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第四章 田中天狼のシリアスな日常・奮闘編
奇名部のシリアスな激闘
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号砲が響いた瞬間、矢的先輩は、低い姿勢からするりと飛び出した。それは、他部の走者の誰よりも速かった。
「へ――? あ、ああ――!」
そして、矢的先輩との無駄話に気を取られた十亀部長がひとり、スタート地点に取り残された。
彼が泡を食って走り出した時には、先頭の矢的先輩は、第一障害のネットくぐりに到達していた。
「おりゃー!」
と、矢的先輩は叫ぶと、ネットの隙間に向けて勢いよくヘッドスライディング。
そのまま勢いを殺す事無く、ぬるぬるとネットの中を進み、あっという間に第一障害を突破した。
凄い……けど、その動き、気持ち悪っ!
他部の走者は、手足がネットに引っかかってしまって、団子状態でもぞもぞとネットの中で蠢いている。
その中からいち早く抜け出したのは――十亀部長。出遅れた分をあっという間に取り戻した。
が、その頃には、トップの矢的先輩は、第二障害のハードルゾーンを、くねくね気持ち悪い動きで、ぴょんぴょん跳ねてクリアしていた。
「フハハハハハハハハハハハッ! 『“脱走中”の矢的』とは、このオレの事よおおぉぉぉ!」
余裕の高笑いで、第二走者の春夏秋冬に襷を渡す。
……つか、『ピンポンダッシュの矢的』じゃなかったっけ、アンタの異名……あれ? 『ケイドロの矢的』だったっけ?
襷を受けた春夏秋冬は、ウサギのような俊敏さで、瞬く間に加速し、第三障害に辿り着く。
第三障害には、バットが置いてある。
と、スピーカーから、武杉副会長のアナウンスが流れる。
「第三障害は~、『ぐるぐるバットまわり平均台走』でーす~。バットを軸に20回転した後に、平均台を落ちないように渡り切ってもらいま~す~」
おいおい……、バットまわりした後に走るだけでも結構キツいのに、平均台を渡り切れって……エグくね?
と、第三走者としてスタンバイする俺がヤキモキしている間に、春夏秋冬は、くるくるくると、軽快に回っている。
20回転のノルマをクリアし、平均台に上がり、ゆっくりと渡り始めるが、やはり回転の影響でふらつく。
「うわわわわああ、フラフラする……けど、おもしろ~!」
春夏秋冬は、悲鳴なのか歓声なのか分からない声を上げながら、慎重にバランスを取って平均台を進み、一発で渡り切った。
さすが元陸上部。
「シリウスく~ん! お待たせ~!」
春夏秋冬から襷を渡され、走り出す前に後ろを確認したら、他の走者は、やっと平均台を渡り始めたところだった。
圧倒的リード。当初想定していた、リレーの展開とほぼ同じ――いや、それ以上アドバンテージを得ている。
俺は、勝利を確信した――――
――のがマズかった。……完全に油断した。
あんなに網が手足に絡まりつくとは思わなかったよ……。第一走で、ネットゾーンをあっさりクリアしたあの人が如何に異常なのか、痛いほど思い知る。
俺のせいで、せっかく矢的先輩と春夏秋冬が稼いだリードを、大分費やしてしまった。2位の気配とプレッシャーをひたひたと感じながら、やっとの思いでハードルゾーンをクリアし、次の走者へ襷を渡す。
「ゼエ、ゼエ……な、撫子せんぱ……い、スミマセン――」
「……………………」
撫子先輩は、無言・無表情だった……。
ヤベえ……かなりキレてる……。
「……貸して」
撫子先輩は、ただ一言、低い声で呟くと、俺から半ばひったくるように襷を受け取り、走り出す。
次の瞬間、ガクブルする俺の横を、何者かが通り過ぎていった。
おおおおおーっと、観覧席から歓声が上がる。
――写真部の第四走者! いつの間にここまで差を詰められていたのか……。
にしても、いくら何でも速すぎじゃね? 最初にあんなに出遅れたのに――。
やっぱり、この種目変更の流れは、十亀部長の……。
「……写真部の連中、多分、前から練習してたな、障害物競走の……」
「……え?」
振り向くと、矢的先輩が苦虫を噛み潰したような顔で立っていた。
ああ、矢的先輩も俺と同じ結論に達したんだな。
「そうですね……。俺たちは、写真部に……十亀部長にハメられたって事、ですかね……」
「おいおーい、聞き捨てならないな、一年坊」
嫌みったらしい笑みを浮かべて、十亀が話に割り込んでくる。
「俺たちは、確かに障害物競走の練習を積んでたけどさ……、あくまで偶然だよ~。たまたま『障害物競走したいなあ』って思って、ちょこちょこ練習の真似事して遊んでただけだよ~」……釈明、下手糞か!
「あーはいはいそうですかー」
矢的先輩は、苛立たしげにガシガシと頭を掻きながら、忌々しげに吐き捨てた。
「写真部の陰謀だろうが偶然だろうが、もうどうでもいいっすわ。実際、今リードしてるのはウチですしー」
「負け惜しみ乙~。そんな事言ってても、もうすぐ順位が入れ替わるだろうよ。そこの一年坊が、かなり差を縮めてくれたからね~」
「…………」
十亀に煽られ、俺はグッと唇を噛む。悔しいけど、事実だ。
「にしても、酷なオーダー組むねぇ、矢的。いっくら撫子でも、障害物競走を2区間連続で走らせるなんて。一応女子なんだから、気遣ってやれよ~。どーせ負け――」
「あら、お気遣いありがとうございます、十亀先輩」
「――な、撫子さんっ?」
仰天する十亀。それは俺も同じだった。
撫子先輩は、バット回し・平均台・ネット・ハードルの障害物有りのトラックを一周してきたはずなのに、息ひとつ乱していない。
「あ――あれ? 撫子先輩、リレーは……?」
「もう走ったわよ」
「い――? は、速すぎるだろう、いくら何でも!」
信じられない、と首を振る十亀。
撫子先輩は、
「そうかしら? このくらいの運動、道場で毎日こなしてるから、何ともないわ」
と、涼しい顔で言う。
「ば、バケモノ……!」
「褒め言葉として受け取っておきます。――ところで、田中くん」
「あ――――はい?」
「次、貴方の番だけど……。こんな所で油売ってていいの?」
「あ――――――――!」
思い出した。第七走者は、俺だ!
トラックを見ると、春夏秋冬は、既にバット回しを終えて、平均台に乗ろうとしている――!
「や、やべっ!」
「おい! は、早く位置につけ、シリウス! あっち!」
「は、はああいっ!」
慌てて、向かい側のリレーゾーンへ向かおうとする俺に、
「シリウス! ネットくぐりは、ヘッドスライディングの要領で、一気にズザーッといくんだ! そう、あの亀山の様に! そうすれば、簡単に抜けられるぞ!」
矢的先輩が、アドバイスをくれた。
「あ……はいっ! 分かりました!」
俺はそう返事をした――内心(亀山って誰だろう……)と思いながら……。
「へ――? あ、ああ――!」
そして、矢的先輩との無駄話に気を取られた十亀部長がひとり、スタート地点に取り残された。
彼が泡を食って走り出した時には、先頭の矢的先輩は、第一障害のネットくぐりに到達していた。
「おりゃー!」
と、矢的先輩は叫ぶと、ネットの隙間に向けて勢いよくヘッドスライディング。
そのまま勢いを殺す事無く、ぬるぬるとネットの中を進み、あっという間に第一障害を突破した。
凄い……けど、その動き、気持ち悪っ!
他部の走者は、手足がネットに引っかかってしまって、団子状態でもぞもぞとネットの中で蠢いている。
その中からいち早く抜け出したのは――十亀部長。出遅れた分をあっという間に取り戻した。
が、その頃には、トップの矢的先輩は、第二障害のハードルゾーンを、くねくね気持ち悪い動きで、ぴょんぴょん跳ねてクリアしていた。
「フハハハハハハハハハハハッ! 『“脱走中”の矢的』とは、このオレの事よおおぉぉぉ!」
余裕の高笑いで、第二走者の春夏秋冬に襷を渡す。
……つか、『ピンポンダッシュの矢的』じゃなかったっけ、アンタの異名……あれ? 『ケイドロの矢的』だったっけ?
襷を受けた春夏秋冬は、ウサギのような俊敏さで、瞬く間に加速し、第三障害に辿り着く。
第三障害には、バットが置いてある。
と、スピーカーから、武杉副会長のアナウンスが流れる。
「第三障害は~、『ぐるぐるバットまわり平均台走』でーす~。バットを軸に20回転した後に、平均台を落ちないように渡り切ってもらいま~す~」
おいおい……、バットまわりした後に走るだけでも結構キツいのに、平均台を渡り切れって……エグくね?
