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第1章 残酷な召喚
エピソード.3
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拓海が席に戻ると、美咲の番が来た。
「次、君だ」
ゼノスの声が、静かな広間に響く。
美咲が震えながら立ち上がった。拓海は彼女の背中を見つめた。小さな背中が、恐怖で震えている。
「美咲……」
誰かが小さく呟いた。クラスメイトたちも、彼女を見守っている。
美咲は水晶の前で立ち止まった。両手を胸の前で組み、祈るように目を閉じる。
そして、震える手を伸ばした。
指先が水晶に触れる。
光が……さらに弱かった。
拓海のときよりも明らかに暗い。灰色を通り越して、ほとんど光っていないように見える。
嫌な予感が確信に変わる。
文字が浮かび上がった。
「掃除係」
その三文字を見た瞬間、広間が静まり返った。
数秒の沈黙。
そして。
「ぷっ……」
誰かが笑いを噛み殺す音が聞こえた。
「掃除……係……?」
「マジで……?」
「それって、職業なの……?」
ひそひそ声が広がる。最初は小さかったそれが、徐々に大きくなっていく。
「掃除だぜ、掃除」
「ダンジョンで掃除してどうすんだよ」
「完全に外れじゃん」
笑い声が漏れる。誰も本気で笑っているわけではない。緊張を紛らわせるための、神経質な笑いだ。しかしそれが、美咲の心を深く傷つける。
美咲の肩が震えた。俯いて、表情は見えない。しかし彼女の手が、スカートの裾を強く握りしめているのが分かった。
「なるほど、これも珍しい」
ゼノスが興味なさそうに言った。
「清掃と浄化の職だな。戦闘能力は……まあ、ゼロだ」
彼の言葉が、美咲の心に止めを刺した。
美咲は何も言わずに、よろよろと元の場所に戻ってきた。拓海の隣に座り込むと、顔を伏せたまま動かなくなった。
「美咲」
拓海が小さく声をかけた。しかし彼女は答えなかった。ただ小刻みに震えている。
拓海は拳を握りしめた。何も言えなかった。自分も同じ立場だから。慰める言葉が見つからなかった。
「残りの者も続けろ」
ゼノスの指示で、職業決定が続く。
「錬金術師」「料理人」「鍛冶師」
戦闘系ではない職業も出始めた。しかしそれでも、拓海と美咲の職業に比べれば、まだマシに思える。
全員の職業が決まるまで、三十分ほどかかった。
最終的な内訳は、戦闘系が二十名、支援系が八名、生産系が二名。そして、拓海と美咲の特殊な二名。
「では、説明する」
ゼノスが再び前に出た。
「一週間後、君たちには各自が選んだダンジョンに挑戦してもらう」
彼の言葉に、全員が緊張した表情で聞き入る。
「その前に、パーティを編成しろ。五名一組だ」
「パーティ……」
高瀬が呟いた。彼の視線が、クラスメイトたちを見回す。値踏みするような目だ。
「編成は自由だ。好きな相手と組めばいい」
ゼノスは淡々と続けた。
「ただし、編成できなかった者は……単独で挑戦するか、諦めるかだ」
「諦める……?」
「この世界で生きていくことを選ぶということだ」
ゼノスの言葉に、誰もが息を呑んだ。
「だが、元の世界には戻れない。それでもいいなら、ダンジョンに挑まなくてもいい」
拓海は冷静に考えた。元の世界に戻れるのは五名だけ。ならば、それ以外の二十七名は、どのみちこの世界に残ることになる。
ならば、無理にダンジョンに挑む必要はないのでは……?
