画廊に住む魔術師

夕霧

文字の大きさ
1 / 4

画廊に住む魔術師

しおりを挟む
一人用声劇台本
↓↓↓からスタートです

いらっしゃい。…画廊は初めてのお客さんかな?
さっきから物珍しそうにしているから、もしかしたらと思って。予感的中だったね(嬉しそうに)
ここに飾られている作品は、どれも作者が愛情込めて作り上げた逸品ばかりだ。
ぜひゆっくりと見ていってほしい。
気に入った作品があるのなら購入も可能だ。もちろん、ただ見るだけでも構わない。
好きなようにここで過ごしていってくれ。

…おや?どうかしたのかな?欲しい作品が見つかったかい?
そうか、君は『画廊を見に来た客』ではなく、『わたしに用事のある客』だったのだね。
改めて…わたしにどのような用件かな?…例えば、魔法薬を作ってほしい…とか?
当たりか。驚かなくてもいいよ。わたしの元を訪ねる客は大体、作品の展示を依頼してくるか、魔法薬を作ってほしいと依頼をしてくるか。だから、そう珍しいことじゃない。

まずは、君の話を聞こうか。君は、どんな薬をお望みかな?

+++

とある画廊を管理する、魔術師がいた。
「(好きな名前を入れる。一人称、二人称可)」は画家で、自身の手がけた作品を画廊に展示することもあった。
「」の元にはたびたび不思議な客が訪れる。
「」が作る魔法薬を求める異界からの客人と、縁をたどって訪れる客人。

「」はどんなにありふれた安価な薬も、滅多に手に入らない高価な薬も、一律の値段で提供する。
しかし、高価な薬を客が求めたとき、薬の価格はそのままに。「」は決まってこのような条件を客に提示する。

「貴方がもたらす不可思議な縁。貴方に繋がれ導かれたそれを、わたしに見せてもらえるなら、この薬を提供しましょう」と。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

令嬢失格な私なので

あんど もあ
ファンタジー
貴族の令息令嬢が学ぶ王都学園。 そこのカースト最下位と思われている寮生の中でも、最も令嬢らしからぬディアナ。 しかしその正体は……。

愛する義兄に憎まれています

ミカン♬
恋愛
自分と婚約予定の義兄が子爵令嬢の恋人を両親に紹介すると聞いたフィーナは、悲しくて辛くて、やがて心は闇に染まっていった。 義兄はフィーナと結婚して侯爵家を継ぐはずだった、なのにフィーナも両親も裏切って真実の愛を貫くと言う。 許せない!そんなフィーナがとった行動は愛する義兄に憎まれるものだった。 2023/12/27 ミモザと義兄の閑話を投稿しました。 ふわっと設定でサクっと終わります。 他サイトにも投稿。

ちゃんと忠告をしましたよ?

柚木ゆず
ファンタジー
 ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。 「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」  アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。  アゼット様。まだ間に合います。  今なら、引き返せますよ? ※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。

辺境地で冷笑され蔑まれ続けた少女は、実は土地の守護者たる聖女でした。~彼女に冷遇を向けた街人たちは、彼女が追放された後破滅を辿る~

銀灰
ファンタジー
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。 少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。 ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。 陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。 その結果――?

「お前を愛する事はない」を信じたので

あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」 お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。

真実の愛には敵いませんもの

あんど もあ
ファンタジー
縁談の相手に「自分には真実の愛の相手がいる」と言われて破談になってしまった私。友人達に聞いてもらって笑い飛ばしてもらいましょう!、と思ったのですが、話は予想外に広まってしまい……。

いつまでもドアマットと思うなよ

あんど もあ
ファンタジー
二年前に母を亡くしたミレーネは、後妻と妹が家にやって来てからすっかり使用人以下の扱いをされている。王宮で舞踏会が開催されるが、用意されたのは妹のドレスだけ。そんなミレーネに手を差し伸べる人が……。

処理中です...