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第一部九章 愛憎
墓参と出陣
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そして――。
武田信虎の死。そして、信玄と義信、そして勝頼の運命の転換点となった日から一年が経った。
「三郎兵衛よ。お主も墓参りか」
天澤寺 (現在の甲斐市亀沢)の境内の片隅にひっそりと佇む、まだ真新しい墓の前に跪き、静かに手を合わせていた飯富三郎兵衛昌景は、背後から声をかけられてゆっくりと振り向く。
声をかけてきた人物たちの顔を見た瞬間、彼は僅かに驚きの表情を浮かべた。
昌景は、すっくと立ち上がると、恭しく頭を下げる。
「――ハッ、典厩殿、それに若殿。ご無沙汰をしております」
「久しいの、三郎兵衛。かれこれ半年ぶりか?」
昌景に向かって鷹揚に手を振りながら、甲冑姿の信繁は穏やかな笑みを浮かべる。
その横に立っていた、武田家の嫡男・義信も、ニコリと笑って頷きかけた。
飯富虎昌の死没前に、彼から飯富家の家督を継いでいた昌景は、兄の跡を継いで信州葛尾城の城主の任に就いていた。その為、彼がふたりと顔を合わせるのは久しぶりだったのだ。
――と、義信が、左手に提げていた瓢箪を持ち上げながら言った。
「三郎兵衛。兄弟水入らずのところを悪いが、私達も混ぜてもらって良いかな?」
「は。勿論にござります。兄も、さぞや喜びましょう」
朱染めの甲冑を身に纏った昌景も、彼にしては珍しい微笑みを浮かべながら、ふたりに場所を譲った。
義信は、墓の前に立つと、瓢箪の栓を抜き、中に入った酒を静かに墓にかけた。乾いた石肌が濡れ、秋の柔らかな日射しを受けて、キラキラと輝く。
「……どうだ、兵部。お前が好きだった、白州の酒だ。篤と味わうがいいぞ」
そう、飯富虎昌の墓に向かって語りかけながら、義信は微かに目を潤ませた。
「……おふたりは、わざわざ兄の墓参りに?」
義信の背を見ながら尋ねた昌景に、信繁は困った様な笑みを浮かべて、静かに首を横に振った。
「いや……大泉寺にある父上の墓に詣でに行き、その帰りがてらに寄ってみたのだ。……ついでのようで済まぬな」
「いえ……兄の墓の事を覚えていて頂けただけで充分でござる」
「「忘れるものかよ」」
昌景の言葉に、信繁と義信の声が重なる。
信繁は、ゆっくりと墓に近付き、右手で石肌を優しく撫でながら、呟く様に言った。
「一年前……儂は兵部に命を救われたのだ。この心の中の感謝の念は、儂の心臓が止まるまで、決して消えぬであろう」
「……私もだ」
信繁の言葉に頷いたのは義信だった。彼は、空になった瓢箪の栓を閉めながら、ふうと息を吐いた。
「……あのまま、祖父上の暴走が続き、父上のお考えが変わらぬままであったならば、今頃、私や嶺がどうなっていた事か――。兵部が、その命を贄にして私に未来を与えてくれた……そう思えてならぬ」
「――そういえば、奥方様は息災であらせられるのですか?」
「ああ」
昌景の問いかけに、義信は笑顔で答えた。
「幸い、順調だ。稚児が元気で、腹を蹴って大変だと辟易しておるがな」
「はは……それはそれは」
昌景も、義信と同じく笑顔になる。
「それだけ元気だという事は……此度のお子は、男の子ですかな?」
「ははは……三郎兵衛も、兄上と同じ事を言うのだな」
信繁は、愉快そうな笑い声を上げながら言った。
「兄上は、もうすっかりその気でな。うきうきしながら、御自身が子どもの頃に愛用しておられた木馬を引っ張り出してきたり、男の子用の玩具を方々から取り寄せたりしておる。……あれは、生まれた後が大変だぞ、太郎。親馬鹿ならぬ祖父馬鹿だ」
