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クーラク家
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アシュレイは、部屋の荷物をまとめて、部屋から出て行く。
「アシュレイさん」とリュークが言う。
「お世話になりました。」とリュークに、
アシュレイが言う。
「旅に出るのですか?」とリュークが言う
「はい、実家に帰って見たくなって」とアシュレイが言う。
「そうですか?これよかったら、汽車の中で、食べて下さい。」と非常食のパンを、
リュークから、貰った。
「ありがとう。アスラン王の側にいて、あげて」とアシュレイが言う。
「はい」とリュークは、返事をする。
「じゃまた。」と言って、アシュレイは、
荷物を持って、廊下を歩き、城から出て行った。
町の中をゆっくり歩き、汽車の乗り場に、
たどり着き、グリーン•ランド行きの汽車に乗り込んだ。
空いている。座席に座った。
アシュレイは、窓から風景を見ながら、
リュークに貰った、非常食のパンを食べた。
「相変わらず、非常食のパンは、美味しくない。」とアシュレイが、独り言を言いながら、パンをかじった。
リュークは、アスラン王の部屋をノックした。
「リューク、いい所に来た。中に入れよ」とアスラン王が、リュークを部屋に招き入れた。
「なぜ、部屋にいるんだ。大臣達との
会議のはずでは?」とリュークが、腕を組み窓の近くに、立って言う。
「会議などでなくっても、ここにいる方がいい。」とアスラン王が言う。
「どうした、パーティの後から、何か変だ。俺の知ってるアスラン王とは、まるで別人のようだ。」
「そうか、俺は俺だ。」とアスラン王が、
リュークと会話をしていると、執事が、
アスラン王の部屋をノックして、執事が
部屋の中に、入って来た。
「失礼します。王様。大臣達が怒って帰ってしまいました。どうする積もりですか?」と執事も困っていた。
「アシュレイさんの事は、もういいのですか?それなら、私が、あなたに変わって、アシュレイさんを、幸せにします。」と
リュークが言う。
「ああ、俺には、婚約者がいるから、
いい。」とアスラン王が、はっきりリュークに言っていた。
「本当に、お前は、どうしたんだ。」と
リュークが、アスラン王を殴った。
「リューク様」執事がそう言って、アスラン王に寄り添った。
「大丈夫ですか、王様。」と執事が聞く。
「大丈夫だ。」とアスラン王が言う。
その様を、魔王が水晶玉で様子を見ていた
「実に、面白い。剣士と魔術師が、殴り合いとは…実に、痛そう。」と魔王が言う。
アシュレイは、グリーン•ランドにたどり着いていた。
「ここが、グリーン•ランド私の故郷」と
アシュレイが、独り言を言う。
そこは、大草原が広がる、丘や風車があり
川の周りには、お花畑がある。
家畜やアヒルまでいた。
アシュレイは、ゆっくと道を歩く。
住人に、アシュレイは、声を掛けた。
「すみません。クーラクと言う名前の家を知りませんか?」とアシュレイが、訪ねる
が、「知らないわ。」とか「知らない、本当にここなの?」と反対に聞かれてしまう
アシュレイは、歩き周りながら、疲れはて
側にあった、椅子に座った。
「ねぇ、君は一人で旅をしているの?」と
若い男性が声を掛けて来た。
「あの、あなたは?」とアシュレイが、訪ねる。
「僕は、アーサー元々は、王だった。」と
アーサーが言う。
「私は、クーラク•アシュレイ宜しく。」とアシュレイが、アーサーに言う。
「元々王様なら、王様を辞めたの?」と
アシュレイが、アーサーに訪ねた。
「辞めた訳じゃない。アスラン王に、滅ぼされて、今はない。」とアーサーが言う。
「ごめんなさい。そうとも、知らなくって」とアシュレイが言う。
「君は、ここに何をしに」とアーサーが聞く。
「実家を探しているの?でも、見つからなくて」とアシュレイが言う。
「なるほど」とアーサーが言う。
「俺も、一緒に探す手伝いをする。」と
アーサーが言う。
「ありがとう。」とアシュレイが言う。
立ち上がり、家を探して歩く。
「そうだ。ここに、市長がいるから、聞いてみるか?」とアーサーが言い、市長の所に案内してくれた。
「こんにちは、」とアーサーが、市長家を
訪ねた。
「こんにちは、アーサー」と市長の奥さんが言う。
「聞きたい事があるんだけど、彼女家を探しているんだけど、何か?手がかりとかない?」とアーサーが、ズボンのポケットに
手を入れて言う。
「あなたの苗字は?」とアシュレイに、市長の奥さんが訪ねる。
「アシュレイ•クーラクです。」と名前を言う。
「まさか、そんな」と市長の奥さんが言う
「あなたを、ずっと探していたのよ。」と
市長の奥さんが言う。
「どう言う事?」とアーサーが言う。
「まあ、中に入って」と、市長の奥さんが
言う。
木のテーブルの上には、リンゴが入った、
カゴが置いてあった。
「椅子に座って」と市長の奥さんが言われ
アシュレイとアーサーが、椅子に腰を掛けた。
「まず、何から話せば」と市長の奥さんが言う。
「あなたが、5歳の頃に、禁断の森から離れた場所で、ピクニックを楽しんでいて、母のジェミーが、目を離したすきに、あなたがいないと、大騒ぎだった。
もしかしたら、禁断の森に入ってしまったのでは?とジェミーが言うと、あなたの父親、アルベルトが禁断の森を探し回った。
魔物が、次々アルベルトに、近寄って来た。
アルベルト一人では、魔物を倒すのに、時間が掛かり過ぎたために、やむ得ずその日は断念した。
次の朝から、みんな手分けをして、あなたを探した。」と市長の奥さんが言う。
「それじゃ、私は、ずっと行方不明者だった。」とアシュレイが言う。
「君は、誰に育て誰たの?」とアーサーが
アシュレイに聞く。
「誰…誰…わからない。」とアシュレイが言う。
「育てて貰った覚えがあるけど、それ以上の事は」とアシュレイが言う。
「彼女は、いい所のお嬢様だったりします?」と市長の奥さんに、アーサーが聞く
「それは、そうです。国一番の貿易の娘さんなのですから」と市長の奥さんが言う。
「私、貿易商人の娘なの?」とアシュレイが言う。
「商人ではなくって、会社を経営の社長令嬢ですよ。」と市長の奥さんが言う。
「それって。凄い事なの?」とアシュレイが、アーサーに聞く。
「ああ、凄い事だ。」とアーサーが言う。
「今日は、ここにお泊まり下さい。」と
アシュレイに言う。
「ありがとう、ございます。」とアシュレイが言う。
アーサーに、お礼をアシュレイが言うと、アーサーは、家に帰って行きました。
アスラン王は、ベッドの上で寝ていると、
夢の中に、ミランダ王女が現れた。
「ミランダ」とアスラン王が、名前を呼ぶ
「アシュレイさんを、ほっといていいのですか?あなたの消したはずの記憶が、アシュレイさんの中で、思い出し掛けているのを、あなたは、黙って見ているのですか?」とミランダ王女が言う。
「ミランダ、俺はどうなってる。」とアスラン王が、両方の手の平を見つめていた。
「あなたは、体調の悪い時に、催眠術の魔法を掛けられたのです。」とミランダ王女が説明をした。
「俺が、魔法を掛けられていたのか?
どうやって、術が解ける。」とミランダ王女が言う。
「それは、アスラン王の強い心で、解けるはずです。」とミランダ王女が言う。
「アシュレイの記憶を、消さなければならない、理由はなんだ?」とアスラン王が聞く。
「それは、言えません。」と言うと、ミランダは、天井を見つめながら、喋っていた
「思い出してしまう前に、アシュレイさんに、魔法を」とミランダ王女が言うと、ミランダ王女は消えた。
そして、アスラン王が目を覚ましたが、
アスラン王は、魔法に掛けられていた、
ままだった。
心の闇の中に、本来のアスラン王は、閉じ込められていた。
「どうやったら、ここから、出られるのだ。」とアスラン王が、壁を叩いてみる。
アスラン王は、心の中で、魔法を唱えても効果がない。
アスラン王は、机の引き出しから、小型ナイフを取り出すと、自分の腕を切りつけた。
腕からは、血が流れていた。
アスラン王は、腕をおさえていた。
そこに、ドアを開けて、リュークが部屋の
中に入って来た。
「アスラン王、どうなさったのですか?」とリュークが、アスラン王の腕から、流れてる血を見て言う。
「大丈夫だ。睡眠術魔法を解くには、この
やり方しかなかった。」とアスラン王が、
リュークに説明をした。
「睡眠術魔法?」とリュークが驚く。
「いつ、そんな魔法をかけられたのですか?」とリュークが、アスラン王に聞く。
「俺が、体調を崩した時だ。