しかしゼノスの次の言葉が、その考えを打ち砕いた。
「ただし、この世界で生きていくのも容易ではない。仕事を見つけ、金を稼ぎ、モンスターから身を守らなければならない」
彼は冷たく笑った。
「戦闘能力のない者が、どれだけ生き延びられるか……見物だな」
その言葉に、拓海の背筋が凍った。
美咲の震えが、さらに大きくなった。
「それでは、君たちを宿舎に案内する」
ゼノスが手を叩くと、扉が開いた。黒い制服を着た兵士たちが入ってくる。
「ついてこい。一週間、ここで準備期間を過ごせ」
クラスメイトたちが、よろよろと立ち上がり始めた。誰も言葉を発しない。ただ黙々と、兵士たちの後をついていく。
拓海も立ち上がり、美咲の肩に手を置いた。
「行こう」
「……うん」
美咲の声は、ほとんど聞こえなかった。
二人は最後尾を歩いた。周囲のクラスメイトたちは、拓海たちから距離を取っている。誰も近づこうとしない。
まるで、疫病にでもかかったかのように。
-----
宿舎は、石造りの建物だった。廊下に沿って、個室が並んでいる。
「男女別で部屋を割り当てる」
兵士の一人が説明した。
「食事は食堂で提供する。訓練場も自由に使っていい」
淡々とした説明が続く。拓海は周囲を観察していた。窓の外には、見たことのない景色が広がっている。
異世界。
その言葉が、現実として迫ってくる。
「では、各自部屋に入れ」
兵士たちが去っていく。廊下に、クラスメイトたちだけが残された。
しばらく沈黙が続いた。
そして、高瀬が口を開いた。
「……パーティのこと、考えないとな」
彼の言葉に、何人かが頷いた。
「ああ。強い奴と組まないと、生き残れない」
田中が重い声で答えた。
「明日から、編成の話を始めるか」
「そうだな」
クラスメイトたちが、それぞれの部屋に入っていく。
拓海と美咲だけが、廊下に残された。
誰も声をかけてこない。
拓海は美咲を見た。彼女はまだ俯いたまま、震えている。
「美咲、部屋に入ろう」
「……うん」
美咲が部屋に入っていくのを見送ってから、拓海も自分の部屋に入った。
扉を閉めると、静寂が訪れた。
拓海は窓辺に立ち、外を見た。
見知らぬ街並み。見知らぬ星空。
これが、これから生きていく世界。
「情報分析官……か」
拓海は自分の手のひらを見た。そこには、本のマークが刻まれている。
戦闘能力ゼロ。
美咲は掃除係。
二人とも、戦えない。
「どうすれば……」
呟いた言葉が、静かな部屋に消えていった。
「次、君だ」
ゼノスの声が、静かな広間に響く。
美咲が震えながら立ち上がった。拓海は彼女の背中を見つめた。小さな背中が、恐怖で震えている。
「美咲……」
誰かが小さく呟いた。クラスメイトたちも、彼女を見守っている。
美咲は水晶の前で立ち止まった。両手を胸の前で組み、祈るように目を閉じる。
そして、震える手を伸ばした。
指先が水晶に触れる。
光が……さらに弱かった。
拓海のときよりも明らかに暗い。灰色を通り越して、ほとんど光っていないように見える。
嫌な予感が確信に変わる。
文字が浮かび上がった。
「掃除係」
その三文字を見た瞬間、広間が静まり返った。
数秒の沈黙。
そして。
「ぷっ……」
誰かが笑いを噛み殺す音が聞こえた。
「掃除……係……?」
「マジで……?」
「それって、職業なの……?」
ひそひそ声が広がる。最初は小さかったそれが、徐々に大きくなっていく。
「掃除だぜ、掃除」
「ダンジョンで掃除してどうすんだよ」
「完全に外れじゃん」
笑い声が漏れる。誰も本気で笑っているわけではない。緊張を紛らわせるための、神経質な笑いだ。しかしそれが、美咲の心を深く傷つける。
美咲の肩が震えた。俯いて、表情は見えない。しかし彼女の手が、スカートの裾を強く握りしめているのが分かった。
「なるほど、これも珍しい」
ゼノスが興味なさそうに言った。
「清掃と浄化の職だな。戦闘能力は……まあ、ゼロだ」
彼の言葉が、美咲の心に止めを刺した。
美咲は何も言わずに、よろよろと元の場所に戻ってきた。拓海の隣に座り込むと、顔を伏せたまま動かなくなった。
「美咲」
拓海が小さく声をかけた。しかし彼女は答えなかった。ただ小刻みに震えている。
