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231 虐め。3
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《何だ、疲れたかシイラ》
「あ、いえ」
《言え》
「いや、折角」
《コッチが虐めてる側じゃないか》
「いやー」
『虐めか虐めでは無いか、その境界線、色なら灰色の部分』
当たりか。
「はい、すみません」
「いえ、正直、私も考えてたんです」
《ネネも虐めを受けてない派だからな》
『受けてない派?』
「つまり、受けてたのに、そうじゃないと思ってるの?」
《状況的には、ザッと言うと》
「編んだマフラーが盗まれて、私が好きな人に贈られていた、そこでクラス全体で問題になった程度なんです」
「あぁ、関わる事が難しくなった」
「はい、許せる部分と許せない部分が今でも混在してるんですけど、どちらかと言うと虐めとまでは言い切れないなと思うんです」
「そうねぇ、確かに難しい事よね」
「ですが私は、そこに悪意の存在について、考えてしまいまして」
『あー、どう接したら良いか分からないのと、思いっ切り悪意は違うしねぇ』
『しかも、シイラの場合はシイラが切っ掛けだった』
《まぁ、明らかに誤解した向こうの八つ当たりが殆どだけどな》
「でも、空気が読めなかった事は、今でもそうだと思いますし。悪意が有って関わる子と言うより、こんな面倒臭そうな」
《そこもな、ガキだからこそ、そう危機回避する他に無かったのも居るとは思うが。なら、灰色の部分はどうなのか、か》
「私がこうなって、まだ自覚も浅いんですが。じゃあ、虐められたって相談された時」
《あぁ、どうすれば良いのか、何処までが虐めなのか。か、確かに灰色の難しい部分だな》
「あの、私、寧ろ傍観してた側なの。だから、最初は、寧ろ白側だって思ってたのよね」
夫人、だからか。
「それは」
「けどね、その後、私が虐められる側になった。そこで初めて、恨んだ、見てないで助けてくれって。それでやっと、あぁ、自分は黒に近い灰色だったんだって理解したの」
《それで、どう終わったんだ》
「簡単よ、次は私の友達だった子が虐められて、だから次は全力で庇って。悪化して、その子が私を虐める側になって、私を含めて晒されて終わり」
《そうか》
「ごめんなさい、私」
「いえ、私は別に」
「実際に庇って悪化したんですし、傍観も身を守る行為だったかと」
『うん、悪化するって分かってても、夫人は頑張ったんだよね』
「でも、もっと、ちゃんと」
《いや無い、ウチの姪も虐められたんだ、祖父が居ない事で》
『んな事、幾らだって有るでしょうに』
《けどガキにしてみたら、集団を率いる快感を初めて得て、しかも誰かに大きな変化を起こせた快楽には耐えられない。だから止まらない、止められない、寧ろ刺激は触発材料にしかならない。大人を介入させる以外、分離させる以外、道は無い》
『薬物中毒、買い物依存症、アルコール依存症や虐待と同じ。それとカタルシス効果』
《あぁ、怒りを発散する為の暴力や暴言は、余計に怒りが増す。だから違う行為、それこそ愚痴ったり泣いたりする事で昇華、浄化される》
『例えば、殴ると余計に怒りが増す?』
《おう、交感神経優位なら、更に活性化するだけだろ。怒りを怒りのまま、暴力に乗せると悪化する》
「では、逆効果では」
《だから一時的にスッキリする、だけ。そもそも根本原因が解決しないか、考えを改めない限りは、発散しながら増幅し続ける》
「だから止まらないし、止められない」
《そう、シイラの言う通り、ガキの力じゃ止まらないもんは止まらない》
「でも」