それより、アシュレイはどこだ。」とアスラン王がリュークに訪ねる。
「アシュレイさんなら、実家に行くと言っていた。
それに、家宝の指輪も、外す事も出来ましたよ。」とリュークがアスラン王に言う。
「それは、どう言う事だ。俺は、アシュレイとその……あれ」とアスラン王が、恥ずかしそうに、リュークに聞いて来る。
「ああ、アシュレイさんと、そう言う事は、しなくっても、指輪は外せましたから」とリュークが言う。
「なぜ、指輪が取れた。」とアスラン王は、リュークの肩に、両手を乗せて言う。
「偶然かな?でも、アスラン王が、魔法を掛けられていたのなら、それで、力が弱まったのかも」とリュークが、アスラン王に言う。
アスラン王は、リュークの肩から手を離した。
「アシュレイを、探しに行くぞ」とアスラン王は、リュークに言う。
「ですが、どこに」とリュークが言う。
「水晶で連絡取れるだろう?」とアスラン王が言う。
「それが、私も連絡をした所、水晶玉を部屋に忘れて行かれた。みたいです。」と
リュークが言う。
「なにー」とアスラン王が言う。
その頃、アシュレイは、市長の家で朝食を
食べさせて貰っていた。
「美味しかったです。」とアシュレイが言う。
「良かったわ。」と市長の奥さんが言う。
「あなたは、禁断の森で何かを見たのかしら」と市長の奥さんが、怖い顔で言う。
「いいえ」とアシュレイが言う。
「そう」と言うと、いつもの市長の奥さんの顔に戻っていった。
アシュレイは、荷物を持ち、そこから逃げるようにして、走り去る。
来た道を、ひたすら走った。
「アシュレイ」とアーサーが呼ぶ。
「アーサー」とアシュレイが言う。
「君は、禁断の森で何を見た?」とアーサーにも、同じ質問をされる。
怖くなり、アシュレイは、走り続けると、
アシュレイを、追いかけて、住人達が近づいて来る。
「誰か、助けて」とアシュレイは、叫びながら、駅まで走り続けるが、駅が見当たらなかった。
「嘘、駅がない。これは、夢」と面白い、
ほっぺたをつねてみた。
「痛い」とアシュレイが言う。
「これは、夢じゃない。」とアシュレイが
言いながら、走って逃げる途中で転ける。
「何が、どうなっているの?」とアシュレイが言う。
(禁断の森?禁断の森?)とアシュレイが
呪文のように、繰り返し言っていた。
(昔、禁断の森で何があったんだけ)とアシュレイが心の中で、問いかけた。
「そうだ、あの時魔物が、目の前に現れて、どうしたんだけ、その後」とアシュレイが言いいながら、住人達から、捕まらないように逃げる。
強い光が、アシュレイを包み込んだ。
気がつくと、知らない場所にいた。
「ここはどこ?」と言いながら、周りをみる。
「気がつきましたか?」と女性が話し掛けて来る。
「グリーン•ランドは」とアシュレイが言う。
「グリーン•ランドそれは、どこにあるのですか?」と女性がアシュレイに聞く。
「いままでそこに、いたのにどうして、」とアシュレイが言う。
「あなたは、アスラン王にまた、記憶を
消されては、困るのよ。」と女性が言う。
「まさか、グリーン•ランドの仮の場所に迷い混むなんて、なんて間抜けな魔法師かしら」と女性が言う。
(仮の場所なら、本当にグリーン•ランドがあるて事)とアシュレイは、心の中で考える。
「あなたを殺すな。という大魔王様の命令だから、あなたは、殺さない。」とその女性が言う。
アシュレイは、部屋に鍵を掛けられて、
出る事が出来なかった。
「ああ、言い忘れたけど、その部屋の中で魔法を使うと、自分に魔法が、掛かるから辞めた方がいいよ。」と女性が言う前に、
アシュレイは、魔法を使い。
自分に静電気のように、魔法がかかる。
「身体が、ビリビリする。」とアシュレイが言う。
大人しく、アシュレイは、ベッドの上に座る。
リュークが、アシュレイの居場所を、魔法でたどろと、呪文を唱えるが、失敗に、終わっていた。
「どうした?」とアスラン王が言う。
「変だな。いつもなら、上手く出来るのに」とリュークが言う。
「それより、婚約者はどうなったのですか?」とアスラン王に訪ねた。
「大臣の前で、婚約はなしにと言ったら、喜ばれた。」とアスラン王が説明をした。
「それは、良かった。」とリュークが言う
「良くはない。アシュレイは、この国からいなくなって、しまったのに、喜んでは、
いられない。」とアスラン王が言う。
