アイラーキャロライン

みいん

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見知らぬ贈り物

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クリスは、今日は休暇を取り、カールの働いている。
病院で、一年に一回の健康診断を受けに、
病院に来ていた。
「久しぶりに、クリスの顔を見るよ。」と
カールが言う。
「彼女は、元気か?」と聞く。
「ああ、元気だ。」とクリスは、素っ気なく言う。
「パキスタンに、派遣された時の事を、
思い出すなあ。俺は国境ない医師団で、
クリスは、兵士の看護隊だったなあ。」と
言う。
「あの時の、嫌な記憶は、覚えているのか?」とクリスに聞く。
「ああ、覚えている。今でも夢で見る。」と
クリスが言う。

「カールは夢で見ないのか?」とクリスが聞く。
「俺も、同じだ。」と言う。

パキスタンで、働いていた時に、周りで
空爆の音と、銃弾の音が周りから、聞こえて
いた。
クリスと僕は、派遣先は違っても、やる事は
同じだった。兵士の傷の手当てや、麻酔もなしに手術をする事もあった。
その時の話をすると、クリスに怒られてしまう。
それは、あまりにも残酷な状況だったからだ

「クリス次の診察は、なに?」とカールが
聞く。
「次は、脳の検査が待っている。」とクリス
が言う。
「検査だけで、疲れる。」とクリスが言う。
「健康でいるのも、大変て事だなあ。」と
カールが言う。

その頃、アイラーは、今日は仕事がお休み
だから、家にいた。
そこに、配達の人が荷物を、持って来る。
「おはようございます。あなた宛に、荷物です。」と配達の人が言う。
「ありがとうございます。」と配達の人から
荷物を、受け取る。

「誰からだろう。私宛に荷物が届くのは、
初めてだった。」アイラーは、送り状の宛先を見ると、そこには、何も書いてなかった。
(何も、書いてない。)開けるべきか?悩んでいた。

私は、マックに電話した。
「もしもし」と、アイラーが言う。
「アイラー捜査官、どうかした?」とマックが聞く。
「私宛に、荷物が届いたけど、差出人の名前が書いてなくって、荷物を開けた方がいいのか?悩んでいて」とアイラーが言う。
「その荷物開けない方が、いいと思う。
そのまま、机の上に置いたままにして、」と
マックが言う。
「今から、そっちに行くから、箱の中身を、確認しないでよ。」とマックが言う。
そして、しばらくたってから、マックが家に
来る。

「ここが、ジョナサンが住んでいた。アパートか」とマックが家の中に入って、辺りを
見回して言う。
「荷物は、これか?」と机の上に置いてある
荷物に、箱の中身を見なくっても、レントゲンみたいなあ。機械で照らして、箱の中身を
二人で、じっと見つめる。

そしたら、長くて紐みたいな物が、動いて
いるように、見えた。
「これて、もしかして、箱の中身は蛇か
ミミズかな」とマックが言う。
「どっちにしても、嫌です。」とアイラーが言う。

この箱を、持って鑑識に調べて貰おうと、
マックがいうと、車に箱を乗せて、
一緒に行く。

この箱を調べて欲しいのは、あなた達と、
鑑識の女性に、聞かれる。
「こちらのアイラーさんが、住んでいる所に、荷物が送られて来て、誰が送ったのか、わからなくって」と鑑識の女性に、説明を
する。

「わかったわ。箱の中身は、見たの」と
鑑識の女性に聞かれる。
「レントゲンみたいな機械越で見た。」と
説明をする。
「そう」と女性が言う。
「まずは、中身を開けて調べない事には、
箱の指紋とか、調べる事が出来ないから、
中身を、見ても大丈夫?」と鑑識の女性に
アイラーが、聞かれる?
「大丈夫です。」とアイラーが言う。
「大丈夫だけど、生き物が出てくるかも」と
マックが、付け加えて言った。
「わかったわ。じゃ中身を開けさせて、貰いますね。」と言って、鑑識の女性は、箱を
開ける。

