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エピソード2 魔王はつらいよ
聖女と天啓と三割
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「つうかよぉ――」
そう言うと、シュータはおもむろに手を伸ばして、脛を抱えて背を丸めていたギャレマスのローブの襟元を掴み、彼の顔を自分の方へと強引に引き寄せた。
そして、ギャレマスにガンを飛ばしながら、小声で詰問する。
「テメエ、何ボーっと突っ立って、まんまとエラルティスの聖鎖法術食らってんだよ!」
「え? あ、あぁ……少し油断しただけだ……」
ギャレマスは、シュータの剣幕に気圧されながら答えた。
「だが……あの程度の力しか無い女神官の法術如き、別に恐れる程のものでは――」
「ダァホ!」
「痛い!」
罵声と共に放たれたシュータの頭突きが鼻にクリーンヒットし、ギャレマスは再び鼻血を迸らせながら仰け反る。
そのまま後方に倒れそうになるが、彼の襟元を掴んだままだったシュータの手がそれを許さず、魔王は再び強引に顔を引き寄せられた。
突然の事に、だらだらと鼻血を流しながら呆然としているギャレマスを血走った目で睨みつけながら、シュータは声を顰めつつ怒鳴りつける。
「テメエ、いくら何でも、『聖女』の“天啓”を甘く見過ぎだ!」
「ぎ……ぎふと?」
「“天啓”っていうのは、神のクソジジイが、この世界の奴らの一部に気まぐれで付与した、本人の能力とは関係無く発動する“奇跡”の力だ。……要するに、俺の持ってる“チート能力”の量産版ってところだな」
そう言うと、シュータは背後のエラルティスを指さした。
「アイツ……エラルティスも、神から『聖女』の天啓を与えられてる。そして、その天啓を最大限に発揮できる法術が、今お前が食らいかけた聖鎖法術なんだよ!」
「……!」
「『聖女』の天啓効果は、『魔族であれば、どんなに力の差があっても、三割の確率で拘束した相手の存在を消滅させる事が出来る』というものだ。要するに、聖鎖法術を食らったら、たとえお前でも三割の確率で即死するって事なんだよ!」
「さ、三割で即死?」
シュータの言葉に、ギャレマスは驚いて目を丸くするが、すぐに安堵の息を漏らす。
「だが――逆に言えば、七割は外れるという事ではないか。であれば――」
「バカ! 三割ナメんな!」
余裕ぶるギャレマスを怒鳴りつけるシュータ。
「スパ〇ボで命中率三十パーセントとか、結構シャレんならないレベルで当たるし、パワプ〇のサクセスモードでケガ率三十パーセントの状態で練習させたら、七割がたの確率でケガするんだぞ! 俺がそれで何回セーブデータをロードしたりキャラを作り直したと思ってんだ……。余裕ぶっこいてたら泣きを見るんだぞ、三割って確率は!」
「あ……す、スマン」
“すぱ〇ぼ”とか“ぱわ〇ろ”とか、また聞いた事の無い単語がシュータの口から出て来て困惑するギャレマスだったが、取り敢えず、シュータが『三割の確率を甘く見るな』という事を力説している事は理解できたので、素直に謝った。
「それでお前は、万が一にも三割の確率に当たって、余が消滅してしまわぬように、上空からの飛び蹴りで強引に鎖の拘束を解いたのか……」
「ま、そういう事だ。恩に着ろよ」
「……」
そもそも、シュータがギャレマスの命を助けるのは、自分が元の世界に帰りたくないという、多分に利己的な理由からである。それなのに、『恩に着ろよ』とドヤ顔で胸を張るシュータを、ギャレマスはジト目で見ていた。
――と、
「――おっといけない。少し長く話し過ぎた」
周囲を見回したシュータが、そう呟いた。
その声に、ギャレマスも顔を上げ、ふたりの周りを遠巻きに取り囲んでいる人間族の兵士たちの顔を見た。
――確かに、(シュータのキツいツッコミはあったものの)一向に戦いらしい戦いもせずに話し込んでいる勇者と魔王の様子に、兵士たちは一様に訝しげな表情を浮かべ始めている。
「そろそろ派手に戦り始めないと、色々と余計な事を邪推されちまいそうだな。『魔王と勇者が仲良しなんじゃないか?』みたいにさ。――ま、『邪推』じゃなくて『事実』なんだけどよ」
「……」
『“魔王と勇者が仲良し”などという事実など、あってたまるか!』と、声を大にして主張したい衝動に駆られたギャレマスだったが、シュータからの反応が容易に想像できたので、すんでのところで辛うじて喉元まで出かかった言葉を呑み込んだ。
一方のシュータは、不敵な笑みを浮かべながら、伸ばした指で宙に魔法陣を描き始める。
そして、中空に浮かび上がった魔法陣が淡く白い光を放つと、棒状の何かがシュータの方に向かって伸び始めた。
