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恥辱とトラウマ(1)
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一週間が経過して、月曜日。風邪から復帰した沙織と顔を合わせるのが気まずかった。手首を切らないという、指きりまでした約束を破ってしまったのだから。けれど、その気持ち以上に、私は彼女に顔をそむけたいわけとなる感情があった。好きな子のことを、じっと見つめてなどいられない。そんなことをしたら恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
「あ、もう大丈夫なんだ」
「ちょっとこじらせちゃったね」
沙織が私に向かって優しく微笑む、それだけで、もう心が満たされるのだった。一週間がんばりぬこうと思える。
あの日の夜は、私が沙織に恋をしている、という事実に悩まされ、なかなか寝付けなかった。好きなんだ、好きなんだ。私は沙織のことが。そのことと、もし、沙織が私と付き合ってくれたら、何がしたいかをずっと考えていた。その行為で、私は心の底から満たされた。満ちる心が、どこにあるのかは分からないし、考えたくもないが、とにかく幸せな気持ちになったのは確かだった。
けれど、告白しても、振られる可能性の方が高いのではないだろうか、と悩んでしまう。私が沙織なんかと釣り合わないという事実もあるが、同性を好きになることに関して、やはりある種の後ろめたさもある。
朝のHRが始まる。きょうから定期テスト期間で、部活動は休みだった。高校に入ってから最近まで、テスト勉強などしたことがなかったが、上手く沙織を誘ってテスト勉強と称し、沙織の家に行くか、もしくは私の家に誘うことはできないものだろうか。いや、圧倒的に、沙織の家へ行った方がいい。血まみれのカーペットを綺麗にするには、手間とお金がかかるだろう。
テスト勉強、そうだ、私は最近、しっかりと勉強をしている。数学や英語といった、中学からの積み重ねになる教科はからきしだったが、二年生から始まった世界史なんかはほとんどみんなと差がないと言うことに気づいたので、勉強がはかどった。沙織は世界史を受験に使わないようだったので、関心が薄そうだったけれど。
沙織は父の影響もあって、医学部志望らしい。父と同じ精神科医を目指しているようだ。将来の夢について語るとき、沙織の眼は輝いていた。龍華や今日子から、「沙織ってすっごく頭いいんだよ」と常々聞いている。沙織と勉強をすれば、さぞ力がつくだろう。でも、私が足を引っ張って、沙織の勉強を邪魔することだけはしたくない。ある程度は、一人の力でやってみる。
美術部には、部長に告白をされた日以来行っていなかった。どうしても、気まずいと思ったのだ。ここばかりは沙織にどれだけ誘われても、無理だった。部長と顔を合わせたくないし、部長もある程度龍華や今日子に話をしてある気がする。彼女らにどれだけ怒られるか、想像しただけで怖い。
HRが終わった。沙織が私の席に近づいてきて、言った。
「勉強ははかどってる?」
「多分沙織が思ってるよりも、大分やってるよ」
「それは良かった」
勉強する内容というのは、論理的な、体系だったものだ。論理とは先人たちの考えてきた思考をまとめたものだ。そういったところに、かつて私は抵抗感、嫌悪感を覚えていたのかもしれない。今は違った。少しはそれに、歩み寄る努力をしてみようと思っている。この変化は、沙織によるところが大きいと思う。ただ、まだ勉強には、どこか恐ろしさを感じる。たとえば倫理の授業などは、私に思想家たちの考えが流れ込んできて、混乱し、自分が思想家たちに脳を奪い去られたような感覚がして嫌いだった。
今日はお腹が痛かった。私は大分生理痛がひどい方で、腰にまで痛みが回ってきている。今回は二週間近く遅れていた。それのおかげで、授業にはあまり集中できていない。
午前中の授業を終える。沙織が、私の席に弁当を持ってやってきた。前の人は不在だったので、椅子を勝手に奪ってきて私の机の前に座った。いつも、こうして沙織と一緒に弁当を食べていた。先週は寂しく一人で食べていただけに、嬉しさもひとしお。自然に顔がほころんだ。