《依存症は悪化する、しかも勝手に依存症が収まるなら、医者は要らないだろ。止まる要因は、加害者側の変化か、分離しか無い。もっと言うと、加害者のカウンセリングなんかより、親子カウンセリング、子だけに原因が有る事は稀な筈だ。その加害者、どうだったんだ?》
『話すだけでは気が収まらないだろう、見せて償いを終えるか、話すだけの自己満足で終えるか』
「レヴィア」
「お願いします、償わせて下さい」
《まぁ、ココは俺だろう》
『あぁ、そうだね』
《我はアイポロス。死・損失・失望・悲観、その悲しみを対価に、願いを叶えてやろう》
夫人が巻き込まれた虐めの発端は。
それこそシイラさんが言っていた様な、灰色の境界の出来事だった。
『虐めたって、どう言う事なの』
「いえ、私は虐めてません、話し合いをしてただけです」
『〇〇さん』
「こうやって泣いて黙ってるだけで」
『△△さん、少し間をあげましょう』
「じゃあ先ずは私の理由を聞いて下さい」
『じゃあ、話せる様になったら教えてね。はい、それで』
「私が先に付けてた髪留めなのに、私が真似したって言い触らしたんです。買った日も日記に書いてるし、お母さんがレシートだって持ってます、この子が付け始めた日も日記に書いてます。一緒で嬉しかったのに、この子、私が真似したって」
『そう、ならもしかしたら、〇〇さんが勘違いしてしまったのかも知れないわね』
「それならそうだって言って欲しかったのに、いきなり虐めだ、って」
《だって、私、本当にそう思ったから言っただけで。なのに、全然、信じてくれなくて》
「勘違いしたかもなんて全然、言ってくれませんでした」
《だって怖くて言えなかったんだもん!凄い怒ってたから怖かったんだもん!!》
「はぁ」
『〇〇さん、今でも勘違いじゃない、そう思ってるのかしらね?』
《分かりません、だって、△△ちゃんみたいに日記とか書いて無いし。でも》
「じゃあ他の子に聞いてみて下さい、一緒にお揃いにしたいって買った子が居ます」
《何でそうやってイジメるの!!》
「私、最初に尋ねた時もこうですが、私は虐めてる様に見えますか」
『△△さん、ちょっとコッチで良いからしら。ほら、少し間を空けて、冷静になる時間も必要だから』
「分かりました」
そうして先生は、△△ちゃんに、妥協する様にお願いした。
〇〇さんは、このままだと認めないだろうから、今回の髪留めを双方がして来ない様にと。
△△ちゃんは少しして了承し。
この件は終わったと思った、けれど違った。
〇〇さんが、約束を破り付けてきた。
そして怒った△△ちゃんは、クラスの女子全員に、その髪留めを買い与えた。
『△△さん』
「約束を破ったのは向こうです、謝るまで絶対に外しません」
そして教師は、問題が起こるまで放置した。
実際、小学生同士の問題、しかも何も起きてはいない。
〇〇さんが髪留めをして来なかったら、話し掛ける。
そして〇〇さんが問題の髪留めをして来たら、誰も話し掛けず、けれども無視をしない。
ただ、曖昧な返事をして流す。
それだけ。
そして、場面が変わった。
《何でイジメるの》
虐めだ、と言う△△は、そもそも虐めの概念が狭かった。
気に入らない事は全て、虐め。
何故なら、家の中がそうだったから。
母親は完全に義母と夫を奴隷として扱い、気に入らなければ直ぐに嫁イビリだ、虐めだと騒ぐ。
それでも思う通りにならなければ、実家から圧力を掛けさせる。
虐められた、と。
だから家で見た通り、魔法の言葉を使っただけ。
だけど、そんな事、ガキに分かるかよ。
「嫌いな子と無理にでも話せって、強制したり無理強いって、それこそ虐めでは」
小学校高学年ながらも、機転が利く利発な子供。
けど、コレにも理由が有る。
一見すると仲が良さそうな夫婦だが、父親は自分より稼ぐ妻に僻み、母親が居ない間に娘に悪口を吹き込む。
そして母親も母親で、父親の愚痴を言う。
