3 / 20
第3話「氷の軍師」
王宮の戦略会議室は、重厚な空気に満ちていた。
長い木製のテーブル。壁に掛けられた地図。窓から差し込む朝日。
既に多くの貴族が席についている。
第一王子派閥の重鎮たち。軍の将軍たち。
私は末席に座った。
本来、聖女は上席に座るべきだ。
でも、そんな謙虚さは見せない。
悪女を演じる。
貴族たちの視線が痛い。
昨日の謁見での拒否が、もう噂になっている。
「あれが例の聖女か」
「傲慢だと聞いたが」
小声での会話が聞こえる。
気にしない。
これでいい。
第一王子エドウィンが入室する。
全員が立ち上がる。
私も立つ。
「着席を」
エドウィンの声。
みんなが座る。
「では、会議を始める」
エドウィンが地図を指す。
「北方国境で動きがある」
「隣国が兵を集めている」
「防衛策を検討したい」
将軍の一人が発言する。
「国境に兵を増やすべきです」
別の貴族が頷く。
「防衛線を固めましょう」
その時——
扉が開いた。
私の心臓が、止まった。
黒髪。銀色の瞳。整った顔立ち。
黒い軍服。腰に下げた剣。
冷たい雰囲気を纏った男性。
アルセイン・セイヴラン。
推し。
目の前にいる。
「遅れて申し訳ございません」
淡々とした声。
低く、落ち着いている。
その声だけで、鳥肌が立つ。
アルセインがテーブルの反対側に座る。
エドウィンの向かい。
第二王子派閥の席だ。
「公爵、ようこそ」
エドウィンが微笑む。
だが、その笑顔は固い。
二つの派閥の緊張感が、空気を重くする。
アルセインの視線が、会議室を巡る。
そして——
私と目が合った。
銀色の瞳。
鋭く、冷たく、全てを見透かすような。
心臓がドキドキする。
推しと目が合った。
推しが、私を見ている。
でも、その目は——冷たかった。
興味なさげに、視線を外す。
胸が少し痛む。
でも、当然だ。
彼は私を知らない。
初対面なのだから。
「では、続けましょう」
エドウィンが会議を再開する。
「北方の防衛についてですが」
「防衛線を固めるのは愚策です」
アルセインの声が響く。
会議室が静まる。
「公爵?」
エドウィンが眉をひそめる。
「どういうことです?」
アルセインが地図を指す。
「敵は兵を集めていますが、本気で攻めるつもりはない」
「これは陽動です」
「本当の狙いは東側にある」
将軍の一人が反論する。
「根拠は?」
「推測に過ぎないのでは」
アルセインは冷たく答える。
「東側の食糧備蓄庫が狙いです」
「北方に我が軍が集中すれば、東は手薄になる」
「その隙を突くつもりでしょう」
貴族たちがざわつく。
「しかし、それは憶測では」
「危険すぎる」
アルセインが提案する。
「北方には少数の陽動部隊を」
「本隊は東側に配置し、奇襲に備える」
「これが最善です」
第一王子派閥の貴族たちが反対の声を上げる。
「リスクが大きすぎる!」
「もし読みが外れたら!」
「公爵の案は却下すべきです!」
私は手を挙げた。
視線が一斉に集まる。
「聖女殿?」
エドウィンが驚いた顔をする。
私は立ち上がった。
「公爵の案は、理にかなっています」
「私も支持します」
会議室が凍りつく。
誰も声を出さない。
聖女が——第一王子派閥を拒否し、第二王子派閥の提案を支持した。
アルセインの視線が、私に向けられた。
銀色の瞳が、私を見つめる。
冷たい。
探るような。
そして——警戒を含んだ目。
心臓が跳ねる。
推しが私を見ている。
でも、その目は優しくない。
疑っている。
警戒している。
「聖女殿」
エドウィンの声が硬い。
「あなたは……第二王子派閥の案を?」
「派閥ではありません」
私は冷静に答える。
「正しいと思う案を支持しているだけです」
「公爵の分析は論理的です」
「感情ではなく、戦略で判断すべきでは?」
貴族たちが怒りの声を上げる。
「聖女が政治に口を!」
「第一王子派閥を裏切るのか!」
私は座った。
もう何も言わない。
言いたいことは言った。
エドウィンが額に手を当てる。
「……分かりました」
「公爵の案を、検討しましょう」
会議が終わる。
貴族たちが険しい顔で退室していく。
誰も私に話しかけない。
完全に孤立した。
でも、いい。
これで第二王子派閥に近づけた。
私も席を立とうとした時——
「聖女殿」
低い声が、背後から聞こえた。
振り返ると、アルセインが立っていた。
至近距離。
推しが、目の前にいる。
