離島の監獄で冤罪Ωと医師αが出会ったら、運命の番はそこにいました

さゆり

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どんまい ななちゃん

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「はい、スッキリできましたね?」
「……っう…ひく…っなんで…こんなとこでーっ」
「よしよし、泣くなって。大丈夫だから。俺たちには日常茶飯事。慣れてるから問題ない」

オレにはある…
こんなの頻繁にあってたまるか
グレるぞ

我慢の後、解放されると思いきや差し込み便器をあてがわれその場で排出させられて睦月は悔しさと猛烈な恥ずかしさにグズっていた。

しかも何が恥ずかしいってそんな状況でアレが上を向いちゃったんだよ…っ
「み、見ないで」
「いやいや。これから先何回も見られるんだから慣れようぜ?ななちゃん。な?泣かなくてもいいって」
「そうですよ。毎回めそめそしていては体力もちませんよ?ただでさえ痩せ型なのに」
「だって…だって…うわーーん」
「あちゃー、本格的に泣いちまったな?」
「子どもじゃないんですから、ほら。涙拭いて」

新しいガーゼで目元を拭かれてもまだウルウルと目を潤ませ皐月はすねてみせた
「やだ。行かない!疲れたっ」
「だだっこですか?あなたは」
「無理ー」

騒々しくしていると詰所から天使あまつかが現れ
「どうした?時間過ぎてるが何故来ない?トラブルか?」
「いいえ。少しばかり駄々をこねているだけです」
「体調に問題は無いんだな?」
「はい、正常範囲内です」
「了解。ほら、行くぞ。お姫さま」

すっと皐月の膝下に手を差し込み横抱きに抱き上げると皐月は慌てて天使にしがみつき
「わっ!落ちる」
「暴れなければ落とさない」
「ちょ、先生っ、俺運びますよ」
「大丈夫だ。これくらい。コイツ、借りてくぞ。三神、介助につけ」
「はい、扉開けますね。にの先輩行ってきます」
「あー…了解」
「にのさん助けてっ」
「どんまい、ななちゃん」

頬を掻き、一は3人を見送った
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