と、第三走者としてスタンバイする俺がヤキモキしている間に、春夏秋冬は、くるくるくると、軽快に回っている。
20回転のノルマをクリアし、平均台に上がり、ゆっくりと渡り始めるが、やはり回転の影響でふらつく。
「うわわわわああ、フラフラする……けど、おもしろ~!」
春夏秋冬は、悲鳴なのか歓声なのか分からない声を上げながら、慎重にバランスを取って平均台を進み、一発で渡り切った。
さすが元陸上部。
「シリウスく~ん! お待たせ~!」
春夏秋冬から襷を渡され、走り出す前に後ろを確認したら、他の走者は、やっと平均台を渡り始めたところだった。
圧倒的リード。当初想定していた、リレーの展開とほぼ同じ――いや、それ以上アドバンテージを得ている。
俺は、勝利を確信した――――
――のがマズかった。……完全に油断した。
あんなに網が手足に絡まりつくとは思わなかったよ……。第一走で、ネットゾーンをあっさりクリアしたあの人が如何に異常なのか、痛いほど思い知る。
俺のせいで、せっかく矢的先輩と春夏秋冬が稼いだリードを、大分費やしてしまった。2位の気配とプレッシャーをひたひたと感じながら、やっとの思いでハードルゾーンをクリアし、次の走者へ襷を渡す。
「ゼエ、ゼエ……な、撫子せんぱ……い、スミマセン――」
「……………………」
撫子先輩は、無言・無表情だった……。
ヤベえ……かなりキレてる……。
「……貸して」
撫子先輩は、ただ一言、低い声で呟くと、俺から半ばひったくるように襷を受け取り、走り出す。
次の瞬間、ガクブルする俺の横を、何者かが通り過ぎていった。
おおおおおーっと、観覧席から歓声が上がる。
――写真部の第四走者! いつの間にここまで差を詰められていたのか……。
にしても、いくら何でも速すぎじゃね? 最初にあんなに出遅れたのに――。
やっぱり、この種目変更の流れは、十亀部長の……。
「……写真部の連中、多分、前から練習してたな、障害物競走の……」
「……え?」
振り向くと、矢的先輩が苦虫を噛み潰したような顔で立っていた。
ああ、矢的先輩も俺と同じ結論に達したんだな。
「そうですね……。俺たちは、写真部に……十亀部長にハメられたって事、ですかね……」
「おいおーい、聞き捨てならないな、一年坊」
嫌みったらしい笑みを浮かべて、十亀が話に割り込んでくる。
「俺たちは、確かに障害物競走の練習を積んでたけどさ……、あくまで偶然だよ~。たまたま『障害物競走したいなあ』って思って、ちょこちょこ練習の真似事して遊んでただけだよ~」……釈明、下手糞か!
「あーはいはいそうですかー」
矢的先輩は、苛立たしげにガシガシと頭を掻きながら、忌々しげに吐き捨てた。
「写真部の陰謀だろうが偶然だろうが、もうどうでもいいっすわ。実際、今リードしてるのはウチですしー」
「負け惜しみ乙~。そんな事言ってても、もうすぐ順位が入れ替わるだろうよ。そこの一年坊が、かなり差を縮めてくれたからね~」
「…………」
十亀に煽られ、俺はグッと唇を噛む。悔しいけど、事実だ。
「にしても、酷なオーダー組むねぇ、矢的。いっくら撫子でも、障害物競走を2区間連続で走らせるなんて。一応女子なんだから、気遣ってやれよ~。どーせ負け――」
「あら、お気遣いありがとうございます、十亀先輩」
「――な、撫子さんっ?」
仰天する十亀。それは俺も同じだった。
撫子先輩は、バット回し・平均台・ネット・ハードルの障害物有りのトラックを一周してきたはずなのに、息ひとつ乱していない。
「あ――あれ? 撫子先輩、リレーは……?」
「もう走ったわよ」
「い――? は、速すぎるだろう、いくら何でも!」
信じられない、と首を振る十亀。
撫子先輩は、
「そうかしら? このくらいの運動、道場で毎日こなしてるから、何ともないわ」
と、涼しい顔で言う。
「ば、バケモノ……!」
「褒め言葉として受け取っておきます。――ところで、田中くん」
「あ――――はい?」
「次、貴方の番だけど……。こんな所で油売ってていいの?」
「あ――――――――!」
思い出した。第七走者は、俺だ!
トラックを見ると、春夏秋冬は、既にバット回しを終えて、平均台に乗ろうとしている――!
「や、やべっ!」
「おい! は、早く位置につけ、シリウス! あっち!」
「は、はああいっ!」
慌てて、向かい側のリレーゾーンへ向かおうとする俺に、
「シリウス! ネットくぐりは、ヘッドスライディングの要領で、一気にズザーッといくんだ! そう、あの亀山の様に! そうすれば、簡単に抜けられるぞ!」
矢的先輩が、アドバイスをくれた。
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