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女王さま
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寮から、学園に向かう。
「ああ、眠い」とアシュレイが言う。
「今日は、起きてないと、まずいよ。
カラスマ先生の授業が、久々にあるんだから」とアンナが言う。
「そうだった。」とアシュレイが言う。
「二人友、おはよう。」とマリンが言う。
「昨日の雷が、嘘のようだね。」とヤンが言う。
「学園は、季節関係なしで、過ごせるのが
ありがたい。」とヤンが言う。
「そうだね。」とアシュレイが言う。
「昨日の課題て、わかった?」とヤンが聞く
「わからなかった。」とマリンが言う。
「私も、良くわからないから、教えて」と
ヤンが、アンナに聞く。
「私も、あってるか?どうか?わからずに
課題をしたから、なんとも言えないけど」
とアンナが言う。
「アシュレイは、課題は、出来たの?」と
みんなが聞く。
「課題の事を、すかり忘れてたから、
やってない。」とアシュレイが、正直に言うと、「その課題を出したのは、カラスマ先生よ。ねぇ、大丈夫?」とマリンが心配して、
アシュレイに、聞いてくる。
「大丈夫じゃない。それよりも、何だか?
とっても、眠たい」とアシュレイが言う。
「眠いのなら、医務室に、行って来たら」とマリンが言う。
「うん、行って見る。」とアシュレイが言う
「カラスマ先生には、私から言っとくよ。」
とアンナが言う。
「ありがとう。」とアシュレイが言う。
アシュレイは、医務室に行く。
「どうされましたか?」と医務室の先生に
き聞かれる。
「何だか、眠気が襲って来て」と先生に言う
「そこの、ベッドで、横になって寝てなさい。」と医務室の先生が言う。
「ありがとう、ございます。」とアシュレイが言って、ベッドに横になると、すぐさま
眠りにつく。
夢の中で、女の子が現れる。
「私の名前は、ミランナ女王です。
あなたに、頼みたい事があるのです。
行方しれずの、アスラン王を、見つ出して欲しいのです。学園の法には、言っておきます。」とミランナ女王に、アシュレイが頼まれる。
「どうして、私に、頼むのですか?」とアシュレイが、ミランナ女王に聞く。
「あなたは、昔に、アスラン王と会った事があるのですが、あなたは、アスラン王に、
よって、記憶を消されてしまっているので、
覚えては、いないのは、当然。」とミランナ女王が言う。
「記憶を消されてる。私が、アスラン王に、どこで?」とアシュレイが、ミランナ女王に
訪ねる。
「それは、わかりません。ですが、あなたと、アスラン王が、繋がっていることは、
この水晶で見る事は、出来ます。」とミランナ女王が言う。
「この国に、危機が、訪れようとしている。それを、食い止めるには、アスラン王の力が、必要不可欠なのです。
だから、こうして、あなたと、夢の魔法を
通して、お話をしているのです。
お願いです。あなただけが、アスラン王を、見つけ出して、この国を救うのです。」と
アシュレイに、ミランナ女王がその言葉を、
最後に消えたと、同時に、目が覚めると、
ヤンとアンナの姿が、あった。
「大丈夫か?」とアンナが言う。
「大丈夫。あれ、授業は?」とアシュレイが
訪ねる。
「今日は、昨日の雷の影響で、生徒会長と
先生が集まって、話し合いをするから、授業は、お休みだけど、自習と予習は、しとくようにて、先生が言ってたよ。」とヤンが言う
「良く眠っていたから、このまま、起きないのではないかと、心配をした。」とアンナが言う。
「心配かけて、ごめんね。」とアシュレイが言う。
医務室に、ノックをして、校長先生が来た。
「アシュレイさん、カラスマ先生が、こちらにいると、聞いたので、あなたに、お話が
あるのですが、すみませんが、
二人は、部屋から出て行って、貰ってもいいですか?」と校長先生が、二人に言う。
「わかりました。」とヤンが言う。
「また、後でな」とアンナが言う。
二人は、医務室の外に、出て行った。
「アシュレイさん、ミランナ女王さまから、聞きました。アスラン王を探すように、