「朝、龍華ちゃんから話を聞いたんだよ。綾香、先週は火曜日からずっと美術部の見学に行かなかったんだって? どうして?」
「いや、ちょっと……」
「部長の告白の件、断ったから?」
やはり、その話は知れ渡っていたか。部長のことだ、すぐに笑い話として部員のみんなに振られたことを明るく打ち明けたのだろう。
「まあ……」
「みんな、そんなに気にしてないからさ、気楽においでよ。――あ、テスト期間が終わってからね」
沙織はお茶目に言った。その笑顔を、私は午後の授業の原動力にする。
弁当を食べ終わるまでに、話を付けておきたい。今日帰ったら、一緒に勉強しない? その言葉を脳内で何度も繰り返した。
「あ、あの」
「一緒に勉強会、する?」
「う、うん」
こういったところは、沙織の方が一枚上手だった。私の思っていることを、先取りし、伝えてくる。それが嬉しくもあり、気味悪くも感じる。
午後の授業が始まった。今日は六時間授業で、午後からは二時間、百分だけ机に着いていればいいだけだ。そう開き直ると、逆に授業に集中できるのだから不思議なものだ。放課のチャイムが鳴った。
「じゃあ、一緒に帰ろっか」
「あ、ちょっと待って。トイレに行ってくる」
私は朝から一度もトイレに行っていなかった。女子トイレに入って、一日分の大量の尿を排泄し、タンポンを入れ替える。タンポンを抜くとき、入れるときの痛みには、まだ慣れない。
恐る恐る、タンポンを入れた。私はもちろん処女だったし、母にも「膣が狭いのね」と言われたことがある。
私は携帯で一応母親に、『帰るのが遅くなる。晩ご飯前には帰る』とメールを送った。友達の家で勉強会をする、などと書くと色々詮索されるのが面倒だから、簡潔な文面にした。
私は校門のところで待っていた沙織に声をかけ、一緒に歩き始めた。沙織の住んでいる住宅地は、うちの住宅地の隣にあるが、実際に足を運んだことはなかった。
沙織の家にたどり着いた。沙織はさすがに医者の娘とだけあって、裕福そうで瀟洒な白塗りの家に住んでいた。私の体はがちがちになってきた。
「今日は両親とも仕事だから、うちには誰もいないよ」
沙織はやさしく私の肩に手を置いた。そのまま二人して玄関のドアを開ける。その程度のスキンシップならいくらでもしてきたはずなのに、沙織の家に来たと言う事実と緊張感が、その行為をなんだか妙に意識してしまう。まるで、恋人同士のそれのように錯覚してしまう。
「ん?」
沙織は私のおかしな様子に気づいて首をかしげた。私は顔を真っ赤にして、それでも否定の意思を持って、なんでもない、と首を振る。
私は二階にある沙織の部屋に通された。
「お茶とお菓子、持ってくるね」
沙織は私を残して一階へと戻っていった。私は沙織の部屋を見回す。丸いピンクのカーペットにガラス張りのテーブル。ベージュ色の落ち着いたカーテンと、シーツカバー。部屋の隅まで掃除が行き届いている。虫の気配は一つもない。私の殺風景かつ物騒な部屋とは大違いだ。これだけで、絵になっている。絵にするまでもなく、絵画的な部屋。その中で唯一異質なものが勉強机の横に据えられたスチールラックだった。そこには一目で使い古されていると分かる画材一式があり、表紙が手擦れしているスケッチブックが何冊も刺さっていた。
「はい」
沙織がテーブルの上に麦茶とせんべいを置く。私はその間に、鞄の中から勉強道具を取り出してテーブルに並べる。まずは、苦手な数学からだ。
私は沙織に教えてもらいながら、問題に少しずつ取り組んだ。お腹が痛くて集中があまりできない上に、中学レベルすら満足に分かっていないであろう私にも、彼女の教え方が上手いことは分かった。彼女の言った通りにすれば、問題は魔法のように解けてしまうのだ。私は課された宿題のプリントをやっていたが、彼女は難しそうな分厚い問題集を解いていた。彼女に教えてもらいながらやっているとはいえ、私の集中力は、絵を描いているとき以外は皆無に等しかったので、三十分もすれば問題文を頭が受け付けなくなった。
「綾香、大丈夫? 少し休んだら」
「ありがと、そうする」
私はぬるくなった麦茶を飲み、せんべいをかじった。今が好機かと思い、私はたずねた。
「あのスケッチブック、見てもいい?」
何故か、沙織は深く考え込んだ。その目からは、彼女の動揺がありありと感じられる。あれだけ上手いのだ、なにも恥ずかしがることはないのに。やがて、沙織はゆっくりと頷いた。
