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再会 2
しおりを挟むそれから男――新山さんの(なぜか始まった)世間話に相槌を打っていると、時間を確認した彼はあっさりと俺を部屋から出してくれた。
飲酒運転は止めよう! と大きく印字されたポスターやらが並ぶ廊下に出た瞬間、すぐ横で物音がしてそちらを見ると、顔面蒼白な豹牙先輩の姿があった。
「豹牙先輩?」
「小虎っ!」
俺の姿を確認すると、豹牙先輩はこちらに駆け寄り俺の肩を掴むと、深く深く、それは深い息をつく。
「もしかして豹牙先輩、ずっと待っててくれたんですか?」
「当たり前だろーが……ほんと、聞いてねぇぞこんなん……」
聞いてない、とは司さんから、ということだろうか。
今はあえてそこに触れず、今もって真っ青な豹牙先輩の頭をぐしゃぐしゃと撫でてみる。不思議に思ったのか、こちらを見上げる豹牙先輩に力の入らない笑みを向ける。
「いつものお返しです。これ、結構気持ちいいでしょう?」
「……ばぁか」
俺の笑みが移ってしまったのか。豹牙先輩も力の入らない笑みを浮かべて俺の頭をぐしゃぐしゃに撫でてきた。
そんな俺らを見ていた新山さんが「おい仙堂、最近の若い子はああいう交流してんの? 俺もしたほうがいい? お前にしたほうがいい?」と呟くも、「もし同じことをしたら全力で蹴ります。股間を」と仙堂さんが答えているのが聞こえていた。
俺の身柄自体は新山さんが預かっているということで、彼の車に乗せられやってきたのはネオン通り近くにそびえ立つ高級マンションだった。バイト先へも激近。なんて思う俺をよそに、俺以上にはしゃいでいる新山さんに引っ張られて部屋へと案内された。
「やっほー、小虎くん」
「司っ!」
そんな高級マンションの一室にて、我が家同然という顔で寛いでいたのは司さんである。あぁどうも、と俺が返事をするよりも早く、彼の姿を認めた豹牙先輩が怒鳴りを上げ、司さんの胸倉を掴んで持ち上げた。
「えっ!? ひょ、豹牙先輩っ!?」
「小虎、ちょっと黙ってろ。おい司、てめぇこれはどういうことだ」
実の兄であり、体の関係もある司さんに向けるには剥き出しの怒りを抑えながら、豹牙先輩は一度唸る。そんな弟である豹牙先輩を見つめる司さんは、ひどく冷めきった目を彼に向けていた。
「なぁーに怒ってんの、ひょーが? 落ち着きなよ」
「てめぇ……いい加減にしろよ。わざわざ新山引っ張り出して一体なに企んでんだよっ!」
「落ち着きなって言ったよな? 見ろよ、当事者の小虎くんのほうが冷静じゃん。頭冷やしておいで、ひょーが」
「司っ!」
飄々とした司さんの態度が気に食わないのか、豹牙先輩が再び声を張り上げる。次の瞬間、そんな豹牙先輩は床に倒れていた。一瞬のことで意味が分からず目を瞬かせる俺に、隣に立っている新山さんが「こえー」なんて言っていた。
豹牙先輩を恐らく殴っただろう司さんは、ずれた眼鏡を戻しながら床に倒れる弟を一瞥する。
「黙ってろ。てめぇの役目は見届けることだ」
と、俺には分からない一言を告げると、未だ床に倒れる豹牙先輩の襟元を掴み、近くの部屋に放り投げた。その光景に絶句している俺を余所に、いつのまにやら逆隣りに立っていた仙堂さんが「見習わなくてはいけませんねぇ」などと呟いている。
くるり。こちらを振り返った司さんのいつもの笑みに、今度こそ俺は恐怖に竦んだ。
「さて小虎くん、話をしようか」
俺に恐怖を植え付けた司さんだが、仙堂さんに人数分の飲み物を用意させたあと、一人ソファーに座って微笑んでくる。ちなみに司さん以外は全員床に正座である。
「にしても小虎くん、落ち着いてるねぇ? それともあぁ、俺が怖い?」
「え? や、そんな、ことは……」
「あはは、いいよいいよ。本当に君は分かりやすいなぁ」
あえて分かり切った質問をする司さんの性根はなんとなく理解していたつもりだが、やはりこの人は正直食えたものではない。ちらりと豹牙先輩がいるだろう部屋の扉を見るが、すぐに視線を戻した。
「簡潔に言うね。事が済むまで君はここで暮らしなさい。学校やカシストへ行くのも必ず豹牙をつけること。一人で行動することだけは絶対にしないで。いいね?」
「……え、」
いや、いいね? と言われましても。
「いい子にしてれば傷一つ付けず、玲央を返してあげる」
「は?」
傷一つ付けず……?