頼まれましたね。」と校長先生が、アシュレイに言う。
「はい」とアシュレイが、校長先生に、
返事をする。
「明日、アスラン王に会うために、食料を渡します。それを、持って、アスラン王を探し出すのです。」と校長先生が、アシュレイに
話す。
「でも、どこを、探せば、アスラン王に会えるのか?わからないのです。」とアシュレイが言う。
「あなたが、幼き時に、会った事のある場所が、ヒントに、なるはずです。
あなたなら、アスラン王を、見つけ出せると、私も、信じています。」とアシュレイに
校長先生が、信頼を寄せる。
「まあ、頑張って、探してみます。」とアシュレイは、自信なさげに、校長先生に言う
彼女、アシュレイは、寮から荷物を持って、
アスラン王を、探す旅に出た。
「私は、まだ初心者に、過ぎないのに、
魔物とか、出て来たら、どうしょう?」と
独り事を言いながら、学園の門から、外に
出る。
学園から、貰った。地図を見ながら、考える
「この地図のどこに、アスラン王がいるのよ。」とアシュレイが、独りで言う。
「とにかく、歩きながら、考えよう。」とアシュレイが言う。
ひたすら、アシュレイは、歩き続けた。
途中、どこかの村があった。
その村は、家のドアが、全部閉まっていて、人の出入りも、してないようすだった。
「この村には、誰も住んでいないのかな?」とアシュレイは、村の家のドアを、ノックして見たが、誰も出て来なかった。
遠くの方から、火を吹きながら、村に近づいてくる生き物を、アシュレイが見る。
「何あれ?」とアシュレイは、荷物の中から
双眼鏡を取り出して、覗いて見た。
それは、ファイヤー・ドラゴンだった。
「大変、こっちに、向かって来ている。
逃げなきゃ」とアシュレイは、ドラゴンを見て、逃げ出した。
ファイヤー・ドラゴンは、村の家に、火を口から吐き、家の周りは、火の海になる。
彼女は、村から少し、離れた場所にいた。
その後も、歩き続け、休憩して、荷物から
食料を取り出して、食べる。
(これ、パサパサして、あんまり、美味しくないけど、一口かじっただけで、お腹がいっぱいになるから、当分は、持ちそう。)と
アシュレイが思う。
(アスラン王どこに、いるのよ。
自分から、現れてくれないかな?)とアシュレイが思いながらも、眠りにつく。
夢を見る。
「おい、お前ここで、何をしているのだ。」と誰か?男性に、アシュレイが声を掛ける。
「私は、道に迷っただけ」とアシュレイが言う。
(これは、私の幼い頃の私なんで)とアシュレイは、幼い頃の自分を、すぐ側で眺めていた。
「そうか、だけど、この森は危険過ぎる。
ここに、長い間いると、魔物に匂いを嗅ぎ付けだれて、死ぬぞ」とその男性が言う。
(あれ、この男性、授業中に寝てた時に、
夢の中に、表れた人に、似ている)と彼女は
思った。
「あなた、お名前は?」と幼きアシュレイが
その男性に聞く。
(ナイス、幼き、私)とアシュレイが思う。
「俺の名前は、アスティカ」と男性が言う。
「アスティカは、何をしているの?こんな
ところで」と幼いアシュレイが、アスラン王に訪ねた。
「散歩だ。たまに、魔物が出たら、倒す。
鍛練にもなる。」と幼いアシュレイに、
アスラン王が言う。
その時だった。何者かが、アスラン王に、
襲い掛かってくる。
アスラン王は、剣をつるぎから抜き、
遅い掛かって来る、敵を剣で戦う。
アスラン王は、やむえなく、魔法を使う。
「この大地の風よ。解き放ち、なんじの前に表れ入れよ。」とアスラン王が、呪文を唱え
竜巻が起こり、何者かが、竜巻に巻き込まれて姿を消した。
アスラン王は、幼きアシュレイの近くに、
行くと、アスラン王は、幼いアシュレイに、
頭の上で、指をくるくる回ながら、呪文を
唱えて、彼女から記憶を消す。
そこで、夢から覚める。
「なに、この夢、本当に夢なの?」とアシュレイが考えながら、言う。
「あの森で、あったあの人なら、アスラン王の行方を知っているかも?」とアシュレイは
独り事を、言いながら、敷物を、袋の中に閉まう。
(あの森どこの森だけ、)と一瞬足を止めて、
考える。
「確かに、見覚えは、あるんだけど、どこの森だけ」と独り事を言いながら、地図を広げて見る。