心臓がバクバクする。
近い。
推しが近い。
めちゃくちゃイケメン。
写真集より実物の方が百倍かっこいい。
落ち着け、私。
悪女を演じるんだ。
「はい」
冷静に。
表情を変えずに。
アルセインは私を見つめる。
その目は、まだ冷たい。
「お話があります」
「少し、よろしいですか?」
私は頷いた。
二人、人気のない廊下へ移動する。
壁際に立つアルセイン。
その隣に立つ私。
沈黙が流れる。
「聖女殿は、第一王子派閥ではないのですか?」
アルセインの声は、感情を含まない。
まるで事実を確認するように。
「聖女だからといって、一つの派閥に縛られる理由はありません」
私も冷静に答える。
「私は、正しいと思うことを支持するだけです」
アルセインの眉が、わずかに動く。
「……興味深い」
その言葉には、好奇心がある。
でも同時に——深い疑念も。
「しかし」
アルセインが続ける。
「聖女が政治に関わるのは危険です」
「第一王子派閥を敵に回すことになりますが」
「その覚悟はおありですか?」
彼の目が、私を見つめる。
試すような。
警戒するような。
「覚悟の上です」
私は迷わず答えた。
アルセインは、長い沈黙の後——
「……では、失礼します」
冷たく去っていく。
背中を見送る。
黒い軍服。
凛とした姿勢。
遠ざかっていく。
推しと話した。
初めて、推しと話した。
彼の銀色の瞳が、私を見ていた。
警戒の色を含んでいたが——それでいい。
信用は、これから得る。
時間をかけて。
廊下の向こうで、誰かが私を見ていた。
中年の男性。
マーカス伯爵。
第一王子派閥の重鎮だ。
彼の目が、鋭く私を睨んでいる。
敵意を感じる。
彼は——危険だ。
でも、今は気にしない。
推しと話せた。
それだけで、今日は最高の日だった。
館に戻ると、日記を開いた。
『今日、アルセインと会った』
『初めて話した』
『彼の声、低くて素敵』
『目が、銀色で綺麗』
『でも、冷たかった』
『私を警戒している』
『当然だけど……ちょっと寂しい』
羽根ペンを置く。
窓の外を見ると、夕日が沈んでいく。
これから、もっと彼に近づく。
信じてもらえるように。
そして——
絶対に、推しを救う。
長い木製のテーブル。壁に掛けられた地図。窓から差し込む朝日。
既に多くの貴族が席についている。
第一王子派閥の重鎮たち。軍の将軍たち。
私は末席に座った。
本来、聖女は上席に座るべきだ。
でも、そんな謙虚さは見せない。
悪女を演じる。
貴族たちの視線が痛い。
昨日の謁見での拒否が、もう噂になっている。
「あれが例の聖女か」
「傲慢だと聞いたが」
小声での会話が聞こえる。
気にしない。
これでいい。
第一王子エドウィンが入室する。
全員が立ち上がる。
私も立つ。
「着席を」
エドウィンの声。
みんなが座る。
「では、会議を始める」
エドウィンが地図を指す。
「北方国境で動きがある」
「隣国が兵を集めている」
「防衛策を検討したい」
将軍の一人が発言する。
「国境に兵を増やすべきです」
別の貴族が頷く。
「防衛線を固めましょう」
その時——
扉が開いた。
私の心臓が、止まった。
黒髪。銀色の瞳。整った顔立ち。
黒い軍服。腰に下げた剣。
冷たい雰囲気を纏った男性。
アルセイン・セイヴラン。
推し。
目の前にいる。
「遅れて申し訳ございません」
淡々とした声。
低く、落ち着いている。
その声だけで、鳥肌が立つ。
アルセインがテーブルの反対側に座る。
エドウィンの向かい。
第二王子派閥の席だ。
「公爵、ようこそ」
エドウィンが微笑む。
だが、その笑顔は固い。
二つの派閥の緊張感が、空気を重くする。
アルセインの視線が、会議室を巡る。
そして——
私と目が合った。
銀色の瞳。
鋭く、冷たく、全てを見透かすような。
心臓がドキドキする。
推しと目が合った。
推しが、私を見ている。
でも、その目は——冷たかった。
興味なさげに、視線を外す。
胸が少し痛む。
でも、当然だ。
彼は私を知らない。
初対面なのだから。
「では、続けましょう」
エドウィンが会議を再開する。
「北方の防衛についてですが」
「防衛線を固めるのは愚策です」
アルセインの声が響く。
会議室が静まる。
「公爵?」
エドウィンが眉をひそめる。
「どういうことです?」
アルセインが地図を指す。
「敵は兵を集めていますが、本気で攻めるつもりはない」