「……それを考えると、今から気鬱ですな……」
信繁の言葉に、義信は辟易した体で肩を竦めるが、その表情はにこやかだ。
昌景は、ふたりのやり取りを聞いて、目を丸くした。
「信じられませぬな……。あのお屋形様が、そんな――」
「実際に見たら、お主もきっと驚くぞ」
信繁はそう言って、くっくっと愉快そうな笑い声を上げた。
――と、
「――若殿、典厩様!」
声高にふたりを呼びながら、ひとりの若い男が本殿の方から駈け寄ってきた。
「そろそろ、府中に向かわねば、出陣の儀に間に合いませぬ。墓参りはそろそろ――」
「おう、分かっておる」
信繁は、駈け寄ってきた若者に大きく頷きかけた。
「……わざわざ呼びに来てくれたのか。すまんな、昌幸」
「いえ、その様な詫言を申されるには及びませぬ。典厩様の与力として、当然の事。――それに、出陣前に早駆けさせて、無駄に馬を疲れさせる訳にはいきませぬゆえ」
と、一年前よりも精悍な顔つきとなった武藤昌幸は、眉一つ動かさずに答えた。
そんな己の与力の態度に、信繁は苦笑いを浮かべる。
「解った解った。では、そろそろ府中へと参ると致そうか――若殿」
「はっ。そうですね、叔父上」
そう答えると、義信は慌てて立ち上がる。
そして、もう一度墓へと振り返ると、微笑を浮かべて言った。
「……では、行って参る。そこで、私たちの武運を祈っていてくれよ――爺」
「ま、兄上の事ですから、墓から抜け出して、若殿の背に乗っかりながら、戦場まで付いてきそうですが――」
「ははは! さもありなん! ――そのまま槍働きをして、兜首のひとつやふたつ挙げてくるくらいの事はやってのけそうだ」
珍しい昌景の軽口に、信繁も愉快そうに笑いながら続く。
そして、踵を返して、山門に向かって大股で歩きながら、義信を呼んだ。
「――太郎」
「はっ! 何でしょう?」
溌剌とした義信の返事に、信繁は満足そうに口の端を上げ、言葉を続けた。
「くれぐれも、兄上――お屋形様を頼んだぞ」
「は! 勿論にござります!」
信繁の言葉に、気迫の籠もった声で答える義信。
「副将格として、お屋形様を良く輔け、その身をお守り致します、きっと――!」
「……拙者や一条様もおります故、三河方面に関してはご心配めされるな、典厩殿」
義信の言葉に続いて、昌景も静かに――それでいて自信に満ちた口調で言った。
「典厩殿の方こそ。――そちらは、初の美濃攻めでござる。努々ご油断なさらず……ご武運を!」
「ああ」
昌景の激励に、信繁は破顔して頷く。
「無論、油断などする気は無い。こちらにも、馬場美濃や伯耆 (秋山伯耆守虎繁)、それに四郎も居るしな。きっと良い成果を挙げる事が出来ようぞ」
「――お言葉ながら、拙者も居りまするぞ、典厩様!」
信繁の言葉に、憮然としながら声を上げたのは、昌幸である。
「拙者、与力の身なれど、お歴々に劣るなどとは、毛程も考えておりませぬ! 必ずや、典厩様のお力に――!」
「ははは、分かっておる。――頼りにしておるぞ、昌幸!」
「はっ!」
「若殿、三郎兵衛も。――各々方、抜かりなく、な」
「「「はっ!」」」
――抜ける様な秋の空に、三人の男達の、気魄に満ちた声が響き渡る。
永禄八年九月吉日――。
前年の家中の危機を乗り越え、団結力を深めた甲斐武田家は、遂に動き出す。
斎藤家と織田家が、熾烈な争いを繰り広げる美濃、
そして、今川家より独立した松平家が勢力を伸ばしつつある三河へと――。
ここに、武田家の副将・武田左馬助信繁の新たな戦いが、いよいよ始まるのであった――。
