我ガ奇ナル日常譚 〜夢とリアルと日々ホラー〜

羽瀬川璃紗

文字の大きさ
94 / 153

94 食物の魔術リアルレポ

しおりを挟む
 食べ物について。動物は食べる事で、食物から必要なエネルギーや栄養を取り込んで生きている。
 時に食物はオカルティックな力も、同時に与えてくれるとも言われている。


① 『出会い』を求めている女性は、パスタを食べると良い。

→△。パスタでなくともいいのかも…?

 恋愛風水でよく言われているのがこれ。麺類など、『細く長い食べ物』を食べると、良縁を手繰り寄せる事が出来るという。
 元からパスタ全般が大好きで、外食時はだいたいパスタを食べていたが、当然のように食べるだけでは出会いは無かった。

 ただ、マッチングアプリや結婚相談所などのプロフィール欄に、男性なら『パスタが好きで食べ歩きしています』女性なら『ラーメンが大好物』などと異性ウケを狙って書くと、出会いは見込めるかもしれない。


② 珈琲より紅茶を飲むと彼氏が早く出来る。

→△。珈琲党でも紅茶党でも、出来る人は出来るし、出来ない人は出来ない。

 特定食材を摂ると恋人が出来るシリーズ、その2。恐らく、この説が出ていた当時は珈琲=男、紅茶=女の飲み物みたいなイメージの住み分けがあったのだろう。
 『特定食材で恋人出来る』は、モテマニュアルにもある女が『女らしい物』を好むと男性ウケが強まる、を踏襲した鉄則と酷似している。

 実際は、珈琲党は珈琲党、紅茶党は紅茶党、と同じ党派の恋人が出来る人が多かった。


③ スイーツを積極的に摂ると、金運がアップする。

→〇。ニワトリと卵のどっちが先と似てるが、金運は良くなる。それ以外の効果も…。

 私の知る限りだが、お金に余裕のある人は甘党が多い。1日に1回は必ず甘いものを食べる時間を確保し、楽しんでいる。
 『金持ち』だから『甘い物を買うお金がある』のか、『甘い物を食べる』から『金持ち』なのかは分からない。

 だが、スイーツは心の栄養分とは言ったもので、食べている時の至福の感覚は何物にも形容しがたい。
 金持ち喧嘩せずの様な心の余裕を身につけるには、1日1回の甘い物時間を取るといいかもしれない。


④ 勝負の時は赤や黄色、丸い形など『太陽』を彷彿させる物を食べると勝てる。

→〇。自分の勝負でも、応援したい事でも可。

 所説あるが、太陽を彷彿させる食物は卵、トマト、柑橘類などの丸く黄色の果物、ローリエ、トウモロコシなどである。
 『勝利』のために1番強い『太陽』の力を取り込み、勝ちに行くという算段だ。

 古くから『受験に勝つためにトンカツを受験生に食べさせる』ゲン担ぎが存在するが、太陽の食材に関しては応援や支援にまわる人が食べても効果があった。


 とある文献で、『人間は嫌いな食べ物と似ている傾向のある人物を嫌う』的な話を見かけた。酸っぱい物が嫌いなら酸っぱい事を言う人物、癖のある食べ物なら癖の強い人物、という感じだという。
 合致するような、しないような…?


 栄養だけではなく、不思議な力や謂れもある食べ物のお話。


※紹介したおまじないに関して、効果が無かったとしても、こちらは責任を負いかねますので、ご了承下さい。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

10秒で読めるちょっと怖い話。

絢郷水沙
ホラー
 ほんのりと不条理な『ギャグ』が香るホラーテイスト・ショートショートです。意味怖的要素も含んでおりますので、意味怖好きならぜひ読んでみてください。(毎日昼頃1話更新中!)

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

処理中です...