森は、禁断の森の他にも、何ヵ所か囲まれた森が、地図には、載っていた。
「どこの?森よ。」とアシュレイが、言う。
「そこの、お嬢さん」と見るからに、怪しい
黒頭巾を被った、おばあちゃんが、アシュレイに、声を掛けて来た。
「ひぃひひひ」とおばあちゃんが、笑う。
(何この、おばあちゃん、ちょう怖いんだけど)とアシュレイが、思う。
「もうすぐ、夜が来るから、うちにおいで」と黒頭巾を被った、おばあちゃんが、アシュレイに言う。
「いいえ、それなら、間に合ってます。」と
言って、アシュレイは、早足でその場を逃げると、黒頭巾のおばあちゃんも、アシュレイの後を追い掛けて来る。
「どうしょう?そうだ。魔法で」とアシュレイがとっさに、
「フィーリング」の魔法を使かい。
おばあちゃんのやる気を、なくした。
「魔法が、聞いたみたいね。」今のうちに
とアシュレイは、魔法の気力が消えない。
うちに、おばあちゃんから、逃げる事に
成功した。
おばあちゃんから、逃げた先には、
禁断の森が、たたずんでいた。
禁断の森には、魔物がいると、聞くけど
誰も、怖くて近寄らないという、噂の場所、
(どうしょう?入るべきか?入らないで、
さる事にするか?)どれにしょうと、思った時に、カラスがアシュレイを、目掛けて
飛んで来る。
アシュレイは、カラスを交わしながら、
禁断の森に入る。
(ここまで、来れば、カラスも来ない。)と
額の汗を右腕で拭って、周りを見ると、
そこは、森の中だった。
「うゎー」どうしょう?禁断の森に、足を
踏み入れて、しまった。」とアシュレイが言う。
「そこのやつ」とアスラン王が、木の上から
声を掛けるが、アシュレイは、目の前の木が
話かけて来ているのだと、勘違いをする。
「すみません。木の妖精さん、ここに、
アスティカさんを、見ませんでしたか?」と
アシュレイは、木の妖精に、話掛ける。
アスラン王が、木から、飛び降りて、
アシュレイの前に現れる。
「なんで、その名前を知ってる?」と
アスラン王が言う。
「それは、昔、その人が名前を、教えてくれたから」とアシュレイが答える。
「ふーん。俺が名前を、教えた事がある。
人物は、幼き少女だけだ、
しかも、その少女に、ちょっとした、
魔法を掛けた。」とアスラン王が言う。
「私は、ただ、アスティカを探して、アスラン王の居場所を聞きたいだけ」とアシュレイが言う。
(俺の正体に、気づいてる。わけではないのか?なら、記憶も、消えているままか?)と
アスラン王が、考え込む。
魔物の大蛇が、二人に近づいて来ていた。
「アスラン王の居場所を、教えたら、
どうなる?」とアスラン王は、アシュレイに
訪ねる。
「私は、ミランナ女王さまの命令で、アスラン王を探しているだけ、アスラン王が不在のままだったら、この国は、どうなるの?」と
アシュレイが、アスラン王に訪ねると、その
時、魔物大蛇が、二人に襲い掛かって来る。
「ひゃー」とアシュレイが叫ぶ。
アスラン王は、つるぎから、剣を抜き
大蛇の頭に、剣を貫いて、大蛇が跡形もなく
消えた。
アシュレイは、パチパチ手を叩く。
「すごい」とアシュレイが言う。
「それほど、でも」とアスラン王が言う。
「ゴッホん」とアスラン王が、咳をして言う
「俺が、アスラン王だ。」と名乗る。
「嘘でしょう。」とアシュレイが言う。
「だって、幼き少女だった。私が夢で見た。アスラン王て、そのままの姿なんて、あり得ない。」とアシュレイが、驚きながら言う。
「俺には、呪いが、掛けられている。
年を取らない。呪いが、本当なら、もうとっくに死んでる。」とアスラン王が言う。
「アスラン王て、何歳なの?」とアシュレイが聞く。
「軽く100歳は、過ぎたかな?」とアスラン王が言う。
「軽く100歳て、事は、おじいちゃん」と
アシュレイが言う。
「無礼な。」とアスラン王が怒る。
「おじいちゃん、言うな。」とアスラン王が言う。
「年は、ともかくとして、国に戻ってよ。」
とアシュレイが、アスラン王に頼む。
「駄目だ。あの国には、戻る気などない。」
とアスラン王が言う。
「王が国にいないのは、どうなのかな?
