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街角に、君と7
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明日海をソウルタワーのキーツリーに連れて行った。そこにはたくさん南京錠がかかっている。「愛の南京錠」と呼ばれる場所。ドラマで使われてから人気になった。いろいろな形や色の南京錠に2人の名前やメッセージが書かれている。中には片想いの人や、素敵な恋愛をしたいと書いている人もいるけれど、ほとんどがカップルだ。2人でそこに鍵を掛けると別れないという。だから、明日海と鍵を掛けたいなと思った。それは半分本気の思いと半分はノリ。俺は明日海への想いは本気だから、別れなくなるのならそれは嬉しい。だから、「鍵、買ってくる?」と言った。でも、それに対して明日海は、まだそこまでは、と言った。それを聞いた俺の気持ちは、ダメか、と半分ショックで、でも半分は嬉しかった。明日海はまだ俺とのことをそこまで考えられていないということはショックだけど、考えようによっては、明日海は浮ついた気持ちで俺と付き合っているんじゃないとわかったから。もし、軽い気持ちで付き合っていたら、軽くOKしたと思う。でも、明日海はそうはしなかった。だから、嬉しかったんだ。
明日海が軽い気持ちじゃないというのはわかってはいた。俺が起業をしたら数字を読んで欲しいとお願いしたことに対して、特に返事を貰ったわけではないけど、ソウルに来てからチキン屋の多さを見て、チキン屋をした場合は、お金はそこそこ入るだろうけれど、オンリーワンを目指せないと言われた。反して、クレープ屋がないと話したところ、知名度をあげるのは大変だろうけれどオンリーワンは目指せるとも言われた。でも、ほんとにソウルにクレープ屋がないか、若い女性が集まるところにないかを見てまわることにした。それは、明後日まわる予定だ。つまり、旅行できたのに、そこまでしてくれるということは手伝ってくれると言うことだ。それが嬉しくないわけがない。
ということは、時間をかけて誠実に付き合っていれば、キーツリーに鍵をかけてくれなくたって別れないだろうし、どうしても鍵を掛けたいと言えば、いつかは掛けてくれるだろう。だから、焦ることはないんだ。明日海と付き合うようになってから、まだ数ヶ月だ。俺が日本に行ったときに出会って、恋が始まった。それは秋のことだった。そして大学が冬休みに入った今、今度は明日海がソウルに来てくれた。ほんとに始まったばかりの恋なんだ。明日海は綺麗だから、気が急いてしまったことは否めない。明日海は自分でモテないと言っているけれど、そんなことはないと思う。ただ、綺麗すぎて高嶺の花なのかもしれない。だから、誰にも取られたくなくて焦った。
「馬鹿だよな。明日海は真剣に考えてくれているんだから、待てばいいだけのことなのに」
とりあえず、明日は両親と祖母に明日海を紹介する。友人兼ビジネスパートナーとして。ほんとは恋人として紹介しようとした。でも、それこそ急ぎたくなかったんだ。明日海が日本人であることに対しては拒否感はなくても男の恋人というのは拒否感を抱くかもしれない。ましてや韓国は儒教の国だ。血を重んじる儒教において同性愛は受け入れられるものじゃない。だから反対されるのが怖かった。だけど、友人として紹介して、明日海の人となりをわかって貰えてから話したら、反応は変わるかもしれない。だから急ぎたくはなかった。なのに鍵のことは急いてたんだから笑ってしまう。
そこで、ふと考えた。明日海が大学を卒業して、内定を受けている企業にではなく、韓国で起業したばかりの仕事を手伝うと言ったら明日海のご両親は心配するだろう。大丈夫なのだろうか。まして相手はどこの誰ともわからない人間だ。これは明日海に話して、1度挨拶に行った方がいいよな。
ほんとに始まったばかりの恋。キーツリーに鍵を掛けるなんて遊びみたいなことに一喜一憂するよりも恋人として、そしてビジネスパートナーとして一緒にいられる方がよほど真面目だし、将来見据えてるよな。うん。もう鍵なんてどうでもいい。明日海とずっと一緒にいられるように着実に歩んでいこう。明日海となら、未来が見れる。そしていつか、両親に恋人だと言いたい。そして認めて欲しい。その日のために、一歩一歩着実に歩んでいこう。そう思った。
明日海が軽い気持ちじゃないというのはわかってはいた。俺が起業をしたら数字を読んで欲しいとお願いしたことに対して、特に返事を貰ったわけではないけど、ソウルに来てからチキン屋の多さを見て、チキン屋をした場合は、お金はそこそこ入るだろうけれど、オンリーワンを目指せないと言われた。反して、クレープ屋がないと話したところ、知名度をあげるのは大変だろうけれどオンリーワンは目指せるとも言われた。でも、ほんとにソウルにクレープ屋がないか、若い女性が集まるところにないかを見てまわることにした。それは、明後日まわる予定だ。つまり、旅行できたのに、そこまでしてくれるということは手伝ってくれると言うことだ。それが嬉しくないわけがない。
ということは、時間をかけて誠実に付き合っていれば、キーツリーに鍵をかけてくれなくたって別れないだろうし、どうしても鍵を掛けたいと言えば、いつかは掛けてくれるだろう。だから、焦ることはないんだ。明日海と付き合うようになってから、まだ数ヶ月だ。俺が日本に行ったときに出会って、恋が始まった。それは秋のことだった。そして大学が冬休みに入った今、今度は明日海がソウルに来てくれた。ほんとに始まったばかりの恋なんだ。明日海は綺麗だから、気が急いてしまったことは否めない。明日海は自分でモテないと言っているけれど、そんなことはないと思う。ただ、綺麗すぎて高嶺の花なのかもしれない。だから、誰にも取られたくなくて焦った。
「馬鹿だよな。明日海は真剣に考えてくれているんだから、待てばいいだけのことなのに」
とりあえず、明日は両親と祖母に明日海を紹介する。友人兼ビジネスパートナーとして。ほんとは恋人として紹介しようとした。でも、それこそ急ぎたくなかったんだ。明日海が日本人であることに対しては拒否感はなくても男の恋人というのは拒否感を抱くかもしれない。ましてや韓国は儒教の国だ。血を重んじる儒教において同性愛は受け入れられるものじゃない。だから反対されるのが怖かった。だけど、友人として紹介して、明日海の人となりをわかって貰えてから話したら、反応は変わるかもしれない。だから急ぎたくはなかった。なのに鍵のことは急いてたんだから笑ってしまう。
そこで、ふと考えた。明日海が大学を卒業して、内定を受けている企業にではなく、韓国で起業したばかりの仕事を手伝うと言ったら明日海のご両親は心配するだろう。大丈夫なのだろうか。まして相手はどこの誰ともわからない人間だ。これは明日海に話して、1度挨拶に行った方がいいよな。
ほんとに始まったばかりの恋。キーツリーに鍵を掛けるなんて遊びみたいなことに一喜一憂するよりも恋人として、そしてビジネスパートナーとして一緒にいられる方がよほど真面目だし、将来見据えてるよな。うん。もう鍵なんてどうでもいい。明日海とずっと一緒にいられるように着実に歩んでいこう。明日海となら、未来が見れる。そしていつか、両親に恋人だと言いたい。そして認めて欲しい。その日のために、一歩一歩着実に歩んでいこう。そう思った。
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