鑑識の女性は、箱の中身を透明ケースの中に
移す。
そこには太くて長い。ミミズが沢山入っていた。
「ミミズ」とアイラーが言う。
次に、鑑識が箱の指紋を、調べる。
「指紋は、テープからも箱からも、出て来ないなあ。」と鑑識の女性が言う。
「ごめんなさい。誰が送ったのか、指紋も物的証拠も、出て来ない。
これ以上、調べようがないわ。」と言われる
「このミミズは、どうなるんですか?」と
マックが聞く。
「食用のミミズだから、売る事も出来ますが、持って帰りますか?」と聞かれる。
「いいえ、入りません。」とアイラーが言う
「じゃこちらで、なんとか、します。」と
鑑識の女性が言う。

「何で、指紋が出てこないかったのだろうか?」とアイラーが言う。
「そうだなあ。それより、住所を知ってるて事は、また何かを、贈り物が届く可能生も
あるんじゃないか?」とマックが言う。
「クリス捜査官に、相談した方がいいと思う。」とマックに言われる。
「その事だけど、この事は、誰にも言わないで欲しいの」とアイラーが言う。
「どうして」とマックが聞く。
「大事にしたくない。」とアイラーが言う。
「もし、それで、エスカレートしたら、どうするの?」と聞かれる。
「それは、いくらなんでも、ないと思う。」
とアイラーが言う。
「そう、わかった。」とマックが言う。

クリスは、健康診断が、丸一日掛けて、
やっと終わったから、疲れきっていた。
「健康診断お疲れ様」とカールに言われる。
「本当に、疲れた。」とクリスが言う。
「クリス、今度一緒に、食事でもどうだ。」とカールが、食事に誘う。
「そうだなあ。久しぶりに行くか。」とクリスが言う。
「じゃまた。連絡する。」とクリスが言う。
「ああ、またなあ。」とカールが言う。

それから、次の日が来ると、アイラーの元
にまた、荷物が届く。
こんな朝早くに、誰?と玄関のドアを開ける
「宅配です。」とお兄さんに、箱を渡される。
箱を見ると、また、差出人がわからない。
誰の仕業か、わからない荷物が、届くたんびに、怖くなる。

アイラーは、箱を開けずに、ジョナサンが
使っていた。
車に載せて、鑑識に運ぶ。
「すいません。」とアイラーが言う。
「あれ、また、あなたなの?」と鑑識の女性が言う。
「今度は、箱の中身は?」と聞かれる。
「それが、わからない。」とアイラーが言う
「わかった。調べてみるね。」と鑑識の女性が言う。
「あの、私今日仕事なので、終わったら、
聞きにきます。」とアイラーが言う。
「わかったわ。」と鑑識の女性が言う。

アイラーは、FBIに行くと、マックに呼ばれる。
「あの後、何も送られて来なかったか?」と
マックに聞かれる。
「それが、今日の朝送られて来たから、鑑識に調べて貰ってる」てアイラーが、マックに
言う。
「ほら、俺の言った通りになってきている。」とマックが言う。
「とにかく、クリス捜査官に、相談した方がいい。」とマックに言われる。
「わかった。」とアイラーが言うが、クリスには、言いたくなかった。

仕事が終わってから、鑑識の人に聞きに、
言った。
「朝、鑑識に以来しに来た方?」と男性に
聞かれる。
「はい、そうです。」とアイラーが言う。
「君は、気をつけた方がいい」と鑑識の男性に言われる。
「それは、どういう意味?」とアイラーが言う。
鑑識の男性は、箱に入っていた。
中身を見せる。
そこには、猫の死体が無残な姿だった。
「きゃー」とアイラーが言う。

「箱からも、何も出ないて事は、それだけ
犯人も慎重だって事だ。」と鑑識の男性が
言う。
「とにかく、警察に相談した方がいい」と
鑑識の男性が言う。

アイラーは、マックに電話をして、鑑識の
男性に言われた事を、電話で話す。
「アイラーさん、俺じゃなくって、クリス捜査官に、話すべきだっと言ったはすだ。」と
マックに言われてしまう。
「何か、あってからでは、遅い。
クリス捜査官に、助けをこうむるべきだ。」とマックが言う。