「指輪は、アシュレイがまだ、持っているのか?」とアスラン王が、リュークに訪ねる。
「多分そうだと、面白いますよ。」とリュークが言う。
アシュレイは、アスラン王の王家の紋章の
指輪を眺めていた。
「私は、アスラン王の所に帰れるのだろうか?」とアシュレイが、独り言を言う。
「ここ窓もないし、面白くない。」とアシュレイがへたる。
壁を色んな物で、叩いてみたりも、やって見たが、意味がなかった。
しまいには、足でドアを蹴ってみたけど、
足が、ジンジンしてその場で、ピョンピョンしていた。
ドアの下から、食べものが出て来たのを、
机の上に置き、それを食べた。
空腹には、アシュレイは、勝つことが、出来なかった。
アシュレイは、お手洗いに行きたくなる。
お手洗いは、部屋の中にあった。
トイレを済ませて、アシュレイは、ベッドの上に寝そべると、アスラン王から貰った
指輪が布団の上に転がり、それに気がつかずに、背中に指輪が当たった。
アシュレイは、布団の上の指輪を拾い上げて、指輪をはめた。
そして、再び指輪を外そうとしたら、また
指輪が抜けなくなっていた。
「何で、どうして?また、指輪が外れなくなったの?」とアシュレイが言う。
アシュレイは、指輪をはめた途端に、閉じ込められていた、部屋の底が抜けて、下に落下する。
「嘘何で、落ちるの?そうだ、魔法を」と
アシュレイは、以前夢の中で、リュークが
教えてくれた、呪文を思い出し唱えた。
たまたま、魔法書のドラゴンに助けられ、
アシュレイは、そのまま、気を失った。
そのまま、眠りについた状態のアシュレイは、魔法書の医務室に、運ばれていた。
アシュレイが、目を覚ますと、ヤンが心配そうに、アシュレイを見つめていた。
「大丈夫?アシュレイ」とヤンが訪ねる。
「大丈夫」と言って、アシュレイが身体を
起こす。
「ここは、どこ?」とヤンに聞く。
「魔法書の中よ。」とヤンが言う。
「私なんで、魔法書にいるの?」とヤンに
訪ねた。
「覚えてないの?魔法書の話しだと、突然、上から落ちて来て、気を失ったて聞いた。」とヤンが説明してくれた。
「アスラン王は、婚約はどうなったの?」とアシュレイは、覚悟を決め、恐る恐る、
ヤンに聞いた。
生唾を呑み込みながら、情報を聞く。
「婚約は、なかった事になった。
でもね。アスラン王が、婚約は別の人と結婚するとは、言っていたけど、名前までは、言ってなかったわ。」とヤンが言う。
「そう」とアシュレイが言う。
「もしかして、アシュレイも、アスラン王狙い」とヤンが言う。
「ゆっくり、休みなさい。」とヤンが言う
「ありがとう。」とアシュレイが、ヤンに
言う。
そして、次の日の朝、リュークは、魔法書の情報部に、顔を出していた。
「あれから、アスラン王のネタは?」と
情報部が訪ねる。
「今の所はない。行方不明の女性を探している。名前は、アシュレイ•クラークという。見つけたら、連絡が欲しい。」とリュークが言う。
「そう言えば、ドラゴンの上に突然、空から落ちて来た、女性がいたけど、何て名前」と情報の男性が言う。
「名前までは、知らないが、医務室にいると聞いた。」と報道の人が話していた。
「ありがとう。医務室を訪ねてみるよ。」とリュークが言う。
医務室に行き、リュークがノックして、
中に入った。
そこには、アシュレイがいた。
「アシュレイさん、ここにいたのか?」と
リュークが言う。
「まあ、色々あって」とアシュレイが言う。
「で、実家はどうだった?」とリュークが聞く。
「良くわからない。私の行った場所は、
実家とは、関係のない場所だった。」と
アシュレイは、リュークに話した。
「つまり、どう言う事」とリュークが聞く
「私が訪ねた場所は、誰かに作られた空間だった。」とアシュレイが、リュークに説明した。
「それじゃ今まで、そこに閉じ込められていたのに、なぜ、上から落下をしたの?」とリュークが、不思議に思い、アシュレイに訪ねた。
「それは…ここでは、無理。
それより、アスラン王は、元気?」とアシュレイが、リュークに聞く。
「ああ、元気だよ。アシュレイさんを、
探しに行くと言っていた。」とリュークが、アスラン王が魔法に、掛かっていた
事を、アシュレイに言い忘れる。
「なぜ?私を、」とアシュレイが、聞く。
「水晶玉を忘れて、行ったからだと、」咄嗟にリュークが、アシュレイに言った。
