実家の裏庭がダンジョンだったので、口裂け女や八尺様に全自動で稼がせて俺は寝て暮らす〜元社畜のダンジョン経営〜
過労死寸前でブラック企業を辞めた俺が手に入れたのは、祖父の古民家と「ダンジョン経営システム」だった。
しかもバグで、召喚できるのは「口裂け女」「八尺様」「ターボババア」など日本の怪異だけ。
……最高じゃないか。物理無効で24時間稼働。これぞ究極の不労所得。
元SEの知識でシステムの穴を突き、怪異たちに全自動でダンジョンを回させる。
ゴブリンは資源。スライムは美容液の原料。災害は全て収益に変換する。
「カイトさん、私……きれい?」
「ああ。効率的で、機能美すらある」
「……褒めてる?」
「褒めてる」
口裂け女は俺の言葉で即落ちした。チョロい。だがそれでいい。
ホワイト待遇で怪異を雇い、俺は縁側で茶をすする。
働いたら負け。それが元社畜の結論だ。
これは、壊れた男と健気な怪異たちが送る、ダンジョン経営スローライフの物語。
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