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第二章:現代の神隠し
第14話:平穏な時間は吸血鬼といっしょに
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静かな夜が訪れる。
満天の星の下、京志郎は一人屋上に身をやった。
十分な広さがあるのはもちろんだが、そこより見える景色は絶景だった。
広大な森や幾つにも連なる山々は、見る者によってはなんの刺激もない。
退屈と唱える者も少なくはなかろう。
京志郎の幼少期の大半は、自然と共にあった。
これは彼の流派――夢定心刀流剣術による修練が大きい。
戦場で城内のような、整った環境での戦闘ばかりではない。
如何なる状況であろうとも常に全力を出せるようにする。
そのため、修練は主に自然の中で行う。
京志郎にとっての自然とは、いわば親しくも時に危険な友人的間柄に等しかった。
「……ここは、いい場所だな」
美しい自然に囲まれながら、すらりと腰の刀を抜く。
ゆっくりと虚空を相手に構える――正眼の構え。
修練は京志郎にとって生活の一部だ。
日常である習慣は、例え異世界であろうと例外なく欠かさない。
今晩は特に、振るう刀にも自然と力がこもる。
「キョウシロウさん見つけた」
――不意に耳元でささやく声がした。
風切音に混じるその声質は、驚きと好奇心に満ちている。
ネグリジェ姿のエルトルージェがひょっこりと顔を覗かせた。
「……せめて上に一枚、何かを羽織ってこい」
京志郎は一瞬息を呑み、そしてさっと目線を逸らした。
異性を前にしての羞恥心がエルトルージェは欠如している。
それもすべて、長い間ずっと孤独に生きてきたためか。
いずれにせよ、もっと自分を大事にするべきであるし、羞恥心を養ってほしい。
薄い生地であるから、うっすらとでも下着が浮き出るのはさすがによろしくない。
京志郎は羽織を脱ぐと、それをそっとエルトルージェにかけた。
「キョウシロウさんの匂いがする……」
「当たり前だろ、俺が着ていたんだから。後、執拗に嗅ぐのはやめてくれないか?」
うっとりした表情で嗅ぐ姿に、京志郎は呆れざるを得ない。
同時に、ついうっかり余計なことまでも口走ってしまう。
「そういえば、異性の匂いがいいと思ったらその相手とは相性がいいらしいな」
「……匂いがいいと相性がいいの?」
次の瞬間、京志郎はあっという顔をした。
余計なことを言ってしまったような、そんな気がしないでもなかった。
案の定、その嫌な予感はものの見事に的中してしまう。
突然、エルトルージェに腕をぐいと引っ張られた。
見た目に反して、その力は大人を軽く圧倒するほど強い。
抗う暇さえもなかった京志郎は、エルトルージェの胸元に抱き寄せられた。
とくん――少女の心臓は生き生きと、優しい音色を奏でる。
「ど、どうかな? わたくし、いい匂いがする……?」
紡ぐ言葉の節々に、不安と期待の色を感じた。
「それは――」
どう答えたものか。京志郎はうんとうなった。
答えるならば、もちろんエルトルージェからはいい匂いがする。
花のように甘い香りに、香水のようなわざとらしさは微塵もない。
自然だからこそ、心に安らぎを覚える。
この時点で彼女との相性はいいと断言していいだろう。
もちろん、面と向かって本人に伝えるつもりは更々ない。
言えばきっと、この吸血姫は調子に乗るだろう。京志郎はふっと鼻で一笑した。
「どうだろうな。最近、風邪のせいか鼻が詰まっててよくわからん」
「むぅ……!」
「お、おい叩くな!」
身体を何度も叩く小さな拳だが、そこに痛みはほとんどない。
その加減が、彼女の心優しさを実感させる。
本気であれば、今頃は肉塊と化していただろう。
可愛らしい犯行に京志郎も「ふっ」と笑った。
「キョウシロウさん?」
手を止め、不思議そうにするエルトルージェ。
京志郎は、そんな吸血姫の頭をわしゃりと撫で回す。
「不思議だな、お前とこうしていると退屈しないよ」
