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第13話 狩り、もうすぐ開始
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「むっくむっくもっきゅまっきゅむちゃむちゃ」
魔王、というよりはただの子供だよな・・・・・・やっぱり。
ラビッタの生姜焼きを口いっぱいにほおばるエアリに、思わずため息が出てしまう。
もちろん呆れて出たため息だ。
エアリは240歳の大人のはずだろ?
それなのになんだろう、このお行儀の悪い子供は。
「もっくもっくごっくん・・・・・・うん? どうしたのじゃ蛍。箸が止まっておるぞ?」
ほっぺにご飯粒をひっつけながら、エアリは顔を覗き込んできた。
「なあエアリ、おまえ本当に魔王なのか?」
僕の問いに、エアリはふふんと不敵に笑う。
その笑みは、王者の威厳が漂って、なんとも王様らしいのだが、いかんせん頬のご飯粒が全てを台無しにしている。
恐るべしご飯粒。
「誰に言っている? 妾は東の魔王! エアリーずむぐぐぐぐぐぐぐ!?」
自ら正体を大声で暴露しようとするバカの口に、慌ててサーモンを突っ込んだ。
「むぐぐぐ! むぐぐぐぐぐぐ! うぐー!」
目を白黒させながらも、謎の言語で抗議するエアリ。
「あのな、今自分が置かれている状況をちゃんと考えろよ! なんのために超小声で言ったと思ってんだ!」
「ふぐっむぐっむちゃむちゃもっきゅまっきゅむちゃむちゃ・・・・・・そう焦るでない。」
「焦るわ! お陰様で僕のおかずは付け合わせの菜っ葉しかないよ!」
このバカの口を塞ぐために、僕のおかずはエアリの胃袋へ消えたのであった・・・・・・
「やれやれじゃのう。常日頃いかなる時でも優雅たれ、と言うではないが。」
「その心がけは立派だが、おまえには絶対に言われたくない。」
なにがむっちゃむっちゃだ馬鹿。
「て言うか、大体おまえだよな、トラブルの種って!」
「何を言うておる。種は水をあげねば種のままじゃ。芽吹くのは誰かが水を与えるから、つまりお主が封印を解いたことから全てが始まったのじゃよ。じゃか妾を責めるな。ぜったいじゃぞ。」
「仰々しい前振りやっておいて結論がそれかい!?」
しかも前振りもなかなかに酷い。
要は責任転嫁じゃねーか。
「ま、よいでは無いか。幸いばれておらんようじゃし、妾もサーモンが食えたしの! じゃが蛍、妾に物を献上するのは感心な心がけじゃが、あのような乱暴なやり方は感心できんのう。」
よくさっきのを献上だと思ったなこいつ。
まあ、これくらいの器が無ければ魔王なんて務まらないの・・・・・・かなあ?
馬鹿と天才は紙一重と言うけど、多分エアリは多分紙一重でバカだ。
「・・・・・・それで、今日の予定を具体的に決めようと思うんだけど。」
「うん? どばーっとモンスターを倒せばいいんじゃろ?」
事も無げに、エアリはほざいた。
「シンプルな回答をありがとう。でもな、僕はモンスターをどばーっとは倒せないんだよ。」
多分『ど』止まりだ。
「今はそうじゃろうが、ゆくゆくはどばばばばーっと倒せるようにはなるじゃろうな。そこは鍛え方次第じゃが。」
食後のお茶をすすりながら(と言っても、僕はほとんど食えなかったけどな)、今日のプランを組み立てる。
エアリは、いろいろ残念なところはあるが、最高ランクのレベル5だ。
それが知れ渡っただけでも、タソックはてんやわんやの大騒ぎになるだろう。
なにせレベル5は、国に1人いるかいないかくらいの、稀少な存在だ。
転生者でもなるのが困難とされる、と言えばそれがどれくらい困難な物か分かる。
レベル5は、ほぼ人間を止めたようなそんな無茶苦茶な輩ばかりらしいが、エアリの実力を見ると、あながち間違ってはいないのではないかと思う。
「蛍、お主は普段何を狩っておる?」
「そうだな・・・・・・ラビッタにケダマイタチとか、そこらへん。」
僕の回答に、エアリは渋い顔でお茶をすすった。
「なんちゅーか、雑魚ばかりじゃな。」
ごもっともだ。
先程僕が言ったモンスター達は、子供でも撲殺できそうな、スライムレベルの雑魚ばかりである。
「でもケダマイタチって毛皮がたくさん取れるから、効率は良いんだよね。」
ケダマイタチは、その長い毛が絡まって、あちこち毛玉のようになっている初級モンスターだ。
すばしっこいので慣れない内は苦労するけど、暗殺者である僕は、気付かれる前に仕留められるので、とても倒しやすい。
その絡まった毛は、ほどくのに苦労するが、加工すれば丈夫な織物になる。
雑魚ばっかり狩っているのに、僕が生活していけるのは、ケダマイタチの存在が大きい。生命線ってやつだ。
「まあそれは否定せんがの。じゃが、しばらくはケダマイタチを狩るのは禁止じゃ。」
「はい!? 僕に飢えて死ねというのか!?」
生命線は、それが無くなったら死ぬから生命線というのだ。
冒険者生活の生命線たるケダマイタチの狩猟を禁止されたら、僕はどうやって生きていけばいいんだ?
「ふつーに、他のモンスターを狩ればよかろう。」
と、世にも残酷なことを提案され、僕は首を振った。
「それができたら僕がレベル1のままであるはずがないと思わないのか? 他のモンスターと戦うなんてしたら、僕は瞬きする暇も無くやられる自信があるよ。」
「悲しい自身じゃのう・・・・・・」
哀れみと呆れが混ざった目線を浴びせられても、僕は怯まない。
そんなのに折れているようでは、冒険者は務まらないのだ。
「・・・・・・まあよい。お主のそのねじ曲がった性根は、妾が徹底的にたたき直してやる。ふふん、うでがなるわい!」
空のカップをテーブルに置き、エアリは首を左右に曲げた。
突然の不可解な行動に、僕まで首をかしげてしまう。
「・・・・・・?」
「あ、あれ? 変じゃな。ごきってならん。」
どうやら、首を曲げるときにたまになるアレをやろうとしていたようだ。
でもあれって、鳴らそうと思った時には鳴らないもんなんだよな。
「ふぬっふぬっ!」
往生際が悪いことに、エアリは首を何回も曲げ続ける。
「おーい、エアリ。いつまでそれやってんだ? そう言うのって1回ダメだったら、ずっと鳴らないぞ?」
「ごき! べき!」
とうとう自分で言いやがった。
「・・・・・・て言うか、べきって、どこか折れちゃってないか?」
「う、うるさいわい! ほれ、ギルドじゃギルド! クエストに向かうぞ!」
誤魔化すように叫びながら、とてとてと反対側に座っていた僕に回り込みそのままぐいぐいと腕を引っ張る。
「いや、まだ僕飲んでるんですケド。」
「しゃらっぷじゃ! 臣下が王の命令を聞くのは当然のことじゃろう? だから行くの!」
「無茶苦茶だ!」
「無茶苦茶言わずして何が王か!」
と、暴君100パーセントの暴言を吐きながら、エアリは僕を引っぱって『酩酊兎』を後にした。
うう、他の冒険者からの視線が痛い。
魔王、というよりはただの子供だよな・・・・・・やっぱり。
ラビッタの生姜焼きを口いっぱいにほおばるエアリに、思わずため息が出てしまう。
もちろん呆れて出たため息だ。
エアリは240歳の大人のはずだろ?
それなのになんだろう、このお行儀の悪い子供は。
「もっくもっくごっくん・・・・・・うん? どうしたのじゃ蛍。箸が止まっておるぞ?」
ほっぺにご飯粒をひっつけながら、エアリは顔を覗き込んできた。
「なあエアリ、おまえ本当に魔王なのか?」
僕の問いに、エアリはふふんと不敵に笑う。
その笑みは、王者の威厳が漂って、なんとも王様らしいのだが、いかんせん頬のご飯粒が全てを台無しにしている。
恐るべしご飯粒。
「誰に言っている? 妾は東の魔王! エアリーずむぐぐぐぐぐぐぐ!?」
自ら正体を大声で暴露しようとするバカの口に、慌ててサーモンを突っ込んだ。
「むぐぐぐ! むぐぐぐぐぐぐ! うぐー!」
目を白黒させながらも、謎の言語で抗議するエアリ。
「あのな、今自分が置かれている状況をちゃんと考えろよ! なんのために超小声で言ったと思ってんだ!」
「ふぐっむぐっむちゃむちゃもっきゅまっきゅむちゃむちゃ・・・・・・そう焦るでない。」
「焦るわ! お陰様で僕のおかずは付け合わせの菜っ葉しかないよ!」
このバカの口を塞ぐために、僕のおかずはエアリの胃袋へ消えたのであった・・・・・・
「やれやれじゃのう。常日頃いかなる時でも優雅たれ、と言うではないが。」
「その心がけは立派だが、おまえには絶対に言われたくない。」
なにがむっちゃむっちゃだ馬鹿。
「て言うか、大体おまえだよな、トラブルの種って!」
「何を言うておる。種は水をあげねば種のままじゃ。芽吹くのは誰かが水を与えるから、つまりお主が封印を解いたことから全てが始まったのじゃよ。じゃか妾を責めるな。ぜったいじゃぞ。」
「仰々しい前振りやっておいて結論がそれかい!?」
しかも前振りもなかなかに酷い。
要は責任転嫁じゃねーか。
「ま、よいでは無いか。幸いばれておらんようじゃし、妾もサーモンが食えたしの! じゃが蛍、妾に物を献上するのは感心な心がけじゃが、あのような乱暴なやり方は感心できんのう。」
よくさっきのを献上だと思ったなこいつ。
まあ、これくらいの器が無ければ魔王なんて務まらないの・・・・・・かなあ?
馬鹿と天才は紙一重と言うけど、多分エアリは多分紙一重でバカだ。
「・・・・・・それで、今日の予定を具体的に決めようと思うんだけど。」
「うん? どばーっとモンスターを倒せばいいんじゃろ?」
事も無げに、エアリはほざいた。
「シンプルな回答をありがとう。でもな、僕はモンスターをどばーっとは倒せないんだよ。」
多分『ど』止まりだ。
「今はそうじゃろうが、ゆくゆくはどばばばばーっと倒せるようにはなるじゃろうな。そこは鍛え方次第じゃが。」
食後のお茶をすすりながら(と言っても、僕はほとんど食えなかったけどな)、今日のプランを組み立てる。
エアリは、いろいろ残念なところはあるが、最高ランクのレベル5だ。
それが知れ渡っただけでも、タソックはてんやわんやの大騒ぎになるだろう。
なにせレベル5は、国に1人いるかいないかくらいの、稀少な存在だ。
転生者でもなるのが困難とされる、と言えばそれがどれくらい困難な物か分かる。
レベル5は、ほぼ人間を止めたようなそんな無茶苦茶な輩ばかりらしいが、エアリの実力を見ると、あながち間違ってはいないのではないかと思う。
「蛍、お主は普段何を狩っておる?」
「そうだな・・・・・・ラビッタにケダマイタチとか、そこらへん。」
僕の回答に、エアリは渋い顔でお茶をすすった。
「なんちゅーか、雑魚ばかりじゃな。」
ごもっともだ。
先程僕が言ったモンスター達は、子供でも撲殺できそうな、スライムレベルの雑魚ばかりである。
「でもケダマイタチって毛皮がたくさん取れるから、効率は良いんだよね。」
ケダマイタチは、その長い毛が絡まって、あちこち毛玉のようになっている初級モンスターだ。
すばしっこいので慣れない内は苦労するけど、暗殺者である僕は、気付かれる前に仕留められるので、とても倒しやすい。
その絡まった毛は、ほどくのに苦労するが、加工すれば丈夫な織物になる。
雑魚ばっかり狩っているのに、僕が生活していけるのは、ケダマイタチの存在が大きい。生命線ってやつだ。
「まあそれは否定せんがの。じゃが、しばらくはケダマイタチを狩るのは禁止じゃ。」
「はい!? 僕に飢えて死ねというのか!?」
生命線は、それが無くなったら死ぬから生命線というのだ。
冒険者生活の生命線たるケダマイタチの狩猟を禁止されたら、僕はどうやって生きていけばいいんだ?
「ふつーに、他のモンスターを狩ればよかろう。」
と、世にも残酷なことを提案され、僕は首を振った。
「それができたら僕がレベル1のままであるはずがないと思わないのか? 他のモンスターと戦うなんてしたら、僕は瞬きする暇も無くやられる自信があるよ。」
「悲しい自身じゃのう・・・・・・」
哀れみと呆れが混ざった目線を浴びせられても、僕は怯まない。
そんなのに折れているようでは、冒険者は務まらないのだ。
「・・・・・・まあよい。お主のそのねじ曲がった性根は、妾が徹底的にたたき直してやる。ふふん、うでがなるわい!」
空のカップをテーブルに置き、エアリは首を左右に曲げた。
突然の不可解な行動に、僕まで首をかしげてしまう。
「・・・・・・?」
「あ、あれ? 変じゃな。ごきってならん。」
どうやら、首を曲げるときにたまになるアレをやろうとしていたようだ。
でもあれって、鳴らそうと思った時には鳴らないもんなんだよな。
「ふぬっふぬっ!」
往生際が悪いことに、エアリは首を何回も曲げ続ける。
「おーい、エアリ。いつまでそれやってんだ? そう言うのって1回ダメだったら、ずっと鳴らないぞ?」
「ごき! べき!」
とうとう自分で言いやがった。
「・・・・・・て言うか、べきって、どこか折れちゃってないか?」
「う、うるさいわい! ほれ、ギルドじゃギルド! クエストに向かうぞ!」
誤魔化すように叫びながら、とてとてと反対側に座っていた僕に回り込みそのままぐいぐいと腕を引っ張る。
「いや、まだ僕飲んでるんですケド。」
「しゃらっぷじゃ! 臣下が王の命令を聞くのは当然のことじゃろう? だから行くの!」
「無茶苦茶だ!」
「無茶苦茶言わずして何が王か!」
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