。藁をも掴むだろうね。君らは彼らに作物を育てさせ、それを食わせ、少しずつコントロールしていくんだよ」
余った作物は輸出すればもっと捗るだろう。
そうして気付かぬうちに、人は彼らに従属化されるのだ。
「僕らが穢れていなければ、君らはそれでいいんでしょう?敢えて殺す必要もないよね」
「はい。じょうかすればいいだけのはなしですから。セトのあんはきにいりました。ほかのくずとは、やはりちがいますね」
行商人は数を増やし、僕の進言を聞き入れて世界に散った。
《中央》の目も届かなそうなド田舎の、排他的で団結力だけは無駄にある集落の中で、マナを保持しない作物を育てる為に。
そこで僕は初めて知った。
彼を含め、《王都》を占拠した彼の仲間たちはこの地に降り立ってから、何も食していない事実を。
「すごいね。食べなくても平気なんだ」
「ひとがマナとよぶけがれをじょうかし、そのかすをたべていますよ」
だから僕の案は即決され、すぐさま行動に移った。彼らも生き物なのだ。霞を食べるように今までひもじい思いをしてきたらしい。
腹を空かしているならば作ればいいのにと思う。それまでただ人類の土地を侵略するだけに留まり、何もしていなかったなんて阿呆すぎる。
彼らは「生活」する術を余りにも知らない。この地に降り立った割に順応していない。
分からなさ過ぎるのだ。
天から墜ちてきた彼らは一体何をしに、この世界にやってきたのだろうか。
「《王都》にいた人間は何を食べているの?ちゃんと生きてるんだよね?」
「しりません。わたしはそこにいないのですから」
行商人は常に出ずっぱりである。僕の町だけではなく、様々な場所を訪れているようで、最近は僕と会話する頻度も少なくなった。
白いモヤの化け物――グレフを栄養分とし、この世界に既存する種を使って作物を作る。
芽や茎、葉は光合成を行い、マナのない空気を排出するだろう。
人や家畜はその作物を食べ、空気も少しずつ変えられていく。
まあ、全てのマナを失くすには気の遠くなる時間が必要だと思うけれどね。そこまで面倒を見るつもりはないから正直、知った事じゃないよ。
行商人はたくさんいた。
一番最初に僕が選んだ装いをして、皆同じ格好で同じ顔をしていた。
だから今まで僕が話していた彼が分からなくなった。
どんな彼が来てもいつものように話はするけれど、数年を共に過ごした変わり種の友人が何だか失われた気がして、徐々に疎遠になっていったのである。
災厄から二年後、ちっとも変化のない行商人はニコニコと笑顔を張り付かせたまま、そう言った。
「君は人間を滅ぼしたいのかい?君が今、面と向かって話す僕だって、人間だよ」
行商人は言う。僕のような彼らの協力者は他にもいるのだと。
それらに同じ質問を投げかけたのだそうだ。だけど大した回答を得られなかったと嘆き、僕の所に現れたようである。
「白いモヤのあれは、人の世界で怒れる神と呼ばれているよ。まさに天から墜ちてきた異形の神。人如きの力ではどうにもできない存在だ」
「にんげんのよびななんてどうでもいいことです。わたしはじょうかをすすめたい」
グレフはまさしく人の脅威となった。
剣も斧も槍も弓も、魔法ですら通じない。
あんなのがそこら辺をウロウロしていて、思うように復興が進まないのも当たり前だろう。
僕は行商人の言う「浄化」とは、マナを保持する人間の滅亡だと捉えていたけれど、どうやら本意は違うようである。
相変わらず間延びした舌足らずで喋るし、的を得ずに大事な事は言わないしで真意を探るのが難しいのだ。
「この世界にマナは充満しているよ。いくらマナを循環させていた創造神を殺したとしてもね」
人間だけではない。この世の全てにマナは宿っている。
生き物は全部だ。
大地、水、天。
動物、植物。その辺の石ころにでさえも。
彼らと付き合って二年。
ヴァレリの町は今、労働者階級の移住者を受け入れている。厳選して、だけどね。
そろそろグレフの特性を掴み、上手く掻い潜ってこの町に自力でやってくる人達が増え始めてきたからだ。
「旅人は受け入れる。いずれ騎士団も《王都》を目指してやってくるだろうしね。彼らから外貨を得るのさ。それには労働力がいる。元々僕らがやっていたアコギな商売を再開するんだよ」
「さばくにひとをいれるのですか」
「うん。どうせ越える事は出来ないんだ。何度でもチャレンジすればいい。それは僕の知った事じゃないよ」
「さばくはじょうかがすすんでいます。あまりけがれをもちこみたくありません」
「万が一、砂漠を越えて《王都》に辿り着く不穏分子が現れるかもしれないから?砂漠は君たちの最終防衛線だものね」
「ひとのこうどうはよめなせん。たんじゅんなようでふくざつです」
「違う違う、単純さ。人はただ『欲』の赴くまま、生きているだけだよ」
行商人の目的は『浄化』である。
