鏡花水月

味噌焼きそば

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第4章 連戦

第20話 【五感】の透

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透「いいや…別に逆転などしてないさ…相変わらずお前は不利だ」

泰斗「ソレはどうかな…【お前は立てない】」

透「?…グアッ!?何!?」

泰斗「【立つ】の反対は【立たない】だ…いや、【立てない】かな」

泰斗「お前は俺が能力を解除するまで一生!立つことは出来ない。」

透「ぐ…しかし、大した痛手ではない…」

透「【嗅覚】をお前とリンク!そして100倍!」

泰斗「…?何をした?」

透「ゴソゴソ…よし。」

泰斗「?それは…【シュールストレミング】!?」

透「うっ…俺は訓練してるが…してないお前が100倍の嗅覚でこれを嗅いだら…」

泰斗「やっ…やめろォォッー!!」

プシュッ

泰斗「ああああああああぁぁぁ!!!」

透「うぐっ…ハァハァ…キッついなぁ…これ」

泰斗「ああああああああぁぁぁ………!!!!」

泰斗「!」

泰斗「…【俺の嗅覚は無い】」

透「な…何ィッ!?卑怯だぞ!」

泰斗「戦いに卑怯など無いさ…よっと」

透「お…オレのそばに近寄るなあああーーーッ!」

泰斗「【パンチは必ず当たる】」

泰斗「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」

泰斗「【アリーヴェデルチ】(さよならだ)」

透「ぐわぁぁぁぁ!!」バタッ

ブオン…

泰斗「ハァ…ハァ…そうだ。爺ちゃんを助けないと…」

アジト

ボス「…!」

レーダー「どうしました?ボス。」

ボス「やられた…【最上 泰斗】に…」

レーダー「!!!」

ボス「クソ…!レーダー、お前はもう逃げろ…」

レーダー「いいえ!私は…一生ボスについて行きますよ!!」

「ふーん、いい心だ…」

ボス「誰だ!?」

「俺は修…怪盗さ」
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