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第一章:ヤタラガス
第5話:旅は楽あれば苦もある
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大津宿から比叡山までの道中――。
暖かな太陽の下、頬を撫でていく微風がちょうど心地良い。
人気のない平坦な道をのんびりとした足取りで歩く――愛華を京志郎は遠目に呆れていた。
「おいいつまでそこでのんびりとしているつもりだ?」
任務において必要なのは迅速かつ丁寧さだ。
片方を満たすだけでは、それは真の完遂とはお世辞にも言い難い。
時は金なり――現在の京志郎に、悠長にしていられるだけの余裕は皆無であった。
愛華は――
「ちょっと待ってってば!」
と、不満を露わにする。
堂々と道草を食うている分際でありながら悪びれる様子が微塵もない。
「俺たちに悠長にしていられるだけの時間はないだろう」
「だからって、そんな馬鹿みたいに急がなくてもいいでしょ」
「閻魔大王に怒られて困るのはお前じゃないのか?」
「だって……余、ずっと地獄ばかりにいて退屈だったもん」
すねる姿が実に子どもらしい。
頬をむっとさせて不機嫌さを露わにした愛華。
京志郎は小さく肩を落とした。子守は任務の内ではない。
「……この先に茶屋がある。それまで少し辛抱しろ」
「茶屋があるのか!? だったらそれを早く教えるのだ京志郎よ」
「こいつ……」
甘い物があるとわかった愛華の歩みが早まった。
結果としてこれでよかったが、納得はしていない。
(手のかかる餓鬼だ)
京志郎は小さな溜息をこぼした。
――茶屋に近付くにつれて、香ばしい茶の香りがふわりと鼻腔をくすぐった。
不機嫌だった愛華もこの時にはすでに機嫌よくしている。
「団子! 余は甘い物が食べたいぞ!」
「わかったから。大人しく座って待っていろ、はしたない」
「うぅ~余は早く団子が食べたいぞ京志郎!」
「お前……もう少し相応の振る舞いというやつができないのか?」
「――、お待ちどうさま。こちらお茶と団子です」
「おぉ! それでは早速、いただきまーす」
皿の上にあった団子が一瞬にして消失した。
団子は、一つ残すことなく愛華の手にある。
「おぉ~なかなか美味ではないか。やはり食事は常世より現世のほうがずっとおいしいぞ」
顔を綻ばせながら舌鼓を打つ愛華。
京志郎はふと、ある疑問を口にする。
「地獄にも食事はあるのか?」
「するぞ」と、口をもごもごとさせながら答える愛華。
「でも、はっきりと言ってあまり美味しくない。料理と言っても味付けも調理方法も大雑把だし」
「あぁ……」と、京志郎は納得した。
愛華の料理がまずいのは育った環境が原因だったらしい。
茶をゆっくりとすする隣で、団子をおいしそうに頬張る愛華。
その顔は幸福に満ち、他の旅人たちも優しい目で見守っている。
「――、お味のほうはいかが? 京志郎さん?」
「……悪くない。相変わらずあなたの淹れる茶はうまいな、霞」
「お褒めに預かり光栄です……なんてね」
女がふっと優しく微笑んだ。
雪のように白い肌にこの日ノ本では極めて稀有である金色の髪を有している。
名を、長谷川霞といった。ヤタガラスの一員にして、鉄の目の異名を持つ。
「ここにあなたがいるということは、俺の見張りで?」
「えぇ、そうなるわね」
さらりと答える霞。
(組織内の乱れがないか見張り、裏切り者がでれば迅速に処罰する……通称『目』。俺を疑うか)
「……あの報告では無理があるか」
「京志郎さん。私はね、あなたが嘘を吐くような男とは思っていない。だからこそ、私はあなたの身の潔白を証明したい」
「……正直なところ、悩んでいる。この話を果たして公にしてしまってもいいのか、と」
「それは、あの団子のお代わりを要求している娘が関係しているの?」
「え?」と、京志郎は愛華のほうをバッと見やった。
すぐに彼の目はぎょっと大きく丸くなる。
一枚だけだった空皿が、十枚に増えていた。
元凶であろうその鬼娘は「ん?」と、不可思議そうな顔を返す。
口元は、餡子やタレで汚れていた。
