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ごーすと ☆ ぱにっく
ごーすと ☆ ぱにっく 01
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林間学校(りんかんがっこう)とは
小学校や中学校などで、春から秋にかけて高原の宿泊施設に宿泊し、ハイキングや登山、博物館見学等を行う学校行事の一つで、校外学習としては規模の大きい活動である。
学習指導要領においては、特別活動の学校行事で「旅行・集団宿泊的行事」に位置づけられる。(Wikipedia)
と、いうものらしい
泊流高校は「高校」での行事であるので少し外れているとは思われるが、クラスと学年の気持ちを一体にするため1年の春に、1泊2日で近くの山にある青少年センターに泊まりこみ共同生活をする。
それを「林間学校」と呼んでいた。
朝の6時に学校に集まり、歩いてセンターに向かう。
時間にして5時間 休みなく歩いての強行軍に殆どの者がセンターに到着したとたんぐったりとしている中、ピンピンしてる集団があった。
言わずもがな、運動部の連中である。
とりわけ「バケモノ級」と噂されているサッカー部の面々は、殆ど何時もとかわらないどろこか、むしろテンションを高くしているくらいだった。
その中でひとりだけションボリ肩を落としている人がいる。
「靴擦れした…」
「だから、新しい靴をおろすのは止めておけって言ったのに…」
溜息を付きながら、佐野が死屍累々と体育館に転がるクラスメイトをかき分けやってくるとポケットから絆創膏を取り出す。
「お前は本当に人の言う事を聞かない男だな」
玲名が、軽蔑したような視線を向けながら口にした言葉に、水谷はぐっと言葉を詰まらせる。
「気持ちはわかるぞ!オレも新しい靴おろしたもの」
そこに祠堂のフォローが入った。
「でも、履いてたのは、何時もの靴だったな」
クラス委員の仕事なのだろう、ゾンビなクラスメイトの生存記録をチェックし名簿に記載しながらを話しかけてきた如月の言葉に、祠堂がクルリと視線を後方に向けた。
その視線の先には、半分死にかけている由梨奈と話している風祭がいる。
「朝、風祭に注意されたから止めた」
言い切る祠堂の言葉に、「ほらみろ」と、玲名に小さく小突かれた水谷が佐野の影に隠れようとする。
「泊流はもう動けないって言ってるから、クラス名簿預かってきた
点呼は俺が代わるよ」
サッカー部の面々が集まり円になって座っていた場所に、風祭が帰ってきて告げた言葉に「俺が代わろう副なのだし」と佐野が答える。
それに風祭が首を横に振った。
「副委員長は昼食当番の割り振りを決め直す為に集合がかかってるぞ
天気が良すぎて玉砕した学生が予想以上だったんで調整のし直しをするみたいだ
ほら、一宮がこっちみてる」
風祭が少し遠くに立つ、何時と全然変わらない涼しげな様子をした一宮に手を上げると、向こうも手をあげてくる。
それに答えて佐野が腰を上げ一宮に手を振り返しながら、風祭に絆創膏を渡した。
「俺行ってくるから これお願い」
人にやってもらわなくても自分で出来るからと佐野から絆創膏だけもらおうとしていた水谷が、風祭に甘えられるならそれで良いかなと思っていた所に春崎が転がり込んできた。
「暑くてバテた、汗が気持ち悪い」
そして、何時もの勢いで風祭に甘えかかる。
「そうか、春崎は北海道育ちだものな」
そんな春崎に風祭はポケットから取り出したハンカチで優しく汗を拭ってやった。
嬉しそうに笑う春崎は風祭に隠れて、水谷に舌を出す。
気付き頬を膨らます水谷が、負けず風祭に「足が痛い」と訴えた。
その二人のやり取りを見る野々宮は立ったままのが眉を潜め、祠堂は首を傾かしげながら見やる。
…えぇっと春崎、沖縄でも元気にマフラーしてサッカーしてたよな???…
「祠堂、野々宮くん、二人とも夜食当番から、今日の昼食の当番に変わってくれるかな」
先生達と副委員長の輪から抜け話かけて来る佐野の声に、自分の疑問をうっちゃた祠堂が腰を上げる。
その横の野々宮も、「おう!」と返事を返し続いて足を向けた。
