9 / 18
色付く日常
気がかり
しおりを挟む
「デートしようとは言ったものの、どこ行こうかな~」
パラパラと雑誌音をめくる音が風子の部屋に響き渡る。寝転びながら、昨日買った『デートスポット特集』に目を通していた。
やっぱ、映画デートか…?なら、早く席取っとくべきだよね。
思い立ち直ぐにスマホで上映中の映画一覧を開く。
恋愛物、感動物、サスペンス系、コミカル系…。う~ん、やっぱりミステリーかな、相原さんと行くとなると…。
ミステリーの中でも幾つか種類があり、風子はどれが面白いかなんて分からなかった。
そう言えば、私、相原さんの事あんまり知らないなぁ…。
未来は自己主張の激しい女の子では無い。彼女である風子にさえ、必要以上に自分の事を話すことは少ない。
風子は改めて、自分の持っている未来の情報が薄いことに気づいた。
こう言うのって本人に聞くのもいいけど、周りに聞いた方がサプライズ感合って良いよな!
……ん?
「そういや相原さんが学校で誰かと仲良くしてるの見た事ないんじゃね?」
……いや、私が知らないだけでクラブとかに居るかもだし!さすがにぼっちって決めつけんのは良くない!うん!!
…次会ったら聞いてみるのもアリかな?
まあ、とりあえず映画は口コミが良いやつにしとこっ!
「小川さん、こんにちは」
「あ、相原さんやっほー!」
昼頃、二人はショッピングモールの前で落ち合った。今度は時間ちょうどに二人とも待ち合わせ場所に着いたので、少し可笑しくて笑い合った。
ねずみ色のセーターに深い緑のスカート。やはり風子は未来のコーデが好きだ。いつも未来の私服姿を見ると、安心感を覚える。
「言われた通り、ご飯は済ませてきたわ」
「うん、私も!映画終わったらどこかカフェでも入ろっか?」
「ええ。…それと、今日の予定、全部任せてしまってごめんなさい」
「いいよいいよー!あ、じゃあ次のデートは相原さんに任せちゃおっかなぁー」
「…ふふ、ええ。構わないわ」
自信はないけれど、と未来ははにかんだ。キュゥゥと風子の心臓が締め付けられる。
なんで私の彼女はこんなに可愛いんだろう…?ほんと、やばい…っ。
風子は、そっと未来の手の平に触れた。未来が一瞬ビクッと震える。風子は慌てて手を離した。気恥しさが抑えられず、顔をパッと背ける。
「……手、繋ぎたいの?」
……っ!
視線を未来に戻すと、透き通ったビー玉のような瞳が風子を見つめていた。だんだんと近寄ってくるその瞳は、まじまじと揺るぎない力で風子の姿を捉えてくる。
逃げ場が無くなった風子はどうしていいか分からず、あたふたとうろたえるしか無かった。その姿を見て未来の目尻が微かに垂れた。
「すぐに手は出てくるのに、ちょっとからかったら弱いんだから…」
小さな声でそう呟いた未来の手が、スルスルっと風子の腕に絡みつく。
「…っ!?」
「……こんな風に、触れたかったんでしょ?」
い、いや…。そうですけども…!!なんか他の人に見られて急に恥ずかしくなってきたし…。
風子は周りの目が気になり、早くその場から逃げ出したくなった。風子はそっと、未来の腕を外した。
「……は、早く行こっ!映画始まっちゃうかもだし…!」
「……。そうね」
未来はふぅっとつまらなさそうな顔をして、風子と並んで歩き出した。
相原さんって、こういう事には積極的だよね…。私の事悪く言えないじゃん!
二人はそうこうしながらも、劇場へ足を運び、ミステリー映画を楽しんだ。
「いやぁ、最後ヤバかったね!?私めちゃめちゃ騙されてた!」
「ええ。ストーリーの覆し方に圧倒されたわ。とても、面白かった」
二人は近くのカフェで先程見た映画の感想を述べあっていた。
良かった、相原さん満足してくれた!
ムフフと気味の悪い笑い方をした風子に未来は不審感を感じたようだった。
「…何かしら?」
「え?いや。映画喜んでもらえてよかったなって」
「それだけ?ええ、楽しかったわ」
未来はそのままカフェオレを口に運ぶ。風子はその姿をじーっと見つめていた。そして、ある疑問を抱いていたことに気づいた。
「そう言えば、相原さん。クラブとか生徒会に仲良い人居るの?」
「……え?」
未来の眉が少し引きつった。風子はそれに気づかず、そのまま話を続ける。
「んー、なんか相原さんと親しく話してる人って見たことないなーって思って。まあ、相原さん凄いから色んな人から憧れられてんなーとは感じるんだけど!」
未来はしばらく黙った。やっと風子も未来の異変に気づく。
……あれ、聞いちゃダメなやつだったのか…?