久しぶりに、心の奥底から楽しいと感じた……ような気がした。
これもひとえに、エルトルージェという影響が大きいだろう。
個性豊かな彼女との時間は飽きが驚くほどにやってこない。
「そ、そう……かな?」
照れくさそうに手足をそわそわとするエルトルージェ。
月明かりは、そんな彼女の紅潮した顔をしかと照らし出す。
「…………」
不覚にもこの時、京志郎は我を忘れていた。
目の前にいるのは、吸血姫であるが同時にあどけない子どもだ。
実際に言動も子どもらしくて、保護者のような気分にいつも陥る。
それが今宵、白月の下にただ佇むだけで、ヒトとはこうもがらりと変われるものなのか……。
十代半ばの少女が、一瞬でも大人の魅力を纏っていた。
一級の芸術品よりも美しい――一切のお世辞なく、京志郎はすこぶる本気でそう感じた。
「キョウシロウ……さん?」
おずおずと顔を覗くエルトルージェの声に、京志郎の意識は現実へと戻る。
ハッとしてすぐに京志郎は――
「いや、なんでもない。少し考えごとをしていただけだ」
と、平然を装いながらしれっと嘘を吐いた。
(言えるはずがないわな……)
否定するその傍らで、京志郎はある事実にひどく困惑する。
このエルトルージェという娘に、だんだんと惹かれる己がいる。
他人に対してこれといって興味はない――強いて言えば、あの下手人ぐらいなものか。
言うまでもなく、それに向ける感情は心穏やかなものとは正反対に位置する。
今まで、ここまで他人に惹かれたことは一度だけしかなかった――その相手も、あの業火の夜と共に消えた。
自分らしくなくなっていく、そんな気分だが不思議と居心地は悪くはなかった。
しかし、それを認めてしまってはならない。
明確な理由はない。なんとなく……曖昧だが、何故かそうすることが正しいように京志郎は思った。
「――っと、そろそろ修練を再開するか」
今は、修練中だ。
雑念によって乱れた心のままでは、意味も価値も路傍の石に等しい。
息をそっと吐き、細めた眼をかっと見開く。
たったこれだけの所作で、京志郎の意識はたちまち剣客としてのそれに切り替わる。
一切の雑念がない太刀筋は鋭利にして流麗、一部の無駄さえもない。
風切音をしばらく奏でていると――
「キョウシロウさんの剣って、どうして曲がってるの?」
と、エルトルージェが何気ない様子で尋ねた。
抱いて当然の疑問だろう。西洋の剣にはない反りと片刃は、ここでは稀有に部類される。
同時に、京志郎は愛刀に尋ねられたことが嬉しかった。
人というのは、自前の物に関心が向くと無性に嬉しくなる。
「これは剣じゃなくて刀だ。反りがあるのが特徴的で――」
興味のない話をされて、最後まで付き合うのは優しさが大半を占める。
ほとんどの場合、一刻でも早く終わってほしいと思うほど苦痛を覚える。
誰でも、退屈な話を好き好んで聞こうとはしない。
そう言う意味では、エルトルージェは最後まで関心を絶やさなかった。
相槌を打ち、疑問があれば遠慮なく尋ねる。その姿勢に京志郎は好感を持った。
「――カタナっていろんなのがあるんだね」
「あぁ、今はざっくりと話したが実際はもっと奥が深い」
「ねぇ、今日はもうおしまい?」
「さすがにもう夜も遅いからな――それにお前だって、もう寝むそうじゃないか」
話の途中、エルトルージェは欠伸を何度か噛み殺している。
(夜がメインの吸血鬼が……これじゃあ人と変わらないな)
とうとう、大きく欠伸をして重たくなっただろう瞼を擦るエルトルージェ。
そんな様子に微笑ましく思いながら、京志郎は納刀した。今日はもう終わりで構わない。
「早く寝室にいって寝てこい」
「……今日はいっしょに寝てほしい、かな」
「だから、それは世間体的にもよろしくないって前に――」
「世間体とは仰いますが……この城のどこに、その世間体の目がありますでしょうか?」
これまでずっと静観していたアルバトロス。
一寸の文句の付け所もない言い分に京志郎はむぅ、と唸った。
「……ダメ、かな」
「うっ……」
エルトルージェは羨望の眼差しでジッと京志郎を見つめている。
