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アリス★ランチ
アリス☆ランチ 05
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遠い異国の地から第二婦人を探しにやってきたという王子様の名前は「バルタザル」というらしい。
石油で莫大な利益をだした富豪の長男として育てられた彼は今泊流に留学していた。
「私のどこが気にいらないのですか?」
と、マジ顔で聞いてくる王子様に
「こいつは「男」だ…」
と野々宮が頭痛が激しくなった頭を抑えながら答える。
「そんな見え透いた嘘を」
フフンとせせら笑う濃くてハンサムなその顔にムカっときた野々宮は、自分の後に隠れている春崎の着物の襟首に手をかけると左右に引く。
着物を着ていた春崎の素っ裸の半身が簡単に露出され、その白い真平らな胸が公衆の面前に晒される。
ただでさえ目立っていた彼等の周りに集まりつつあった学生達から「おぉー」とか「きゃー」とか声が湧き上がった。
「そーいう事だから、次の大和撫子を探してくれ!!!」
怒号に近い声で王子様を野々宮は恫喝する。
そしてそのまま自分の身に何が起こったのかわからなくなって呆然と立ち尽くす春崎の襟元を元に戻すとその身体を軽く両手で抱き上げ大股でその場を立ち去ったのだった…
明日には変な噂が校内中を駆け巡るだろう、入校2ヶ月目にして学園公認カップルに昇格した二人…
自分の事じゃないので良いんだが…とその姿を見送る如月と呆然と見送る人々を尻目に、王子様が又変な事を言い出した。
「振袖さんに目を奪われていましたが、君も美しいですね
私の探していた『大和撫子』は君だったのかもしれないって思ってるんですけど」
「え?えぇぇ???」
王子様がぐいっと風祭に顔を近づける。
いきなりの展開に付いていけてない風祭が狼狽えた。
「え?俺? 俺も男だし…」
身を引きながしろどもどろに答える風祭に王子様が手を伸ばす。
「君もここで脱いで証明してくれるですね」
問いながらさらに伸ばされた王子様の腕を祠堂が物凄い勢いで払いのける。
「風祭に触るな!」
怒気を孕んだ祠堂の声に彼が切れっかかっているのを風祭は感じとった。
事を大きくしないために自分も脱いで証明出来れば良いのだが、今日は練習が無いのがわかっていたので祠堂と一夜を過ごしてしまった自分の身体にはアチコチに鬱血が残っている。
「証明なら俺がするぞ、こいつは俺のチームメートだ」
変に拗れた場の空気に、王子を知っているらしい如月の声をかけてくれたが、王子様は自分を睨みつける小柄だがえらく戦闘力のありそうな東洋人に気をとられて聞いちゃいない
「で、君は彼女の何なんだ」
険しい顔で問う王子様に答えて、祠堂が風祭を無言でぎゅぎゅ~抱きしめる。
目の前にした、その光景に自分の胸から白い手袋を出し王子様が祠堂に投げつた。
「決闘を申込む!」
王子様の錯乱に、祠堂、風祭、如月。紬と大勢のギャラリー達が固まった。
石油で莫大な利益をだした富豪の長男として育てられた彼は今泊流に留学していた。
「私のどこが気にいらないのですか?」
と、マジ顔で聞いてくる王子様に
「こいつは「男」だ…」
と野々宮が頭痛が激しくなった頭を抑えながら答える。
「そんな見え透いた嘘を」
フフンとせせら笑う濃くてハンサムなその顔にムカっときた野々宮は、自分の後に隠れている春崎の着物の襟首に手をかけると左右に引く。
着物を着ていた春崎の素っ裸の半身が簡単に露出され、その白い真平らな胸が公衆の面前に晒される。
ただでさえ目立っていた彼等の周りに集まりつつあった学生達から「おぉー」とか「きゃー」とか声が湧き上がった。
「そーいう事だから、次の大和撫子を探してくれ!!!」
怒号に近い声で王子様を野々宮は恫喝する。
そしてそのまま自分の身に何が起こったのかわからなくなって呆然と立ち尽くす春崎の襟元を元に戻すとその身体を軽く両手で抱き上げ大股でその場を立ち去ったのだった…
明日には変な噂が校内中を駆け巡るだろう、入校2ヶ月目にして学園公認カップルに昇格した二人…
自分の事じゃないので良いんだが…とその姿を見送る如月と呆然と見送る人々を尻目に、王子様が又変な事を言い出した。
「振袖さんに目を奪われていましたが、君も美しいですね
私の探していた『大和撫子』は君だったのかもしれないって思ってるんですけど」
「え?えぇぇ???」
王子様がぐいっと風祭に顔を近づける。
いきなりの展開に付いていけてない風祭が狼狽えた。
「え?俺? 俺も男だし…」
身を引きながしろどもどろに答える風祭に王子様が手を伸ばす。
「君もここで脱いで証明してくれるですね」
問いながらさらに伸ばされた王子様の腕を祠堂が物凄い勢いで払いのける。
「風祭に触るな!」
怒気を孕んだ祠堂の声に彼が切れっかかっているのを風祭は感じとった。
事を大きくしないために自分も脱いで証明出来れば良いのだが、今日は練習が無いのがわかっていたので祠堂と一夜を過ごしてしまった自分の身体にはアチコチに鬱血が残っている。
「証明なら俺がするぞ、こいつは俺のチームメートだ」
変に拗れた場の空気に、王子を知っているらしい如月の声をかけてくれたが、王子様は自分を睨みつける小柄だがえらく戦闘力のありそうな東洋人に気をとられて聞いちゃいない
「で、君は彼女の何なんだ」
険しい顔で問う王子様に答えて、祠堂が風祭を無言でぎゅぎゅ~抱きしめる。
目の前にした、その光景に自分の胸から白い手袋を出し王子様が祠堂に投げつた。
「決闘を申込む!」
王子様の錯乱に、祠堂、風祭、如月。紬と大勢のギャラリー達が固まった。
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