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第一部一章 生還
朝霧と血霧
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朝霧に煙る八幡原の地に、時ならぬ喧騒が響き渡る。
血気に逸る男たちの上げる夥しい怒号、騎馬が疾走する蹄の音、吹き鳴らされる法螺貝と打ち鳴らされる陣太鼓、飛び交う矢の風切り音、打ち交わされる剣戟の甲高い金属音――。
そんな中、風に乗って鼻腔に届く、吐き気を催す様な血潮と臓物の生臭い香り――。
(……まずいな)
そんな凄惨を極める戦場のただ中で、黒鹿毛の馬に跨がる黒い甲冑を纏った男は、群がり来る敵に向けて手槍を振るいながら、心中で密かに舌を打った。
――旗色は良くない。
未明の遭遇から、ずっと味方は圧され続けている。
(……ええい! 馬場たちは、まだ戻らぬのか!)
彼は、二手に分かれ、敵を追い落とす役割を担っていたはずの別働隊が、未だ影も形も見せていない事に苛立ち、歯噛みした。
彼は、大将首を狙って殺到してくる敵に向けて、手槍を横一文字に薙ぎ払うと、面頬を付けた顔を振り仰ぎ、遙か彼方に聳えるはずの妻女山を見据えんとした。
――が、霧の残滓に紛れ、山の影も朧にしか見えない。
――と、
「典厩様!」
「――!」
大声で呼ばれ、ハッとした彼の顔スレスレに、銀色の閃きが過ぎった。
「むんッ――!」
彼は大きく身体を捻るや、反射的に手槍を繰り出す。
「がぁっ――!」
彼に向けて槍を突き出してきた足軽が、胸に鋭い一撃を受け、血潮を撒き散らしながら斃れた。
「――大事御座りませぬかっ、典厩様?」
「……ああ、大丈夫だ! 幸実、――助かったぞ!」
と、典厩と呼ばれた男――武田典厩信繁は、騎馬を寄せてきた鎧武者に答える。
幸実と呼ばれた鎧武者は、乱戦の極みにある周囲の様子を警戒しながら、信繁に叫びかけた。
「典厩様! ここは貴方様だけでも、お退き下され!」
「……退く――だと?」
幸実の言葉に、信繁は思わず面頬の奥の目を吊り上げる。
「たわけた事を申すな! 儂は、武田の副将ぞ! お屋形様より、この前衛の指揮を任されておるのだ。そんな儂に、指揮を放り出して、尻を捲って逃げよと申すのか、貴様!」
「しかしながら! 敵の勢いは熾烈で御座います!」
幸実は、主の怒号にも怯まず、必死の形相で叫び返す。
そして、沈痛な表情を浮かべて言葉を続けた。
「――先程、伝令が参りました。……勘助殿が、討ち死なされた由に御座います!」
「――勘助が……?」
幸実が告げた言葉に、信繁は思わず目を見開いた。
彼の脳裏に、勘助――武田軍の軍師・山本勘助晴幸の、傷に塗れた隻眼の異相が浮かぶ。
幸実は、小さく頷いた。
「――勘助殿だけでは御座いませぬ。諸角殿や、初鹿野殿も……」
「……では、尚更、儂が退く訳にはいかぬだろう。勘助も豊後も、源五郎さえも死んだ上に、儂までが抜けてしまったら、本陣が丸裸じゃ」
「……丸裸にはなりませぬ。典厩様の後は、某が指揮を執りまする故――」
「――そんな事、出来るはずが無かろう!」
信繁は、幸実の申し出を一蹴した。不機嫌そうに首を回すと、
「ええい! 息苦しくてかなわぬ!」
と叫ぶや、面頬を毟るように乱暴に外し、地面に投げ捨てた。
「儂は退かぬぞ! 馬場たちが戻るまで、何が何でも、この場で持ち堪え――」
「ウオオオオオオオオオオオオッ!」
信繁の言葉は中途で遮られた。上杉軍の第二陣が、獣の様な咆哮を上げながら、信繁隊に襲いかかってきたのだ。
未明より上杉の先手と激闘を繰り広げ続け、すっかり疲労困憊の体の信繁隊だったが、それでも気力を振り絞って、土煙を上げながら攻めかかってくる敵を迎え撃たんとする。
しかし、第一陣の後ろで、ずっと待機していた上杉方の第二陣の気力は横溢だった。彼らに抗うには、信繁隊はあまりにも気力と戦力を削られすぎていた。
密集して槍衾を張った足軽たちだが、騎馬の突撃によって、ただの一合で無情にも蹴散らされ、踏みつぶされる。
文字通りの鎧袖一触――。
足軽たちを存分に蹂躙した上杉方の騎馬武者たちは、次々と信繁隊の中枢に牙を突き立て始めた。
信繁隊の武者たちも必死に抗う。――が、彼我の勢いの差はいかんともし難かった。
互いの連携を絶たれた彼らは、複数の上杉兵に取り囲まれ、奮闘虚しく次々と斃されていく。ある者は身体を無数の刃で貫かれて倒れ臥し、ある者は組み伏せられ、兜を掴まれて露わにされた喉を小刀で掻き切られた。
すぐに、信繁と幸実も、敵の奔流に呑み込まれる。
「典厩様! 早く、お退き下されッ! 某が、敵を食い止めます故――」
「……もう、遅かろう!」
馬から下り、卓越した槍捌きで、群がり来る徒歩武者共を薙ぎ払う幸実の絶叫に、馬上から手槍を振るいながら皮肉気に薄笑みを浮かべた信繁。
巧みに馬を操り、何本も繰り出される槍の穂先を躱しながら、手槍を突き出し、次々と返り討ちにしていく。
「幸実! お主こそ退け! ……いや。本陣に行き、お屋形様――兄上へ儂の言葉を伝えてくれ」
「典厩様ッ? ……それは――」
ハッとした顔で、思わず槍を繰り出す手を止めた幸実の目を見据えて、信繁は言葉を継いだ。
「よいか、良く聞け! 儂は――」
「ッ――! 典厩様!」
「――ッ!」
幸実の絶叫が信繁の耳に届いた刹那――。彼の右目が、銀色の光を捉える。
次の瞬間、信繁の右目の視界が真っ赤に染まり、そして真っ黒な闇に包まれた。
――そして襲いかかる、まるで右目が灼けているような激しい痛み。
「ぐ――ッ!」
信繁は雷に打たれた様に、馬上で身を仰け反らすと、顔を歪め、左手で右目を押さえた。ぬるりと、粘度の高い液体の感触に、信繁は驚く。
顔から離した左掌には、紅い鮮血がベットリと付いていた。
「く……!」
思わずたじろいだ信繁だったが、その数瞬の隙を、群がる上杉軍の雑兵たちは逃さなかった。
信繁は、闇に包まれ、死角となった右半身にいくつもの衝撃を感じ、その衝撃に圧されて騎馬から転げ落ちた。受け身を取れずに、草の生い茂る地面に落ちた信繁は、全身を打った衝撃と痛みに顔を顰める。
「……ぐ……う――」
彼は呻きながらも、すぐに立ち上がろうとするが、右半身が思うように動かない。その代わりに、落下の衝撃によるものとはまた異なる、寒気の走る激痛に、彼の神経は悲鳴を上げる。
信繁は、ゆっくりと顔を廻らせて、自身の右腹を見る。右の目が使えない為、余計に首を回さねばならない。その事を信繁は疎ましく感じた。
そして、彼は見た。――三本の長槍の穂先が、彼の具足を深々と刺し貫いているのを。
「む……――」
信繁は、そう一言呻くと、呆然と座り込んだ。身体が一気に冷えていくのを感じる。
「――大将首じゃ! 討ち取って手柄にせよ!」
上杉方の武将が、馬上から雑兵たちに叱咤する声が、微かに聴こえた。――武将の声だけでは無い。刀槍を振りかざしながら、彼へと殺到してくる足軽や徒歩武者が上げる雄叫びすら、ひどく遠く聴こえる。
信繁は、急激に薄くなる意識の中、程なく訪れるであろう己の最期を悟り、ぎりっと奥歯を噛みしめた。
「……無念」
「――典厩様ァッ!」
最後の瞬間、ひどくはっきりとした幸実の声が、信繁の鼓膜を震わせたが、その呼びかけに応える前に、彼の意識の糸は
――途絶えた。
血気に逸る男たちの上げる夥しい怒号、騎馬が疾走する蹄の音、吹き鳴らされる法螺貝と打ち鳴らされる陣太鼓、飛び交う矢の風切り音、打ち交わされる剣戟の甲高い金属音――。
そんな中、風に乗って鼻腔に届く、吐き気を催す様な血潮と臓物の生臭い香り――。
(……まずいな)
そんな凄惨を極める戦場のただ中で、黒鹿毛の馬に跨がる黒い甲冑を纏った男は、群がり来る敵に向けて手槍を振るいながら、心中で密かに舌を打った。
――旗色は良くない。
未明の遭遇から、ずっと味方は圧され続けている。
(……ええい! 馬場たちは、まだ戻らぬのか!)
彼は、二手に分かれ、敵を追い落とす役割を担っていたはずの別働隊が、未だ影も形も見せていない事に苛立ち、歯噛みした。
彼は、大将首を狙って殺到してくる敵に向けて、手槍を横一文字に薙ぎ払うと、面頬を付けた顔を振り仰ぎ、遙か彼方に聳えるはずの妻女山を見据えんとした。
――が、霧の残滓に紛れ、山の影も朧にしか見えない。
――と、
「典厩様!」
「――!」
大声で呼ばれ、ハッとした彼の顔スレスレに、銀色の閃きが過ぎった。
「むんッ――!」
彼は大きく身体を捻るや、反射的に手槍を繰り出す。
「がぁっ――!」
彼に向けて槍を突き出してきた足軽が、胸に鋭い一撃を受け、血潮を撒き散らしながら斃れた。
「――大事御座りませぬかっ、典厩様?」
「……ああ、大丈夫だ! 幸実、――助かったぞ!」
と、典厩と呼ばれた男――武田典厩信繁は、騎馬を寄せてきた鎧武者に答える。
幸実と呼ばれた鎧武者は、乱戦の極みにある周囲の様子を警戒しながら、信繁に叫びかけた。
「典厩様! ここは貴方様だけでも、お退き下され!」
「……退く――だと?」
幸実の言葉に、信繁は思わず面頬の奥の目を吊り上げる。
「たわけた事を申すな! 儂は、武田の副将ぞ! お屋形様より、この前衛の指揮を任されておるのだ。そんな儂に、指揮を放り出して、尻を捲って逃げよと申すのか、貴様!」
「しかしながら! 敵の勢いは熾烈で御座います!」
幸実は、主の怒号にも怯まず、必死の形相で叫び返す。
そして、沈痛な表情を浮かべて言葉を続けた。
「――先程、伝令が参りました。……勘助殿が、討ち死なされた由に御座います!」
「――勘助が……?」
幸実が告げた言葉に、信繁は思わず目を見開いた。
彼の脳裏に、勘助――武田軍の軍師・山本勘助晴幸の、傷に塗れた隻眼の異相が浮かぶ。
幸実は、小さく頷いた。
「――勘助殿だけでは御座いませぬ。諸角殿や、初鹿野殿も……」
「……では、尚更、儂が退く訳にはいかぬだろう。勘助も豊後も、源五郎さえも死んだ上に、儂までが抜けてしまったら、本陣が丸裸じゃ」
「……丸裸にはなりませぬ。典厩様の後は、某が指揮を執りまする故――」
「――そんな事、出来るはずが無かろう!」
信繁は、幸実の申し出を一蹴した。不機嫌そうに首を回すと、
「ええい! 息苦しくてかなわぬ!」
と叫ぶや、面頬を毟るように乱暴に外し、地面に投げ捨てた。
「儂は退かぬぞ! 馬場たちが戻るまで、何が何でも、この場で持ち堪え――」
「ウオオオオオオオオオオオオッ!」
信繁の言葉は中途で遮られた。上杉軍の第二陣が、獣の様な咆哮を上げながら、信繁隊に襲いかかってきたのだ。
未明より上杉の先手と激闘を繰り広げ続け、すっかり疲労困憊の体の信繁隊だったが、それでも気力を振り絞って、土煙を上げながら攻めかかってくる敵を迎え撃たんとする。
しかし、第一陣の後ろで、ずっと待機していた上杉方の第二陣の気力は横溢だった。彼らに抗うには、信繁隊はあまりにも気力と戦力を削られすぎていた。
密集して槍衾を張った足軽たちだが、騎馬の突撃によって、ただの一合で無情にも蹴散らされ、踏みつぶされる。
文字通りの鎧袖一触――。
足軽たちを存分に蹂躙した上杉方の騎馬武者たちは、次々と信繁隊の中枢に牙を突き立て始めた。