「これは陽動です」
「本当の狙いは東側にある」
将軍の一人が反論する。
「根拠は?」
「推測に過ぎないのでは」
アルセインは冷たく答える。
「東側の食糧備蓄庫が狙いです」
「北方に我が軍が集中すれば、東は手薄になる」
「その隙を突くつもりでしょう」
貴族たちがざわつく。
「しかし、それは憶測では」
「危険すぎる」
アルセインが提案する。
「北方には少数の陽動部隊を」
「本隊は東側に配置し、奇襲に備える」
「これが最善です」
第一王子派閥の貴族たちが反対の声を上げる。
「リスクが大きすぎる!」
「もし読みが外れたら!」
「公爵の案は却下すべきです!」
私は手を挙げた。
視線が一斉に集まる。
「聖女殿?」
エドウィンが驚いた顔をする。
私は立ち上がった。
「公爵の案は、理にかなっています」
「私も支持します」
会議室が凍りつく。
誰も声を出さない。
聖女が——第一王子派閥を拒否し、第二王子派閥の提案を支持した。
アルセインの視線が、私に向けられた。
銀色の瞳が、私を見つめる。
冷たい。
探るような。
そして——警戒を含んだ目。
心臓が跳ねる。
推しが私を見ている。
でも、その目は優しくない。
疑っている。
警戒している。
「聖女殿」
エドウィンの声が硬い。
「あなたは……第二王子派閥の案を?」
「派閥ではありません」
私は冷静に答える。
「正しいと思う案を支持しているだけです」
「公爵の分析は論理的です」
「感情ではなく、戦略で判断すべきでは?」
貴族たちが怒りの声を上げる。
「聖女が政治に口を!」
「第一王子派閥を裏切るのか!」
私は座った。
もう何も言わない。
言いたいことは言った。
エドウィンが額に手を当てる。
「……分かりました」
「公爵の案を、検討しましょう」
会議が終わる。
貴族たちが険しい顔で退室していく。
誰も私に話しかけない。
完全に孤立した。
でも、いい。
これで第二王子派閥に近づけた。
私も席を立とうとした時——
「聖女殿」
低い声が、背後から聞こえた。
振り返ると、アルセインが立っていた。
至近距離。
推しが、目の前にいる。
心臓がバクバクする。
近い。
推しが近い。
めちゃくちゃイケメン。
写真集より実物の方が百倍かっこいい。
落ち着け、私。
悪女を演じるんだ。
「はい」
冷静に。
表情を変えずに。
アルセインは私を見つめる。
その目は、まだ冷たい。
「お話があります」
「少し、よろしいですか?」
私は頷いた。
二人、人気のない廊下へ移動する。
壁際に立つアルセイン。
その隣に立つ私。
沈黙が流れる。
「聖女殿は、第一王子派閥ではないのですか?」
アルセインの声は、感情を含まない。
まるで事実を確認するように。
「聖女だからといって、一つの派閥に縛られる理由はありません」
私も冷静に答える。
「私は、正しいと思うことを支持するだけです」
アルセインの眉が、わずかに動く。
「……興味深い」
その言葉には、好奇心がある。
でも同時に——深い疑念も。
「しかし」
アルセインが続ける。
「聖女が政治に関わるのは危険です」
「第一王子派閥を敵に回すことになりますが」
「その覚悟はおありですか?」
彼の目が、私を見つめる。
試すような。
警戒するような。
「覚悟の上です」
私は迷わず答えた。
アルセインは、長い沈黙の後——
「……では、失礼します」
冷たく去っていく。
背中を見送る。
黒い軍服。
凛とした姿勢。
遠ざかっていく。
推しと話した。
初めて、推しと話した。
彼の銀色の瞳が、私を見ていた。
警戒の色を含んでいたが——それでいい。
信用は、これから得る。
時間をかけて。
廊下の向こうで、誰かが私を見ていた。
中年の男性。
マーカス伯爵。
第一王子派閥の重鎮だ。
彼の目が、鋭く私を睨んでいる。
敵意を感じる。
彼は——危険だ。
でも、今は気にしない。
推しと話せた。
それだけで、今日は最高の日だった。
館に戻ると、日記を開いた。
『今日、アルセインと会った』
『初めて話した』
『彼の声、低くて素敵』
『目が、銀色で綺麗』
『でも、冷たかった』
『私を警戒している』
『当然だけど……ちょっと寂しい』
羽根ペンを置く。
窓の外を見ると、夕日が沈んでいく。
これから、もっと彼に近づく。
信じてもらえるように。
そして——
絶対に、推しを救う。
あなたにおすすめの小説
