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信じられない話
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船に乗せられた皐月は、瞬く間に船の中にいた職員に777と書かれた首輪をつけられた
「へ?」
「この首輪は外さないように。777番」
「これ何?」
「首輪」
「ンな分かるって。なんでこんなもん」
「逃走防止だ。GPSが仕込まれている」
ふーん…って777番?
「777ってなんだよ。てか、あの人には首輪なんてついてないじゃん」
あの人、と皐月が弥生を指差すとバチっといきなり首輪から弱い電気が流れた
「い゛!?な?」
「777番、口を慎め。模範囚は待遇が特別なんだ。特に弥生さんはな。絶対に逆らうな」
「は?」
意味が分からない皐月は呆然と立ったままでいた。立ったままの皐月に向かって弥生は手招き
「さ、突っ立ってないで座りなよ。話がしたいから隣に」
弥生は優雅に足を組み、見上げながら皐月に座るよう促した
「わ、分かった。で、話ってなんだよ?」
促された皐月は気乗りはしないものの船の揺れに怖気付き弥生が座っている長椅子の離れた隅の方に座り、強気な態度で弥生に尋ね
「遠っ」
尋ねられた弥生は距離をとる皐月に不満の声をあげたが話を始めた
「ボクはきみたち新人の指導係を任せられた受刑者。刑期は後100年ってとこ。特別に弥生さんって呼ばせてあげる」
「…」
なんか偉そうだな、、こいつ
弥生の態度が気に入らない皐月は無言でいようとしたが、すぐに口を開かざるを得ない事態になった
バチっ
「痛ってーっ」
また、首輪から電気がっ
なんだよ、これ
「不敬な態度は取らない方が身の為だよ?バチバチ痛いでしょ?それとも痛いの好き?ふふ」
不気味な笑みを浮かべると弥生は話を続けた
「さて、たしか青山皐月…って言ったよね?」
「お、おう。いや、あ…はい」
「その名前、今から使えないから」
「は?はい?」
「聞こえなかった?今からきみは777番」
はい、そうですか。って言えるか!
意味不明だ
「何で…」
「んー、、さあ?きみで777人目だからじゃない?」
「…」
そう言う何で…じゃ
気になるけど、また電気が来たら嫌だから黙ってよ
静かに皐月がうなずくと弥生は驚くべきことを話しだした
「ボクたちΩが子を宿すのは知ってるよね?ボクらに与えられた使命、一般で言えば刑務作業は指定されたαの子を宿すこと。体外受精の場合もあるし、実際に愛していただいて子種を授けていただくこともある。ちなみにたった1人産んだだけでは許されない。1人につき100年刑期が短くなるの。つまり、きみは5人。5人産めば解放される。ΩだからこそできるΩのための監獄にきみはこれから向かう」
「…!」
なんてことを簡単に話すんだよ
てか、なんでそれが刑務作業になる
子を宿す、、確かにそういう機能はある
けど、発情期はあれど
まだそういう経験が無いんだよ、オレ
はじめてが見知らぬαってわけ?
勘弁してくれよ
信じられない話に皐月は呆然と遠くの方に見える島、、らしきものを眺め現実逃避をした
「へ?」
「この首輪は外さないように。777番」
「これ何?」
「首輪」
「ンな分かるって。なんでこんなもん」
「逃走防止だ。GPSが仕込まれている」
ふーん…って777番?
「777ってなんだよ。てか、あの人には首輪なんてついてないじゃん」
あの人、と皐月が弥生を指差すとバチっといきなり首輪から弱い電気が流れた
「い゛!?な?」
「777番、口を慎め。模範囚は待遇が特別なんだ。特に弥生さんはな。絶対に逆らうな」
「は?」
意味が分からない皐月は呆然と立ったままでいた。立ったままの皐月に向かって弥生は手招き
「さ、突っ立ってないで座りなよ。話がしたいから隣に」
弥生は優雅に足を組み、見上げながら皐月に座るよう促した
「わ、分かった。で、話ってなんだよ?」
促された皐月は気乗りはしないものの船の揺れに怖気付き弥生が座っている長椅子の離れた隅の方に座り、強気な態度で弥生に尋ね
「遠っ」
尋ねられた弥生は距離をとる皐月に不満の声をあげたが話を始めた
「ボクはきみたち新人の指導係を任せられた受刑者。刑期は後100年ってとこ。特別に弥生さんって呼ばせてあげる」
「…」
なんか偉そうだな、、こいつ
弥生の態度が気に入らない皐月は無言でいようとしたが、すぐに口を開かざるを得ない事態になった
バチっ
「痛ってーっ」
また、首輪から電気がっ
なんだよ、これ
「不敬な態度は取らない方が身の為だよ?バチバチ痛いでしょ?それとも痛いの好き?ふふ」
不気味な笑みを浮かべると弥生は話を続けた
「さて、たしか青山皐月…って言ったよね?」
「お、おう。いや、あ…はい」
「その名前、今から使えないから」
「は?はい?」
「聞こえなかった?今からきみは777番」
はい、そうですか。って言えるか!
意味不明だ
「何で…」
「んー、、さあ?きみで777人目だからじゃない?」
「…」
そう言う何で…じゃ
気になるけど、また電気が来たら嫌だから黙ってよ
静かに皐月がうなずくと弥生は驚くべきことを話しだした
「ボクたちΩが子を宿すのは知ってるよね?ボクらに与えられた使命、一般で言えば刑務作業は指定されたαの子を宿すこと。体外受精の場合もあるし、実際に愛していただいて子種を授けていただくこともある。ちなみにたった1人産んだだけでは許されない。1人につき100年刑期が短くなるの。つまり、きみは5人。5人産めば解放される。ΩだからこそできるΩのための監獄にきみはこれから向かう」
「…!」
なんてことを簡単に話すんだよ
てか、なんでそれが刑務作業になる
子を宿す、、確かにそういう機能はある
けど、発情期はあれど
まだそういう経験が無いんだよ、オレ
はじめてが見知らぬαってわけ?
勘弁してくれよ
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