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行動4
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そのあとはずっと体を動かしたり、魔法の練習をしてみたり、だんだん日が沈んできたようだ。
周りを見るとところどころが黒焦げになっている。
「んー花も少なくなってきたし寝ようか…。移動は明日からにしよ…。」
そう言い私は、結界、と呟いた。
一瞬でガラスの膜のようなものに私は包まれた。
これも小説の中で出てきたもの。これを使うと、花は攻撃ができなくなるっぽい。っていうか見えなくなってる感じ?
ふぁあと大きなあくびをついて、私は草の上に横になった。
おやすみ、起きたら全部が夢でありますように。
--------------------------------------
「…んー、は…」
朝起きると痛いくらいの眩しい陽の光。一瞬忘れていた。
「…夢じゃなかった…。」
ぐぅううううううううう
「うぁ…お腹すいた。」
起きてすぐ腹なるって…。今の持ち物はスマホ、財布、時計だけ。あとは制服くらい。
もしものためにスマホの電源は切っておいた。よかった、時計は動いてる。
そういや昨日はなにも食べてなかった。部活前に食べたおにぎりが恋しい。
とりあえず何か食べ物と飲み物探さなくちゃな、死ぬ。
広い草原、どっちにいけばいいのかなんてわからなかったからとりあえず風向きに沿って歩くことにした。うん、適当適当。
3時間ほど結界を張りながら草原を歩くと、遠くの方に大きな街が見えた。
多分、門のようなもので街全体を囲んでいるのだと思う。遠すぎてはっきりとは見えないけど。
「案外簡単に見つかったな。よかった、人いるか?」
ふぅーっと息を吐いて気を引き締める。
もうちょっと頑張ろう。
街に向けて歩いていると、人を見つけた。私が昨日腐るほど倒した花の化け物と戦っている。
片手に剣を持ち、もう片方には盾をつけて戦っているようだ。
…下手だ、弱い。必死に戦っているようだが振りがいちいち大きく、隙だらけ。
ほら、危ない。花のツルに足をかけられ後ろに大きく転んだ。
すかさずツルで身体中を縛り付け、逃げられないようにする。
花が口をこれでもかと大きく開け、丸ごと男を飲み込もうとする。
冷静に見ていた私はハッとし、花に飛び蹴りを食らわせていた。一撃で花はどこかへ吹っ飛んで行った。うぃん。
「ねえ、大丈夫?」
男は気を失ってるみたいだ。ちょんちょんっと金色に近い髪色の頭を突く。
ううぅと情けない声が聞こえた。
「ぇ…わああ!!?なんで生きて…!?」
「起きれるか?」
「あなたは…!?私を助けてくださったのですか?!」
起こそうとして差し出した手を、ものすごい勢いで両手で握られた。何でこいつこんなに顔が赤いんだ。
「…えっ…?」
「ああ!神よ!!私、アルシア・エスタリカと申します。女性のような名前ですが男です。どうぞアルとお呼びください!!」
「は…?え?」
「あなた様が私を助けてくださったのですね…!ああ神よ…!!」
私の絵を離さず、顔を真っ赤にしながら何か話している。何言ってるのか聞き取れない。一通り話し終わったのか、フーッと息を吐いてこう言った。
「はぁっ、はぁっ…あなた様に助けて頂けなければ失われていたこの命…、一生ついていきますっっっ!」
満面の笑みで。顔を赤めながら。
東雲 環 18歳、こっちの世界で初めて出会った人間は、金髪碧眼の変態でした。
周りを見るとところどころが黒焦げになっている。
「んー花も少なくなってきたし寝ようか…。移動は明日からにしよ…。」
そう言い私は、結界、と呟いた。
一瞬でガラスの膜のようなものに私は包まれた。
これも小説の中で出てきたもの。これを使うと、花は攻撃ができなくなるっぽい。っていうか見えなくなってる感じ?
ふぁあと大きなあくびをついて、私は草の上に横になった。
おやすみ、起きたら全部が夢でありますように。
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「…んー、は…」
朝起きると痛いくらいの眩しい陽の光。一瞬忘れていた。
「…夢じゃなかった…。」
ぐぅううううううううう
「うぁ…お腹すいた。」
起きてすぐ腹なるって…。今の持ち物はスマホ、財布、時計だけ。あとは制服くらい。
もしものためにスマホの電源は切っておいた。よかった、時計は動いてる。
そういや昨日はなにも食べてなかった。部活前に食べたおにぎりが恋しい。
とりあえず何か食べ物と飲み物探さなくちゃな、死ぬ。
広い草原、どっちにいけばいいのかなんてわからなかったからとりあえず風向きに沿って歩くことにした。うん、適当適当。
3時間ほど結界を張りながら草原を歩くと、遠くの方に大きな街が見えた。
多分、門のようなもので街全体を囲んでいるのだと思う。遠すぎてはっきりとは見えないけど。
「案外簡単に見つかったな。よかった、人いるか?」
ふぅーっと息を吐いて気を引き締める。
もうちょっと頑張ろう。
街に向けて歩いていると、人を見つけた。私が昨日腐るほど倒した花の化け物と戦っている。
片手に剣を持ち、もう片方には盾をつけて戦っているようだ。
…下手だ、弱い。必死に戦っているようだが振りがいちいち大きく、隙だらけ。
ほら、危ない。花のツルに足をかけられ後ろに大きく転んだ。
すかさずツルで身体中を縛り付け、逃げられないようにする。
花が口をこれでもかと大きく開け、丸ごと男を飲み込もうとする。
冷静に見ていた私はハッとし、花に飛び蹴りを食らわせていた。一撃で花はどこかへ吹っ飛んで行った。うぃん。
「ねえ、大丈夫?」
男は気を失ってるみたいだ。ちょんちょんっと金色に近い髪色の頭を突く。
ううぅと情けない声が聞こえた。
「ぇ…わああ!!?なんで生きて…!?」
「起きれるか?」
「あなたは…!?私を助けてくださったのですか?!」
起こそうとして差し出した手を、ものすごい勢いで両手で握られた。何でこいつこんなに顔が赤いんだ。
「…えっ…?」
「ああ!神よ!!私、アルシア・エスタリカと申します。女性のような名前ですが男です。どうぞアルとお呼びください!!」
「は…?え?」
「あなた様が私を助けてくださったのですね…!ああ神よ…!!」
私の絵を離さず、顔を真っ赤にしながら何か話している。何言ってるのか聞き取れない。一通り話し終わったのか、フーッと息を吐いてこう言った。
「はぁっ、はぁっ…あなた様に助けて頂けなければ失われていたこの命…、一生ついていきますっっっ!」
満面の笑みで。顔を赤めながら。
東雲 環 18歳、こっちの世界で初めて出会った人間は、金髪碧眼の変態でした。
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