追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている
潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。
短編)どうぞ、勝手に滅んでください。
黑野羊
恋愛
二度も捨てられた聖女です。真実の愛を見つけたので、国は救いません。
あらすじ)
大陸中央にあるルオーゴ王国で、国を守る結界を維持してきた聖女ロザリア。
政略のため王太子と婚約していた彼女は、突如『真の聖女』が現れたとして婚約を破棄され、聖女の座を追われてしまう。さらに、代わりに婚姻しろと命じられた聖騎士からも拒絶され、実家にも見捨てられたロザリアは、『最果ての修道院』へと追放された。
けれど彼女はそこで、地位や栄光、贅沢などとはほど遠い、無条件に寄り添ってくれる『真実の愛』と穏やかな日々を手にいれる。
やがて聖女を失った王国は、崩壊へ向かっていき――。
ーーー
※カクヨム、なろうにも掲載しています
聖女の力に目覚めた私の、八年越しのただいま
藤 ゆみ子
恋愛
ある日、聖女の力に目覚めたローズは、勇者パーティーの一員として魔王討伐に行くことが決まる。
婚約者のエリオットからお守りにとペンダントを貰い、待っているからと言われるが、出発の前日に婚約を破棄するという書簡が届く。
エリオットへの想いに蓋をして魔王討伐へ行くが、ペンダントには秘密があった。
叶えられた前世の願い
レクフル
ファンタジー
「私が貴女を愛することはない」初めて会った日にリュシアンにそう告げられたシオン。生まれる前からの婚約者であるリュシアンは、前世で支え合うようにして共に生きた人だった。しかしシオンは悪女と名高く、しかもリュシアンが憎む相手の娘として生まれ変わってしまったのだ。想う人を守る為に強くなったリュシアン。想う人を守る為に自らが代わりとなる事を望んだシオン。前世の願いは叶ったのに、思うようにいかない二人の想いはーーー
救国の代償で白髪になった聖女、一度のミスを理由に「無能の戦犯」として追放される ~隣国の覇王に拾われ、愛され、奇跡の力を見せつける~
スカッと文庫
ファンタジー
聖女アリシアは、百年に一度の大氾濫から国を守るため、禁忌の魔力全解放を行い、単身で数万の魔物を殲滅した。その代償として、彼女の美しい金髪は真っ白な「白雪色」に染まり、魔力は一時的に枯渇してしまう。
しかし、その功績はすべて現場にいなかった「偽聖女セシリア」に奪われ、アリシアは「結界を一部損壊させた戦犯」「魔力を失った役立たず」として、婚約者の王太子ギルバートから国外追放を言い渡される。
「失敗したゴミに、この国の空気は吸わせない」
泥の中に捨てられたアリシア。しかし、彼女を拾ったのは、敵対国として恐れられていた帝国の「武徳皇帝」ラグナールだった。彼はアリシアの白髪が「高純度の神聖魔力による変質」であることを瞬時に見抜き、彼女を帝国の宝として迎える。
数ヶ月後。アリシアが帝国の守護聖女として輝きを取り戻した頃、王国では「一度きりの奇跡」だったセシリアの魔力が尽き、本当の滅亡が始まっていた。
「今さら結界が解けたと泣きつかれても、もう私の魔力は一滴も残っていません」
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
聖女は友人に任せて、出戻りの私は新しい生活を始めます
あみにあ
恋愛
私の婚約者は第二王子のクリストファー。
腐れ縁で恋愛感情なんてないのに、両親に勝手に決められたの。
お互い納得できなくて、婚約破棄できる方法を探してた。
うんうんと頭を悩ませた結果、
この世界に稀にやってくる異世界の聖女を呼び出す事だった。
聖女がやってくるのは不定期で、こちらから召喚させた例はない。
だけど私は婚約が決まったあの日から探し続けてようやく見つけた。
早速呼び出してみようと聖堂へいったら、なんと私が異世界へ生まれ変わってしまったのだった。
表紙イラスト:San+様(Twitterアカウント@San_plus_)
―――――――――――――――――――――――――
※以前投稿しておりました[聖女の私と異世界の聖女様]の連載版となります。
※連載版を投稿するにあたり、アルファポリス様の規約に従い、短編は削除しておりますのでご了承下さい。
※基本21時更新(50話完結)