信繁隊の武者たちも必死に抗う。――が、彼我の勢いの差はいかんともし難かった。
互いの連携を絶たれた彼らは、複数の上杉兵に取り囲まれ、奮闘虚しく次々と斃されていく。ある者は身体を無数の刃で貫かれて倒れ臥し、ある者は組み伏せられ、兜を掴まれて露わにされた喉を小刀で掻き切られた。
すぐに、信繁と幸実も、敵の奔流に呑み込まれる。
「典厩様! 早く、お退き下されッ! 某が、敵を食い止めます故――」
「……もう、遅かろう!」
馬から下り、卓越した槍捌きで、群がり来る徒歩武者共を薙ぎ払う幸実の絶叫に、馬上から手槍を振るいながら皮肉気に薄笑みを浮かべた信繁。
巧みに馬を操り、何本も繰り出される槍の穂先を躱しながら、手槍を突き出し、次々と返り討ちにしていく。
「幸実! お主こそ退け! ……いや。本陣に行き、お屋形様――兄上へ儂の言葉を伝えてくれ」
「典厩様ッ? ……それは――」
ハッとした顔で、思わず槍を繰り出す手を止めた幸実の目を見据えて、信繁は言葉を継いだ。
「よいか、良く聞け! 儂は――」
「ッ――! 典厩様!」
「――ッ!」
幸実の絶叫が信繁の耳に届いた刹那――。彼の右目が、銀色の光を捉える。
次の瞬間、信繁の右目の視界が真っ赤に染まり、そして真っ黒な闇に包まれた。
――そして襲いかかる、まるで右目が灼けているような激しい痛み。
「ぐ――ッ!」
信繁は雷に打たれた様に、馬上で身を仰け反らすと、顔を歪め、左手で右目を押さえた。ぬるりと、粘度の高い液体の感触に、信繁は驚く。
顔から離した左掌には、紅い鮮血がベットリと付いていた。
「く……!」
思わずたじろいだ信繁だったが、その数瞬の隙を、群がる上杉軍の雑兵たちは逃さなかった。
信繁は、闇に包まれ、死角となった右半身にいくつもの衝撃を感じ、その衝撃に圧されて騎馬から転げ落ちた。受け身を取れずに、草の生い茂る地面に落ちた信繁は、全身を打った衝撃と痛みに顔を顰める。
「……ぐ……う――」
彼は呻きながらも、すぐに立ち上がろうとするが、右半身が思うように動かない。その代わりに、落下の衝撃によるものとはまた異なる、寒気の走る激痛に、彼の神経は悲鳴を上げる。
信繁は、ゆっくりと顔を廻らせて、自身の右腹を見る。右の目が使えない為、余計に首を回さねばならない。その事を信繁は疎ましく感じた。
そして、彼は見た。――三本の長槍の穂先が、彼の具足を深々と刺し貫いているのを。
「む……――」
信繁は、そう一言呻くと、呆然と座り込んだ。身体が一気に冷えていくのを感じる。
「――大将首じゃ! 討ち取って手柄にせよ!」
上杉方の武将が、馬上から雑兵たちに叱咤する声が、微かに聴こえた。――武将の声だけでは無い。刀槍を振りかざしながら、彼へと殺到してくる足軽や徒歩武者が上げる雄叫びすら、ひどく遠く聴こえる。
信繁は、急激に薄くなる意識の中、程なく訪れるであろう己の最期を悟り、ぎりっと奥歯を噛みしめた。
「……無念」
「――典厩様ァッ!」
最後の瞬間、ひどくはっきりとした幸実の声が、信繁の鼓膜を震わせたが、その呼びかけに応える前に、彼の意識の糸は
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