1度、双方が言っている事を漏らしてしまった事が有り。
そのせいで、物を投げ合う言い合いに発展し、以来双方の言葉を漏らす事は無くなった。
だが、それから日記を付ける様になり。
両親の言い分、それと学校で起こった事を記録していた。
自分を保つ為に吐き出していた行為が。
両親の不仲が、彼女を利発な子供に仕立てただけ。
多分、この子が妙さんの友達だろうな。
『お前、あの子を小学校から虐めてるって聞いたんだけど』
「いいえ、あの子の他の同級生にも尋ねてみて下さい、虐めたと騒がれる前に関わらないだけですから」
『だからさぁ』
「遊んでいる時、間違って順番を飛ばしただけで、虐めた。その子と同じ何かを持ってるだけで、虐めだ、お揃いを忘れたら虐めだ。あの子を常に最優先にして、絶対に約束を守らないと一緒に居られないので、出来無いから関わらないだけですが」
△△さん、凄く頭が良いんですよね。
しかも怖気づかない。
けど、多分、だからだと思う。
虐める理由なんて、些細な事で良い。
どんなに正しくても、自分より強そうな相手が怖いから。
だから、虐める。
違うってだけで、虐められちゃうんだよね。
《あの子に、凄い、イジメられてて》
「あー、やりそうやりそう」
『気が強そうってか、バリ気が強いもんねー』
《分かるー、ってかさー、恋人とかって居んの?》
《え、ううん、居ないよ》
虐められてるって嘘を言って作った、同じ学校の年上の彼氏が居るのに。
本当、何処でも嘘を吐くんだ。
「あぁ、じゃあさぁ、ウチのお兄ちゃんなんだけど」
『あー、マジかー』
《凄い優しくてカッコ良くて、お金も有るんだよねぇ》
「そうそう、アンタ可哀想だし、良い子そうだし紹介してあげるよ」
『良かったじゃーん』
《ねー、最高っしょ?》
それからはもう、思った通り。
殴られても妊娠させられても、愛されてるから、で許す。
確かに囃し立てる周りも周りだけど。
でも、コレ、どうすれば良いんだろ。
「あ、いえ」
《言え》
「いや、折角」
《コッチが虐めてる側じゃないか》
「いやー」
『虐めか虐めでは無いか、その境界線、色なら灰色の部分』
当たりか。
「はい、すみません」
「いえ、正直、私も考えてたんです」
《ネネも虐めを受けてない派だからな》
『受けてない派?』
「つまり、受けてたのに、そうじゃないと思ってるの?」
《状況的には、ザッと言うと》
「編んだマフラーが盗まれて、私が好きな人に贈られていた、そこでクラス全体で問題になった程度なんです」
「あぁ、関わる事が難しくなった」
「はい、許せる部分と許せない部分が今でも混在してるんですけど、どちらかと言うと虐めとまでは言い切れないなと思うんです」
「そうねぇ、確かに難しい事よね」
「ですが私は、そこに悪意の存在について、考えてしまいまして」
『あー、どう接したら良いか分からないのと、思いっ切り悪意は違うしねぇ』
『しかも、シイラの場合はシイラが切っ掛けだった』
《まぁ、明らかに誤解した向こうの八つ当たりが殆どだけどな》
「でも、空気が読めなかった事は、今でもそうだと思いますし。悪意が有って関わる子と言うより、こんな面倒臭そうな」
《そこもな、ガキだからこそ、そう危機回避する他に無かったのも居るとは思うが。なら、灰色の部分はどうなのか、か》
「私がこうなって、まだ自覚も浅いんですが。じゃあ、虐められたって相談された時」
《あぁ、どうすれば良いのか、何処までが虐めなのか。か、確かに灰色の難しい部分だな》
「あの、私、寧ろ傍観してた側なの。だから、最初は、寧ろ白側だって思ってたのよね」
夫人、だからか。
「それは」
「けどね、その後、私が虐められる側になった。そこで初めて、恨んだ、見てないで助けてくれって。それでやっと、あぁ、自分は黒に近い灰色だったんだって理解したの」
