416 / 423
エピソード16 魔王と円卓の勇士たち
魔王と勇者と終宴
しおりを挟む
「ふぅ……食った食った……」
最後の照り焼きバーガーを食べ終わったシュータは、口の周りに付いた照り焼きソースを舌で舐め取りながら、パンパンに膨らんだ腹を撫でた。
「ごっそさん。美味かったぜ」
「良かった~!」
シュータの感想に、サリアは安堵と歓喜で顔を綻ばせる。
彼女の嬉しそうな様子を見て、上座に座るギャレマスも慌てて頷いた。
「う、うむっ! 以前に食べたものよりも格段に美味くなっていたぞ! 腕を上げたな、サリアよ!」
「ありがとうございます、お父様も!」
父の賛辞に嬉しそうに声を弾ませたサリアは、少しトーンを落として「ところで……」と続ける。
「サリアの“肉餅挟み込みパン”と、つーちゃんの”てりやきばあがあ”……どっちの方が美味しかったですか?」
「そ、それは……」
サリアの問いかけに、ギャレマスは困った顔をしながら答えに窮した。
咄嗟に傍らのスウィッシュに助けを求める視線を送るが、彼女は口元を僅かに緩めながら素知らぬ顔をする。「きちんとご自身のお言葉で答えてあげて下さい」という彼女のサインだ。
腹心に突き放された格好のギャレマスは、実に困った顔をしながら考え込み、おずおずと答える。
「い、いや……まあ、どっちも美味かったぞ……うん。そ、それぞれに長所があって、一概にどちらが上だとは……」
「……それ、さっきシュータが言ってた答えとまるっきり同じじゃないかよ」
ギャレマスの答えに、不満げな様子で頬を膨らませるサリア……もとい、ツカサ。
そんな彼女の目から逃れるように目を逸らしたギャレマスは、円卓の向かいに座るシュータに向けて声を上げた。
「そ、そうは言っても、本当にどっちが上かなんて決められないのだから仕方なかろう! なあ、そうだよな、シュー……痛っ!」
「俺まで巻き込もうとすんじゃねえよ、クソ魔王」
自身もさっきまで同じ質問を浴びせられまくって辟易していたシュータは、慌ててエネルギー弾をギャレマスの眉間目がけて放って口を封じる。
そして、おもむろに立ち上がると、エラルティスとジェレミィアに向けて顎をしゃくった。
「おい、お前ら。そろそろ引き上げるぞ」
「えっ?」
夢中で骨付き肉にしゃぶりついていたジェレミィアは、ビックリした顔で訊き返す。
「あれ? 今日帰るの? てっきり、今日は魔王城で一泊するもんだと……」
「あ、ああ」
ジェレミィアの言葉に、ギャレマスもキョトンとした顔をして頷いた。
「余も、今日もお前たちが泊まるものだと思って、客室棟の部屋を調えさせていたのだが……。だから、別に遠慮する事は無いぞ?」
「あのなあ……」
ギャレマスの誘いに、思わずシュータは呆れ顔を浮かべる。
「勇者の俺が言うのも何だけどよ……お前は魔王なんだぜ。なのに、なに甲斐甲斐しく宿敵の俺をもてなす部屋を用意してんだよ?」
「え? いや、まあ……確かにそうなのだが……」
シュータの指摘に、ギャレマスは頭を掻きながら困ったように答えた。
「とはいえ……お主がサリアを救い出す為に尽力してくれた事は……手段は些かアレだったが……確かな訳だし……真誓魔王国の主――そして、サリアとツカサの父親として、余はその恩にしっかり報いねばならぬところであってだな……」
「……恩に報いるとか、マジメか。ラスボス魔王のクセに」
と、呆れ声でギャレマスに言ったシュータは、自分のマントを羽織りながら言葉を継いだ。
「今回の件の借りは、この宴会と照り焼きバーガーでチャラって事にしてやるよ。……また来るぜ」
「ふぁ、ファッ?」
シュータの言葉に、ギャレマスは目を剥く。
「い……いや、出来れば、もう来ないでほしいのだが……」
「何言ってやがる」
おずおずと言うギャレマスに向けて、シュータは不敵な薄笑みを浮かべてみせた。
「勇者の仕事は魔王退治だ。これからも、それは変わらねえよ」
「ぐ、ぐぬぬ……」
「……まあ」
と、シュータは、サリアの方に顔を向け、今度は柔和な微笑みを向ける。
「ここに来るメインの目的は、照り焼きバーガーの方になったけどな。また食いに来るぜ。その時はよろしくな、サリアとツカサ」
「うん! いっぱい作って待ってるから!」
「こ……今度はもっとミックの照り焼きバーガーの味に近付けるからさ……また来いよ」
シュータの言葉に、サリアとツカサが交互に言って大きく頷いた。
そんな彼女に頷き返したシュータは、くるりと踵を返す。
そして、大広間のバルコニーに向かって歩き出しながら、エラルティスとジェレミィアに手招きした。
「ほら、行くぞ。ふたりともさっさと来い」
「ちょ、ちょっとお待ちなさいな、シュータ殿!」
エラルティスが、バルコニーへ向かうシュータを慌てて呼び止める。
そして、嫌な予感を覚えて顔を引き攣らせながら、恐る恐る訊ねた。
「い、行くのはいいですけど……ど、どうやって帰るつもりなんですの? なんで、エントランスじゃなくてバルコニーの方に……?」
「あぁ? 何でわざわざ玄関まで歩かなきゃいけねえんだよ」
エラルティスの問いかけに怪訝な顔をしたシュータは、バルコニーを指さしながら答える。
「反重力で飛んでいくんだから、バルコニーからでいいじゃねえかよ」
「あ、あれはちょっと御免被りますわ!」
シュータの答えを聞いた途端、エラルティスは顔を青ざめさせ、激しく首を横に振った。
「な、何というか……ま、魔法陣で飛ぶっていうのが、ちょっと怖……抵抗があるというか……」
「あー、確かにちょっと分かるなぁ」
エラルティスの震え声に、ジェレミィアも苦笑しながら頷く。
「なんていうか……体がフワフワ浮いて飛ばされるのが、結構スリリングっていうか怖いっていうか……。特に魔王城からだと、最初に魔王さんと戦ってやられかけた時、シュータにムリヤリ国境まで飛ばされた事を思い出しちゃうし……」
「なんだよ、嫌なのかよ」
二の足を踏むふたりに、シュータは不満げに顔を顰めた。
そして、大きな溜息を吐きながら彼女らに告げる。
「分かったよ。だったら、お前らはここから人間族領まで歩いて帰ればいい。俺は反重力で先に帰ってるからよ」
「えぇ……?」
シュータの言葉を聞いたエラルティスは、思わず軽蔑の声を上げた。
「ジェレミィアの方はともかく、か弱いわらわにまで歩けとおっしゃいますの? 聖女のわらわにそんな惨い仕打ちなんかしたら、天上の神々が黙ってはいませんわよ!」
「じゃあ、どうしろっつーんだよ。反重力もイヤ、歩くのもイヤって……」
駄々を捏ねるエラルティスにうんざりしながら、シュータは呆れ声を上げる。
と、その時、
「……あ! いい事考えたよ!」
そう、弾んだ声を上げたのは、サリアだった。
彼女は、スカートの裾を翻してバルコニーの方に駆け寄ると、おもむろに指を唇に当て、思い切り指笛を吹いた。
“ピ――――ッ!”