――『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ』 第一部・完――
武田信虎の死。そして、信玄と義信、そして勝頼の運命の転換点となった日から一年が経った。
「三郎兵衛よ。お主も墓参りか」
天澤寺 (現在の甲斐市亀沢)の境内の片隅にひっそりと佇む、まだ真新しい墓の前に跪き、静かに手を合わせていた飯富三郎兵衛昌景は、背後から声をかけられてゆっくりと振り向く。
声をかけてきた人物たちの顔を見た瞬間、彼は僅かに驚きの表情を浮かべた。
昌景は、すっくと立ち上がると、恭しく頭を下げる。
「――ハッ、典厩殿、それに若殿。ご無沙汰をしております」
「久しいの、三郎兵衛。かれこれ半年ぶりか?」
昌景に向かって鷹揚に手を振りながら、甲冑姿の信繁は穏やかな笑みを浮かべる。
その横に立っていた、武田家の嫡男・義信も、ニコリと笑って頷きかけた。
飯富虎昌の死没前に、彼から飯富家の家督を継いでいた昌景は、兄の跡を継いで信州葛尾城の城主の任に就いていた。その為、彼がふたりと顔を合わせるのは久しぶりだったのだ。
――と、義信が、左手に提げていた瓢箪を持ち上げながら言った。
「三郎兵衛。兄弟水入らずのところを悪いが、私達も混ぜてもらって良いかな?」
「は。勿論にござります。兄も、さぞや喜びましょう」
朱染めの甲冑を身に纏った昌景も、彼にしては珍しい微笑みを浮かべながら、ふたりに場所を譲った。
義信は、墓の前に立つと、瓢箪の栓を抜き、中に入った酒を静かに墓にかけた。乾いた石肌が濡れ、秋の柔らかな日射しを受けて、キラキラと輝く。
「……どうだ、兵部。お前が好きだった、白州の酒だ。篤と味わうがいいぞ」
そう、飯富虎昌の墓に向かって語りかけながら、義信は微かに目を潤ませた。
「……おふたりは、わざわざ兄の墓参りに?」
義信の背を見ながら尋ねた昌景に、信繁は困った様な笑みを浮かべて、静かに首を横に振った。
「いや……大泉寺にある父上の墓に詣でに行き、その帰りがてらに寄ってみたのだ。……ついでのようで済まぬな」
「いえ……兄の墓の事を覚えていて頂けただけで充分でござる」
「「忘れるものかよ」」
昌景の言葉に、信繁と義信の声が重なる。
信繁は、ゆっくりと墓に近付き、右手で石肌を優しく撫でながら、呟く様に言った。
「一年前……儂は兵部に命を救われたのだ。この心の中の感謝の念は、儂の心臓が止まるまで、決して消えぬであろう」
「……私もだ」
信繁の言葉に頷いたのは義信だった。彼は、空になった瓢箪の栓を閉めながら、ふうと息を吐いた。
「……あのまま、祖父上の暴走が続き、父上のお考えが変わらぬままであったならば、今頃、私や嶺がどうなっていた事か――。兵部が、その命を贄にして私に未来を与えてくれた……そう思えてならぬ」
「――そういえば、奥方様は息災であらせられるのですか?」
「ああ」
昌景の問いかけに、義信は笑顔で答えた。
「幸い、順調だ。稚児が元気で、腹を蹴って大変だと辟易しておるがな」
「はは……それはそれは」
昌景も、義信と同じく笑顔になる。
「それだけ元気だという事は……此度のお子は、男の子ですかな?」
「ははは……三郎兵衛も、兄上と同じ事を言うのだな」
信繁は、愉快そうな笑い声を上げながら言った。
「兄上は、もうすっかりその気でな。うきうきしながら、御自身が子どもの頃に愛用しておられた木馬を引っ張り出してきたり、男の子用の玩具を方々から取り寄せたりしておる。……あれは、生まれた後が大変だぞ、太郎。親馬鹿ならぬ祖父馬鹿だ」
「……それを考えると、今から気鬱ですな……」
信繁の言葉に、義信は辟易した体で肩を竦めるが、その表情はにこやかだ。
昌景は、ふたりのやり取りを聞いて、目を丸くした。
「信じられませぬな……。あのお屋形様が、そんな――」
「実際に見たら、お主もきっと驚くぞ」
信繁はそう言って、くっくっと愉快そうな笑い声を上げた。
――と、
「――若殿、典厩様!」
声高にふたりを呼びながら、ひとりの若い男が本殿の方から駈け寄ってきた。
「そろそろ、府中に向かわねば、出陣の儀に間に合いませぬ。墓参りはそろそろ――」
「おう、分かっておる」
信繁は、駈け寄ってきた若者に大きく頷きかけた。
「……わざわざ呼びに来てくれたのか。すまんな、昌幸」
「いえ、その様な詫言を申されるには及びませぬ。典厩様の与力として、当然の事。――それに、出陣前に早駆けさせて、無駄に馬を疲れさせる訳にはいきませぬゆえ」
と、一年前よりも精悍な顔つきとなった武藤昌幸は、眉一つ動かさずに答えた。
そんな己の与力の態度に、信繁は苦笑いを浮かべる。
「解った解った。では、そろそろ府中へと参ると致そうか――若殿」
「はっ。そうですね、叔父上」
そう答えると、義信は慌てて立ち上がる。
そして、もう一度墓へと振り返ると、微笑を浮かべて言った。
「……では、行って参る。そこで、私たちの武運を祈っていてくれよ――爺」
「ま、兄上の事ですから、墓から抜け出して、若殿の背に乗っかりながら、戦場まで付いてきそうですが――」
「ははは! さもありなん! ――そのまま槍働きをして、兜首のひとつやふたつ挙げてくるくらいの事はやってのけそうだ」
珍しい昌景の軽口に、信繁も愉快そうに笑いながら続く。
そして、踵を返して、山門に向かって大股で歩きながら、義信を呼んだ。
「――太郎」
「はっ! 何でしょう?」
溌剌とした義信の返事に、信繁は満足そうに口の端を上げ、言葉を続けた。
「くれぐれも、兄上――お屋形様を頼んだぞ」
「は! 勿論にござります!」
信繁の言葉に、気迫の籠もった声で答える義信。
「副将格として、お屋形様を良く輔け、その身をお守り致します、きっと――!」
「……拙者や一条様もおります故、三河方面に関してはご心配めされるな、典厩殿」
義信の言葉に続いて、昌景も静かに――それでいて自信に満ちた口調で言った。
「典厩殿の方こそ。――そちらは、初の美濃攻めでござる。努々ご油断なさらず……ご武運を!」
「ああ」
昌景の激励に、信繁は破顔して頷く。
「無論、油断などする気は無い。こちらにも、馬場美濃や伯耆 (秋山伯耆守虎繁)、それに四郎も居るしな。きっと良い成果を挙げる事が出来ようぞ」
「――お言葉ながら、拙者も居りまするぞ、典厩様!」
信繁の言葉に、憮然としながら声を上げたのは、昌幸である。
「拙者、与力の身なれど、お歴々に劣るなどとは、毛程も考えておりませぬ! 必ずや、典厩様のお力に――!」
「ははは、分かっておる。――頼りにしておるぞ、昌幸!」
「はっ!」
「若殿、三郎兵衛も。――各々方、抜かりなく、な」
「「「はっ!」」」
――抜ける様な秋の空に、三人の男達の、気魄に満ちた声が響き渡る。
永禄八年九月吉日――。
前年の家中の危機を乗り越え、団結力を深めた甲斐武田家は、遂に動き出す。
斎藤家と織田家が、熾烈な争いを繰り広げる美濃、
そして、今川家より独立した松平家が勢力を伸ばしつつある三河へと――。
ここに、武田家の副将・武田左馬助信繁の新たな戦いが、いよいよ始まるのであった――。
――『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ』 第一部・完――
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