「お前いつの間にそんなに頼んだ!?」
「だって、おいしかったから」
「だからといって限度というものがあるだろう」
これ以上は財布が一気に軽くなってしまいかねない。
そう判断した京志郎は即座に会計を要求した。
愛華は、まだ食べ足りないのだろう。
「えー!」と、不満の声を隠そうともせず堂々とあげた。
「……その娘、おそろしいぐらい食べるのね」
霞も異常な食欲にすっかり驚いた様子だ。
「これでも、閻魔大王の娘であるらしい」
京志郎はついに真実を口にした。
当然、霞からの反応は実に冷ややかなものである。
いぶかし気な顔をして、だがすぐに表情が柔らかくなる。
そっと京志郎の肩に触れる。同情の眼差しを静かに送った。
「あなた、きっと疲れているのね。だからそんな世迷言を……私のほうから上に伝えておくわ」
「いや、そうではないんだ。こいつは本当に閻魔大王の娘なんだ」
「まさか」と、霞の懐疑的な視線が愛華を捉える。
「疑っているようだな、人間の女」
愛華の手には小さな鏡があった。
浄玻璃鏡である。じっとしばし見つめて、ゆっくりと口火を切る。
「長谷川霞……異国人との間に産まれた混血児。幼少期はその見た目から差別を受け、親が殺されたのをきっかけに村にいる人間をすべて惨殺。その後、野山に潜伏した旅人や行商人を襲っていたがヤタガラスに捕縛、後に組織の一員として活動し現在に至る……か。貴様もなかなか壮絶な人生を送ってきたようだな、小娘」
「…………」
霞が唖然とするのも、無理もない話だった。
愛華が口にした情報はすべて正しい。
それ故に、今日はじめて顔合わせをしたものがつらつらと暴露するなどありえない。
浄玻璃鏡を持ち、閻魔大王の娘である愛華だからこそあの鏡は真価を発揮する。
「まさか……」
「浄玻璃鏡……聞いたことぐらいはあるだろう。俺も試しに覗いてみたが何の変哲もない鏡だった。あれは、あいつだからこそ使える代物だ」
「じゃ、じゃあ本当に閻魔大王の娘なの?」
「……信じ難いだろうが、事実だ」
「ふふん……恐れおののけ人間。余の前ではいかなる隠し事も通用せんぞ」
胸を張って威張る愛華。
(よくもまぁ、自分のことを棚上げして言えたものだ)
京志郎は心底あきれ果てた。
暖かな太陽の下、頬を撫でていく微風がちょうど心地良い。
人気のない平坦な道をのんびりとした足取りで歩く――愛華を京志郎は遠目に呆れていた。
「おいいつまでそこでのんびりとしているつもりだ?」
任務において必要なのは迅速かつ丁寧さだ。
片方を満たすだけでは、それは真の完遂とはお世辞にも言い難い。
時は金なり――現在の京志郎に、悠長にしていられるだけの余裕は皆無であった。
愛華は――
「ちょっと待ってってば!」
と、不満を露わにする。
堂々と道草を食うている分際でありながら悪びれる様子が微塵もない。
「俺たちに悠長にしていられるだけの時間はないだろう」
「だからって、そんな馬鹿みたいに急がなくてもいいでしょ」
「閻魔大王に怒られて困るのはお前じゃないのか?」
「だって……余、ずっと地獄ばかりにいて退屈だったもん」
すねる姿が実に子どもらしい。
頬をむっとさせて不機嫌さを露わにした愛華。
京志郎は小さく肩を落とした。子守は任務の内ではない。
「……この先に茶屋がある。それまで少し辛抱しろ」
「茶屋があるのか!? だったらそれを早く教えるのだ京志郎よ」
「こいつ……」
甘い物があるとわかった愛華の歩みが早まった。
結果としてこれでよかったが、納得はしていない。
(手のかかる餓鬼だ)
京志郎は小さな溜息をこぼした。
――茶屋に近付くにつれて、香ばしい茶の香りがふわりと鼻腔をくすぐった。
不機嫌だった愛華もこの時にはすでに機嫌よくしている。
「団子! 余は甘い物が食べたいぞ!」
「わかったから。大人しく座って待っていろ、はしたない」
「うぅ~余は早く団子が食べたいぞ京志郎!」
「お前……もう少し相応の振る舞いというやつができないのか?」
「――、お待ちどうさま。こちらお茶と団子です」
「おぉ! それでは早速、いただきまーす」
皿の上にあった団子が一瞬にして消失した。
団子は、一つ残すことなく愛華の手にある。
「おぉ~なかなか美味ではないか。やはり食事は常世より現世のほうがずっとおいしいぞ」
顔を綻ばせながら舌鼓を打つ愛華。
京志郎はふと、ある疑問を口にする。
「地獄にも食事はあるのか?」
「するぞ」と、口をもごもごとさせながら答える愛華。
「でも、はっきりと言ってあまり美味しくない。料理と言っても味付けも調理方法も大雑把だし」
「あぁ……」と、京志郎は納得した。
愛華の料理がまずいのは育った環境が原因だったらしい。
茶をゆっくりとすする隣で、団子をおいしそうに頬張る愛華。
その顔は幸福に満ち、他の旅人たちも優しい目で見守っている。
「――、お味のほうはいかが? 京志郎さん?」
「……悪くない。相変わらずあなたの淹れる茶はうまいな、霞」
「お褒めに預かり光栄です……なんてね」
女がふっと優しく微笑んだ。
雪のように白い肌にこの日ノ本では極めて稀有である金色の髪を有している。
名を、長谷川霞といった。ヤタガラスの一員にして、鉄の目の異名を持つ。
「ここにあなたがいるということは、俺の見張りで?」
「えぇ、そうなるわね」
さらりと答える霞。
(組織内の乱れがないか見張り、裏切り者がでれば迅速に処罰する……通称『目』。俺を疑うか)
「……あの報告では無理があるか」
「京志郎さん。私はね、あなたが嘘を吐くような男とは思っていない。だからこそ、私はあなたの身の潔白を証明したい」
「……正直なところ、悩んでいる。この話を果たして公にしてしまってもいいのか、と」
「それは、あの団子のお代わりを要求している娘が関係しているの?」
「え?」と、京志郎は愛華のほうをバッと見やった。
すぐに彼の目はぎょっと大きく丸くなる。
一枚だけだった空皿が、十枚に増えていた。
元凶であろうその鬼娘は「ん?」と、不可思議そうな顔を返す。
口元は、餡子やタレで汚れていた。
「お前いつの間にそんなに頼んだ!?」
「だって、おいしかったから」
「だからといって限度というものがあるだろう」
これ以上は財布が一気に軽くなってしまいかねない。
そう判断した京志郎は即座に会計を要求した。
愛華は、まだ食べ足りないのだろう。
「えー!」と、不満の声を隠そうともせず堂々とあげた。
「……その娘、おそろしいぐらい食べるのね」
霞も異常な食欲にすっかり驚いた様子だ。
「これでも、閻魔大王の娘であるらしい」
京志郎はついに真実を口にした。
当然、霞からの反応は実に冷ややかなものである。
いぶかし気な顔をして、だがすぐに表情が柔らかくなる。
そっと京志郎の肩に触れる。同情の眼差しを静かに送った。
「あなた、きっと疲れているのね。だからそんな世迷言を……私のほうから上に伝えておくわ」
「いや、そうではないんだ。こいつは本当に閻魔大王の娘なんだ」
「まさか」と、霞の懐疑的な視線が愛華を捉える。
「疑っているようだな、人間の女」
愛華の手には小さな鏡があった。
浄玻璃鏡である。じっとしばし見つめて、ゆっくりと口火を切る。
「長谷川霞……異国人との間に産まれた混血児。幼少期はその見た目から差別を受け、親が殺されたのをきっかけに村にいる人間をすべて惨殺。その後、野山に潜伏した旅人や行商人を襲っていたがヤタガラスに捕縛、後に組織の一員として活動し現在に至る……か。貴様もなかなか壮絶な人生を送ってきたようだな、小娘」
「…………」
霞が唖然とするのも、無理もない話だった。
愛華が口にした情報はすべて正しい。
それ故に、今日はじめて顔合わせをしたものがつらつらと暴露するなどありえない。
浄玻璃鏡を持ち、閻魔大王の娘である愛華だからこそあの鏡は真価を発揮する。
「まさか……」
「浄玻璃鏡……聞いたことぐらいはあるだろう。俺も試しに覗いてみたが何の変哲もない鏡だった。あれは、あいつだからこそ使える代物だ」
「じゃ、じゃあ本当に閻魔大王の娘なの?」
「……信じ難いだろうが、事実だ」
「ふふん……恐れおののけ人間。余の前ではいかなる隠し事も通用せんぞ」
胸を張って威張る愛華。
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