不吉なことを言いのけた司さんに、もしかすると俺の目は鋭く睨みをきかせていたかもしれないが、ここで豹牙先輩の二の舞になるほど、俺もお人好しではない。
「……司さん」
「んー?」
「俺だから言いますが、兄弟に殴られるのって、理由があっても辛いもんですよ。だからあとでちゃあんと、豹牙先輩に謝ってくださいね」
「…………」
「あ、俺の荷物なんですけど。取りに行ってもいいんですか?」
「……や、それはもう運び込んだよ。必要最低限のものだけど」
「そうですか、じゃあ足りない時は新山さんにでも言えばいいですね?」
「うん、そうして」
小虎くん? なんで俺にだけちょっと酷いの? なんて隣で言ってくる新山さんをスルーしながら、それでも俺は少し傷ついた表情を見せる司さんからは目を離さなかった。
そうして身柄を確保されたらしい――実際は監視下に置かれている――俺は、この高級なマンションの一室で当分暮らすこととなった。個室は全部で三つあり、俺・新山さん・仙堂さんに割り当てられた部屋にはそれぞれ荷物が運び込まれていた。とはいえ本当に必要最低限のものしかなく、俺に限ってはダンボール一箱に詰められた服だけである。誰が詰めたんだ、これ。
よくよく聞けば、どうやらここは司さんの住む部屋の隣らしい。おかげで豹牙先輩の送り迎えは断然楽になったはずだが、あの日を境に彼はこの一室のリビングに寝泊まりするようになった。
「小虎、梅粥三つよろしくな」
「はい」
そしてその流れからか、デスリカで働いていたであろう豹牙先輩は、俺に合わせてカシストで働き始めたのである。それについて雄樹からそれはもう激しく追及されたのだが、当の本人が口を割らない以上、俺にはなにも言えん。許せ、雄樹よ。
あのマンションに移動してから早三日、いつものようにカシストでお粥を作る俺の元へ忍び寄ってきた雄樹が背中に貼りつく。
「……トラちゃん、俺にまたなんか隠してるでしょー……」
「俺が隠し事できるように見えるか? ほら、お粥できたぞ、運んで来い」
茶化して笑う俺に納得がいかないのか、一向に離れる気配のない雄樹の頭を仁さんがパコッと叩く。
「雄樹、働かねーなら給料やらねぇぞ?」
「うー……」
恋人に叱られたからか、それとも給料欲しさからか、やはりまだ納得いかない表情を浮かべながらも、雄樹はしぶしぶお粥を運びに行く。そんな雄樹を見届けたあと、こちらに向き直った仁さんが俺を見つめるが、俺は俺で苦笑を浮かべることしかできなかった。
豹牙先輩と一緒に部屋に帰ると、本当に仕事をしているのか疑わずを得ない新山さんと仙堂さんを交えて夕飯を頂き、各自部屋で睡眠をとる。新山さんのおかげで静かとは言えない生活だが、それでももう、俺のなにかは限界を訴えていたと思う。
そんなある日、カシストにひょっこり現れた人物に俺は目を丸くした。
「しろー……?」
「久しぶり、小虎。なんか痩せたね?」
綺麗に染め抜いた銀髪は黒髪に、今時珍しい短ランは普通の丈に、指に嵌められたたくさんの指輪は綺麗さっぱり無くなった、そんな志狼の姿。髪色のせいか少し大人っぽくなった、しかし変わらずイケメンな志狼が優しく微笑む。
「シロー、遅ーい!」
「ごめんごめん、電車が遅れて。これでも急いだ方なんだよ?」
「ならゆるーす!」
「はは、ありがとう」
そんな志狼に茫然とする俺を余所に、後ろから飛び出してきた雄樹は志狼と親しげに話している。会話の内容からまさか、と思ったが口をパクパクさせている俺に向き直った二人が笑った。
「トラちゃん変な顔~」
「俺としては久しぶりの再会に、笑顔でいて欲しかったんだけどな」
なんだか頭の中がごちゃごちゃするが、そう言って笑う二人が同時に俺の頭を撫でてきた瞬間、不覚にもその場に崩れ落ちた。
トラちゃん!? 小虎っ!? と、慌てる二人が片腕ずつ支えてくれるが、俺は緩み始めた頬を無視してそんな二人に抱き着く。
「全然意味分かんねーけど、けど……なんか、すっげー嬉しい……っ」
さすがに涙が出ることはなかったけれど、ちょっと鼻声なそれを聞いた二人が肩を揺らして笑うから、俺はさらに抱き着いたのだった。
ある日突然、説明もなく豹牙先輩がカシストで働き始めたこと、学校でも常に彼が側にいること、そして俺の元気の無さはさすがの雄樹にも不信感を与えるには十分だったらしい。それでも素直に相談しない俺に痺れを切らした雄樹は、実家にいる志狼を呼び寄せたのだという。
その行動力と考えにはやはり突っ込みを入れたくなったが、雄樹らしい優しさについ感動したことだけは、絶対に本人だけには言うものか。
「では再会を祝しまして~、かんぱーい!」
その日の深夜、いつもより一時間早く閉店させたカシストにて、俺たちは久しぶりに酒盛りをしていた。豹牙先輩が新山さんに連絡を入れてくれたらしく、今日は朝帰りでもなんでもしていいと許可まで下りたのだから、存分に楽しんでやろう。
「えっちゃん、えっちゃん。えっちゃんはなんでカシストにいるんですかー。さっさとデスリカに戻ればいいんじゃないですかー」
「なに雄樹、喧嘩売ってんの? よーし、仁さん、ちょっと雄樹押さえてください。このアホを三つ編みにしてやります」
「おし、まかせた」
「仁さんっ!? ちょ、えっちゃん!? トラちゃん! トラちゃんシロー、助けてぇっ!」
酒を飲んでハイテンションな雄樹が仁さんに押さえられ、久しぶりに楽しそうな豹牙先輩に三つ編みを施されているが、俺と志狼は当然助けることなどなく笑っている。というかなんで雄樹は豹牙先輩のことをえっちゃんって呼ぶんだ?
「小虎」
「ん? なに?」
「俺、来月からこっちに戻ることになった」
「え? ……もう、いいのか?」
「んー、うん。和解できたと思うよ、一応」
ソファーで騒ぐ雄樹を尻目に、ぽつりと呟く志狼の瞳を覗きこむ。そんな俺に微笑む志狼はやはり、少し大人っぽくなった。
「だから小虎、ありがとね」
「ばーか、俺はなにもしてねーよ」
「ううん。小虎はいっぱい俺にしてくれた。側に居てくれた。それだけで俺、前よりちゃんと強くなれた」
「……志狼」
だからね、とつづける志狼が俺の頭を撫でる。
「だからね、小虎。今度は俺が小虎の側にいるよ。だからそんな無理して笑うのは、もう止めて?」
「……しろ、」
別に無理していたつもりはない。楽しいときはちゃんと楽しいと思っていたし、今の生活もまぁ、賑やかだと思う。けれど笑うたびに、口の端が引きつっていくのもまた、事実だった。
「……ありがと、志狼」
「んーん。俺ね、今ちょっと疾しい気持ちもあるから、素直にお礼なんて言わないで。もっとつけ込みたくなる」
「? ……どういう?」
久しぶりに会う志狼でさえ一目で分かるほど、俺はよほど無理をしていたのだろうか。掛けられた言葉に素直にお礼を述べた俺に、なぜか罰の悪そうな顔で苦笑する志狼に首を傾げると、なんでもないよとまた、頭を撫でられた。
「そういえば、玲央は?」
「え?」
「え? って、小虎のお兄ちゃん。あいつにも挨拶しとこうと思ったんだけど」
「あ、いやー、うん……うん、」
「……」
歯切れの悪い返事に、志狼の目がすっと細まる。
「もしかして今、喧嘩中?」
「やっ、それは違う」
「へぇ、じゃあなに?」
「……ん、俺も、正直分かんない……かな?」
なにそれ。隣で呟く志狼の声が、意外にも冷たくて驚く。しかし次の瞬間、なぜか俺は志狼に抱きしめられていた。なぜ。
「しろ……?」
「……くっそ、んな顔させるとか……勝ち目ねぇだろ……」
「あの、志狼?」
「そこぉ!」
ポツリと呟くその声は、生憎と雄樹の叫び声でよく聞こえなかった。豹牙先輩の手により三つ編みが施された可愛いアホな雄樹が、そんな俺と志狼をベリッと引きはがす。
「浮気は許しません!」
「おいこら雄樹、それ俺の台詞だろうが」
どこをどう取って浮気と断定したのかよく分からない雄樹に、呆れ顔の仁さんが突っ込みを入れる。当然とばかりに俺たちは笑った。
それからは皆で他愛もない話で盛り上がり、結局酒盛りが終わったのは朝の四時だった。酒を飲んだ豹牙先輩に代わり、わざわざ迎えに来てくれた新山さんと仙堂さんに雄樹と志狼は不信感をあらわにしていたが、仁さんが早々と見切りをつけて俺を車に押しこんだ。
「小虎、お前も大変だとは思うけどよ、たまにはあいつらのことも頼ってやれ」
車に押しこんだ仁さんがそう言って、いつもより強めに俺の頭を撫でる。しかし後ろで騒ぐ雄樹にすぐ背を向けた彼になにか言う前に、新山さんは車を発進させたのだった。
あっさがえりー、あっさがえりー。なんてよく分からないコールを続ける新山さんに、それまで黙っていた仙堂さんがその頬をぶん殴る頃、俺たちはマンションに到着した。その時間、およそ二分半である。
酒を摂取したことで少し気持ちが解れただろう豹牙先輩を支えながら、朝でもハイテンションでスキップする新山さんの後ろを歩く。ガチャリと鍵を開けた扉の向こうへ続いた瞬間、部屋の中から叫び声が聞こえた。え、なに。おっかなびっくりする俺が、やはり先を歩く新山さんに続くと、急に覚醒した豹牙先輩が俺の名を呼んだ。
『あ゛、あぁ、あああ゛~~っ!』
『おいおい、まだぶっ壊れんじゃねーよ。おら、てめぇで売ってたヤクだろーが、笑えよ豚』
『いぎっ、うぎぃいいっ、いいっいぎゃあああっ!』
小虎。そう呼ぶ豹牙先輩の声が、部屋の中で木霊する叫び声に掻き消される。リビングに用意された無駄にでかい液晶テレビに映っているそれに、俺は茫然と立ち竦んだ。
『あははっ、きったねぇ鳴き声だなぁおい、ほら、次は足の爪剥がすぞ。抵抗しなくていーのか? あー?』
『ひぎっ、ぎゃめ、やめで……っ、やめでくだざっ』
『はい、いちまーい』
『ああぁあああ゛っっ!!』
テレビに映るそれは多少画質が荒いものの、どこか暗い部屋で行われる――拷問そのものだった。
そしてなにより、される側もする側も、俺には見覚えがある。と、そこで目の前が暗くなった。どうやら豹牙先輩が俺の視界を塞いだらしい。
「止めろ……今すぐその胸糞悪い動画を止めろっっ!!」
そして間近で聞こえた怒声に、図らずしも体が跳ねた。
ふっと静かになった部屋の中、こちらへ歩む誰かの足音。目の前で立ち止まったと思いきや、視界を塞がれた俺の耳元で呟いた。
「お前には縁がねぇのかもなぁ。いっつも間の悪いとこばっかだ。なぁ、そう思うだろ? 小虎」
「……巴、さん」
漏れ出た俺の声にくすりと微笑む巴さんの声が、どこか遠くで聞こえた気がした。
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