「いいよ、でも、心の方は平気?」
理詰めで描かれた沙織の絵は、正直嫌いだった。わたしの分からないこと、ものが自分に流れ込んでくる感覚がやってくるかと思うと恐ろしい。だが、怖いもの見たさという面もある。
私は立ち上がり、一番古びているスケッチブックを手にとって開いた。
「あ、もう大丈夫なんだ」
「ちょっとこじらせちゃったね」
沙織が私に向かって優しく微笑む、それだけで、もう心が満たされるのだった。一週間がんばりぬこうと思える。
あの日の夜は、私が沙織に恋をしている、という事実に悩まされ、なかなか寝付けなかった。好きなんだ、好きなんだ。私は沙織のことが。そのことと、もし、沙織が私と付き合ってくれたら、何がしたいかをずっと考えていた。その行為で、私は心の底から満たされた。満ちる心が、どこにあるのかは分からないし、考えたくもないが、とにかく幸せな気持ちになったのは確かだった。
けれど、告白しても、振られる可能性の方が高いのではないだろうか、と悩んでしまう。私が沙織なんかと釣り合わないという事実もあるが、同性を好きになることに関して、やはりある種の後ろめたさもある。
朝のHRが始まる。きょうから定期テスト期間で、部活動は休みだった。高校に入ってから最近まで、テスト勉強などしたことがなかったが、上手く沙織を誘ってテスト勉強と称し、沙織の家に行くか、もしくは私の家に誘うことはできないものだろうか。いや、圧倒的に、沙織の家へ行った方がいい。血まみれのカーペットを綺麗にするには、手間とお金がかかるだろう。
テスト勉強、そうだ、私は最近、しっかりと勉強をしている。数学や英語といった、中学からの積み重ねになる教科はからきしだったが、二年生から始まった世界史なんかはほとんどみんなと差がないと言うことに気づいたので、勉強がはかどった。沙織は世界史を受験に使わないようだったので、関心が薄そうだったけれど。
沙織は父の影響もあって、医学部志望らしい。父と同じ精神科医を目指しているようだ。将来の夢について語るとき、沙織の眼は輝いていた。龍華や今日子から、「沙織ってすっごく頭いいんだよ」と常々聞いている。沙織と勉強をすれば、さぞ力がつくだろう。でも、私が足を引っ張って、沙織の勉強を邪魔することだけはしたくない。ある程度は、一人の力でやってみる。
美術部には、部長に告白をされた日以来行っていなかった。どうしても、気まずいと思ったのだ。ここばかりは沙織にどれだけ誘われても、無理だった。部長と顔を合わせたくないし、部長もある程度龍華や今日子に話をしてある気がする。彼女らにどれだけ怒られるか、想像しただけで怖い。
HRが終わった。沙織が私の席に近づいてきて、言った。
「勉強ははかどってる?」
「多分沙織が思ってるよりも、大分やってるよ」
「それは良かった」
勉強する内容というのは、論理的な、体系だったものだ。論理とは先人たちの考えてきた思考をまとめたものだ。そういったところに、かつて私は抵抗感、嫌悪感を覚えていたのかもしれない。今は違った。少しはそれに、歩み寄る努力をしてみようと思っている。この変化は、沙織によるところが大きいと思う。ただ、まだ勉強には、どこか恐ろしさを感じる。たとえば倫理の授業などは、私に思想家たちの考えが流れ込んできて、混乱し、自分が思想家たちに脳を奪い去られたような感覚がして嫌いだった。
今日はお腹が痛かった。私は大分生理痛がひどい方で、腰にまで痛みが回ってきている。今回は二週間近く遅れていた。それのおかげで、授業にはあまり集中できていない。
午前中の授業を終える。沙織が、私の席に弁当を持ってやってきた。前の人は不在だったので、椅子を勝手に奪ってきて私の机の前に座った。いつも、こうして沙織と一緒に弁当を食べていた。先週は寂しく一人で食べていただけに、嬉しさもひとしお。自然に顔がほころんだ。
「朝、龍華ちゃんから話を聞いたんだよ。綾香、先週は火曜日からずっと美術部の見学に行かなかったんだって? どうして?」
「いや、ちょっと……」
「部長の告白の件、断ったから?」
やはり、その話は知れ渡っていたか。部長のことだ、すぐに笑い話として部員のみんなに振られたことを明るく打ち明けたのだろう。
「まあ……」
「みんな、そんなに気にしてないからさ、気楽においでよ。――あ、テスト期間が終わってからね」