《それで、どう終わったんだ》
「簡単よ、次は私の友達だった子が虐められて、だから次は全力で庇って。悪化して、その子が私を虐める側になって、私を含めて晒されて終わり」
《そうか》
「ごめんなさい、私」
「いえ、私は別に」
「実際に庇って悪化したんですし、傍観も身を守る行為だったかと」
『うん、悪化するって分かってても、夫人は頑張ったんだよね』
「でも、もっと、ちゃんと」
《いや無い、ウチの姪も虐められたんだ、祖父が居ない事で》
『んな事、幾らだって有るでしょうに』
《けどガキにしてみたら、集団を率いる快感を初めて得て、しかも誰かに大きな変化を起こせた快楽には耐えられない。だから止まらない、止められない、寧ろ刺激は触発材料にしかならない。大人を介入させる以外、分離させる以外、道は無い》
『薬物中毒、買い物依存症、アルコール依存症や虐待と同じ。それとカタルシス効果』
《あぁ、怒りを発散する為の暴力や暴言は、余計に怒りが増す。だから違う行為、それこそ愚痴ったり泣いたりする事で昇華、浄化される》
『例えば、殴ると余計に怒りが増す?』
《おう、交感神経優位なら、更に活性化するだけだろ。怒りを怒りのまま、暴力に乗せると悪化する》
「では、逆効果では」
《だから一時的にスッキリする、だけ。そもそも根本原因が解決しないか、考えを改めない限りは、発散しながら増幅し続ける》
「だから止まらないし、止められない」
《そう、シイラの言う通り、ガキの力じゃ止まらないもんは止まらない》
「でも」
《依存症は悪化する、しかも勝手に依存症が収まるなら、医者は要らないだろ。止まる要因は、加害者側の変化か、分離しか無い。もっと言うと、加害者のカウンセリングなんかより、親子カウンセリング、子だけに原因が有る事は稀な筈だ。その加害者、どうだったんだ?》
『話すだけでは気が収まらないだろう、見せて償いを終えるか、話すだけの自己満足で終えるか』
「レヴィア」
「お願いします、償わせて下さい」
《まぁ、ココは俺だろう》
『あぁ、そうだね』
《我はアイポロス。死・損失・失望・悲観、その悲しみを対価に、願いを叶えてやろう》
夫人が巻き込まれた虐めの発端は。
それこそシイラさんが言っていた様な、灰色の境界の出来事だった。
『虐めたって、どう言う事なの』
「いえ、私は虐めてません、話し合いをしてただけです」
『〇〇さん』
「こうやって泣いて黙ってるだけで」
『△△さん、少し間をあげましょう』
「じゃあ先ずは私の理由を聞いて下さい」
『じゃあ、話せる様になったら教えてね。はい、それで』
「私が先に付けてた髪留めなのに、私が真似したって言い触らしたんです。買った日も日記に書いてるし、お母さんがレシートだって持ってます、この子が付け始めた日も日記に書いてます。一緒で嬉しかったのに、この子、私が真似したって」
『そう、ならもしかしたら、〇〇さんが勘違いしてしまったのかも知れないわね』
「それならそうだって言って欲しかったのに、いきなり虐めだ、って」
《だって、私、本当にそう思ったから言っただけで。なのに、全然、信じてくれなくて》
「勘違いしたかもなんて全然、言ってくれませんでした」
《だって怖くて言えなかったんだもん!凄い怒ってたから怖かったんだもん!!》
「はぁ」
『〇〇さん、今でも勘違いじゃない、そう思ってるのかしらね?』
《分かりません、だって、△△ちゃんみたいに日記とか書いて無いし。でも》
「じゃあ他の子に聞いてみて下さい、一緒にお揃いにしたいって買った子が居ます」
《何でそうやってイジメるの!!》
「私、最初に尋ねた時もこうですが、私は虐めてる様に見えますか」
『△△さん、ちょっとコッチで良いからしら。ほら、少し間を空けて、冷静になる時間も必要だから』