その空間にとてつもない緊張感を感じる。風子はそろりと未来の表情を伺おうとする。
しかし、それより先に未来が口を開けた。
「それは…、言わなきゃいけないこと、なの?」
「…え?」
未来の顔がどんどん赤くなっていく。
やば、これ完全にダメなやつだ…!
「ご、ごめん!嫌だったら言わなくていいよ!?全然!!」
「……っ。うぇっ、…」
嗚咽が聞こえた。未来の頬からはらはらと涙が流れ伝う。白いテーブルクロスの上に雫が零れ落ちた。
「……っ、相原さん、ごめ…」
「うぅっ、ぇっ……」
風子の声も掠れて上手く出せなかった。
もう相原さんを泣かせないって、思ってたのに…!なんで、私は…!!
風子はしばらく考えてから、黙って立ち上がり、一緒に店を出るよう促した。未来は黙って顔を手で覆い隠しながら、風子の手に引かれついて行く。
二人は黙って帰りの道を進んだ。
相原さんが泣いた理由は分からない。けど、私は相原さんを泣かせた。
それがどんな理由でも、私に責任があるんだ。
まだ泣き止まない未来の背中を優しくさする。未来の背中は小刻みに震えていた。
きっと、辛い過去があったんだろうなぁ…。
「ね、相原さん。何も返事しなくていいからそのまま聞いて?」
風子は未来に優しく語りかけるように話した。
「私、相原さんの事まだ全然知らない。だから、もっともっと知りたいんだ!」
「だから、嬉しかったことでも、悲しかったことでも、嫌だったことでも、全部二人で共有したい、お互いもっと分かりあっていたい」
未来の泣く声が途切れた。呼吸を整えながら風子の話に耳を傾ける。
「もう、あの時みたいに、意思疎通出来てなくて、避けられるのはごめんだよ…」
話していて、風子の目にも涙の粒が溢れた。未来はそれを見て、はっと息を飲む。
「……、ええ。そう、よね…」
未来は風子の涙を自分の袖で拭いながら、ごめんね、と囁いた。
「また、心の準備が出来たら…、ちゃんと話すわ。私も、…もう、あんな思いはしたくない」
未来の言葉に風子はにっこりと笑った。
少しだけ笑みを浮かべた未来の額に、風子はコツンと自分の額をぶつけた。
お互いに泣きじゃくった顔を見せ合いながら、くすっと笑い合った。
また相原さんの心の深淵を、少しだけ、見れた気がした。
パラパラと雑誌音をめくる音が風子の部屋に響き渡る。寝転びながら、昨日買った『デートスポット特集』に目を通していた。
やっぱ、映画デートか…?なら、早く席取っとくべきだよね。
思い立ち直ぐにスマホで上映中の映画一覧を開く。
恋愛物、感動物、サスペンス系、コミカル系…。う~ん、やっぱりミステリーかな、相原さんと行くとなると…。
ミステリーの中でも幾つか種類があり、風子はどれが面白いかなんて分からなかった。
そう言えば、私、相原さんの事あんまり知らないなぁ…。
未来は自己主張の激しい女の子では無い。彼女である風子にさえ、必要以上に自分の事を話すことは少ない。
風子は改めて、自分の持っている未来の情報が薄いことに気づいた。
こう言うのって本人に聞くのもいいけど、周りに聞いた方がサプライズ感合って良いよな!
……ん?
「そういや相原さんが学校で誰かと仲良くしてるの見た事ないんじゃね?」
……いや、私が知らないだけでクラブとかに居るかもだし!さすがにぼっちって決めつけんのは良くない!うん!!
…次会ったら聞いてみるのもアリかな?
まあ、とりあえず映画は口コミが良いやつにしとこっ!
「小川さん、こんにちは」
「あ、相原さんやっほー!」
昼頃、二人はショッピングモールの前で落ち合った。今度は時間ちょうどに二人とも待ち合わせ場所に着いたので、少し可笑しくて笑い合った。
ねずみ色のセーターに深い緑のスカート。やはり風子は未来のコーデが好きだ。いつも未来の私服姿を見ると、安心感を覚える。
「言われた通り、ご飯は済ませてきたわ」
「うん、私も!映画終わったらどこかカフェでも入ろっか?」
「ええ。…それと、今日の予定、全部任せてしまってごめんなさい」
「いいよいいよー!あ、じゃあ次のデートは相原さんに任せちゃおっかなぁー」
「…ふふ、ええ。構わないわ」
自信はないけれど、と未来ははにかんだ。キュゥゥと風子の心臓が締め付けられる。
なんで私の彼女はこんなに可愛いんだろう…?ほんと、やばい…っ。
風子は、そっと未来の手の平に触れた。未来が一瞬ビクッと震える。風子は慌てて手を離した。気恥しさが抑えられず、顔をパッと背ける。
「……手、繋ぎたいの?」
……っ!
視線を未来に戻すと、透き通ったビー玉のような瞳が風子を見つめていた。だんだんと近寄ってくるその瞳は、まじまじと揺るぎない力で風子の姿を捉えてくる。
逃げ場が無くなった風子はどうしていいか分からず、あたふたとうろたえるしか無かった。その姿を見て未来の目尻が微かに垂れた。
「すぐに手は出てくるのに、ちょっとからかったら弱いんだから…」
小さな声でそう呟いた未来の手が、スルスルっと風子の腕に絡みつく。
「…っ!?」
「……こんな風に、触れたかったんでしょ?」
い、いや…。そうですけども…!!なんか他の人に見られて急に恥ずかしくなってきたし…。
風子は周りの目が気になり、早くその場から逃げ出したくなった。風子はそっと、未来の腕を外した。
「……は、早く行こっ!映画始まっちゃうかもだし…!」
「……。そうね」
未来はふぅっとつまらなさそうな顔をして、風子と並んで歩き出した。
相原さんって、こういう事には積極的だよね…。私の事悪く言えないじゃん!
二人はそうこうしながらも、劇場へ足を運び、ミステリー映画を楽しんだ。
「いやぁ、最後ヤバかったね!?私めちゃめちゃ騙されてた!」
「ええ。ストーリーの覆し方に圧倒されたわ。とても、面白かった」
二人は近くのカフェで先程見た映画の感想を述べあっていた。
良かった、相原さん満足してくれた!
ムフフと気味の悪い笑い方をした風子に未来は不審感を感じたようだった。
「…何かしら?」
「え?いや。映画喜んでもらえてよかったなって」
「それだけ?ええ、楽しかったわ」
未来はそのままカフェオレを口に運ぶ。風子はその姿をじーっと見つめていた。そして、ある疑問を抱いていたことに気づいた。
「そう言えば、相原さん。クラブとか生徒会に仲良い人居るの?」
「……え?」
未来の眉が少し引きつった。風子はそれに気づかず、そのまま話を続ける。
「んー、なんか相原さんと親しく話してる人って見たことないなーって思って。まあ、相原さん凄いから色んな人から憧れられてんなーとは感じるんだけど!」
未来はしばらく黙った。やっと風子も未来の異変に気づく。
……あれ、聞いちゃダメなやつだったのか…?
その空間にとてつもない緊張感を感じる。風子はそろりと未来の表情を伺おうとする。
しかし、それより先に未来が口を開けた。
「それは…、言わなきゃいけないこと、なの?」
「…え?」
未来の顔がどんどん赤くなっていく。
やば、これ完全にダメなやつだ…!
「ご、ごめん!嫌だったら言わなくていいよ!?全然!!」
「……っ。うぇっ、…」
嗚咽が聞こえた。未来の頬からはらはらと涙が流れ伝う。白いテーブルクロスの上に雫が零れ落ちた。
「……っ、相原さん、ごめ…」
「うぅっ、ぇっ……」
風子の声も掠れて上手く出せなかった。
もう相原さんを泣かせないって、思ってたのに…!なんで、私は…!!
風子はしばらく考えてから、黙って立ち上がり、一緒に店を出るよう促した。未来は黙って顔を手で覆い隠しながら、風子の手に引かれついて行く。
二人は黙って帰りの道を進んだ。
相原さんが泣いた理由は分からない。けど、私は相原さんを泣かせた。
それがどんな理由でも、私に責任があるんだ。
まだ泣き止まない未来の背中を優しくさする。未来の背中は小刻みに震えていた。
きっと、辛い過去があったんだろうなぁ…。
「ね、相原さん。何も返事しなくていいからそのまま聞いて?」
風子は未来に優しく語りかけるように話した。
「私、相原さんの事まだ全然知らない。だから、もっともっと知りたいんだ!」
「だから、嬉しかったことでも、悲しかったことでも、嫌だったことでも、全部二人で共有したい、お互いもっと分かりあっていたい」
未来の泣く声が途切れた。呼吸を整えながら風子の話に耳を傾ける。
「もう、あの時みたいに、意思疎通出来てなくて、避けられるのはごめんだよ…」
話していて、風子の目にも涙の粒が溢れた。未来はそれを見て、はっと息を飲む。
「……、ええ。そう、よね…」
未来は風子の涙を自分の袖で拭いながら、ごめんね、と囁いた。
「また、心の準備が出来たら…、ちゃんと話すわ。私も、…もう、あんな思いはしたくない」
未来の言葉に風子はにっこりと笑った。
少しだけ笑みを浮かべた未来の額に、風子はコツンと自分の額をぶつけた。
お互いに泣きじゃくった顔を見せ合いながら、くすっと笑い合った。
また相原さんの心の深淵を、少しだけ、見れた気がした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる