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4章
4-4
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俺の迷いに気づいたのか、それとも偶然だったのか。夜にまたノア様と体を重ねた。せめて少しでも抵抗しようとしたけれど、そうしたら両手だけではなく両足までも縛られてしまった。これで口まで塞がれてしまったらもう完全に逃げ場がなくなってしまう。明日から、また進軍が始まるのに。今日も結構厳しい戦いをしてきたのに。俺は、ノア様を守るために私利私欲を全て投げ捨てようと思っていたのに。
どうしてこんなにも、ノア様は俺を振り回すんだ。
お互いの呼吸に混ざって重たい粘着音が響く。視覚を奪われているせいか、聴覚に直接働きかけてきてそれも興奮材料になっているみたいだ。ノア様も同じなのか、中が気持ちよさそうに蠢いている。声も出さないし、吐息さえ漏れないようにしているけれど快楽だけは直に伝わってくる。
最初は硬く閉ざされていた場所だったが、今ではすっかり蕩けて俺を簡単に飲み込んでいる。お互い、作り替えられているんだ。お互いによって。
「ん……っ!」
「……っ、あ、っ」
ぶる、と腰を震わせて精を吐き出す。溢れないようぐいと腰を押し付けられて、最奥に容赦なくドクドク叩きつける。何度味わってもこの瞬間に襲ってくる絶望感と後悔に慣れることはない。落ち着くまで少し待ったら、これでおしまい。いつもはそうやって終わるけれど。
今日は少しだけ違った。
「は……、っ、あ、ああ……っ」
「の、あ様……?」
「や、やだ、あ、なにこれ、っ、んぁ……っ!」
困惑の中に、甘やかな声が混じっている。俺にまたがっている体が大きく跳ねた。内壁が切なく震える。キツく締め上げられたと思った瞬間、腹に生暖かいものが落ちてきた。青臭い匂いが鼻先をつく。
完全に気を抜いていたせいで、突然の締め付けに耐えられずたまらずに残滓を吐き出す。今までこんなこと一度もなかった。俺が吐き出したら終わりだったのに。この感覚って、もしかして。
「ノア様……気を、やりました?」
「はぁ……、っ、あ……」
返事はないが、今俺とノア様は深いところで繋がっている。だから些細な変化はすぐにわかってしまう。ノア様が必死になって隠そうとしていることも、困惑していることも。そして快楽を全身で受け止めてしまったことも。全てわかってしまった。
「ご、めん……ジョシュア」
小さな声で謝ってくるノア様を、その瞬間、思い切り抱きしめたいと思ってしまった。それでも俺たちの間には縮まることのない大きな隔たりがあって、こんなにも深く、近くにいるのに触れることさえできない事実を思い知らされてしまった。
どうしてこんなにも、ノア様は俺を振り回すんだ。
お互いの呼吸に混ざって重たい粘着音が響く。視覚を奪われているせいか、聴覚に直接働きかけてきてそれも興奮材料になっているみたいだ。ノア様も同じなのか、中が気持ちよさそうに蠢いている。声も出さないし、吐息さえ漏れないようにしているけれど快楽だけは直に伝わってくる。
最初は硬く閉ざされていた場所だったが、今ではすっかり蕩けて俺を簡単に飲み込んでいる。お互い、作り替えられているんだ。お互いによって。
「ん……っ!」
「……っ、あ、っ」
ぶる、と腰を震わせて精を吐き出す。溢れないようぐいと腰を押し付けられて、最奥に容赦なくドクドク叩きつける。何度味わってもこの瞬間に襲ってくる絶望感と後悔に慣れることはない。落ち着くまで少し待ったら、これでおしまい。いつもはそうやって終わるけれど。
今日は少しだけ違った。
「は……、っ、あ、ああ……っ」
「の、あ様……?」
「や、やだ、あ、なにこれ、っ、んぁ……っ!」
困惑の中に、甘やかな声が混じっている。俺にまたがっている体が大きく跳ねた。内壁が切なく震える。キツく締め上げられたと思った瞬間、腹に生暖かいものが落ちてきた。青臭い匂いが鼻先をつく。
完全に気を抜いていたせいで、突然の締め付けに耐えられずたまらずに残滓を吐き出す。今までこんなこと一度もなかった。俺が吐き出したら終わりだったのに。この感覚って、もしかして。
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「はぁ……、っ、あ……」
返事はないが、今俺とノア様は深いところで繋がっている。だから些細な変化はすぐにわかってしまう。ノア様が必死になって隠そうとしていることも、困惑していることも。そして快楽を全身で受け止めてしまったことも。全てわかってしまった。
「ご、めん……ジョシュア」
小さな声で謝ってくるノア様を、その瞬間、思い切り抱きしめたいと思ってしまった。それでも俺たちの間には縮まることのない大きな隔たりがあって、こんなにも深く、近くにいるのに触れることさえできない事実を思い知らされてしまった。
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