民を見捨てた事にも、なるんじゃない。
王様がいなければ、誰が国を納めるの?」と
アシュレイが言う。
「お前は、俺の何を知ってる?何も知らない者に、とやかく言われたくない。」とアスラン王が言う。
「そうね。でも、あなたは、ただ、鍛練を
摘むだけに、ここで、魔物を倒して、修行をしているわけじゃなさそう。」とアシュレイが言う。
「わかったような、いい方をするな。」と
アスラン王が言う。
「ごめんなさい。」とアシュレイがアスラン王に謝る。
「でも、国で、待っている人がいるでしょう?」とアシュレイが聞く。
「国国国国、うるさい。」とアスラン王が言って、どこかに、消える。
アシュレイは、アスラン王を追い掛けるが、
見つからなかった。
アシュレイは、禁断の森で、迷子になった。
「誰か?この森を、どう抜けたら、いいのか?教えてよ。」とアシュレイが叫ぶ。
「ああ、眠い」とアシュレイが言う。
「今日は、起きてないと、まずいよ。
カラスマ先生の授業が、久々にあるんだから」とアンナが言う。
「そうだった。」とアシュレイが言う。
「二人友、おはよう。」とマリンが言う。
「昨日の雷が、嘘のようだね。」とヤンが言う。
「学園は、季節関係なしで、過ごせるのが
ありがたい。」とヤンが言う。
「そうだね。」とアシュレイが言う。
「昨日の課題て、わかった?」とヤンが聞く
「わからなかった。」とマリンが言う。
「私も、良くわからないから、教えて」と
ヤンが、アンナに聞く。
「私も、あってるか?どうか?わからずに
課題をしたから、なんとも言えないけど」
とアンナが言う。
「アシュレイは、課題は、出来たの?」と
みんなが聞く。
「課題の事を、すかり忘れてたから、
やってない。」とアシュレイが、正直に言うと、「その課題を出したのは、カラスマ先生よ。ねぇ、大丈夫?」とマリンが心配して、
アシュレイに、聞いてくる。
「大丈夫じゃない。それよりも、何だか?
とっても、眠たい」とアシュレイが言う。
「眠いのなら、医務室に、行って来たら」とマリンが言う。
「うん、行って見る。」とアシュレイが言う
「カラスマ先生には、私から言っとくよ。」
とアンナが言う。
「ありがとう。」とアシュレイが言う。
アシュレイは、医務室に行く。
「どうされましたか?」と医務室の先生に
き聞かれる。
「何だか、眠気が襲って来て」と先生に言う
「そこの、ベッドで、横になって寝てなさい。」と医務室の先生が言う。
「ありがとう、ございます。」とアシュレイが言って、ベッドに横になると、すぐさま
眠りにつく。
夢の中で、女の子が現れる。
「私の名前は、ミランナ女王です。
あなたに、頼みたい事があるのです。
行方しれずの、アスラン王を、見つ出して欲しいのです。学園の法には、言っておきます。」とミランナ女王に、アシュレイが頼まれる。
「どうして、私に、頼むのですか?」とアシュレイが、ミランナ女王に聞く。
「あなたは、昔に、アスラン王と会った事があるのですが、あなたは、アスラン王に、
よって、記憶を消されてしまっているので、
覚えては、いないのは、当然。」とミランナ女王が言う。
「記憶を消されてる。私が、アスラン王に、どこで?」とアシュレイが、ミランナ女王に
訪ねる。
「それは、わかりません。ですが、あなたと、アスラン王が、繋がっていることは、
この水晶で見る事は、出来ます。」とミランナ女王が言う。
「この国に、危機が、訪れようとしている。それを、食い止めるには、アスラン王の力が、必要不可欠なのです。
だから、こうして、あなたと、夢の魔法を
通して、お話をしているのです。
お願いです。あなただけが、アスラン王を、見つけ出して、この国を救うのです。」と
アシュレイに、ミランナ女王がその言葉を、
最後に消えたと、同時に、目が覚めると、
ヤンとアンナの姿が、あった。
「大丈夫か?」とアンナが言う。
「大丈夫。あれ、授業は?」とアシュレイが
訪ねる。
「今日は、昨日の雷の影響で、生徒会長と
先生が集まって、話し合いをするから、授業は、お休みだけど、自習と予習は、しとくようにて、先生が言ってたよ。」とヤンが言う
「良く眠っていたから、このまま、起きないのではないかと、心配をした。」とアンナが言う。
「心配かけて、ごめんね。」とアシュレイが言う。
医務室に、ノックをして、校長先生が来た。
「アシュレイさん、カラスマ先生が、こちらにいると、聞いたので、あなたに、お話が
あるのですが、すみませんが、
二人は、部屋から出て行って、貰ってもいいですか?」と校長先生が、二人に言う。
「わかりました。」とヤンが言う。
「また、後でな」とアンナが言う。
二人は、医務室の外に、出て行った。
「アシュレイさん、ミランナ女王さまから、聞きました。アスラン王を探すように、
頼まれましたね。」と校長先生が、アシュレイに言う。
「はい」とアシュレイが、校長先生に、
返事をする。
「明日、アスラン王に会うために、食料を渡します。それを、持って、アスラン王を探し出すのです。」と校長先生が、アシュレイに
話す。
「でも、どこを、探せば、アスラン王に会えるのか?わからないのです。」とアシュレイが言う。
「あなたが、幼き時に、会った事のある場所が、ヒントに、なるはずです。
あなたなら、アスラン王を、見つけ出せると、私も、信じています。」とアシュレイに
校長先生が、信頼を寄せる。
「まあ、頑張って、探してみます。」とアシュレイは、自信なさげに、校長先生に言う
彼女、アシュレイは、寮から荷物を持って、
アスラン王を、探す旅に出た。
「私は、まだ初心者に、過ぎないのに、
魔物とか、出て来たら、どうしょう?」と
独り事を言いながら、学園の門から、外に
出る。
学園から、貰った。地図を見ながら、考える
「この地図のどこに、アスラン王がいるのよ。」とアシュレイが、独りで言う。
「とにかく、歩きながら、考えよう。」とアシュレイが言う。
ひたすら、アシュレイは、歩き続けた。
途中、どこかの村があった。
その村は、家のドアが、全部閉まっていて、人の出入りも、してないようすだった。
「この村には、誰も住んでいないのかな?」とアシュレイは、村の家のドアを、ノックして見たが、誰も出て来なかった。
遠くの方から、火を吹きながら、村に近づいてくる生き物を、アシュレイが見る。
「何あれ?」とアシュレイは、荷物の中から
双眼鏡を取り出して、覗いて見た。
それは、ファイヤー・ドラゴンだった。
「大変、こっちに、向かって来ている。
逃げなきゃ」とアシュレイは、ドラゴンを見て、逃げ出した。
ファイヤー・ドラゴンは、村の家に、火を口から吐き、家の周りは、火の海になる。
彼女は、村から少し、離れた場所にいた。
その後も、歩き続け、休憩して、荷物から
食料を取り出して、食べる。
(これ、パサパサして、あんまり、美味しくないけど、一口かじっただけで、お腹がいっぱいになるから、当分は、持ちそう。)と
アシュレイが思う。
(アスラン王どこに、いるのよ。
自分から、現れてくれないかな?)とアシュレイが思いながらも、眠りにつく。
夢を見る。
「おい、お前ここで、何をしているのだ。」と誰か?男性に、アシュレイが声を掛ける。
「私は、道に迷っただけ」とアシュレイが言う。
(これは、私の幼い頃の私なんで)とアシュレイは、幼い頃の自分を、すぐ側で眺めていた。
「そうか、だけど、この森は危険過ぎる。
ここに、長い間いると、魔物に匂いを嗅ぎ付けだれて、死ぬぞ」とその男性が言う。
(あれ、この男性、授業中に寝てた時に、
夢の中に、表れた人に、似ている)と彼女は
思った。
「あなた、お名前は?」と幼きアシュレイが
その男性に聞く。
(ナイス、幼き、私)とアシュレイが思う。
「俺の名前は、アスティカ」と男性が言う。
「アスティカは、何をしているの?こんな
ところで」と幼いアシュレイが、アスラン王に訪ねた。
「散歩だ。たまに、魔物が出たら、倒す。
鍛練にもなる。」と幼いアシュレイに、
アスラン王が言う。
その時だった。何者かが、アスラン王に、
襲い掛かってくる。
アスラン王は、剣をつるぎから抜き、
遅い掛かって来る、敵を剣で戦う。
アスラン王は、やむえなく、魔法を使う。
「この大地の風よ。解き放ち、なんじの前に表れ入れよ。」とアスラン王が、呪文を唱え
竜巻が起こり、何者かが、竜巻に巻き込まれて姿を消した。
アスラン王は、幼きアシュレイの近くに、
行くと、アスラン王は、幼いアシュレイに、
頭の上で、指をくるくる回ながら、呪文を
唱えて、彼女から記憶を消す。
そこで、夢から覚める。
「なに、この夢、本当に夢なの?」とアシュレイが考えながら、言う。
「あの森で、あったあの人なら、アスラン王の行方を知っているかも?」とアシュレイは
独り事を、言いながら、敷物を、袋の中に閉まう。
(あの森どこの森だけ、)と一瞬足を止めて、
考える。
「確かに、見覚えは、あるんだけど、どこの森だけ」と独り事を言いながら、地図を広げて見る。
森は、禁断の森の他にも、何ヵ所か囲まれた森が、地図には、載っていた。
「どこの?森よ。」とアシュレイが、言う。
「そこの、お嬢さん」と見るからに、怪しい
黒頭巾を被った、おばあちゃんが、アシュレイに、声を掛けて来た。
「ひぃひひひ」とおばあちゃんが、笑う。
(何この、おばあちゃん、ちょう怖いんだけど)とアシュレイが、思う。
「もうすぐ、夜が来るから、うちにおいで」と黒頭巾を被った、おばあちゃんが、アシュレイに言う。
「いいえ、それなら、間に合ってます。」と
言って、アシュレイは、早足でその場を逃げると、黒頭巾のおばあちゃんも、アシュレイの後を追い掛けて来る。
「どうしょう?そうだ。魔法で」とアシュレイがとっさに、
「フィーリング」の魔法を使かい。
おばあちゃんのやる気を、なくした。
「魔法が、聞いたみたいね。」今のうちに
とアシュレイは、魔法の気力が消えない。
うちに、おばあちゃんから、逃げる事に
成功した。
おばあちゃんから、逃げた先には、
禁断の森が、たたずんでいた。
禁断の森には、魔物がいると、聞くけど
誰も、怖くて近寄らないという、噂の場所、
(どうしょう?入るべきか?入らないで、
さる事にするか?)どれにしょうと、思った時に、カラスがアシュレイを、目掛けて
飛んで来る。
アシュレイは、カラスを交わしながら、
禁断の森に入る。
(ここまで、来れば、カラスも来ない。)と
額の汗を右腕で拭って、周りを見ると、
そこは、森の中だった。
「うゎー」どうしょう?禁断の森に、足を
踏み入れて、しまった。」とアシュレイが言う。
「そこのやつ」とアスラン王が、木の上から
声を掛けるが、アシュレイは、目の前の木が
話かけて来ているのだと、勘違いをする。
「すみません。木の妖精さん、ここに、
アスティカさんを、見ませんでしたか?」と
アシュレイは、木の妖精に、話掛ける。
アスラン王が、木から、飛び降りて、
アシュレイの前に現れる。
「なんで、その名前を知ってる?」と
アスラン王が言う。
「それは、昔、その人が名前を、教えてくれたから」とアシュレイが答える。
「ふーん。俺が名前を、教えた事がある。
人物は、幼き少女だけだ、
しかも、その少女に、ちょっとした、
魔法を掛けた。」とアスラン王が言う。
「私は、ただ、アスティカを探して、アスラン王の居場所を聞きたいだけ」とアシュレイが言う。
(俺の正体に、気づいてる。わけではないのか?なら、記憶も、消えているままか?)と
アスラン王が、考え込む。
魔物の大蛇が、二人に近づいて来ていた。
「アスラン王の居場所を、教えたら、
どうなる?」とアスラン王は、アシュレイに
訪ねる。
「私は、ミランナ女王さまの命令で、アスラン王を探しているだけ、アスラン王が不在のままだったら、この国は、どうなるの?」と
アシュレイが、アスラン王に訪ねると、その
時、魔物大蛇が、二人に襲い掛かって来る。
「ひゃー」とアシュレイが叫ぶ。
アスラン王は、つるぎから、剣を抜き
大蛇の頭に、剣を貫いて、大蛇が跡形もなく
消えた。
アシュレイは、パチパチ手を叩く。
「すごい」とアシュレイが言う。
「それほど、でも」とアスラン王が言う。
「ゴッホん」とアスラン王が、咳をして言う
「俺が、アスラン王だ。」と名乗る。
「嘘でしょう。」とアシュレイが言う。
「だって、幼き少女だった。私が夢で見た。アスラン王て、そのままの姿なんて、あり得ない。」とアシュレイが、驚きながら言う。
「俺には、呪いが、掛けられている。
年を取らない。呪いが、本当なら、もうとっくに死んでる。」とアスラン王が言う。
「アスラン王て、何歳なの?」とアシュレイが聞く。
「軽く100歳は、過ぎたかな?」とアスラン王が言う。
「軽く100歳て、事は、おじいちゃん」と
アシュレイが言う。
「無礼な。」とアスラン王が怒る。
「おじいちゃん、言うな。」とアスラン王が言う。
「年は、ともかくとして、国に戻ってよ。」
とアシュレイが、アスラン王に頼む。
「駄目だ。あの国には、戻る気などない。」
とアスラン王が言う。
「王が国にいないのは、どうなのかな?
民を見捨てた事にも、なるんじゃない。
王様がいなければ、誰が国を納めるの?」と
アシュレイが言う。
「お前は、俺の何を知ってる?何も知らない者に、とやかく言われたくない。」とアスラン王が言う。
「そうね。でも、あなたは、ただ、鍛練を
摘むだけに、ここで、魔物を倒して、修行をしているわけじゃなさそう。」とアシュレイが言う。
「わかったような、いい方をするな。」と
アスラン王が言う。
「ごめんなさい。」とアシュレイがアスラン王に謝る。
「でも、国で、待っている人がいるでしょう?」とアシュレイが聞く。
「国国国国、うるさい。」とアスラン王が言って、どこかに、消える。
アシュレイは、アスラン王を追い掛けるが、
見つからなかった。
アシュレイは、禁断の森で、迷子になった。
「誰か?この森を、どう抜けたら、いいのか?教えてよ。」とアシュレイが叫ぶ。
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