沙織はお茶目に言った。その笑顔を、私は午後の授業の原動力にする。
弁当を食べ終わるまでに、話を付けておきたい。今日帰ったら、一緒に勉強しない? その言葉を脳内で何度も繰り返した。
「あ、あの」
「一緒に勉強会、する?」
「う、うん」
こういったところは、沙織の方が一枚上手だった。私の思っていることを、先取りし、伝えてくる。それが嬉しくもあり、気味悪くも感じる。
午後の授業が始まった。今日は六時間授業で、午後からは二時間、百分だけ机に着いていればいいだけだ。そう開き直ると、逆に授業に集中できるのだから不思議なものだ。放課のチャイムが鳴った。
「じゃあ、一緒に帰ろっか」
「あ、ちょっと待って。トイレに行ってくる」
私は朝から一度もトイレに行っていなかった。女子トイレに入って、一日分の大量の尿を排泄し、タンポンを入れ替える。タンポンを抜くとき、入れるときの痛みには、まだ慣れない。
恐る恐る、タンポンを入れた。私はもちろん処女だったし、母にも「膣が狭いのね」と言われたことがある。
私は携帯で一応母親に、『帰るのが遅くなる。晩ご飯前には帰る』とメールを送った。友達の家で勉強会をする、などと書くと色々詮索されるのが面倒だから、簡潔な文面にした。
私は校門のところで待っていた沙織に声をかけ、一緒に歩き始めた。沙織の住んでいる住宅地は、うちの住宅地の隣にあるが、実際に足を運んだことはなかった。
沙織の家にたどり着いた。沙織はさすがに医者の娘とだけあって、裕福そうで瀟洒な白塗りの家に住んでいた。私の体はがちがちになってきた。
「今日は両親とも仕事だから、うちには誰もいないよ」
沙織はやさしく私の肩に手を置いた。そのまま二人して玄関のドアを開ける。その程度のスキンシップならいくらでもしてきたはずなのに、沙織の家に来たと言う事実と緊張感が、その行為をなんだか妙に意識してしまう。まるで、恋人同士のそれのように錯覚してしまう。
「ん?」
沙織は私のおかしな様子に気づいて首をかしげた。私は顔を真っ赤にして、それでも否定の意思を持って、なんでもない、と首を振る。
私は二階にある沙織の部屋に通された。
「お茶とお菓子、持ってくるね」
沙織は私を残して一階へと戻っていった。私は沙織の部屋を見回す。丸いピンクのカーペットにガラス張りのテーブル。ベージュ色の落ち着いたカーテンと、シーツカバー。部屋の隅まで掃除が行き届いている。虫の気配は一つもない。私の殺風景かつ物騒な部屋とは大違いだ。これだけで、絵になっている。絵にするまでもなく、絵画的な部屋。その中で唯一異質なものが勉強机の横に据えられたスチールラックだった。そこには一目で使い古されていると分かる画材一式があり、表紙が手擦れしているスケッチブックが何冊も刺さっていた。
「はい」
沙織がテーブルの上に麦茶とせんべいを置く。私はその間に、鞄の中から勉強道具を取り出してテーブルに並べる。まずは、苦手な数学からだ。
私は沙織に教えてもらいながら、問題に少しずつ取り組んだ。お腹が痛くて集中があまりできない上に、中学レベルすら満足に分かっていないであろう私にも、彼女の教え方が上手いことは分かった。彼女の言った通りにすれば、問題は魔法のように解けてしまうのだ。私は課された宿題のプリントをやっていたが、彼女は難しそうな分厚い問題集を解いていた。彼女に教えてもらいながらやっているとはいえ、私の集中力は、絵を描いているとき以外は皆無に等しかったので、三十分もすれば問題文を頭が受け付けなくなった。
「綾香、大丈夫? 少し休んだら」
「ありがと、そうする」
私はぬるくなった麦茶を飲み、せんべいをかじった。今が好機かと思い、私はたずねた。
「あのスケッチブック、見てもいい?」
何故か、沙織は深く考え込んだ。その目からは、彼女の動揺がありありと感じられる。あれだけ上手いのだ、なにも恥ずかしがることはないのに。やがて、沙織はゆっくりと頷いた。
「いいよ、でも、心の方は平気?」
理詰めで描かれた沙織の絵は、正直嫌いだった。わたしの分からないこと、ものが自分に流れ込んでくる感覚がやってくるかと思うと恐ろしい。だが、怖いもの見たさという面もある。
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