拓海は拳を握りしめた。何も言えなかった。自分も同じ立場だから。慰める言葉が見つからなかった。
「残りの者も続けろ」
ゼノスの指示で、職業決定が続く。
「錬金術師」「料理人」「鍛冶師」
戦闘系ではない職業も出始めた。しかしそれでも、拓海と美咲の職業に比べれば、まだマシに思える。
全員の職業が決まるまで、三十分ほどかかった。
最終的な内訳は、戦闘系が二十名、支援系が八名、生産系が二名。そして、拓海と美咲の特殊な二名。
「では、説明する」
ゼノスが再び前に出た。
「一週間後、君たちには各自が選んだダンジョンに挑戦してもらう」
彼の言葉に、全員が緊張した表情で聞き入る。
「その前に、パーティを編成しろ。五名一組だ」
「パーティ……」
高瀬が呟いた。彼の視線が、クラスメイトたちを見回す。値踏みするような目だ。
「編成は自由だ。好きな相手と組めばいい」
ゼノスは淡々と続けた。
「ただし、編成できなかった者は……単独で挑戦するか、諦めるかだ」
「諦める……?」
「この世界で生きていくことを選ぶということだ」
ゼノスの言葉に、誰もが息を呑んだ。
「だが、元の世界には戻れない。それでもいいなら、ダンジョンに挑まなくてもいい」
拓海は冷静に考えた。元の世界に戻れるのは五名だけ。ならば、それ以外の二十七名は、どのみちこの世界に残ることになる。
ならば、無理にダンジョンに挑む必要はないのでは……?
しかしゼノスの次の言葉が、その考えを打ち砕いた。
「ただし、この世界で生きていくのも容易ではない。仕事を見つけ、金を稼ぎ、モンスターから身を守らなければならない」
彼は冷たく笑った。
「戦闘能力のない者が、どれだけ生き延びられるか……見物だな」
その言葉に、拓海の背筋が凍った。
美咲の震えが、さらに大きくなった。
「それでは、君たちを宿舎に案内する」
ゼノスが手を叩くと、扉が開いた。黒い制服を着た兵士たちが入ってくる。
「ついてこい。一週間、ここで準備期間を過ごせ」
クラスメイトたちが、よろよろと立ち上がり始めた。誰も言葉を発しない。ただ黙々と、兵士たちの後をついていく。
拓海も立ち上がり、美咲の肩に手を置いた。
「行こう」
「……うん」
美咲の声は、ほとんど聞こえなかった。
二人は最後尾を歩いた。周囲のクラスメイトたちは、拓海たちから距離を取っている。誰も近づこうとしない。
まるで、疫病にでもかかったかのように。
-----
宿舎は、石造りの建物だった。廊下に沿って、個室が並んでいる。
「男女別で部屋を割り当てる」
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淡々とした説明が続く。拓海は周囲を観察していた。窓の外には、見たことのない景色が広がっている。
異世界。
その言葉が、現実として迫ってくる。
「では、各自部屋に入れ」
兵士たちが去っていく。廊下に、クラスメイトたちだけが残された。
しばらく沈黙が続いた。
そして、高瀬が口を開いた。
「……パーティのこと、考えないとな」
彼の言葉に、何人かが頷いた。
「ああ。強い奴と組まないと、生き残れない」
田中が重い声で答えた。
「明日から、編成の話を始めるか」
「そうだな」
クラスメイトたちが、それぞれの部屋に入っていく。
拓海と美咲だけが、廊下に残された。
誰も声をかけてこない。
拓海は美咲を見た。彼女はまだ俯いたまま、震えている。
「美咲、部屋に入ろう」
「……うん」
美咲が部屋に入っていくのを見送ってから、拓海も自分の部屋に入った。
扉を閉めると、静寂が訪れた。
拓海は窓辺に立ち、外を見た。
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拓海は自分の手のひらを見た。そこには、本のマークが刻まれている。
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「どうすれば……」
呟いた言葉が、静かな部屋に消えていった。
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