その眼差しが京志郎の倫理観を激しく揺さぶる。
一度ぐらいなら……そんな考えが、ふと脳裏によぎり――乾いた炸裂音が、夜の静けさに反響した。
満天の星の下、京志郎は一人屋上に身をやった。
十分な広さがあるのはもちろんだが、そこより見える景色は絶景だった。
広大な森や幾つにも連なる山々は、見る者によってはなんの刺激もない。
退屈と唱える者も少なくはなかろう。
京志郎の幼少期の大半は、自然と共にあった。
これは彼の流派――夢定心刀流剣術による修練が大きい。
戦場で城内のような、整った環境での戦闘ばかりではない。
如何なる状況であろうとも常に全力を出せるようにする。
そのため、修練は主に自然の中で行う。
京志郎にとっての自然とは、いわば親しくも時に危険な友人的間柄に等しかった。
「……ここは、いい場所だな」
美しい自然に囲まれながら、すらりと腰の刀を抜く。
ゆっくりと虚空を相手に構える――正眼の構え。
修練は京志郎にとって生活の一部だ。
日常である習慣は、例え異世界であろうと例外なく欠かさない。
今晩は特に、振るう刀にも自然と力がこもる。
「キョウシロウさん見つけた」
――不意に耳元でささやく声がした。
風切音に混じるその声質は、驚きと好奇心に満ちている。
ネグリジェ姿のエルトルージェがひょっこりと顔を覗かせた。
「……せめて上に一枚、何かを羽織ってこい」
京志郎は一瞬息を呑み、そしてさっと目線を逸らした。
異性を前にしての羞恥心がエルトルージェは欠如している。
それもすべて、長い間ずっと孤独に生きてきたためか。
いずれにせよ、もっと自分を大事にするべきであるし、羞恥心を養ってほしい。
薄い生地であるから、うっすらとでも下着が浮き出るのはさすがによろしくない。
京志郎は羽織を脱ぐと、それをそっとエルトルージェにかけた。
「キョウシロウさんの匂いがする……」
「当たり前だろ、俺が着ていたんだから。後、執拗に嗅ぐのはやめてくれないか?」
うっとりした表情で嗅ぐ姿に、京志郎は呆れざるを得ない。
同時に、ついうっかり余計なことまでも口走ってしまう。
「そういえば、異性の匂いがいいと思ったらその相手とは相性がいいらしいな」
「……匂いがいいと相性がいいの?」
次の瞬間、京志郎はあっという顔をした。
余計なことを言ってしまったような、そんな気がしないでもなかった。
案の定、その嫌な予感はものの見事に的中してしまう。
突然、エルトルージェに腕をぐいと引っ張られた。
見た目に反して、その力は大人を軽く圧倒するほど強い。
抗う暇さえもなかった京志郎は、エルトルージェの胸元に抱き寄せられた。
とくん――少女の心臓は生き生きと、優しい音色を奏でる。
「ど、どうかな? わたくし、いい匂いがする……?」
紡ぐ言葉の節々に、不安と期待の色を感じた。
「それは――」
どう答えたものか。京志郎はうんとうなった。
答えるならば、もちろんエルトルージェからはいい匂いがする。
花のように甘い香りに、香水のようなわざとらしさは微塵もない。
自然だからこそ、心に安らぎを覚える。
この時点で彼女との相性はいいと断言していいだろう。
もちろん、面と向かって本人に伝えるつもりは更々ない。
言えばきっと、この吸血姫は調子に乗るだろう。京志郎はふっと鼻で一笑した。
「どうだろうな。最近、風邪のせいか鼻が詰まっててよくわからん」
「むぅ……!」
「お、おい叩くな!」
身体を何度も叩く小さな拳だが、そこに痛みはほとんどない。
その加減が、彼女の心優しさを実感させる。
本気であれば、今頃は肉塊と化していただろう。
可愛らしい犯行に京志郎も「ふっ」と笑った。
「キョウシロウさん?」
手を止め、不思議そうにするエルトルージェ。
京志郎は、そんな吸血姫の頭をわしゃりと撫で回す。
「不思議だな、お前とこうしていると退屈しないよ」
久しぶりに、心の奥底から楽しいと感じた……ような気がした。
これもひとえに、エルトルージェという影響が大きいだろう。
個性豊かな彼女との時間は飽きが驚くほどにやってこない。
「そ、そう……かな?」
照れくさそうに手足をそわそわとするエルトルージェ。
月明かりは、そんな彼女の紅潮した顔をしかと照らし出す。
「…………」
不覚にもこの時、京志郎は我を忘れていた。
目の前にいるのは、吸血姫であるが同時にあどけない子どもだ。
実際に言動も子どもらしくて、保護者のような気分にいつも陥る。
それが今宵、白月の下にただ佇むだけで、ヒトとはこうもがらりと変われるものなのか……。
十代半ばの少女が、一瞬でも大人の魅力を纏っていた。
一級の芸術品よりも美しい――一切のお世辞なく、京志郎はすこぶる本気でそう感じた。
「キョウシロウ……さん?」
おずおずと顔を覗くエルトルージェの声に、京志郎の意識は現実へと戻る。
ハッとしてすぐに京志郎は――
「いや、なんでもない。少し考えごとをしていただけだ」
と、平然を装いながらしれっと嘘を吐いた。
(言えるはずがないわな……)
否定するその傍らで、京志郎はある事実にひどく困惑する。
このエルトルージェという娘に、だんだんと惹かれる己がいる。
他人に対してこれといって興味はない――強いて言えば、あの下手人ぐらいなものか。
言うまでもなく、それに向ける感情は心穏やかなものとは正反対に位置する。
今まで、ここまで他人に惹かれたことは一度だけしかなかった――その相手も、あの業火の夜と共に消えた。
自分らしくなくなっていく、そんな気分だが不思議と居心地は悪くはなかった。
しかし、それを認めてしまってはならない。
明確な理由はない。なんとなく……曖昧だが、何故かそうすることが正しいように京志郎は思った。
「――っと、そろそろ修練を再開するか」
今は、修練中だ。
雑念によって乱れた心のままでは、意味も価値も路傍の石に等しい。
息をそっと吐き、細めた眼をかっと見開く。
たったこれだけの所作で、京志郎の意識はたちまち剣客としてのそれに切り替わる。
一切の雑念がない太刀筋は鋭利にして流麗、一部の無駄さえもない。
風切音をしばらく奏でていると――
「キョウシロウさんの剣って、どうして曲がってるの?」
と、エルトルージェが何気ない様子で尋ねた。
抱いて当然の疑問だろう。西洋の剣にはない反りと片刃は、ここでは稀有に部類される。
同時に、京志郎は愛刀に尋ねられたことが嬉しかった。
人というのは、自前の物に関心が向くと無性に嬉しくなる。
「これは剣じゃなくて刀だ。反りがあるのが特徴的で――」
興味のない話をされて、最後まで付き合うのは優しさが大半を占める。
ほとんどの場合、一刻でも早く終わってほしいと思うほど苦痛を覚える。
誰でも、退屈な話を好き好んで聞こうとはしない。
そう言う意味では、エルトルージェは最後まで関心を絶やさなかった。
相槌を打ち、疑問があれば遠慮なく尋ねる。その姿勢に京志郎は好感を持った。
「――カタナっていろんなのがあるんだね」
「あぁ、今はざっくりと話したが実際はもっと奥が深い」
「ねぇ、今日はもうおしまい?」
「さすがにもう夜も遅いからな――それにお前だって、もう寝むそうじゃないか」
話の途中、エルトルージェは欠伸を何度か噛み殺している。
(夜がメインの吸血鬼が……これじゃあ人と変わらないな)
とうとう、大きく欠伸をして重たくなっただろう瞼を擦るエルトルージェ。
そんな様子に微笑ましく思いながら、京志郎は納刀した。今日はもう終わりで構わない。
「早く寝室にいって寝てこい」
「……今日はいっしょに寝てほしい、かな」
「だから、それは世間体的にもよろしくないって前に――」
「世間体とは仰いますが……この城のどこに、その世間体の目がありますでしょうか?」
これまでずっと静観していたアルバトロス。
一寸の文句の付け所もない言い分に京志郎はむぅ、と唸った。
「……ダメ、かな」
「うっ……」
エルトルージェは羨望の眼差しでジッと京志郎を見つめている。
その眼差しが京志郎の倫理観を激しく揺さぶる。
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