シュータは、小さく「よし……」と呟くと、手元に伸びてきた棒状のものをしっかりと握り、それから一気に引っ張り出す。
そして、完全に引き抜かれたものを目の当たりにしたギャレマスの顔が引き攣った。
「な――何だ、それは……ッ?」
「え? 何って、そりゃあ――」
ギャレマスの問いかけに、シュータは手に持った武器を軽々と振り回しながら答える。
「ただの戦棍だよ。見て分かるだろ?」
「いやいやいやいや!」
しれっとした顔でそう言い放ったシュータに、ギャレマスは抗議の声を上げた。
「そ……そんな馬鹿デカいメイスがあってたまるか!」
彼の叫んだ通り、シュータが手に持っている“メイス”は、この世界で使われている一般的なそれよりも、遥かに巨大で歪だった。
柄の長さこそ、普通のメイスとさして変わらぬ長さだったが、その先端に付いている球状の柄頭の大きさが尋常ではなく、魔族の男が抱えても手が届かないほどの巨大さだった。
重さも相当にあるらしく、シュータが振り回す度、ブオンブオンという唸り声に似た風切り音が辺りに響き渡る。
……あんなもので殴打されたら、いかに魔王といえど、無事では済まないだろう。
「おいおい、そんなにビビるなよ」
ギャレマスの顔が引き攣ったのを見て、シュータは愉快そうに笑いながら言った。
「安心しろ、殺しはしねえって。つか、お前に死なれちゃ、俺が一番困るしな。……もっとも、観客の手前、ちょっと痛い目は見てもらうけどよ」
「ちょ……ちょっとで済むかぁ?」
シュータの能天気な言葉に、思わず声を裏返すギャレマス。
目を飛び出さんばかりに見開いて、シュータに向かって声を荒げる。
「お……お前が言う“ちょっと”は、ちょっとどころの騒ぎでは無いぞ! この前も、更にその前の時も、何度死ぬかと思った事か――!」
「うるせえなあ。だから、大丈夫だって言ってんだろうが。そこらへん、ちゃんと調節してやってるんだからさ」
ギャレマスの抗議の声に面倒くさそうに答えながら、シュータは振り回していたメイスを逆手に持ち替え、柄頭を地面に叩きつけると、比喩表現ではなく地面が揺れた。
そして、シュータはたじろぐギャレマスを嘲笑いながら、自分の目を指さす。
「俺には視えるんだよ、お前のHPの数値がさ。HPがゼロにならない限り、お前が死ぬ事は決して無い」
シュータはニヤリと口角を上げてみせると、更に言葉を続けた。
「だから、安心してこの俺にボコられろ。キッチリ“十分の七殺し”にしてやるからよッ!」
そう言うと、シュータはおもむろに手を伸ばして、脛を抱えて背を丸めていたギャレマスのローブの襟元を掴み、彼の顔を自分の方へと強引に引き寄せた。
そして、ギャレマスにガンを飛ばしながら、小声で詰問する。
「テメエ、何ボーっと突っ立って、まんまとエラルティスの聖鎖法術食らってんだよ!」
「え? あ、あぁ……少し油断しただけだ……」
ギャレマスは、シュータの剣幕に気圧されながら答えた。
「だが……あの程度の力しか無い女神官の法術如き、別に恐れる程のものでは――」
「ダァホ!」
「痛い!」
罵声と共に放たれたシュータの頭突きが鼻にクリーンヒットし、ギャレマスは再び鼻血を迸らせながら仰け反る。
そのまま後方に倒れそうになるが、彼の襟元を掴んだままだったシュータの手がそれを許さず、魔王は再び強引に顔を引き寄せられた。
突然の事に、だらだらと鼻血を流しながら呆然としているギャレマスを血走った目で睨みつけながら、シュータは声を顰めつつ怒鳴りつける。
「テメエ、いくら何でも、『聖女』の“天啓”を甘く見過ぎだ!」
「ぎ……ぎふと?」
「“天啓”っていうのは、神のクソジジイが、この世界の奴らの一部に気まぐれで付与した、本人の能力とは関係無く発動する“奇跡”の力だ。……要するに、俺の持ってる“チート能力”の量産版ってところだな」
そう言うと、シュータは背後のエラルティスを指さした。
「アイツ……エラルティスも、神から『聖女』の天啓を与えられてる。そして、その天啓を最大限に発揮できる法術が、今お前が食らいかけた聖鎖法術なんだよ!」
「……!」
「『聖女』の天啓効果は、『魔族であれば、どんなに力の差があっても、三割の確率で拘束した相手の存在を消滅させる事が出来る』というものだ。要するに、聖鎖法術を食らったら、たとえお前でも三割の確率で即死するって事なんだよ!」
「さ、三割で即死?」
シュータの言葉に、ギャレマスは驚いて目を丸くするが、すぐに安堵の息を漏らす。
「だが――逆に言えば、七割は外れるという事ではないか。であれば――」
「バカ! 三割ナメんな!」
余裕ぶるギャレマスを怒鳴りつけるシュータ。