アイラーは、クリスを頼りたくなかったから
鑑識の男性の言う事も、マックの言う事に
耳を貸さなかった。

次の日も、次の日も、荷物がアパートに、
届く。
中身を確認する事なく、ゴミをよそに、
持って行って、不法とうきをした。
怖くて、その場から、駆け足でさる。

「アイラー」聞いているか?とクリスに言われる。
「すいません。」とアイラーが謝る。
「どうした。最近やる気がないが、やる気は
あるのか?やる気がないのなら、明日から来なくても、いい。」とクリスを、怒らして
しまう。

FBIの空気が、静まる。

アイラーは、その場から離れる。
マックが、心配する。
「アイラーさん、クリス捜査官に、言ってないの?」とマックが言う。
「はい。」とアイラーが言う。
「何で、言わないの?」とマックが聞く。
「私一人の問題らし、私が解決する。」と
アイラーが言う。
「どうやって、解決するつもり?」とマックが聞く。
「指紋も何も、出ないのに?どうやって」と
マックが言う。
「もう、ほっといて」とアイラーが言う。

このままでは、彼女に危険がおよぶのは、
わかって、いたが、マックもクリス捜査官に
言わなかった。

その夜、事件が起きる。
アイラーが、部屋に帰って、しばらくして
から、玄関のチャイムが鳴る。
「はい」と言って玄関を開けると、
全身真っ黒の衣装に、身を包んだ男が現れる
アイラーは、ゆっくり、後ろに下がる。
「あなたは、誰?」と聞く。
「俺は、アイラーさんに、贈り物を送った者」だと言う。
「俺が、送った贈り物は、気にってくれたかな?」とその男性が言う。
アイラーは、何て言えばいいのか?
わからなかったが、逃げられない怖さで、
頭がいっぱいだった。
後退りしながらも、男性が近づいて来る。

「どうなんだ。俺からのプレゼントは?」と
聞かれる。
アイラーは、もうだめだ。と思い目を閉じる。

そこに、現れたのが、ミカエルだった。
ミカエルが、空手で相手の男性を、捕まえる
「アイラー、大丈夫か?」とミカエルが言う
アイラーは、怖くてその場を、動けなかった
「アイラーもう、大丈夫だ。警察に電話したから、警察がきてくれる。」とミカエルが
言う。
「ありがとう。」とアイラーは、ミカエルに
震える声で、お礼を言った。
「良かった。怪我がなくって」とミカエルが
言う。
気がつけば、おおごとに、なっていた。

次の日に、クリスに呼びらされる。
「昨日警察が、アパートに来たそうだけど、何があった。」と聞かれる。
「黒い服にを着た男が、急にきて、ミカエルさんが、助けてくれた。」とアイラーが言う
「それだけじゃないだろう。」とマックが
言う。
「謎の箱の入った、荷物がずっと、アイラーさん宛の住所に届けられていた。」事を、マックは、クリスに話た。
「マックしていて、私に、知ってて言わなかったのか?」とクリスは、マックに言う
「それは、私がお願いをしたから」とアイラーが言う。
「もし、何か、お前の身に起こっていたら
どうしてた?」とクリスがアイラーに、聞く
「それは…」とアイラーが言う。
「それは、何だ」とクリスが言う。
「クリス捜査官、何もなかったから、今回は」とマックが言う。
「アイラーだけじゃない。あなたも、同じだ」とクリスは、マックにも言う。
「反省分を書きます。」とマックが言う。
「当たり前だ。」とクリスが言う。
「アイラー、お前もだ。」とクリスが言う。
「はい。」とアイラーが言う。

二人で、反省分を書いていると、
「反省分を、書くのは、初めてだ。」とマックが言う。
「すみません。私のせいで、巻き込んでしまって」とアイラーはマックに、言う。
「クリスは、君の事を大切に、思ってくれてる。」とマックが言う。
「そうかな」とアイラーが言う。
「君に、何度も言ってた。だろう、
もし、君の身に何かあったら、どうしてた?て」とマックが言う。
「それは、誰にでも聞くと思う事だと、思います。」とアイラーが言う。
「本当に、そうかな?」とマックが言う。
「それは、どういう意味?」とアイラーが聞く。
「わからないのなら、いい。それより、早く反省分を書かないと、帰れないよ。」とマックに言われる。
反省分を、書くのは、2回目だ。
もう、書かなくても、いいと思っていたのに
なあ。とアイラーは、心の中で思う。
その日に、反省分を書き終わった。







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