着いた早々、春だというのに真夏ばりの炎天下に予定を変えざるえなかった「泊流の林間学校」のスタートがちょっと波乱を含みながらこうして始まったのだった。
小学校や中学校などで、春から秋にかけて高原の宿泊施設に宿泊し、ハイキングや登山、博物館見学等を行う学校行事の一つで、校外学習としては規模の大きい活動である。
学習指導要領においては、特別活動の学校行事で「旅行・集団宿泊的行事」に位置づけられる。(Wikipedia)
と、いうものらしい
泊流高校は「高校」での行事であるので少し外れているとは思われるが、クラスと学年の気持ちを一体にするため1年の春に、1泊2日で近くの山にある青少年センターに泊まりこみ共同生活をする。
それを「林間学校」と呼んでいた。
朝の6時に学校に集まり、歩いてセンターに向かう。
時間にして5時間 休みなく歩いての強行軍に殆どの者がセンターに到着したとたんぐったりとしている中、ピンピンしてる集団があった。
言わずもがな、運動部の連中である。
とりわけ「バケモノ級」と噂されているサッカー部の面々は、殆ど何時もとかわらないどろこか、むしろテンションを高くしているくらいだった。
その中でひとりだけションボリ肩を落としている人がいる。
「靴擦れした…」
「だから、新しい靴をおろすのは止めておけって言ったのに…」
溜息を付きながら、佐野が死屍累々と体育館に転がるクラスメイトをかき分けやってくるとポケットから絆創膏を取り出す。
「お前は本当に人の言う事を聞かない男だな」
玲名が、軽蔑したような視線を向けながら口にした言葉に、水谷はぐっと言葉を詰まらせる。
「気持ちはわかるぞ!オレも新しい靴おろしたもの」
そこに祠堂のフォローが入った。
「でも、履いてたのは、何時もの靴だったな」
クラス委員の仕事なのだろう、ゾンビなクラスメイトの生存記録をチェックし名簿に記載しながらを話しかけてきた如月の言葉に、祠堂がクルリと視線を後方に向けた。
その視線の先には、半分死にかけている由梨奈と話している風祭がいる。
「朝、風祭に注意されたから止めた」
言い切る祠堂の言葉に、「ほらみろ」と、玲名に小さく小突かれた水谷が佐野の影に隠れようとする。
「泊流はもう動けないって言ってるから、クラス名簿預かってきた
点呼は俺が代わるよ」
サッカー部の面々が集まり円になって座っていた場所に、風祭が帰ってきて告げた言葉に「俺が代わろう副なのだし」と佐野が答える。
それに風祭が首を横に振った。
「副委員長は昼食当番の割り振りを決め直す為に集合がかかってるぞ
天気が良すぎて玉砕した学生が予想以上だったんで調整のし直しをするみたいだ
ほら、一宮がこっちみてる」
風祭が少し遠くに立つ、何時と全然変わらない涼しげな様子をした一宮に手を上げると、向こうも手をあげてくる。
それに答えて佐野が腰を上げ一宮に手を振り返しながら、風祭に絆創膏を渡した。
「俺行ってくるから これお願い」
人にやってもらわなくても自分で出来るからと佐野から絆創膏だけもらおうとしていた水谷が、風祭に甘えられるならそれで良いかなと思っていた所に春崎が転がり込んできた。
「暑くてバテた、汗が気持ち悪い」
そして、何時もの勢いで風祭に甘えかかる。
「そうか、春崎は北海道育ちだものな」
そんな春崎に風祭はポケットから取り出したハンカチで優しく汗を拭ってやった。
嬉しそうに笑う春崎は風祭に隠れて、水谷に舌を出す。
気付き頬を膨らます水谷が、負けず風祭に「足が痛い」と訴えた。
その二人のやり取りを見る野々宮は立ったままのが眉を潜め、祠堂は首を傾かしげながら見やる。
…えぇっと春崎、沖縄でも元気にマフラーしてサッカーしてたよな???…
「祠堂、野々宮くん、二人とも夜食当番から、今日の昼食の当番に変わってくれるかな」
先生達と副委員長の輪から抜け話かけて来る佐野の声に、自分の疑問をうっちゃた祠堂が腰を上げる。
その横の野々宮も、「おう!」と返事を返し続いて足を向けた。
着いた早々、春だというのに真夏ばりの炎天下に予定を変えざるえなかった「泊流の林間学校」のスタートがちょっと波乱を含みながらこうして始まったのだった。
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