そして、二人で魔法書から出て行く前に、
ヤンと偶然会って、挨拶を交わし、魔法書を後にした。
「アシュレイさん」とリュークが言う。
「お世話になりました。」とリュークに、
アシュレイが言う。
「旅に出るのですか?」とリュークが言う
「はい、実家に帰って見たくなって」とアシュレイが言う。
「そうですか?これよかったら、汽車の中で、食べて下さい。」と非常食のパンを、
リュークから、貰った。
「ありがとう。アスラン王の側にいて、あげて」とアシュレイが言う。
「はい」とリュークは、返事をする。
「じゃまた。」と言って、アシュレイは、
荷物を持って、廊下を歩き、城から出て行った。
町の中をゆっくり歩き、汽車の乗り場に、
たどり着き、グリーン•ランド行きの汽車に乗り込んだ。
空いている。座席に座った。
アシュレイは、窓から風景を見ながら、
リュークに貰った、非常食のパンを食べた。
「相変わらず、非常食のパンは、美味しくない。」とアシュレイが、独り言を言いながら、パンをかじった。
リュークは、アスラン王の部屋をノックした。
「リューク、いい所に来た。中に入れよ」とアスラン王が、リュークを部屋に招き入れた。
「なぜ、部屋にいるんだ。大臣達との
会議のはずでは?」とリュークが、腕を組み窓の近くに、立って言う。
「会議などでなくっても、ここにいる方がいい。」とアスラン王が言う。
「どうした、パーティの後から、何か変だ。俺の知ってるアスラン王とは、まるで別人のようだ。」
「そうか、俺は俺だ。」とアスラン王が、
リュークと会話をしていると、執事が、
アスラン王の部屋をノックして、執事が
部屋の中に、入って来た。
「失礼します。王様。大臣達が怒って帰ってしまいました。どうする積もりですか?」と執事も困っていた。
「アシュレイさんの事は、もういいのですか?それなら、私が、あなたに変わって、アシュレイさんを、幸せにします。」と
リュークが言う。
「ああ、俺には、婚約者がいるから、
いい。」とアスラン王が、はっきりリュークに言っていた。
「本当に、お前は、どうしたんだ。」と
リュークが、アスラン王を殴った。
「リューク様」執事がそう言って、アスラン王に寄り添った。
「大丈夫ですか、王様。」と執事が聞く。
「大丈夫だ。」とアスラン王が言う。
その様を、魔王が水晶玉で様子を見ていた
「実に、面白い。剣士と魔術師が、殴り合いとは…実に、痛そう。」と魔王が言う。
アシュレイは、グリーン•ランドにたどり着いていた。
「ここが、グリーン•ランド私の故郷」と
アシュレイが、独り言を言う。
そこは、大草原が広がる、丘や風車があり
川の周りには、お花畑がある。
家畜やアヒルまでいた。
アシュレイは、ゆっくと道を歩く。
住人に、アシュレイは、声を掛けた。
「すみません。クーラクと言う名前の家を知りませんか?」とアシュレイが、訪ねる
が、「知らないわ。」とか「知らない、本当にここなの?」と反対に聞かれてしまう
アシュレイは、歩き周りながら、疲れはて
側にあった、椅子に座った。
「ねぇ、君は一人で旅をしているの?」と
若い男性が声を掛けて来た。
「あの、あなたは?」とアシュレイが、訪ねる。
「僕は、アーサー元々は、王だった。」と
アーサーが言う。
「私は、クーラク•アシュレイ宜しく。」とアシュレイが、アーサーに言う。
「元々王様なら、王様を辞めたの?」と
アシュレイが、アーサーに訪ねた。
「辞めた訳じゃない。アスラン王に、滅ぼされて、今はない。」とアーサーが言う。
「ごめんなさい。そうとも、知らなくって」とアシュレイが言う。
「君は、ここに何をしに」とアーサーが聞く。
「実家を探しているの?でも、見つからなくて」とアシュレイが言う。
「なるほど」とアーサーが言う。
「俺も、一緒に探す手伝いをする。」と
アーサーが言う。
「ありがとう。」とアシュレイが言う。
立ち上がり、家を探して歩く。
「そうだ。ここに、市長がいるから、聞いてみるか?」とアーサーが言い、市長の所に案内してくれた。
「こんにちは、」とアーサーが、市長家を
訪ねた。
「こんにちは、アーサー」と市長の奥さんが言う。
「聞きたい事があるんだけど、彼女家を探しているんだけど、何か?手がかりとかない?」とアーサーが、ズボンのポケットに
手を入れて言う。