「スパ〇ボで命中率三十パーセントとか、結構シャレんならないレベルで当たるし、パワプ〇のサクセスモードでケガ率三十パーセントの状態で練習させたら、七割がたの確率でケガするんだぞ! 俺がそれで何回セーブデータをロードしたりキャラを作り直したと思ってんだ……。余裕ぶっこいてたら泣きを見るんだぞ、三割って確率は!」
「あ……す、スマン」
“すぱ〇ぼ”とか“ぱわ〇ろ”とか、また聞いた事の無い単語がシュータの口から出て来て困惑するギャレマスだったが、取り敢えず、シュータが『三割の確率を甘く見るな』という事を力説している事は理解できたので、素直に謝った。
「それでお前は、万が一にも三割の確率に当たって、余が消滅してしまわぬように、上空からの飛び蹴りで強引に鎖の拘束を解いたのか……」
「ま、そういう事だ。恩に着ろよ」
「……」
そもそも、シュータがギャレマスの命を助けるのは、自分が元の世界に帰りたくないという、多分に利己的な理由からである。それなのに、『恩に着ろよ』とドヤ顔で胸を張るシュータを、ギャレマスはジト目で見ていた。
――と、
「――おっといけない。少し長く話し過ぎた」
周囲を見回したシュータが、そう呟いた。
その声に、ギャレマスも顔を上げ、ふたりの周りを遠巻きに取り囲んでいる人間族の兵士たちの顔を見た。
――確かに、(シュータのキツいツッコミはあったものの)一向に戦いらしい戦いもせずに話し込んでいる勇者と魔王の様子に、兵士たちは一様に訝しげな表情を浮かべ始めている。
「そろそろ派手に戦り始めないと、色々と余計な事を邪推されちまいそうだな。『魔王と勇者が仲良しなんじゃないか?』みたいにさ。――ま、『邪推』じゃなくて『事実』なんだけどよ」
「……」
『“魔王と勇者が仲良し”などという事実など、あってたまるか!』と、声を大にして主張したい衝動に駆られたギャレマスだったが、シュータからの反応が容易に想像できたので、すんでのところで辛うじて喉元まで出かかった言葉を呑み込んだ。
一方のシュータは、不敵な笑みを浮かべながら、伸ばした指で宙に魔法陣を描き始める。
そして、中空に浮かび上がった魔法陣が淡く白い光を放つと、棒状の何かがシュータの方に向かって伸び始めた。
シュータは、小さく「よし……」と呟くと、手元に伸びてきた棒状のものをしっかりと握り、それから一気に引っ張り出す。
そして、完全に引き抜かれたものを目の当たりにしたギャレマスの顔が引き攣った。
「な――何だ、それは……ッ?」
「え? 何って、そりゃあ――」
ギャレマスの問いかけに、シュータは手に持った武器を軽々と振り回しながら答える。
「ただの戦棍だよ。見て分かるだろ?」
「いやいやいやいや!」
しれっとした顔でそう言い放ったシュータに、ギャレマスは抗議の声を上げた。
「そ……そんな馬鹿デカいメイスがあってたまるか!」
彼の叫んだ通り、シュータが手に持っている“メイス”は、この世界で使われている一般的なそれよりも、遥かに巨大で歪だった。
柄の長さこそ、普通のメイスとさして変わらぬ長さだったが、その先端に付いている球状の柄頭の大きさが尋常ではなく、魔族の男が抱えても手が届かないほどの巨大さだった。
重さも相当にあるらしく、シュータが振り回す度、ブオンブオンという唸り声に似た風切り音が辺りに響き渡る。
……あんなもので殴打されたら、いかに魔王といえど、無事では済まないだろう。
「おいおい、そんなにビビるなよ」
ギャレマスの顔が引き攣ったのを見て、シュータは愉快そうに笑いながら言った。
「安心しろ、殺しはしねえって。つか、お前に死なれちゃ、俺が一番困るしな。……もっとも、観客の手前、ちょっと痛い目は見てもらうけどよ」
「ちょ……ちょっとで済むかぁ?」
シュータの能天気な言葉に、思わず声を裏返すギャレマス。
目を飛び出さんばかりに見開いて、シュータに向かって声を荒げる。
「お……お前が言う“ちょっと”は、ちょっとどころの騒ぎでは無いぞ! この前も、更にその前の時も、何度死ぬかと思った事か――!」
「うるせえなあ。だから、大丈夫だって言ってんだろうが。そこらへん、ちゃんと調節してやってるんだからさ」
ギャレマスの抗議の声に面倒くさそうに答えながら、シュータは振り回していたメイスを逆手に持ち替え、柄頭を地面に叩きつけると、比喩表現ではなく地面が揺れた。
そして、シュータはたじろぐギャレマスを嘲笑いながら、自分の目を指さす。
「俺には視えるんだよ、お前のHPの数値がさ。HPがゼロにならない限り、お前が死ぬ事は決して無い」
シュータはニヤリと口角を上げてみせると、更に言葉を続けた。
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