「分かりました」
そうして先生は、△△ちゃんに、妥協する様にお願いした。
〇〇さんは、このままだと認めないだろうから、今回の髪留めを双方がして来ない様にと。
△△ちゃんは少しして了承し。
この件は終わったと思った、けれど違った。
〇〇さんが、約束を破り付けてきた。
そして怒った△△ちゃんは、クラスの女子全員に、その髪留めを買い与えた。
『△△さん』
「約束を破ったのは向こうです、謝るまで絶対に外しません」
そして教師は、問題が起こるまで放置した。
実際、小学生同士の問題、しかも何も起きてはいない。
〇〇さんが髪留めをして来なかったら、話し掛ける。
そして〇〇さんが問題の髪留めをして来たら、誰も話し掛けず、けれども無視をしない。
ただ、曖昧な返事をして流す。
それだけ。
そして、場面が変わった。
《何でイジメるの》
虐めだ、と言う△△は、そもそも虐めの概念が狭かった。
気に入らない事は全て、虐め。
何故なら、家の中がそうだったから。
母親は完全に義母と夫を奴隷として扱い、気に入らなければ直ぐに嫁イビリだ、虐めだと騒ぐ。
それでも思う通りにならなければ、実家から圧力を掛けさせる。
虐められた、と。
だから家で見た通り、魔法の言葉を使っただけ。
だけど、そんな事、ガキに分かるかよ。
「嫌いな子と無理にでも話せって、強制したり無理強いって、それこそ虐めでは」
小学校高学年ながらも、機転が利く利発な子供。
けど、コレにも理由が有る。
一見すると仲が良さそうな夫婦だが、父親は自分より稼ぐ妻に僻み、母親が居ない間に娘に悪口を吹き込む。
そして母親も母親で、父親の愚痴を言う。
1度、双方が言っている事を漏らしてしまった事が有り。
そのせいで、物を投げ合う言い合いに発展し、以来双方の言葉を漏らす事は無くなった。
だが、それから日記を付ける様になり。
両親の言い分、それと学校で起こった事を記録していた。
自分を保つ為に吐き出していた行為が。
両親の不仲が、彼女を利発な子供に仕立てただけ。
多分、この子が妙さんの友達だろうな。
『お前、あの子を小学校から虐めてるって聞いたんだけど』
「いいえ、あの子の他の同級生にも尋ねてみて下さい、虐めたと騒がれる前に関わらないだけですから」
『だからさぁ』
「遊んでいる時、間違って順番を飛ばしただけで、虐めた。その子と同じ何かを持ってるだけで、虐めだ、お揃いを忘れたら虐めだ。あの子を常に最優先にして、絶対に約束を守らないと一緒に居られないので、出来無いから関わらないだけですが」
△△さん、凄く頭が良いんですよね。
しかも怖気づかない。
けど、多分、だからだと思う。
虐める理由なんて、些細な事で良い。
どんなに正しくても、自分より強そうな相手が怖いから。
だから、虐める。
違うってだけで、虐められちゃうんだよね。
《あの子に、凄い、イジメられてて》
「あー、やりそうやりそう」
『気が強そうってか、バリ気が強いもんねー』
《分かるー、ってかさー、恋人とかって居んの?》
《え、ううん、居ないよ》
虐められてるって嘘を言って作った、同じ学校の年上の彼氏が居るのに。
本当、何処でも嘘を吐くんだ。
「あぁ、じゃあさぁ、ウチのお兄ちゃんなんだけど」
『あー、マジかー』
《凄い優しくてカッコ良くて、お金も有るんだよねぇ》
「そうそう、アンタ可哀想だし、良い子そうだし紹介してあげるよ」
『良かったじゃーん』
《ねー、最高っしょ?》
それからはもう、思った通り。
殴られても妊娠させられても、愛されてるから、で許す。
確かに囃し立てる周りも周りだけど。
でも、コレ、どうすれば良いんだろ。
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