「あなたの苗字は?」とアシュレイに、市長の奥さんが訪ねる。
「アシュレイ•クーラクです。」と名前を言う。
「まさか、そんな」と市長の奥さんが言う
「あなたを、ずっと探していたのよ。」と
市長の奥さんが言う。
「どう言う事?」とアーサーが言う。
「まあ、中に入って」と、市長の奥さんが
言う。
木のテーブルの上には、リンゴが入った、
カゴが置いてあった。
「椅子に座って」と市長の奥さんが言われ
アシュレイとアーサーが、椅子に腰を掛けた。
「まず、何から話せば」と市長の奥さんが言う。
「あなたが、5歳の頃に、禁断の森から離れた場所で、ピクニックを楽しんでいて、母のジェミーが、目を離したすきに、あなたがいないと、大騒ぎだった。
もしかしたら、禁断の森に入ってしまったのでは?とジェミーが言うと、あなたの父親、アルベルトが禁断の森を探し回った。
魔物が、次々アルベルトに、近寄って来た。
アルベルト一人では、魔物を倒すのに、時間が掛かり過ぎたために、やむ得ずその日は断念した。
次の朝から、みんな手分けをして、あなたを探した。」と市長の奥さんが言う。
「それじゃ、私は、ずっと行方不明者だった。」とアシュレイが言う。
「君は、誰に育て誰たの?」とアーサーが
アシュレイに聞く。
「誰…誰…わからない。」とアシュレイが言う。
「育てて貰った覚えがあるけど、それ以上の事は」とアシュレイが言う。
「彼女は、いい所のお嬢様だったりします?」と市長の奥さんに、アーサーが聞く
「それは、そうです。国一番の貿易の娘さんなのですから」と市長の奥さんが言う。
「私、貿易商人の娘なの?」とアシュレイが言う。
「商人ではなくって、会社を経営の社長令嬢ですよ。」と市長の奥さんが言う。
「それって。凄い事なの?」とアシュレイが、アーサーに聞く。
「ああ、凄い事だ。」とアーサーが言う。
「今日は、ここにお泊まり下さい。」と
アシュレイに言う。
「ありがとう、ございます。」とアシュレイが言う。
アーサーに、お礼をアシュレイが言うと、アーサーは、家に帰って行きました。
アスラン王は、ベッドの上で寝ていると、
夢の中に、ミランダ王女が現れた。
「ミランダ」とアスラン王が、名前を呼ぶ
「アシュレイさんを、ほっといていいのですか?あなたの消したはずの記憶が、アシュレイさんの中で、思い出し掛けているのを、あなたは、黙って見ているのですか?」とミランダ王女が言う。
「ミランダ、俺はどうなってる。」とアスラン王が、両方の手の平を見つめていた。
「あなたは、体調の悪い時に、催眠術の魔法を掛けられたのです。」とミランダ王女が説明をした。
「俺が、魔法を掛けられていたのか?
どうやって、術が解ける。」とミランダ王女が言う。
「それは、アスラン王の強い心で、解けるはずです。」とミランダ王女が言う。
「アシュレイの記憶を、消さなければならない、理由はなんだ?」とアスラン王が聞く。
「それは、言えません。」と言うと、ミランダは、天井を見つめながら、喋っていた
「思い出してしまう前に、アシュレイさんに、魔法を」とミランダ王女が言うと、ミランダ王女は消えた。
そして、アスラン王が目を覚ましたが、
アスラン王は、魔法に掛けられていた、
ままだった。
心の闇の中に、本来のアスラン王は、閉じ込められていた。
「どうやったら、ここから、出られるのだ。」とアスラン王が、壁を叩いてみる。
アスラン王は、心の中で、魔法を唱えても効果がない。
アスラン王は、机の引き出しから、小型ナイフを取り出すと、自分の腕を切りつけた。
腕からは、血が流れていた。
アスラン王は、腕をおさえていた。
そこに、ドアを開けて、リュークが部屋の
中に入って来た。
「アスラン王、どうなさったのですか?」とリュークが、アスラン王の腕から、流れてる血を見て言う。
「大丈夫だ。睡眠術魔法を解くには、この
やり方しかなかった。」とアスラン王が、
リュークに説明をした。
「睡眠術魔法?」とリュークが驚く。
「いつ、そんな魔法をかけられたのですか?」とリュークが、アスラン王に聞く。
「俺が、体調を崩した時だ。
それより、アシュレイはどこだ。」とアスラン王がリュークに訪ねる。
「アシュレイさんなら、実家に行くと言っていた。
それに、家宝の指輪も、外す事も出来ましたよ。」とリュークがアスラン王に言う。
「それは、どう言う事だ。俺は、アシュレイとその……あれ」とアスラン王が、恥ずかしそうに、リュークに聞いて来る。
「ああ、アシュレイさんと、そう言う事は、しなくっても、指輪は外せましたから」とリュークが言う。
「なぜ、指輪が取れた。」とアスラン王は、リュークの肩に、両手を乗せて言う。
「偶然かな?でも、アスラン王が、魔法を掛けられていたのなら、それで、力が弱まったのかも」とリュークが、アスラン王に言う。
アスラン王は、リュークの肩から手を離した。
「アシュレイを、探しに行くぞ」とアスラン王は、リュークに言う。
「ですが、どこに」とリュークが言う。
「水晶で連絡取れるだろう?」とアスラン王が言う。
「それが、私も連絡をした所、水晶玉を部屋に忘れて行かれた。みたいです。」と
リュークが言う。
「なにー」とアスラン王が言う。
その頃、アシュレイは、市長の家で朝食を
食べさせて貰っていた。
「美味しかったです。」とアシュレイが言う。
「良かったわ。」と市長の奥さんが言う。
「あなたは、禁断の森で何かを見たのかしら」と市長の奥さんが、怖い顔で言う。
「いいえ」とアシュレイが言う。
「そう」と言うと、いつもの市長の奥さんの顔に戻っていった。
アシュレイは、荷物を持ち、そこから逃げるようにして、走り去る。
来た道を、ひたすら走った。
「アシュレイ」とアーサーが呼ぶ。
「アーサー」とアシュレイが言う。
「君は、禁断の森で何を見た?」とアーサーにも、同じ質問をされる。
怖くなり、アシュレイは、走り続けると、
アシュレイを、追いかけて、住人達が近づいて来る。
「誰か、助けて」とアシュレイは、叫びながら、駅まで走り続けるが、駅が見当たらなかった。
「嘘、駅がない。これは、夢」と面白い、
ほっぺたをつねてみた。
「痛い」とアシュレイが言う。
「これは、夢じゃない。」とアシュレイが
言いながら、走って逃げる途中で転ける。
「何が、どうなっているの?」とアシュレイが言う。
(禁断の森?禁断の森?)とアシュレイが
呪文のように、繰り返し言っていた。
(昔、禁断の森で何があったんだけ)とアシュレイが心の中で、問いかけた。
「そうだ、あの時魔物が、目の前に現れて、どうしたんだけ、その後」とアシュレイが言いいながら、住人達から、捕まらないように逃げる。
強い光が、アシュレイを包み込んだ。
気がつくと、知らない場所にいた。
「ここはどこ?」と言いながら、周りをみる。
「気がつきましたか?」と女性が話し掛けて来る。
「グリーン•ランドは」とアシュレイが言う。
「グリーン•ランドそれは、どこにあるのですか?」と女性がアシュレイに聞く。
「いままでそこに、いたのにどうして、」とアシュレイが言う。
「あなたは、アスラン王にまた、記憶を
消されては、困るのよ。」と女性が言う。
「まさか、グリーン•ランドの仮の場所に迷い混むなんて、なんて間抜けな魔法師かしら」と女性が言う。
(仮の場所なら、本当にグリーン•ランドがあるて事)とアシュレイは、心の中で考える。
「あなたを殺すな。という大魔王様の命令だから、あなたは、殺さない。」とその女性が言う。
アシュレイは、部屋に鍵を掛けられて、
出る事が出来なかった。
「ああ、言い忘れたけど、その部屋の中で魔法を使うと、自分に魔法が、掛かるから辞めた方がいいよ。」と女性が言う前に、
アシュレイは、魔法を使い。
自分に静電気のように、魔法がかかる。
「身体が、ビリビリする。」とアシュレイが言う。
大人しく、アシュレイは、ベッドの上に座る。
リュークが、アシュレイの居場所を、魔法でたどろと、呪文を唱えるが、失敗に、終わっていた。
「どうした?」とアスラン王が言う。
「変だな。いつもなら、上手く出来るのに」とリュークが言う。
「それより、婚約者はどうなったのですか?」とアスラン王に訪ねた。
「大臣の前で、婚約はなしにと言ったら、喜ばれた。」とアスラン王が説明をした。
「それは、良かった。」とリュークが言う
「良くはない。アシュレイは、この国からいなくなって、しまったのに、喜んでは、
いられない。」とアスラン王が言う。
「指輪は、アシュレイがまだ、持っているのか?」とアスラン王が、リュークに訪ねる。
「多分そうだと、面白いますよ。」とリュークが言う。
アシュレイは、アスラン王の王家の紋章の
指輪を眺めていた。
「私は、アスラン王の所に帰れるのだろうか?」とアシュレイが、独り言を言う。
「ここ窓もないし、面白くない。」とアシュレイがへたる。
壁を色んな物で、叩いてみたりも、やって見たが、意味がなかった。
しまいには、足でドアを蹴ってみたけど、
足が、ジンジンしてその場で、ピョンピョンしていた。
ドアの下から、食べものが出て来たのを、
机の上に置き、それを食べた。
空腹には、アシュレイは、勝つことが、出来なかった。
アシュレイは、お手洗いに行きたくなる。
お手洗いは、部屋の中にあった。
トイレを済ませて、アシュレイは、ベッドの上に寝そべると、アスラン王から貰った
指輪が布団の上に転がり、それに気がつかずに、背中に指輪が当たった。
アシュレイは、布団の上の指輪を拾い上げて、指輪をはめた。
そして、再び指輪を外そうとしたら、また
指輪が抜けなくなっていた。
「何で、どうして?また、指輪が外れなくなったの?」とアシュレイが言う。
アシュレイは、指輪をはめた途端に、閉じ込められていた、部屋の底が抜けて、下に落下する。
「嘘何で、落ちるの?そうだ、魔法を」と
アシュレイは、以前夢の中で、リュークが
教えてくれた、呪文を思い出し唱えた。
たまたま、魔法書のドラゴンに助けられ、
アシュレイは、そのまま、気を失った。
そのまま、眠りについた状態のアシュレイは、魔法書の医務室に、運ばれていた。
アシュレイが、目を覚ますと、ヤンが心配そうに、アシュレイを見つめていた。
「大丈夫?アシュレイ」とヤンが訪ねる。
「大丈夫」と言って、アシュレイが身体を
起こす。
「ここは、どこ?」とヤンに聞く。
「魔法書の中よ。」とヤンが言う。
「私なんで、魔法書にいるの?」とヤンに
訪ねた。
「覚えてないの?魔法書の話しだと、突然、上から落ちて来て、気を失ったて聞いた。」とヤンが説明してくれた。
「アスラン王は、婚約はどうなったの?」とアシュレイは、覚悟を決め、恐る恐る、
ヤンに聞いた。
生唾を呑み込みながら、情報を聞く。
「婚約は、なかった事になった。
でもね。アスラン王が、婚約は別の人と結婚するとは、言っていたけど、名前までは、言ってなかったわ。」とヤンが言う。
「そう」とアシュレイが言う。
「もしかして、アシュレイも、アスラン王狙い」とヤンが言う。
「ゆっくり、休みなさい。」とヤンが言う
「ありがとう。」とアシュレイが、ヤンに
言う。
そして、次の日の朝、リュークは、魔法書の情報部に、顔を出していた。
「あれから、アスラン王のネタは?」と
情報部が訪ねる。
「今の所はない。行方不明の女性を探している。名前は、アシュレイ•クラークという。見つけたら、連絡が欲しい。」とリュークが言う。
「そう言えば、ドラゴンの上に突然、空から落ちて来た、女性がいたけど、何て名前」と情報の男性が言う。
「名前までは、知らないが、医務室にいると聞いた。」と報道の人が話していた。
「ありがとう。医務室を訪ねてみるよ。」とリュークが言う。
医務室に行き、リュークがノックして、
中に入った。
そこには、アシュレイがいた。
「アシュレイさん、ここにいたのか?」と
リュークが言う。
「まあ、色々あって」とアシュレイが言う。
「で、実家はどうだった?」とリュークが聞く。
「良くわからない。私の行った場所は、
実家とは、関係のない場所だった。」と
アシュレイは、リュークに話した。
「つまり、どう言う事」とリュークが聞く
「私が訪ねた場所は、誰かに作られた空間だった。」とアシュレイが、リュークに説明した。
「それじゃ今まで、そこに閉じ込められていたのに、なぜ、上から落下をしたの?」とリュークが、不思議に思い、アシュレイに訪ねた。
「それは…ここでは、無理。
それより、アスラン王は、元気?」とアシュレイが、リュークに聞く。
「ああ、元気だよ。アシュレイさんを、
探しに行くと言っていた。」とリュークが、アスラン王が魔法に、掛かっていた
事を、アシュレイに言い忘れる。
「なぜ?私を、」とアシュレイが、聞く。
「水晶玉を忘れて、行ったからだと、」咄嗟にリュークが、アシュレイに言った。
そして、二人で魔法書から出て行く前に、
ヤンと偶然会って、挨拶を交わし、魔法書を後にした。
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