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追憶 十一
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―一応、ここで、優の詞を紹介したいと思います!まあ、自分の日記で、誰に紹介するの?って声が聴こえてきそうだけど。
ともかく、まずはタイトルから!気になるタイトルは、なんと…、『血液型』!―
「えっ、血液型!?」
史香のリアクションは、一般的な人のそれと、おそらく、同じであろう、優はそう思った。この日優は、何日かかけて完成させたとっておきの詞を、史香に初めて見てもらう所であった。
「そう、タイトルは、『血液型』。」
「あっ、そう…。」
「どうしたの?」
「えっ、何か意外だな~と思って…。」
「やっぱりそう来たか。分かってるよ。実は、この詞、ちょっと意外性を狙ったりもしてるんだ。ごめんね、さっき『どうしたの?』なんて訊いて。」
「ううん、いいよ。私こそごめん。優しいね、優。」
優の小さな気遣いは、いつも史香をときめかせる。
「もちろん、名前は『優』ですから!
それは冗談だけど、詞の本文、読んでくれる?一応、1番と2番とか、考えて作ってあるから。」
「分かった。」
史香は、優の詞を、読み始めた。
ともかく、まずはタイトルから!気になるタイトルは、なんと…、『血液型』!―
「えっ、血液型!?」
史香のリアクションは、一般的な人のそれと、おそらく、同じであろう、優はそう思った。この日優は、何日かかけて完成させたとっておきの詞を、史香に初めて見てもらう所であった。
「そう、タイトルは、『血液型』。」
「あっ、そう…。」
「どうしたの?」
「えっ、何か意外だな~と思って…。」
「やっぱりそう来たか。分かってるよ。実は、この詞、ちょっと意外性を狙ったりもしてるんだ。ごめんね、さっき『どうしたの?』なんて訊いて。」
「ううん、いいよ。私こそごめん。優しいね、優。」
優の小さな気遣いは、いつも史香をときめかせる。
「もちろん、名前は『優』ですから!
それは冗談だけど、詞の本文、読んでくれる?一応、1番と2番とか、考えて作ってあるから。」
「分かった。」
史香は、優の詞を、読み始めた。
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