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怪奇は影より出て
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「コタちゃんも歌お?」
差し出されたマイクを見て、数秒固まってしまった。
「ジュースも飽きたでしょ?」
,,ああ、お見通し
この人は敏感だから、すぐばれちゃう。
「ほら、コーラばっか飲んでないでゴリちゃんも歌って!」
「…おん。」
時々、本当に姉のようだと思う、世話焼きだけど、遠慮してるのを引っ張り出してくれる。
しっかりと握り締めて、丸いところに顔を近づける。
「oh~すたんだっぷぼーい~」
ごめんなさい、これしか知らないんです。
ゴリさんが部室に持ち込んでいる漫画のアニメの曲だ、曰く男の子はみんなハマる。
「退屈な日々を~ぶち壊して~…」
「よかったよ!」
音程も何もあったものではないだろう、声を出したこと以外覚えていない。
「えへへ。」
それでも悪い気はしない、流れた汗は気持ちよくて、悪いものを全部吐き出してしまったようにとても晴れやかだ。
「楽しかったです!」
愛おしい人をただ見つめて、胸は幸せで満ちていく。
「う!」
「どうしたんですか!?」
暗い中でもわかるほど、顔が青くなっている。
「平気だよ、平気‥ちょっと寒くて‥」
体の奥がキュッと締め付けられ、冷や汗が流れる。
「幽霊!?」
差し出されたマイクを見て、数秒固まってしまった。
「ジュースも飽きたでしょ?」
,,ああ、お見通し
この人は敏感だから、すぐばれちゃう。
「ほら、コーラばっか飲んでないでゴリちゃんも歌って!」
「…おん。」
時々、本当に姉のようだと思う、世話焼きだけど、遠慮してるのを引っ張り出してくれる。
しっかりと握り締めて、丸いところに顔を近づける。
「oh~すたんだっぷぼーい~」
ごめんなさい、これしか知らないんです。
ゴリさんが部室に持ち込んでいる漫画のアニメの曲だ、曰く男の子はみんなハマる。
「退屈な日々を~ぶち壊して~…」
「よかったよ!」
音程も何もあったものではないだろう、声を出したこと以外覚えていない。
「えへへ。」
それでも悪い気はしない、流れた汗は気持ちよくて、悪いものを全部吐き出してしまったようにとても晴れやかだ。
「楽しかったです!」
愛おしい人をただ見つめて、胸は幸せで満ちていく。
「う!」
「どうしたんですか!?」
暗い中でもわかるほど、顔が青くなっている。
「平気だよ、平気‥ちょっと寒くて‥」
体の奥がキュッと締め付けられ、冷や汗が流れる。
「幽霊!?」
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