90 / 96
【第19章】帰還後の波紋
エピソード.90
しおりを挟む
橋本たちが去った翌日。
魔王軍本部の事務棟。
定住派で残った者たちが、普段通り働いていた。
三名の女性。
彼女たちは書類を整理し、データを入力し、報告書を作成する。
いつもと変わらない仕事。
でも、手が震えている。
一人が書類を落とした。
紙が床に散らばる。
「あ……」
彼女が慌てて拾おうとする。
もう一人が手伝う。
「大丈夫?」
「ごめん……」
書類を拾い集める。
その時、書類の内容が目に入った。
『前線基地・補給物資リスト』
武器、防具、食料。
これは、戦争のための準備だ。
彼女の手が止まる。
「どうした?」
仲間が尋ねる。
彼女は何も言えず、ただ首を振った。
-----
昼休み。
三人は事務棟の屋上に集まった。
人目を避けて。
一人が口を開く。
「私たち……このままでいいの?」
風が吹く。
髪が揺れる。
もう一人が答える。
「わからない……でも、逃げる勇気もない」
三人目が膝を抱える。
「橋本さんたちは、逃げた」
彼女の声が小さい。
「私たちも……逃げるべきだったのかな」
「でも」
最初に話した者が続ける。
「人間側に行っても、居場所があるかわからない」
もう一人が頷く。
「私たち、魔王軍で働いてた。それだけで、裏切り者だって……」
言葉が途切れる。
沈黙が落ちた。
遠くで、訓練場の声が聞こえる。
魔王軍の兵士たちが、剣を振るっている。
あの中に、転移者たちも混ざっているのだろうか。
一人が涙を拭った。
「家族に……会いたい……」
その言葉に、他の二人も目を赤くする。
「お母さん……お父さん……」
「もう、会えないのかな……」
三人は抱き合った。
ただ、泣くことしかできない。
-----
午後。
再び事務作業。
書類の山。
データ入力。
報告書の作成。
一人が、兵站部の報告書を見つめていた。
『春季作戦・物資輸送計画』
大量の武器。
食料。
魔法薬。
全て、侵略のための準備。
彼女の手が震える。
この報告書を作成しているのは、私だ。
私が、侵略の手伝いをしている。
キーボードを打つ手が止まる。
もう一人が気づく。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃない……」
彼女が呟く。
「私たち……共犯なのかな……」
その言葉に、他の二人も固まる。
共犯。
そうだ。
私たちは、侵略の準備を手伝っている。
書類を整理し、データを入力することで。
もう一人が顔を覆った。
「やめたい……こんな仕事……」
「でも」
三人目が言う。
「やめたら、どうなる?」
誰も答えられない。
やめれば、罰を受ける。
逃げれば、追跡される。
そして……
三人は黙って、仕事を続けた。
キーボードを叩く音だけが、響く。
-----
夕方。
仕事が終わり、三人は居住区へ戻った。
廊下で、田中とすれ違う。
田中が頭を下げる。
三人も頭を下げる。
言葉を交わすことなく、すれ違う。
部屋に戻ると、一人がベッドに倒れ込んだ。
「疲れた……」
もう一人が窓を開ける。
外の空気が入ってくる。
「ねえ」
三人目が口を開く。
「蒼井くんに、相談してみない?」
二人が振り返る。
「蒼井くんに?」
「うん」
彼女が頷く。
「蒼井くんなら、何か……道を知ってるかもしれない」
一人が首を振った。
「でも、蒼井くんは幹部だよ」
「それでも」
三人目が続ける。
「私たちのことを、心配してくれてる」
もう一人が考え込む。
「そうだね……」
彼女が頷く。
「相談してみよう」
-----
夜。
拓海の部屋の扉が、ノックされた。
拓海が扉を開けると、定住派の一人が立っていた。
「すみません……今、いいですか?」
拓海が頷く。
「ああ、入って」
彼女が部屋に入る。
拓海が椅子を勧める。
「どうした?」
彼女は座らず、立ったまま俯いた。
「蒼井くん……」
震える声。
「私たち……どうすればいい?」
拓海が彼女を見る。
「何があった?」