「あっ……」
「まさか……」
指笛の音を聞いたファミィとアルトゥーが、いつぞやの記憶を思い出して顔を見合わせる。
――それから数十秒後、
バッサバッサという羽音が徐々に近づくと共に、夜空の彼方から何か白いものがこちらに向けて飛んでくるのが見えた。
「ぶふううううううううんっ!」
特徴的な咆哮を上げながら、サリアの指笛に応じて現れたのは、古龍種のポルンである。
「ぶふふふうううん!」
ポルンは、笑顔で手を振るサリアを見て、嬉しげな鳴き声を上げると、滞空したままバルコニーに背を向けた。
そんなポルンの大きな背中に迷う事無く飛び乗ったサリアは、
「さあ、みんな! どうぞー!」
と、満面に笑みを浮かべながらシュータたちを手招きしたのだった。
最後の照り焼きバーガーを食べ終わったシュータは、口の周りに付いた照り焼きソースを舌で舐め取りながら、パンパンに膨らんだ腹を撫でた。
「ごっそさん。美味かったぜ」
「良かった~!」
シュータの感想に、サリアは安堵と歓喜で顔を綻ばせる。
彼女の嬉しそうな様子を見て、上座に座るギャレマスも慌てて頷いた。
「う、うむっ! 以前に食べたものよりも格段に美味くなっていたぞ! 腕を上げたな、サリアよ!」
「ありがとうございます、お父様も!」
父の賛辞に嬉しそうに声を弾ませたサリアは、少しトーンを落として「ところで……」と続ける。
「サリアの“肉餅挟み込みパン”と、つーちゃんの”てりやきばあがあ”……どっちの方が美味しかったですか?」
「そ、それは……」
サリアの問いかけに、ギャレマスは困った顔をしながら答えに窮した。
咄嗟に傍らのスウィッシュに助けを求める視線を送るが、彼女は口元を僅かに緩めながら素知らぬ顔をする。「きちんとご自身のお言葉で答えてあげて下さい」という彼女のサインだ。
腹心に突き放された格好のギャレマスは、実に困った顔をしながら考え込み、おずおずと答える。
「い、いや……まあ、どっちも美味かったぞ……うん。そ、それぞれに長所があって、一概にどちらが上だとは……」
「……それ、さっきシュータが言ってた答えとまるっきり同じじゃないかよ」
ギャレマスの答えに、不満げな様子で頬を膨らませるサリア……もとい、ツカサ。
そんな彼女の目から逃れるように目を逸らしたギャレマスは、円卓の向かいに座るシュータに向けて声を上げた。
「そ、そうは言っても、本当にどっちが上かなんて決められないのだから仕方なかろう! なあ、そうだよな、シュー……痛っ!」
「俺まで巻き込もうとすんじゃねえよ、クソ魔王」
自身もさっきまで同じ質問を浴びせられまくって辟易していたシュータは、慌ててエネルギー弾をギャレマスの眉間目がけて放って口を封じる。
そして、おもむろに立ち上がると、エラルティスとジェレミィアに向けて顎をしゃくった。
「おい、お前ら。そろそろ引き上げるぞ」
「えっ?」
夢中で骨付き肉にしゃぶりついていたジェレミィアは、ビックリした顔で訊き返す。
「あれ? 今日帰るの? てっきり、今日は魔王城で一泊するもんだと……」
「あ、ああ」
ジェレミィアの言葉に、ギャレマスもキョトンとした顔をして頷いた。
「余も、今日もお前たちが泊まるものだと思って、客室棟の部屋を調えさせていたのだが……。だから、別に遠慮する事は無いぞ?」
「あのなあ……」
ギャレマスの誘いに、思わずシュータは呆れ顔を浮かべる。
「勇者の俺が言うのも何だけどよ……お前は魔王なんだぜ。なのに、なに甲斐甲斐しく宿敵の俺をもてなす部屋を用意してんだよ?」
「え? いや、まあ……確かにそうなのだが……」
シュータの指摘に、ギャレマスは頭を掻きながら困ったように答えた。
「とはいえ……お主がサリアを救い出す為に尽力してくれた事は……手段は些かアレだったが……確かな訳だし……真誓魔王国の主――そして、サリアとツカサの父親として、余はその恩にしっかり報いねばならぬところであってだな……」
「……恩に報いるとか、マジメか。ラスボス魔王のクセに」
と、呆れ声でギャレマスに言ったシュータは、自分のマントを羽織りながら言葉を継いだ。
「今回の件の借りは、この宴会と照り焼きバーガーでチャラって事にしてやるよ。……また来るぜ」
「ふぁ、ファッ?」
シュータの言葉に、ギャレマスは目を剥く。
「い……いや、出来れば、もう来ないでほしいのだが……」
「何言ってやがる」
おずおずと言うギャレマスに向けて、シュータは不敵な薄笑みを浮かべてみせた。
「勇者の仕事は魔王退治だ。これからも、それは変わらねえよ」
「ぐ、ぐぬぬ……」
「……まあ」
と、シュータは、サリアの方に顔を向け、今度は柔和な微笑みを向ける。
「ここに来るメインの目的は、照り焼きバーガーの方になったけどな。また食いに来るぜ。その時はよろしくな、サリアとツカサ」
「うん! いっぱい作って待ってるから!」
「こ……今度はもっとミックの照り焼きバーガーの味に近付けるからさ……また来いよ」
シュータの言葉に、サリアとツカサが交互に言って大きく頷いた。
そんな彼女に頷き返したシュータは、くるりと踵を返す。
そして、大広間のバルコニーに向かって歩き出しながら、エラルティスとジェレミィアに手招きした。
「ほら、行くぞ。ふたりともさっさと来い」
「ちょ、ちょっとお待ちなさいな、シュータ殿!」
エラルティスが、バルコニーへ向かうシュータを慌てて呼び止める。
そして、嫌な予感を覚えて顔を引き攣らせながら、恐る恐る訊ねた。
「い、行くのはいいですけど……ど、どうやって帰るつもりなんですの? なんで、エントランスじゃなくてバルコニーの方に……?」
「あぁ? 何でわざわざ玄関まで歩かなきゃいけねえんだよ」
エラルティスの問いかけに怪訝な顔をしたシュータは、バルコニーを指さしながら答える。
「反重力で飛んでいくんだから、バルコニーからでいいじゃねえかよ」
「あ、あれはちょっと御免被りますわ!」
シュータの答えを聞いた途端、エラルティスは顔を青ざめさせ、激しく首を横に振った。
「な、何というか……ま、魔法陣で飛ぶっていうのが、ちょっと怖……抵抗があるというか……」
「あー、確かにちょっと分かるなぁ」
エラルティスの震え声に、ジェレミィアも苦笑しながら頷く。
「なんていうか……体がフワフワ浮いて飛ばされるのが、結構スリリングっていうか怖いっていうか……。特に魔王城からだと、最初に魔王さんと戦ってやられかけた時、シュータにムリヤリ国境まで飛ばされた事を思い出しちゃうし……」
「なんだよ、嫌なのかよ」
二の足を踏むふたりに、シュータは不満げに顔を顰めた。
そして、大きな溜息を吐きながら彼女らに告げる。
「分かったよ。だったら、お前らはここから人間族領まで歩いて帰ればいい。俺は反重力で先に帰ってるからよ」
「えぇ……?」
シュータの言葉を聞いたエラルティスは、思わず軽蔑の声を上げた。
「ジェレミィアの方はともかく、か弱いわらわにまで歩けとおっしゃいますの? 聖女のわらわにそんな惨い仕打ちなんかしたら、天上の神々が黙ってはいませんわよ!」
「じゃあ、どうしろっつーんだよ。反重力もイヤ、歩くのもイヤって……」
駄々を捏ねるエラルティスにうんざりしながら、シュータは呆れ声を上げる。
と、その時、
「……あ! いい事考えたよ!」
そう、弾んだ声を上げたのは、サリアだった。
彼女は、スカートの裾を翻してバルコニーの方に駆け寄ると、おもむろに指を唇に当て、思い切り指笛を吹いた。
“ピ――――ッ!”
「あっ……」
「まさか……」
指笛の音を聞いたファミィとアルトゥーが、いつぞやの記憶を思い出して顔を見合わせる。
――それから数十秒後、
バッサバッサという羽音が徐々に近づくと共に、夜空の彼方から何か白いものがこちらに向けて飛んでくるのが見えた。
「ぶふううううううううんっ!」
特徴的な咆哮を上げながら、サリアの指笛に応じて現れたのは、古龍種のポルンである。
「ぶふふふうううん!」
ポルンは、笑顔で手を振るサリアを見て、嬉しげな鳴き声を上げると、滞空したままバルコニーに背を向けた。
そんなポルンの大きな背中に迷う事無く飛び乗ったサリアは、
「さあ、みんな! どうぞー!」
と、満面に笑みを浮かべながらシュータたちを手招きしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる