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第39話 穢れを吸う式神が、元上司のブラックオーラで腹を壊した件
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昼下がりの空が、急に暗くなった。
縁側で茶をすすっていた俺は、湯呑みを置いて空を見上げる。
雨雲じゃない。
黒い靄が、山の向こうから這うように広がってきている。
「来たか」
予想より早い。
だが、想定内だ。
「カイト」
ザシキが縁側に駆け寄ってきた。
普段の無邪気さが消え、金色の瞳が鋭く光っている。
「結界に何か触った。すっごく気持ち悪いの」
「式神だろうな。何体だ?」
「三つ。地面から湧いてる」
三体か。
偵察ではなく、本格的な攻撃だ。
俺は立ち上がり、土蔵の方角を見た。
ガンさんが土蔵の前で腕を組んでいる。
岩の体が赤熱し、いつでも戦える状態だ。
黒い影が、地面を這うように敷地に侵入してくる。
ヒルのような、ナメクジのような、不定形の塊。
見た目はおぞましいが、俺の感想は一つだけだ。
動きが遅い。
時速3kmもないだろう。
そして、行動が単純すぎる。
三体とも同じ方向にしか進まない。
まるで、術式に縛られた動きだ。
穢れを感知する。
穢れに向かって直進する。
それ以外の判断ができない。
なら、対処は簡単だ。
「ケガレ」
式神が呻いた。
人間の声ではない。
底なし沼から響くような、湿った音。
「ケガレ、ヨコセ」
三体の式神が、一斉に農具小屋へ向かう。
黒田だ。
「うわあぁぁぁ!」
黒田の悲鳴が響いた。
予定通り。
俺は縁側から動かず、状況を観察する。
ミレイが裁ち鋏を手に飛び出そうとしたが、俺は手で制した。
「待て」
「でも、カイトさん」
「タエさん、黒田を回収。式神の射程外まで退避させろ」
「あいよぉ」
タエさんの姿が消えた。
次の瞬間、農具小屋の前から黒田の体が宙を舞う。
ターボババアの超高速移動。
黒田は庭の端、式神から十メートル以上離れた場所に転がされた。
「ひぃぃぃ! 何が何だかぁぁ!」
式神たちは黒田を見失い、その場で停止した。
だが、すぐに方向転換する。
黒田の穢れを再び感知したのだ。
這うような速度で、こちらに向かってくる。
「旦那、あれ、また来るよ?」
ハチさんが首をかしげた。
「ああ。来させる。黒田、そこで待機しろ」
「は、はい!」
式神たちがゆっくりと近づいてくる。
黒田は震えながらも、その場に留まった。
逃げ場がないと悟ったのか、諦めたのか。
五メートル。
三メートル。
一メートル。
式神たちが黒田に群がった。
黒田は地面に這いつくばり、絶叫している。
だが、血は出ていない。
怪我もしていない。
式神たちは黒田の体から、黒い靄を吸い上げていた。
あの靄は穢れだ。
ブラック企業で培われた、パワハラと残業と理不尽の結晶。
「何か吸われてるぅぅ! 体から何か出てるぅぅ!」
黒田の悲鳴は凄まじかったが、顔色は良くなっていた。
灰色だった肌に、血色が戻っている。
目の下のクマも薄くなっている。
「旦那」
ハチさんが興味深そうに黒田を眺めている。
「あれ、黒田くん、なんかスッキリしてない?」
「ああ。穢れを吸い取られてるからな」
「へえ。じゃあ、あたいたちは何もしなくていいの?」
「いや、タイミングを見る。あいつらは穢れを吸うことしかできない」
式神たちの動きが鈍くなってきた。
黒田から吸い上げた穢れで、体が膨張している。
最初はナメクジ大だった体が、今や軽トラックほどに膨れ上がっていた。
満腹だ。
動きが止まった。
式神たちは穢れを消化しきれず、地面でのたうっている。
回避も防御もできない。
穢れを吸う以外の機能を持たない、単機能の道具。
術者の想定では、黒田程度の穢れなら余裕で処理できたのだろう。
甘い。
ブラック企業を舐めるな。
「タエさん、黒田を回収」
「はいはい」
再びタエさんが黒田を抱えて離脱する。
今度は縁側の近くまで運んできた。
「今だ」
俺の合図で、全員が動いた。
ミレイが跳躍した。
裁ち鋏が閃き、最も近い式神を両断する。
黒い液体が飛び散ったが、ミレイの体をすり抜けていく。
実体を持たない怪異には、触れることすらできない。
「ぽぽぽ!」
ハチさんが二体目に突進した。
巨大な拳が式神の頭部を粉砕する。
泥人形のように崩れ落ちた式神を、さらに踏みつける。
「旦那のためだよ!」
三体目はユキが担当した。
白い息を吐くと、式神の表面が凍りついていく。
動きが完全に止まった。
「これ、冷たい」
ユキが淡々と言った。
雪女にとって、冷気を操るのは呼吸と同じだ。
最後にザシキが前に出た。
小さな手を式神たちに向ける。
「悪い子には、めっちゃ不運が来るの」
金色の光が放たれた。
福の力。
座敷童子の本領だ。
光に触れた式神たちが、悲鳴を上げた。
穢れと福は相反する属性。
中和反応が起き、式神の体が内側から崩壊していく。
数秒で、三体とも消滅した。
後には黒い染みだけが残った。
「終わった?」
ザシキが首をかしげる。
「いや、まだだ」
俺は裏山を見た。
杉の木の上に、小鳥の形をした式神がいるはずだ。
監視用の。
だが、そこにはもう何もいなかった。
福の余波で燃え尽きたらしい。
杉の枝に、小さな焦げ跡だけが残っている。
「スキマ」
「……ここ」
隙間から顔だけが出てきた。
「術者の様子は?」
「……見てた。山の上の小屋」
スキマの目が細まった。
珍しく、感情が表に出ている。
「……老人が血を吐いた。『馬鹿な』って。『穢れの量が桁違いだ』って」
「他には?」
「……御子柴がいた。『失敗ですか』って聞いてた。老人、すごく悔しそうだった」
予想通りだ。
式神が破壊された反動が、術者に返ったらしい。
「それと」
スキマが続けた。
「……老人、最初は火を使おうとしてた。でも、やめた」
「理由は?」
「……『雪女が熱に強いなら、火は効かない』って。だから穢れ吸収にしたって」
俺は口元が緩むのを感じた。
ユキの偽装が効いている。
敵は、うちの戦力を正確に把握できていない。
「スキマ、よくやった」
「……うん」
スキマが小さく笑った。
隙間の奥に引っ込む直前、囁くような声が聞こえた。
「……カイト、嬉しそう」
俺は庭の方を見た。
黒田が立ち上がっていた。
いや、立ち上がったというより、跳ね起きた。
「社長!」
黒田が走ってきた。
目がキラキラ輝いている。
肌は健康的なピンク色。
完全に別人だ。
「体が軽いです! すごく軽い! 何年ぶりだろう、この感覚!」
「そうか」
「やる気が湧いてきます! 何でもできる気がします!」
穢れを吸い尽くされた結果がこれか。
憑き物が落ちた、という表現がぴったりだ。
「よし、じゃあ残業だ」
「はい!」
「式神が這った跡を掃除しろ。黒い染みが残ってる」
「喜んで!」
黒田は嬉々として掃除道具を取りに走っていった。
ミレイが複雑そうな顔でそれを見ている。
「カイトさん。黒田さん、なんだか別人みたいですね」
「穢れが全部抜けたからな」
「でも、あれ、またすぐ溜まりますよね」
「ああ。だから大丈夫だ」
俺はミレイの頭を撫でた。
マスクの下で、小さく息を吐く音が聞こえた。
「黒田の穢れ製造能力を舐めるな。一週間もすれば元通りだ」
「それは、安心したらいいんでしょうか」
「安心しろ。囮役は継続だ」
ミレイは小さくうなずいた。
その表情は、どこか満足そうだった。
戦果は上々だ。
俺は縁側に戻り、冷めた茶を飲み干した。
ザシキが隣に座って、足をぶらぶらさせている。
「カイト、勝った?」
「ああ、勝った」
「じゃあ、ご褒美。おやつ」
「後でな。夕飯が先だ」
台所から、いい匂いが漂ってきた。
タエさんとミレイが、鍋の準備を始めたらしい。
ダンジョン産の猪肉。
ハチさんが育てた野菜。
ユキが冷やした日本酒。
敵はまだ健在だ。
次はもっと厄介な手を打ってくるだろう。
だが、それは明日の俺が考えればいい。
今夜は、鍋だ。
ザシキが俺の袖を引っ張った。
「カイト、あたしも鍋食べる」
「当たり前だ。お前も働いただろ」
「えへへ」
ザシキが笑った。
金色の瞳が、夕日を反射してきらきら光っている。
スローライフ、というには波乱が多い。
だが、悪くない。
少なくとも、一人で食うコンビニ弁当よりはずっとマシだ。
縁側で茶をすすっていた俺は、湯呑みを置いて空を見上げる。
雨雲じゃない。
黒い靄が、山の向こうから這うように広がってきている。
「来たか」
予想より早い。
だが、想定内だ。
「カイト」
ザシキが縁側に駆け寄ってきた。
普段の無邪気さが消え、金色の瞳が鋭く光っている。
「結界に何か触った。すっごく気持ち悪いの」
「式神だろうな。何体だ?」
「三つ。地面から湧いてる」
三体か。
偵察ではなく、本格的な攻撃だ。
俺は立ち上がり、土蔵の方角を見た。
ガンさんが土蔵の前で腕を組んでいる。
岩の体が赤熱し、いつでも戦える状態だ。
黒い影が、地面を這うように敷地に侵入してくる。
ヒルのような、ナメクジのような、不定形の塊。
見た目はおぞましいが、俺の感想は一つだけだ。
動きが遅い。
時速3kmもないだろう。
そして、行動が単純すぎる。
三体とも同じ方向にしか進まない。
まるで、術式に縛られた動きだ。
穢れを感知する。
穢れに向かって直進する。
それ以外の判断ができない。
なら、対処は簡単だ。
「ケガレ」
式神が呻いた。
人間の声ではない。
底なし沼から響くような、湿った音。
「ケガレ、ヨコセ」
三体の式神が、一斉に農具小屋へ向かう。
黒田だ。
「うわあぁぁぁ!」
黒田の悲鳴が響いた。
予定通り。
俺は縁側から動かず、状況を観察する。
ミレイが裁ち鋏を手に飛び出そうとしたが、俺は手で制した。
「待て」
「でも、カイトさん」
「タエさん、黒田を回収。式神の射程外まで退避させろ」
「あいよぉ」
タエさんの姿が消えた。
次の瞬間、農具小屋の前から黒田の体が宙を舞う。
ターボババアの超高速移動。
黒田は庭の端、式神から十メートル以上離れた場所に転がされた。
「ひぃぃぃ! 何が何だかぁぁ!」
式神たちは黒田を見失い、その場で停止した。
だが、すぐに方向転換する。
黒田の穢れを再び感知したのだ。
這うような速度で、こちらに向かってくる。
「旦那、あれ、また来るよ?」
ハチさんが首をかしげた。
「ああ。来させる。黒田、そこで待機しろ」
「は、はい!」
式神たちがゆっくりと近づいてくる。
黒田は震えながらも、その場に留まった。
逃げ場がないと悟ったのか、諦めたのか。
五メートル。
三メートル。
一メートル。
式神たちが黒田に群がった。
黒田は地面に這いつくばり、絶叫している。
だが、血は出ていない。
怪我もしていない。
式神たちは黒田の体から、黒い靄を吸い上げていた。
あの靄は穢れだ。
ブラック企業で培われた、パワハラと残業と理不尽の結晶。
「何か吸われてるぅぅ! 体から何か出てるぅぅ!」
黒田の悲鳴は凄まじかったが、顔色は良くなっていた。
灰色だった肌に、血色が戻っている。
目の下のクマも薄くなっている。
「旦那」
ハチさんが興味深そうに黒田を眺めている。
「あれ、黒田くん、なんかスッキリしてない?」
「ああ。穢れを吸い取られてるからな」
「へえ。じゃあ、あたいたちは何もしなくていいの?」
「いや、タイミングを見る。あいつらは穢れを吸うことしかできない」
式神たちの動きが鈍くなってきた。
黒田から吸い上げた穢れで、体が膨張している。
最初はナメクジ大だった体が、今や軽トラックほどに膨れ上がっていた。
満腹だ。
動きが止まった。
式神たちは穢れを消化しきれず、地面でのたうっている。
回避も防御もできない。
穢れを吸う以外の機能を持たない、単機能の道具。
術者の想定では、黒田程度の穢れなら余裕で処理できたのだろう。
甘い。
ブラック企業を舐めるな。
「タエさん、黒田を回収」
「はいはい」
再びタエさんが黒田を抱えて離脱する。
今度は縁側の近くまで運んできた。
「今だ」
俺の合図で、全員が動いた。
ミレイが跳躍した。
裁ち鋏が閃き、最も近い式神を両断する。
黒い液体が飛び散ったが、ミレイの体をすり抜けていく。
実体を持たない怪異には、触れることすらできない。
「ぽぽぽ!」
ハチさんが二体目に突進した。
巨大な拳が式神の頭部を粉砕する。
泥人形のように崩れ落ちた式神を、さらに踏みつける。
「旦那のためだよ!」
三体目はユキが担当した。
白い息を吐くと、式神の表面が凍りついていく。
動きが完全に止まった。
「これ、冷たい」
ユキが淡々と言った。
雪女にとって、冷気を操るのは呼吸と同じだ。
最後にザシキが前に出た。
小さな手を式神たちに向ける。
「悪い子には、めっちゃ不運が来るの」
金色の光が放たれた。
福の力。
座敷童子の本領だ。
光に触れた式神たちが、悲鳴を上げた。
穢れと福は相反する属性。
中和反応が起き、式神の体が内側から崩壊していく。
数秒で、三体とも消滅した。
後には黒い染みだけが残った。
「終わった?」
ザシキが首をかしげる。
「いや、まだだ」
俺は裏山を見た。
杉の木の上に、小鳥の形をした式神がいるはずだ。
監視用の。
だが、そこにはもう何もいなかった。
福の余波で燃え尽きたらしい。
杉の枝に、小さな焦げ跡だけが残っている。
「スキマ」
「……ここ」
隙間から顔だけが出てきた。
「術者の様子は?」
「……見てた。山の上の小屋」
スキマの目が細まった。
珍しく、感情が表に出ている。
「……老人が血を吐いた。『馬鹿な』って。『穢れの量が桁違いだ』って」
「他には?」
「……御子柴がいた。『失敗ですか』って聞いてた。老人、すごく悔しそうだった」
予想通りだ。
式神が破壊された反動が、術者に返ったらしい。
「それと」
スキマが続けた。
「……老人、最初は火を使おうとしてた。でも、やめた」
「理由は?」
「……『雪女が熱に強いなら、火は効かない』って。だから穢れ吸収にしたって」
俺は口元が緩むのを感じた。
ユキの偽装が効いている。
敵は、うちの戦力を正確に把握できていない。
「スキマ、よくやった」
「……うん」
スキマが小さく笑った。
隙間の奥に引っ込む直前、囁くような声が聞こえた。
「……カイト、嬉しそう」
俺は庭の方を見た。
黒田が立ち上がっていた。
いや、立ち上がったというより、跳ね起きた。
「社長!」
黒田が走ってきた。
目がキラキラ輝いている。
肌は健康的なピンク色。
完全に別人だ。
「体が軽いです! すごく軽い! 何年ぶりだろう、この感覚!」
「そうか」
「やる気が湧いてきます! 何でもできる気がします!」
穢れを吸い尽くされた結果がこれか。
憑き物が落ちた、という表現がぴったりだ。
「よし、じゃあ残業だ」
「はい!」
「式神が這った跡を掃除しろ。黒い染みが残ってる」
「喜んで!」
黒田は嬉々として掃除道具を取りに走っていった。
ミレイが複雑そうな顔でそれを見ている。
「カイトさん。黒田さん、なんだか別人みたいですね」
「穢れが全部抜けたからな」
「でも、あれ、またすぐ溜まりますよね」
「ああ。だから大丈夫だ」
俺はミレイの頭を撫でた。
マスクの下で、小さく息を吐く音が聞こえた。
「黒田の穢れ製造能力を舐めるな。一週間もすれば元通りだ」
「それは、安心したらいいんでしょうか」
「安心しろ。囮役は継続だ」
ミレイは小さくうなずいた。
その表情は、どこか満足そうだった。
戦果は上々だ。
俺は縁側に戻り、冷めた茶を飲み干した。
ザシキが隣に座って、足をぶらぶらさせている。
「カイト、勝った?」
「ああ、勝った」
「じゃあ、ご褒美。おやつ」
「後でな。夕飯が先だ」
台所から、いい匂いが漂ってきた。
タエさんとミレイが、鍋の準備を始めたらしい。
ダンジョン産の猪肉。
ハチさんが育てた野菜。
ユキが冷やした日本酒。
敵はまだ健在だ。
次はもっと厄介な手を打ってくるだろう。
だが、それは明日の俺が考えればいい。
今夜は、鍋だ。
ザシキが俺の袖を引っ張った。
「カイト、あたしも鍋食べる」
「当たり前だ。お前も働いただろ」
「えへへ」
ザシキが笑った。
金色の瞳が、夕日を反射してきらきら光っている。
スローライフ、というには波乱が多い。
だが、悪くない。
少なくとも、一人で食うコンビニ弁当よりはずっとマシだ。
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