34 / 423
エピソード2 魔王はつらいよ
半獣人とヤバいとニオイ
しおりを挟む
反重力によって、ゆらゆらと浮き上がった古龍の身体の下からムクリと身を起こしたシュータ。
両手を上げて、頭上に反重力の魔法陣を展開している彼の全身は土埃でひどく汚れていたが、古龍の巨体の下敷きになった割には、ケガらしいケガを負っていなかった。
だが、その顔に、いつもの余裕綽々の薄笑みは浮かんでいない。
「……フンッ!」
彼が歯を食い縛って掌に力を込めると、空中に浮かんだ反重力の魔法陣の紅い光が更に強まった。
それに伴って、気絶したままの古龍の身体が更に高く浮き上がり始める。
と、シュータがグッと歯を食い縛った。
「――おらぁっ!」
彼は、気迫の声と共に、上げていた自分の両腕を大きく振り下ろす。
すると、その動きに合わせて、古龍の身体がまるで放り投げられたように空中を舞った。
大きな放物線を描いて漆黒の夜空を飛んだ古龍の身体は、はるか向こうの丘の麓に着弾し、派手な土煙と共に上がった大きな衝撃音が、丘の頂上にいるギャレマスたちの耳にまで届く。
「ペッ! ペッ! あークソッ! 口の中がジャリジャリして気持ち悪ぃッ!」
反重力で古龍を吹っ飛ばしたシュータは、顔を顰めながら、地面に向かって何度も唾を吐いた。
そして、ようやく人心地ついた様子で大きく息を吐くと、呆然と立ち尽くすギャレマスの方をギロリと睨みつける。
「うっ……!」
その瞋恚に満ちた眼光の鋭さに、ギャレマスは思わず身を硬直させながらも、魔王の矜持を奮い立たせて睨み返した。
――だが、シュータが視線を向けたのは、ギャレマスでは無く、魔王が背中で庇っていた赤毛の少女の方だった。
シュータは、眉間に皺を寄せた表情を浮かべると、サリアに向かって声をかける。
「お前……魔王の娘――確か、サリーだったか……」
「サリアですっ!」
「……ちっ!」
名前の呼び間違いを強い口調で咎めたサリアに、シュータは忌々しげに舌打ちした。
そして、口を尖らせながら、ブツブツと呟く。
「んだよ、そんなに怒鳴る事もねえだろうがよ……。第一、日本じゃ『魔王の娘の名前はサリー』って、大昔から相場が決まってんだよ。つか、サリアとサリー……似てんじゃん。紛らわしいんだよクソが! 適当に書いてるからこんな事になるんだよ。もっと考えて名前つけろよ、まったく……」
「……何をおっしゃってますの?」
「あー、うっせえな! ただのメタネタだよッ! いちいちツッコむな!」
キョトンとした顔で尋ねるサリアに、シュータは慌てて声を荒げた。
メタネタ……はて、一体何の事だろうか?
「あー、うっせえ! テメエもノるんじゃねえよ、元凶!」
と、天に向かって怒鳴ったシュータ。
そして、ゴホンと咳払いをすると、本題に戻った。
「お前……サリア……何者なんだよ、テメエは?」
「え……?」
シュータの問いに、サリアはパチクリと目を瞬かせながら首を傾げてみせる。
「何者なんだと言われましても……私は、魔王の娘なだけの、タダの魔族ですけど――」
「タダの魔族な訳あるかよ!」
キョトンとした顔のサリアに向かって怒鳴ったシュータは、彼女の頭上に向けて目を凝らした。
すぐに発動させた“ステータス確認”で、素早くサリアのステータスを確認する。
「……やっぱり、見間違いじゃ無い。じゃあ、やっぱり、さっき古龍が落ちてきたのはタダの偶然じゃなくて、コイツのステータスのせい――なのか?」
「……!」
瞳を金色に輝かせながらブツブツと呟いたシュータが、無意識に一歩後ずさったのを見たギャレマスは、驚いて目を見開いた。
今まで何度も(台本に従って)シュータと戦ってきたが、彼がこれほどまでに動揺した様子を見せるのは初めての事だった。
(何故かは解らぬが……シュータはサリアの事をえらく警戒している……?)
それが一体どうしてなのか……ギャレマスは、シュータの様子を注意深く観察しながら、脳味噌をフル回転させ始める。
もしかしたら、今シュータが見せている動揺の原因が分かれば、彼を打倒する糸口になるのではないか――魔王は、そう考えたのだ。
――だが、
勇者の狼狽、そして魔王の分析は、唐突に聞こえてきた素っ頓狂な声によって遮られる。
「み……みんなぁ~ッ! ヤバい! ヤバいよヤバいよ~ッ!」
その焦燥に満ちた叫び声が耳に届き、その場にいた全ての者が、一斉に声のする方へ顔を向けた。
「あれは……確か……」
「ジェ……ジェレミィア?」
居合わせた者たちの中でも視力の高いギャレマスとファミィが、全力疾走でこちらに向かって走ってくる小さな人影を見止めて、同時に声を上げる。
果たしてその人影は、“伝説の四勇士”のひとりであるジェレミィアだった。
真っ青な顔をした彼女は、ショートボブの銀髪を振り乱しながら飛ぶような勢いでやって来ると、荒い息を吐きながら叫ぶ。
「や、ヤバいって! 早く……早くここから離れないと……マジヤバいって!」
「ちょ! ちょっと落ち着きなさいな、狼おん……ジェレミィアさん! 何をそんなに慌てていますの?」
見るからに動転した様子のジェレミィアが捲し立てる要領を得ない言葉に苛立ちを覚えながら、エラルティスが訊いた。
その傍らに立つファミィも、露骨な表情を浮かべながら声を荒げる。
「何なの! 我々が魔王と命を賭けて戦っている間、ずっとグースカ寝ていたクセに、今更現れて……! 体調が悪いんだろ? だったら、戦いの邪魔になるだけだから、さっさとベッドに戻って――」
「た、戦ってる場合じゃないんだって、マジで!」
ファミィの嫌味を途中で遮って、ジェレミィアは更に声を張り上げた。
「ここに居たらマズいって言ってんの! 早く……早く逃げないと、みんな死んじゃう……!」
「……死ぬだぁ?」
ジェレミィアの言葉に、憤懣の込もった声を上げたのはシュータだった。
彼は、ギャレマスに指を突きつけながら怒鳴る。
「死ぬ訳無ぇだろ! 俺が、こんなポンコツ魔王に負けるとでも思ってんのかよ、ジェレミィア! 逃げる必要なんて、これっぽっちも無い!」
「ああもうッ! そうじゃないってば!」
ジェレミィアは、不満げな様子のシュータの言葉に頭を抱える。
そして、鼻をヒクヒク動かすと、更に焦燥を募らせた表情を浮かべた。
「――ていうか、アンタらは感じないの? この酷いニオイをさぁ!」
「……ニオイ?」
ジェレミィアの言葉を聞いたギャレマスは、ふと気になって、彼女と同じように鼻をひくつかせてみる。
そして、思わず顔を顰めた。
「んむ……?」
「お父様……何でしょう、このニオイは?」
父と同じように空気の匂いを嗅いだサリアが、慌てて鼻を押さえながら訊いた。
――確かに、ジェレミィアの言う通り、何だか臭い。
「……くっさ!」
「う……! ま、まるで、腐った卵の様な……」
エラルティスとファミィも、ほどなく異臭に気が付き、そのあまりの臭さに思わず顔を背けた。
そして、
「……このニオイ、どこかで――!」
シュータは、マントで鼻と口元を覆いながら、脳裏を過った既視感の正体を探る。
そして思い出した。以前に同じようなニオイを嗅いだことがある事を。
「これは……日本に居た頃に家族旅行で連れて行かされた、火山口で嗅いだニオイ――」
その事を思い出した瞬間、彼はハッと気付く。
そして、ジェレミィアが必死で伝えようとしていた事が何なのかを悟った。
「――おい、テメエら!」
彼は、慌てて砦の守備兵たちに向かって叫んだ。
「今すぐ逃げるぞ! モタモタすんな!」
「ふぇっ?」
「は、はぁ?」
突然のシュータの指示に、ファミィとエラルティスは呆けた声を上げた。
「に……逃げるんですか、シュータ殿? 砦を守らなくていいんですか?」
「そ……そうですよ! 魔王軍を前に尻尾を巻いて逃げろとでも――」
「うるせえ! それどころじゃなくなったんだよ! つべこべ言わずにサッサと逃げるぞ!」
戸惑うふたりを怒鳴りつけるシュータ。
「……まさか!」
一方のギャレマスも、ある可能性に思い当たって、顔を青ざめさせた。
「い、イカン! サリア、行くぞ!」
「え? は、ハイ!」
焦燥に駆られた様子のギャレマスに驚きの目を向けるサリアだったが、彼の表情を見て、ただ事ではない事が起ころうとしている事を察して、慌てて頷いた。
「……下で戦っているスウィッシュやイータツ達にも、直ちに退却するよう伝えねば……!」
そう独り言ちながらシュータたちに背を向け、背中の黒翼を広げようとするギャレマス。
だが、その時――!
……ゴ、ゴゴ……、ゴゴゴゴゴゴ……
どこからともなく聞こえてきた、腹の底に響く様な低い音と共に、彼らの立っている地面が大きく揺れ――、
――ブバアアアアアアアッ!
突如、彼らの居る場所のすぐ近くから、真っ赤に煮えたぎった灼熱の溶岩が、上空高く噴き上がったのだった――!
両手を上げて、頭上に反重力の魔法陣を展開している彼の全身は土埃でひどく汚れていたが、古龍の巨体の下敷きになった割には、ケガらしいケガを負っていなかった。
だが、その顔に、いつもの余裕綽々の薄笑みは浮かんでいない。
「……フンッ!」
彼が歯を食い縛って掌に力を込めると、空中に浮かんだ反重力の魔法陣の紅い光が更に強まった。
それに伴って、気絶したままの古龍の身体が更に高く浮き上がり始める。
と、シュータがグッと歯を食い縛った。
「――おらぁっ!」
彼は、気迫の声と共に、上げていた自分の両腕を大きく振り下ろす。
すると、その動きに合わせて、古龍の身体がまるで放り投げられたように空中を舞った。
大きな放物線を描いて漆黒の夜空を飛んだ古龍の身体は、はるか向こうの丘の麓に着弾し、派手な土煙と共に上がった大きな衝撃音が、丘の頂上にいるギャレマスたちの耳にまで届く。
「ペッ! ペッ! あークソッ! 口の中がジャリジャリして気持ち悪ぃッ!」
反重力で古龍を吹っ飛ばしたシュータは、顔を顰めながら、地面に向かって何度も唾を吐いた。
そして、ようやく人心地ついた様子で大きく息を吐くと、呆然と立ち尽くすギャレマスの方をギロリと睨みつける。
「うっ……!」
その瞋恚に満ちた眼光の鋭さに、ギャレマスは思わず身を硬直させながらも、魔王の矜持を奮い立たせて睨み返した。
――だが、シュータが視線を向けたのは、ギャレマスでは無く、魔王が背中で庇っていた赤毛の少女の方だった。
シュータは、眉間に皺を寄せた表情を浮かべると、サリアに向かって声をかける。
「お前……魔王の娘――確か、サリーだったか……」
「サリアですっ!」
「……ちっ!」
名前の呼び間違いを強い口調で咎めたサリアに、シュータは忌々しげに舌打ちした。
そして、口を尖らせながら、ブツブツと呟く。
「んだよ、そんなに怒鳴る事もねえだろうがよ……。第一、日本じゃ『魔王の娘の名前はサリー』って、大昔から相場が決まってんだよ。つか、サリアとサリー……似てんじゃん。紛らわしいんだよクソが! 適当に書いてるからこんな事になるんだよ。もっと考えて名前つけろよ、まったく……」
「……何をおっしゃってますの?」
「あー、うっせえな! ただのメタネタだよッ! いちいちツッコむな!」
キョトンとした顔で尋ねるサリアに、シュータは慌てて声を荒げた。
メタネタ……はて、一体何の事だろうか?
「あー、うっせえ! テメエもノるんじゃねえよ、元凶!」
と、天に向かって怒鳴ったシュータ。
そして、ゴホンと咳払いをすると、本題に戻った。
「お前……サリア……何者なんだよ、テメエは?」
「え……?」
シュータの問いに、サリアはパチクリと目を瞬かせながら首を傾げてみせる。
「何者なんだと言われましても……私は、魔王の娘なだけの、タダの魔族ですけど――」
「タダの魔族な訳あるかよ!」
キョトンとした顔のサリアに向かって怒鳴ったシュータは、彼女の頭上に向けて目を凝らした。
すぐに発動させた“ステータス確認”で、素早くサリアのステータスを確認する。
「……やっぱり、見間違いじゃ無い。じゃあ、やっぱり、さっき古龍が落ちてきたのはタダの偶然じゃなくて、コイツのステータスのせい――なのか?」
「……!」
瞳を金色に輝かせながらブツブツと呟いたシュータが、無意識に一歩後ずさったのを見たギャレマスは、驚いて目を見開いた。
今まで何度も(台本に従って)シュータと戦ってきたが、彼がこれほどまでに動揺した様子を見せるのは初めての事だった。
(何故かは解らぬが……シュータはサリアの事をえらく警戒している……?)
それが一体どうしてなのか……ギャレマスは、シュータの様子を注意深く観察しながら、脳味噌をフル回転させ始める。
もしかしたら、今シュータが見せている動揺の原因が分かれば、彼を打倒する糸口になるのではないか――魔王は、そう考えたのだ。
――だが、
勇者の狼狽、そして魔王の分析は、唐突に聞こえてきた素っ頓狂な声によって遮られる。
「み……みんなぁ~ッ! ヤバい! ヤバいよヤバいよ~ッ!」
その焦燥に満ちた叫び声が耳に届き、その場にいた全ての者が、一斉に声のする方へ顔を向けた。
「あれは……確か……」
「ジェ……ジェレミィア?」
居合わせた者たちの中でも視力の高いギャレマスとファミィが、全力疾走でこちらに向かって走ってくる小さな人影を見止めて、同時に声を上げる。
果たしてその人影は、“伝説の四勇士”のひとりであるジェレミィアだった。
真っ青な顔をした彼女は、ショートボブの銀髪を振り乱しながら飛ぶような勢いでやって来ると、荒い息を吐きながら叫ぶ。
「や、ヤバいって! 早く……早くここから離れないと……マジヤバいって!」
「ちょ! ちょっと落ち着きなさいな、狼おん……ジェレミィアさん! 何をそんなに慌てていますの?」
見るからに動転した様子のジェレミィアが捲し立てる要領を得ない言葉に苛立ちを覚えながら、エラルティスが訊いた。
その傍らに立つファミィも、露骨な表情を浮かべながら声を荒げる。
「何なの! 我々が魔王と命を賭けて戦っている間、ずっとグースカ寝ていたクセに、今更現れて……! 体調が悪いんだろ? だったら、戦いの邪魔になるだけだから、さっさとベッドに戻って――」
「た、戦ってる場合じゃないんだって、マジで!」
ファミィの嫌味を途中で遮って、ジェレミィアは更に声を張り上げた。
「ここに居たらマズいって言ってんの! 早く……早く逃げないと、みんな死んじゃう……!」
「……死ぬだぁ?」
ジェレミィアの言葉に、憤懣の込もった声を上げたのはシュータだった。
彼は、ギャレマスに指を突きつけながら怒鳴る。
「死ぬ訳無ぇだろ! 俺が、こんなポンコツ魔王に負けるとでも思ってんのかよ、ジェレミィア! 逃げる必要なんて、これっぽっちも無い!」
「ああもうッ! そうじゃないってば!」
ジェレミィアは、不満げな様子のシュータの言葉に頭を抱える。
そして、鼻をヒクヒク動かすと、更に焦燥を募らせた表情を浮かべた。
「――ていうか、アンタらは感じないの? この酷いニオイをさぁ!」
「……ニオイ?」
ジェレミィアの言葉を聞いたギャレマスは、ふと気になって、彼女と同じように鼻をひくつかせてみる。
そして、思わず顔を顰めた。
「んむ……?」
「お父様……何でしょう、このニオイは?」
父と同じように空気の匂いを嗅いだサリアが、慌てて鼻を押さえながら訊いた。
――確かに、ジェレミィアの言う通り、何だか臭い。
「……くっさ!」
「う……! ま、まるで、腐った卵の様な……」
エラルティスとファミィも、ほどなく異臭に気が付き、そのあまりの臭さに思わず顔を背けた。
そして、
「……このニオイ、どこかで――!」
シュータは、マントで鼻と口元を覆いながら、脳裏を過った既視感の正体を探る。
そして思い出した。以前に同じようなニオイを嗅いだことがある事を。
「これは……日本に居た頃に家族旅行で連れて行かされた、火山口で嗅いだニオイ――」
その事を思い出した瞬間、彼はハッと気付く。
そして、ジェレミィアが必死で伝えようとしていた事が何なのかを悟った。
「――おい、テメエら!」
彼は、慌てて砦の守備兵たちに向かって叫んだ。
「今すぐ逃げるぞ! モタモタすんな!」
「ふぇっ?」
「は、はぁ?」
突然のシュータの指示に、ファミィとエラルティスは呆けた声を上げた。
「に……逃げるんですか、シュータ殿? 砦を守らなくていいんですか?」
「そ……そうですよ! 魔王軍を前に尻尾を巻いて逃げろとでも――」
「うるせえ! それどころじゃなくなったんだよ! つべこべ言わずにサッサと逃げるぞ!」
戸惑うふたりを怒鳴りつけるシュータ。
「……まさか!」
一方のギャレマスも、ある可能性に思い当たって、顔を青ざめさせた。
「い、イカン! サリア、行くぞ!」
「え? は、ハイ!」
焦燥に駆られた様子のギャレマスに驚きの目を向けるサリアだったが、彼の表情を見て、ただ事ではない事が起ころうとしている事を察して、慌てて頷いた。
「……下で戦っているスウィッシュやイータツ達にも、直ちに退却するよう伝えねば……!」
そう独り言ちながらシュータたちに背を向け、背中の黒翼を広げようとするギャレマス。
だが、その時――!
……ゴ、ゴゴ……、ゴゴゴゴゴゴ……
どこからともなく聞こえてきた、腹の底に響く様な低い音と共に、彼らの立っている地面が大きく揺れ――、
――ブバアアアアアアアッ!
突如、彼らの居る場所のすぐ近くから、真っ赤に煮えたぎった灼熱の溶岩が、上空高く噴き上がったのだった――!
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる