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第二章:現代の神隠し
第13話:切なる願い
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エルトルージェの城に戻ってすぐに、京志郎は奇怪な光景を目の当たりにした。
エルトルージェの使い魔――アルバトロスが周囲を忙しなく飛び回っている。
今にももげそうな勢いで立派な翼を羽ばたかせ、その羽音がいやにやかましい。
「なにかあったのか……?」
激しく焦った様子である姿に、京志郎は思わずはて、と小首をひねった。
「あっ! キョウシロウ殿!」
顔を合わせるや否や、放たれた矢の如くやってきたアルバトロス。
息も絶え絶えで、浮遊するだけの余力もないらしい。
ひんやりとした床にぺたりと座り込む彼に、京志郎はますます怪訝な顔を示す。
「いったい何があったんだ?」
「なにがあったんだ、ではございませんぞ! いったいどこへ行っておられたのですか!?」
怒りを露わにした口調で、まくし立てるように口火を切って吼えた。
そんなアルバトロスに困惑しながらも、京志郎は経緯を伝えた。
「バンパイアハンター……」
表情を一瞬にして険しくし、激しく乱れていた呼吸もぴたりと規則正しいリズムを刻む。
「あいつは、何者だったんだ? それに、白いプラージェを操っていた」
「……バンパイアハンターは遥か古き時代より我々の天敵で、これまでに数多くの同胞が葬られました。
あやつらが使う技術は特に異質。白いプラージェもその内の一つでしょう」
「……いずれにせよ、油断できない相手なのは確かだった」
直接戦ったわけではないが、長年の経験が心を熱くたぎらせる。
あれは、強者の目をしていた。京志郎はそう確信すると共に、静かに拳を握った。
不意に、アルバトロスがハッとした顔を浮かべた。
「それよりも、キョウシロウ殿! 何故黙ってこの城を出られたのですか!?」
途端に彼の瞳に怒りの感情が宿る。
恐怖こそなかったものの、真剣みがひしひしと伝わってきた。
「いや、ぐっすりと眠っているのを起こすのも悪いと思ってだな」
「そのせいで姫様がひどく落ち込んでおられるのですぞ!」
「エルトルージェが?」
どうしてここでエルトルージェが出てくるのか。京志郎はわからない。
不思議そうな顔をする彼に、アルバトロスの口からは盛大な溜息がもれた。
「とにかく、早く姫様に会いにいきますぞ!」
「あ、あぁ……」
困惑を隠せないまま、京志郎は長い廊下を歩く。
相変わらずしんとした城内に、こつこつと自らの足音を刻む。
その音も虚しく消えていくばかりで、それが余計に物寂しく感じた。
「時に、キョウシロウ殿」
先行するアルバトロスが口火を切った。
「なんだ?」
「姫様……エルトルージェ様のことをどう思われますかな?」
「どう、というのは……?」
質問の意図がわからない。
京志郎はいぶかし気な視線を彼の背に送った。
「深く考える必要はありません。思ったままの感情で構いませんので」
その言葉に京志郎は「そうだな」と、顎をくしゃりと撫でた。
時間にして数秒ほどの沈黙の後、そっと言葉を紡いだ。
「悪い奴じゃない、まずはそれだな」
「他には?」と、間髪入れずに催促するアルバトロス。
「他……後は、苦労人とかか」
「そうではなくて……」
次第に呆れた口調になっていくアルバトロス。
(なんか、俺が悪いみたいな空気になっていないか?)
思ったままを口にしているだけなのに、アルバトロスの反応はいまいちだった。
それどころか、心底呆れたような視線さえも向けられる始末である。
もちろん、京志郎としてはこれは到底納得できるものではない。
「じゃあ、なにを言えばいいんだ?」
ついにしびれを切らして、本人に直接尋ねることにした。
「容姿とか、色々とあるでしょうに」
「だったら――」
最初からそういえばよかっただけの話ではないか……。
あえてもったいぶったアルバトロスに、京志郎は小さな溜息を吐いた。
感情は、言葉にしなければなにも伝わらない。
人は、察しがよい者ばかりではないのだから。
(そういえば、あいつもそんなこと言っていたな……)
亡きパートナーの言葉が、ふと脳裏によぎった。
それはさておき。
「容姿についてはかわいいと思うぞ。吸血鬼だからっていうのもあるかもしれないが」
「ほほぉ。では、異性として見ている……と?」
「それはちょっと違うな」と、京志郎はさも平然と返す。
「出会ったばかりっていうのもあるが、今のところどっちかというと保護者のような気分だな」
あるいは、年の離れた妹のような感覚といっても過言ではない。
庇護欲とまではいかずとも、つい目が離せない。
それほどまでにエルトルージェが、京志郎はか弱い存在に見えた。
いずれも恋愛感情というものについて、京志郎はこれっぽっちもなかった。
「……姫様。どうやら姫様の歩む道は前途多難なようですぞ」
もそりと呟いたアルバトロスの目は慈しみに満ちていた。
「ところで、そのエルトルージェはどこに?」
「……それは、ご自身の目で直接見られるのがよろしいかと。どうぞ、こちらです」
アルバトロスの真意を確かめる間もなく、扉の前に着いた。
この先にエルトルージェがいるらしい。京志郎はそっと扉を開いた。
薔薇の優しく甘い香りに出迎えられ、次に広々とした空間が視界いっぱいに映る。
円形状の室内は清潔感に満ちていながら、見事な装飾は下品さは欠片ほどもない。
優雅な時間をすごすに相応しい中で、エルトルージェだけがひどくどんよりとした空気を纏っていた。
中央にぽつんと佇み、かと思えば小さな溜息を何度もこぼす。
あからさまに落ち込む姿に、京志郎は怪訝な顔を浮かべるしかできなかった。
そして次の瞬間には、大粒の涙が赤い瞳からほろりと落ちた。
「エルトルージェ……?」と、京志郎はおそるおそるその名を口にした。
「あ……」と、エルトルージェがゆっくりと顔を上げる。
視線を交えること数秒、エルトルージェの涙腺がついに決壊した。
ぼろぼろと涙をこぼし、よろよろと歩いたかと思えば――勢いのままに抱き着かれる。
「エ、エルトルージェ? いったいどうしたんだ? どこか痛むのか?」
京志郎はおろおろとしながら、どうにかなだめようと必死に試みる。
「どこに、行ってたの……?」
「あ、あぁ。少し俺が世話になった村に。
お前のことを討伐したって嘘を吐いておいたから、多分大丈夫だろう」
「……なんで黙って出ていったの?」
その一言に怒りはなく、絶望があった。
どうして、何故……自問するも出ることのない回答に苦しむ者の感情だ。
「そ、それはお前が気持ち良さそうに寝ていたからで……」
いつしか京志郎は、気圧されていることに気付いた。
輝きを失い、奥底に闇を宿す赤き瞳はまるで無機質な硝子細工のよう。
真剣に怒っている。京志郎は――
「……すまなかったな」
と、エルトルージェの頭を優しく撫でた。
これが正しい行動なのかはわからない。ただ、本能的に身体が自然とそう動いた。
しばらく撫でていると、エルトルージェの瞳にいつしか輝きが戻った。
ほんのりと頬を赤らめ、鼻をすすりながらべったりと身体を密着させる。
小さな身体には似つかない力は吸血鬼らしく、しかし痛みはない。
代わりに、もう離さない……エルトルージェの決意のような感情が、この熱い抱擁にあった。
「……次からはちゃんと言ってほしい。心配、したから」
「善処しよう」
「……もう少し、このままでいて」
「わかった。お前の気が済むまで付き合おう」
もう一度頭を撫でると、エルトルージェは猫のように目をそっと細め身を委ねる。
その姿が愛らしく、同時にバンパイアハンター……アリアの姿が脳裏によぎる。
この娘に、魔の手が迫ろうとしている。
「俺が、どうにかしないとだな……」
「キョウシロウさん……?」
「いや、なんでもない」
不安の色をわずかに滲ませたエルトルージェに、京志郎は優しく口角を緩めた。
エルトルージェの使い魔――アルバトロスが周囲を忙しなく飛び回っている。
今にももげそうな勢いで立派な翼を羽ばたかせ、その羽音がいやにやかましい。
「なにかあったのか……?」
激しく焦った様子である姿に、京志郎は思わずはて、と小首をひねった。
「あっ! キョウシロウ殿!」
顔を合わせるや否や、放たれた矢の如くやってきたアルバトロス。
息も絶え絶えで、浮遊するだけの余力もないらしい。
ひんやりとした床にぺたりと座り込む彼に、京志郎はますます怪訝な顔を示す。
「いったい何があったんだ?」
「なにがあったんだ、ではございませんぞ! いったいどこへ行っておられたのですか!?」
怒りを露わにした口調で、まくし立てるように口火を切って吼えた。
そんなアルバトロスに困惑しながらも、京志郎は経緯を伝えた。
「バンパイアハンター……」
表情を一瞬にして険しくし、激しく乱れていた呼吸もぴたりと規則正しいリズムを刻む。
「あいつは、何者だったんだ? それに、白いプラージェを操っていた」
「……バンパイアハンターは遥か古き時代より我々の天敵で、これまでに数多くの同胞が葬られました。
あやつらが使う技術は特に異質。白いプラージェもその内の一つでしょう」
「……いずれにせよ、油断できない相手なのは確かだった」
直接戦ったわけではないが、長年の経験が心を熱くたぎらせる。
あれは、強者の目をしていた。京志郎はそう確信すると共に、静かに拳を握った。
不意に、アルバトロスがハッとした顔を浮かべた。
「それよりも、キョウシロウ殿! 何故黙ってこの城を出られたのですか!?」
途端に彼の瞳に怒りの感情が宿る。
恐怖こそなかったものの、真剣みがひしひしと伝わってきた。
「いや、ぐっすりと眠っているのを起こすのも悪いと思ってだな」
「そのせいで姫様がひどく落ち込んでおられるのですぞ!」
「エルトルージェが?」
どうしてここでエルトルージェが出てくるのか。京志郎はわからない。
不思議そうな顔をする彼に、アルバトロスの口からは盛大な溜息がもれた。
「とにかく、早く姫様に会いにいきますぞ!」
「あ、あぁ……」
困惑を隠せないまま、京志郎は長い廊下を歩く。
相変わらずしんとした城内に、こつこつと自らの足音を刻む。
その音も虚しく消えていくばかりで、それが余計に物寂しく感じた。
「時に、キョウシロウ殿」
先行するアルバトロスが口火を切った。
「なんだ?」
「姫様……エルトルージェ様のことをどう思われますかな?」
「どう、というのは……?」
質問の意図がわからない。
京志郎はいぶかし気な視線を彼の背に送った。
「深く考える必要はありません。思ったままの感情で構いませんので」
その言葉に京志郎は「そうだな」と、顎をくしゃりと撫でた。
時間にして数秒ほどの沈黙の後、そっと言葉を紡いだ。
「悪い奴じゃない、まずはそれだな」
「他には?」と、間髪入れずに催促するアルバトロス。
「他……後は、苦労人とかか」
「そうではなくて……」
次第に呆れた口調になっていくアルバトロス。
(なんか、俺が悪いみたいな空気になっていないか?)
思ったままを口にしているだけなのに、アルバトロスの反応はいまいちだった。
それどころか、心底呆れたような視線さえも向けられる始末である。
もちろん、京志郎としてはこれは到底納得できるものではない。
「じゃあ、なにを言えばいいんだ?」
ついにしびれを切らして、本人に直接尋ねることにした。
「容姿とか、色々とあるでしょうに」
「だったら――」
最初からそういえばよかっただけの話ではないか……。
あえてもったいぶったアルバトロスに、京志郎は小さな溜息を吐いた。
感情は、言葉にしなければなにも伝わらない。
人は、察しがよい者ばかりではないのだから。
(そういえば、あいつもそんなこと言っていたな……)
亡きパートナーの言葉が、ふと脳裏によぎった。
それはさておき。
「容姿についてはかわいいと思うぞ。吸血鬼だからっていうのもあるかもしれないが」
「ほほぉ。では、異性として見ている……と?」
「それはちょっと違うな」と、京志郎はさも平然と返す。
「出会ったばかりっていうのもあるが、今のところどっちかというと保護者のような気分だな」
あるいは、年の離れた妹のような感覚といっても過言ではない。
庇護欲とまではいかずとも、つい目が離せない。
それほどまでにエルトルージェが、京志郎はか弱い存在に見えた。
いずれも恋愛感情というものについて、京志郎はこれっぽっちもなかった。
「……姫様。どうやら姫様の歩む道は前途多難なようですぞ」
もそりと呟いたアルバトロスの目は慈しみに満ちていた。
「ところで、そのエルトルージェはどこに?」
「……それは、ご自身の目で直接見られるのがよろしいかと。どうぞ、こちらです」
アルバトロスの真意を確かめる間もなく、扉の前に着いた。
この先にエルトルージェがいるらしい。京志郎はそっと扉を開いた。
薔薇の優しく甘い香りに出迎えられ、次に広々とした空間が視界いっぱいに映る。
円形状の室内は清潔感に満ちていながら、見事な装飾は下品さは欠片ほどもない。
優雅な時間をすごすに相応しい中で、エルトルージェだけがひどくどんよりとした空気を纏っていた。
中央にぽつんと佇み、かと思えば小さな溜息を何度もこぼす。
あからさまに落ち込む姿に、京志郎は怪訝な顔を浮かべるしかできなかった。
そして次の瞬間には、大粒の涙が赤い瞳からほろりと落ちた。
「エルトルージェ……?」と、京志郎はおそるおそるその名を口にした。
「あ……」と、エルトルージェがゆっくりと顔を上げる。
視線を交えること数秒、エルトルージェの涙腺がついに決壊した。
ぼろぼろと涙をこぼし、よろよろと歩いたかと思えば――勢いのままに抱き着かれる。
「エ、エルトルージェ? いったいどうしたんだ? どこか痛むのか?」
京志郎はおろおろとしながら、どうにかなだめようと必死に試みる。
「どこに、行ってたの……?」
「あ、あぁ。少し俺が世話になった村に。
お前のことを討伐したって嘘を吐いておいたから、多分大丈夫だろう」
「……なんで黙って出ていったの?」
その一言に怒りはなく、絶望があった。
どうして、何故……自問するも出ることのない回答に苦しむ者の感情だ。
「そ、それはお前が気持ち良さそうに寝ていたからで……」
いつしか京志郎は、気圧されていることに気付いた。
輝きを失い、奥底に闇を宿す赤き瞳はまるで無機質な硝子細工のよう。
真剣に怒っている。京志郎は――
「……すまなかったな」
と、エルトルージェの頭を優しく撫でた。
これが正しい行動なのかはわからない。ただ、本能的に身体が自然とそう動いた。
しばらく撫でていると、エルトルージェの瞳にいつしか輝きが戻った。
ほんのりと頬を赤らめ、鼻をすすりながらべったりと身体を密着させる。
小さな身体には似つかない力は吸血鬼らしく、しかし痛みはない。
代わりに、もう離さない……エルトルージェの決意のような感情が、この熱い抱擁にあった。
「……次からはちゃんと言ってほしい。心配、したから」
「善処しよう」
「……もう少し、このままでいて」
「わかった。お前の気が済むまで付き合おう」
もう一度頭を撫でると、エルトルージェは猫のように目をそっと細め身を委ねる。
その姿が愛らしく、同時にバンパイアハンター……アリアの姿が脳裏によぎる。
この娘に、魔の手が迫ろうとしている。
「俺が、どうにかしないとだな……」
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