この世界の真たるエネルギーである真霊力は、彼らにとっては毒らしい。
人間はそこに生きる原住民。彼らからしてみれば、生殺与奪すらどうでもいい存在なのだと。
僕らで例えるならば、虫のようなものか。
ウザいし気持ち悪いけど、そこらへんにいてもどうでもいい存在だ。
つまり、彼らにとって人間の生き死には関係ない。世界に漂う「マナ」さえなくせばそれでいいのだったのだ。
「さばくにいたもうひとつのクズはひつようありませんね」
「ああ、あの蛮族ね。まだ砂漠にいたんだ」
「はい。やくにたたないのでほうちしていました」
「砂漠から出られず、食料も尽きる。彼らが襲っていた遊牧民や旅人ももういないだろうし、もっと凶悪化しているかもね」
ならばこのまま継続して放置だ。いずれ自滅するだろう。
一応、様子を見に行ってもいいかもしれないね。あの時、僕らを襲った恐怖は未だ忘れていないのだから。
ところで《王都》を占拠した行商人らが、都で何をしているのか、中の様子がどうなっているのか等は分からない。当の行商人も言わないからだ。
もしかすると知らない可能性もある。
ただ浄化せよと、彼らの本当の雇い主から厳命されているだけで。
「ならばおしえなさい。すみやかにじょうかするにはどうすればいいか」
「そうだね…」
僕は考える。
全ての物にマナが宿るのなら、マナを根本から失くしてしまえばいい。
領民と他の人たちを区別するために僕らが飲み込んだ黒い粒の塊は、僕らのマナを吸収する効果がある。
それを飲んで2年。僕らは普通に暮らし、別段不都合は感じていないのだ。
「あの粒、グレフの一部って言ってたよね。それ、利用できないかな」
人間はマナが無くても順応した。それは僕らが証明している。
彼らがこの世からマナというエネルギーをゼロにしても、僕らは共存できる道があるのだ。
「思い出してごらん。人の最初の欲を。人が…そして生き物が絶対に必要とするのものだよ」
「さいしょのよく…たべものですね」
「そうだよ、よくできたね。その通り、一から食べ物を造ればいいのさ。それも《中央》から離れた、まだ復興のままならない田舎村なんか丁度いいね」
「ほう」
「マナを最初から宿していない作物だよ。君らの核を栄養にしてね」
マナを宿さない作物を食し、人の中身を徐々に入れ換えていけばいい。
長い年月はかかるだろう。作物をゼロの状態から育てるのだから当たり前である。
「地震と黒い雨は、大地を変えた。復興できずに死にゆく田舎の村は、救済を待ち望んでいるはずだ。藁をも掴むだろうね。君らは彼らに作物を育てさせ、それを食わせ、少しずつコントロールしていくんだよ」
余った作物は輸出すればもっと捗るだろう。
そうして気付かぬうちに、人は彼らに従属化されるのだ。
「僕らが穢れていなければ、君らはそれでいいんでしょう?敢えて殺す必要もないよね」
「はい。じょうかすればいいだけのはなしですから。セトのあんはきにいりました。ほかのくずとは、やはりちがいますね」
行商人は数を増やし、僕の進言を聞き入れて世界に散った。
《中央》の目も届かなそうなド田舎の、排他的で団結力だけは無駄にある集落の中で、マナを保持しない作物を育てる為に。
そこで僕は初めて知った。
彼を含め、《王都》を占拠した彼の仲間たちはこの地に降り立ってから、何も食していない事実を。
「すごいね。食べなくても平気なんだ」
「ひとがマナとよぶけがれをじょうかし、そのかすをたべていますよ」
だから僕の案は即決され、すぐさま行動に移った。彼らも生き物なのだ。霞を食べるように今までひもじい思いをしてきたらしい。
腹を空かしているならば作ればいいのにと思う。それまでただ人類の土地を侵略するだけに留まり、何もしていなかったなんて阿呆すぎる。
彼らは「生活」する術を余りにも知らない。この地に降り立った割に順応していない。
分からなさ過ぎるのだ。
天から墜ちてきた彼らは一体何をしに、この世界にやってきたのだろうか。
「《王都》にいた人間は何を食べているの?ちゃんと生きてるんだよね?」
「しりません。わたしはそこにいないのですから」
行商人は常に出ずっぱりである。僕の町だけではなく、様々な場所を訪れているようで、最近は僕と会話する頻度も少なくなった。
白いモヤの化け物――グレフを栄養分とし、この世界に既存する種を使って作物を作る。
芽や茎、葉は光合成を行い、マナのない空気を排出するだろう。
人や家畜はその作物を食べ、空気も少しずつ変えられていく。
まあ、全てのマナを失くすには気の遠くなる時間が必要だと思うけれどね。そこまで面倒を見るつもりはないから正直、知った事じゃないよ。
行商人はたくさんいた。
一番最初に僕が選んだ装いをして、皆同じ格好で同じ顔をしていた。
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