「私たち……」
彼女の目から涙が溢れる。
「侵略の準備を、手伝ってる……」
拓海の胸が痛む。
「書類を整理して、データを入力して……それが全部、戦争のため……」
彼女が両手で顔を覆う。
「私たち……共犯なの……?」
拓海が近づき、彼女の肩に手を置いた。
「違う」
強い口調。
「君たちは、生き延びようとしてるだけだ」
「でも……」
「君たちが望んだことじゃない」
拓海が続ける。
「魔王軍に利用されてるだけだ」
彼女が顔を上げた。
「じゃあ……私たち、どうすればいいの?」
拓海が答える。
「今は、生き延びることを考えて」
彼が窓の外を見る。
「道は、必ず見つかる」
「本当に……?」
彼女の声が、希望を求めている。
「ああ」
拓海が頷く。
「俺が必ず、みんなを守る」
彼女が涙を拭った。
「信じていいの?」
「信じてくれ」
拓海が彼女を見る。
「俺は、諦めない」
彼女が小さく微笑んだ。
「ありがとう……」
でも、その笑顔は寂しそうだった。
「もう少し……頑張ってみる」
彼女が扉に向かう。
拓海が呼び止める。
「待って」
彼女が振り返る。
拓海が続ける。
「君たちは、何も悪くない。覚えておいてくれ」
彼女が頷いた。
「うん……」
扉が閉まる。
拓海は一人、部屋に残された。
-----
拓海は窓の外を見た。
星空が広がっている。
道を見つける、と言った。
でも、本当に見つかるのか。
故郷と戦わない道。
みんなが笑える道。
そんなものが……
拓海の拳が震えた。
見つける。
必ず。
諦めるわけにはいかない。
美咲が部屋に入ってきた。
「拓海くん……さっき、定住派の子が来てたね」
「ああ」
拓海が頷く。
「相談に来た」
「何て答えたの?」
「道を見つけるって」
美咲が拓海の隣に立つ。
「見つかるかな……」
「見つける」
拓海が美咲を見る。
「絶対に」
美咲が拓海の手を握った。
「一緒に、探そうね」
「ああ」
二人は星空を見上げた。
どこかに、答えがあるはずだ。
必ず。
魔王軍本部の事務棟。
定住派で残った者たちが、普段通り働いていた。
三名の女性。
彼女たちは書類を整理し、データを入力し、報告書を作成する。
いつもと変わらない仕事。
でも、手が震えている。
一人が書類を落とした。
紙が床に散らばる。
「あ……」
彼女が慌てて拾おうとする。
もう一人が手伝う。
「大丈夫?」
「ごめん……」
書類を拾い集める。
その時、書類の内容が目に入った。
『前線基地・補給物資リスト』
武器、防具、食料。
これは、戦争のための準備だ。
彼女の手が止まる。
「どうした?」
仲間が尋ねる。
彼女は何も言えず、ただ首を振った。
-----
昼休み。
三人は事務棟の屋上に集まった。
人目を避けて。
一人が口を開く。
「私たち……このままでいいの?」
風が吹く。
髪が揺れる。
もう一人が答える。
「わからない……でも、逃げる勇気もない」
三人目が膝を抱える。
「橋本さんたちは、逃げた」
彼女の声が小さい。
「私たちも……逃げるべきだったのかな」
「でも」
最初に話した者が続ける。
「人間側に行っても、居場所があるかわからない」
もう一人が頷く。
「私たち、魔王軍で働いてた。それだけで、裏切り者だって……」
言葉が途切れる。
沈黙が落ちた。
遠くで、訓練場の声が聞こえる。
魔王軍の兵士たちが、剣を振るっている。
あの中に、転移者たちも混ざっているのだろうか。
一人が涙を拭った。
「家族に……会いたい……」
その言葉に、他の二人も目を赤くする。
「お母さん……お父さん……」
「もう、会えないのかな……」
三人は抱き合った。
ただ、泣くことしかできない。
-----
午後。
再び事務作業。
書類の山。
データ入力。
報告書の作成。
一人が、兵站部の報告書を見つめていた。
『春季作戦・物資輸送計画』
大量の武器。
食料。
魔法薬。
全て、侵略のための準備。
彼女の手が震える。
この報告書を作成しているのは、私だ。
私が、侵略の手伝いをしている。
キーボードを打つ手が止まる。
もう一人が気づく。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃない……」
彼女が呟く。
「私たち……共犯なのかな……」
その言葉に、他の二人も固まる。
共犯。
そうだ。
私たちは、侵略の準備を手伝っている。
書類を整理し、データを入力することで。
もう一人が顔を覆った。
「やめたい……こんな仕事……」
「でも」
三人目が言う。
「やめたら、どうなる?」
誰も答えられない。
やめれば、罰を受ける。
逃げれば、追跡される。
そして……
三人は黙って、仕事を続けた。
キーボードを叩く音だけが、響く。
-----
夕方。
仕事が終わり、三人は居住区へ戻った。
廊下で、田中とすれ違う。
田中が頭を下げる。
三人も頭を下げる。
言葉を交わすことなく、すれ違う。
部屋に戻ると、一人がベッドに倒れ込んだ。
「疲れた……」
もう一人が窓を開ける。
外の空気が入ってくる。
「ねえ」
三人目が口を開く。
「蒼井くんに、相談してみない?」
二人が振り返る。
「蒼井くんに?」
「うん」
彼女が頷く。
「蒼井くんなら、何か……道を知ってるかもしれない」
一人が首を振った。
「でも、蒼井くんは幹部だよ」
「それでも」
三人目が続ける。
「私たちのことを、心配してくれてる」
もう一人が考え込む。
「そうだね……」
彼女が頷く。
「相談してみよう」
-----
夜。
拓海の部屋の扉が、ノックされた。
拓海が扉を開けると、定住派の一人が立っていた。
「すみません……今、いいですか?」
拓海が頷く。
「ああ、入って」
彼女が部屋に入る。
拓海が椅子を勧める。
「どうした?」
彼女は座らず、立ったまま俯いた。
「蒼井くん……」
震える声。
「私たち……どうすればいい?」
拓海が彼女を見る。
「何があった?」
「私たち……」
彼女の目から涙が溢れる。
「侵略の準備を、手伝ってる……」
拓海の胸が痛む。
「書類を整理して、データを入力して……それが全部、戦争のため……」
彼女が両手で顔を覆う。
「私たち……共犯なの……?」
拓海が近づき、彼女の肩に手を置いた。
「違う」
強い口調。
「君たちは、生き延びようとしてるだけだ」
「でも……」
「君たちが望んだことじゃない」
拓海が続ける。
「魔王軍に利用されてるだけだ」
彼女が顔を上げた。
「じゃあ……私たち、どうすればいいの?」
拓海が答える。
「今は、生き延びることを考えて」
彼が窓の外を見る。
「道は、必ず見つかる」
「本当に……?」
彼女の声が、希望を求めている。
「ああ」
拓海が頷く。
「俺が必ず、みんなを守る」
彼女が涙を拭った。
「信じていいの?」
「信じてくれ」
拓海が彼女を見る。
「俺は、諦めない」
彼女が小さく微笑んだ。
「ありがとう……」
でも、その笑顔は寂しそうだった。
「もう少し……頑張ってみる」
彼女が扉に向かう。
拓海が呼び止める。
「待って」
彼女が振り返る。
拓海が続ける。
「君たちは、何も悪くない。覚えておいてくれ」
彼女が頷いた。
「うん……」
扉が閉まる。
拓海は一人、部屋に残された。
-----
拓海は窓の外を見た。
星空が広がっている。
道を見つける、と言った。
でも、本当に見つかるのか。
故郷と戦わない道。
みんなが笑える道。
そんなものが……
拓海の拳が震えた。
見つける。
必ず。
諦めるわけにはいかない。
美咲が部屋に入ってきた。
「拓海くん……さっき、定住派の子が来てたね」
「ああ」
拓海が頷く。
「相談に来た」
「何て答えたの?」
「道を見つけるって」
美咲が拓海の隣に立つ。
「見つかるかな……」
「見つける」
拓海が美咲を見る。
「絶対に」
美咲が拓海の手を握った。
「一緒に、探そうね」
「ああ」
二人は星空を見上げた。
どこかに、答えがあるはずだ。
必ず。
0
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる